スマホと繋ぐおしゃれな「テプラ」PRO MARK SR-MK1 使用レビュー。楽しくラベル作成できるラベルプリンター
更新日2023/03/09
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ラベルライター・プリンターの代名詞として幅広く知られているキングジムの「テプラ」。
オフィス事務用品としてだけではなくご家庭でも使えるテプラシリーズより、スマートフォン上でラベル作成が出来る「テプラ」PRO MARK SR-MK1が登場しました。
その使い心地やアプリの操作性をレビューしていきます。
もくじ
「テプラ」PRO MARK SR-MK1とは
モノに情報を与えるという役割でしかなかった「ラベルを貼る」という行為。
そんななか「ラベルを作る」ことそのものをもっと簡単で楽しい体験へと変えたいという思いから誕生したのが テプラPRO MARK「SR-MK1」です。
スマホアプリ「Hello」と本機種をBluetoothで接続することで、アプリ内の既存デザインからおしゃれでかわいいラベルを作るアイテムです。
4~24mmのテープ幅に対応し、用途によって使い分けることができて、きれいに印刷が行えます。
製品スペック
「テプラ」PRO MARK SR-MK1 | |
---|---|
本体色 | ベージュ・カーキ |
寸法 | 約55(W)×133(D)×146(H)mm |
質量 | 約470g(電池、テープ除く) |
印刷方式 | 熱転写PRO印刷方式 |
ヘッド構成 | 360dpi・256dot |
ラベル幅 | 4・6・9・12・18・24mm ※転写テープ・カットラベル・点字テープカートリッジ除く |
最大印刷可能幅 | 18.1mm(24m幅テープ使用時) |
自動電源機能 | 操作終了後、約20分で自動電源OFF(ACアダプタ利用時は除く) |
カッター | オートカッター |
インターフェイス | Bluetooth接続 |
電源 | ACアダプタ(AC1116J(別売) 単3形アルカリ乾電池×6本(別売) 単3形ニッケル水素電池×6本(別売) この中のいずれか |
知っておきたいテプラの違い
お馴染みのテプラですが、いくつかシリーズがある事をご存じでしょうか?
オフィス・家庭向けのサイズの他、セットする「テープ」に違いがあります。
機種に合ったテープを選ばないと、印字が出来ないという事も!
本機種紹介前に、まずはテープカートリッジの確認をしておきましょう。
- 「テプラ」PROシリーズ … PROテープカートリッジ ←今回使用するテープはコチラ!
- 「テプラ」TRシリーズ … TRテープカートリッジ
- 「Lite/coharu/ひより」シリーズ … Lite/coharu/ひよりテープカートリッジ
- 「テプラ」miniシリーズ … miniテープカートリッジ
- 「Grand」テープシリーズ … Grandテープカートリッジ
- 点字「テプラ」DLシリーズ … 点字DLテープカートリッジ
テプラ SR-MK1の実機を確認&使う準備
それではテプラPRO MARK「SR-MK1」の実機を確認していきます。
こちらが外箱。箱はリュックやトートバッグサイズで入る程度の大きさです。
こちらが本体。KINTOなどのプロダクトを手掛けている柴田文江さんのデザインです。
インテリアに馴染みやすいのがポイント。
想像より大きいと言う声もあるようですが、スマートなサイズだと感じました。本棚に添えたらおしゃれそう!
テープのセット方法
「MARK」の印字されている表面を上にして寝かせ、少しくぼみのある部分に指をかけることでパカッとカバーを外す事ができます。
あとはテープカートリッジの形に沿って差し込むだけ!
テープの先端はこのように少し出した状態でセットしておきましょう。
こうすることで、印刷時の詰まり予防になります。
カートリッジをセットしたら、爪部分に合わせてカバーを元の状態に戻します。
スマートフォンにアプリ「Hello」をダウンロード
実機を稼働する前に、スマートフォン用アプリ「Hello」をダウンロードしておきましょう。
使い方は後ほどレビューしたいと思います!
テプラ SR-MK1の使用感をレビュー
それでは実際に、本体とアプリを接続し印刷を試してみたいと思います。
本体を立てた状態にし、上部分の電源ボタンを押して電源をONにします。
LEDが点灯または点滅したらONになっているので、次にアプリを立ち上げていきます。
アプリと本体を接続
アプリを立ち上げると、このような画面に切り替わります。
会員登録はしなくても使用は可能ですが、自分で調整したラベルを保管できるので登録をオススメします!
スマートフォンのBluetoothをONにし、スマートフォン設定画面から接続確認をします。
接続が出来ていない場合、アプリ内でも画像のようにポップアップが表示されるので手動で繋ぐことが可能です。
既存のデザインからラベルを作成
「テプラ」PRO MARK SR-MK1の最大の特徴が、予め用意されているラベルデザインです。
既に出来上がったものから簡単に作成できるのが大きな利点ですね。
また、下記のように用途に合わせた作成パターンがあります。
- 「クイック作成」→細かい編集や調整をせず、文字入れるだけで作りたい時
- 「一括作成」→調味料や洗剤のボトルなど、同じ場所で複数並べて使いたい時
- 「こだわり作成」→テンプレートをベースにフォントやレイアウトをカスタムしたい時
上記パターンを利用して作成したラベルがこちら。
既存のデザインを使う他、文字変更や位置調整を行いました。
イチから作ろうとして途方に暮れる、なんて事も無いので安心です!
※豊富なテンプレートを選んだり、いじったりするのが楽しくて時間は溶けました(笑)
作成する上で気になる点
簡単におしゃれなラベルが作れてしまう「テプラ」PRO MARK SR-MK1ですが、ラベル作成中に気になった点もありました。
リデザインの難しさ
既存のテンプレートを自分なりにアレンジする場合スマートフォン上で調整していくのですが、これがなかなか難しい…。
自動でオブジェクトの整列機能は無く全て手動で行うので、微調整が難しく高さや幅がズレてかっこ悪い仕上がりになる事も。
また「ひとつ前に戻る」ボタンも存在しないので、会員登録をし、ある程度保存しておくべきだと思いました。
テープ幅・長さの比率が分かりづらい
アプリ設定画面からテープ幅に沿って長さが変更できるのですが、許容範囲が分からず、また「固定」タブを外しても変更が出来ませんでした。
アプリ操作方法を理解できていないだけかもしれませんが、もう少しテープ幅の設定がわかりやすいと良いなと思いました。
作成したラベルが剥がしにくい
使用中、音も静かで印刷自体はスムーズですが、作成したラベルが剥がしにくいです。
時には折りこみをいれて剥がさなければならず、やや不便と感じました。
これは他のテプラに搭載されている「ハーフカット」という、ラベルの印刷面にだけスリットを入れて裏紙をはがしやすくする機能が備わっていないため。
「テプラ」PRO MARK SR-MK1を使って気軽にラベル作成を
DIYやシンプルなアイテムの需要が高まっている中、自作したラベルで整理整頓や手帳をデコレーションするのにイチオシな「テプラ」PRO MARK SR-MK1。
今回使用してみて、「テプラ」PRO MARK SR-MK1は「既存のデザインでおしゃれなラベルを作りたい人向け」であると感じました。逆に、「簡潔に使いたい」または「細部にまでこだわりたい」人には不向きかもしれません。
テプラ SR-MK1を買うか迷っている方や、大掃除の時に一回だけ使いたい方には、テプラをレンタルして使うのもおすすめです。
家電レンタルのレンティオでは、テプラをレンタルして短期間だけ気軽に使うことができます。お好きなサイズ・色のテープカートリッジをご用意の上、ぜひレンタルでご活用ください!
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