キヤノンのミニフォトプリンター「iNSPiC ZV-223」使用レビュー!その場でプリントできる魅力と特徴を徹底解説
公開日2023/02/16
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2022年にCANONから発売された「ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223」
ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223は、内蔵カメラで撮った写真をそのままプリントしたり、スマホで撮った写真もプリントできるインスタントカメラプリンターです。
専用のアプリを使用する事で、エフェクトやフレームの変更、お気に入りの写真のコラージュも可能!
パーティーやイベント、日常生活でも大活躍間違いなし!
手のひらサイズのかわいいカメラプリンターの特徴や魅力、使い方を詳しくご紹介していきます!
もくじ
ミニフォトプリンターとは?
そもそもミニフォトプリンターって何だろう?あまり聞き慣れない方も多いと思います。
ミニフォトプリンターとは、名前の通り、通常の写真(L版)よりも小さい写真を印刷できるプリンターです。
専用のフォトペーパーを本体にセットすると、簡単にお気に入りの写真を印刷できます。
最大の特徴は、プリントした写真の裏面がシール紙になっている事。
手帳に貼って思い出を残したり、メッセージカードに貼ってプレゼントしたり、推しの写真を印刷してオリジナルグッズを作ったり等、使い方は様々です!
iNSPiC ZV-223の特徴と魅力
実際に使ってみて感じた「ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223」の特徴と魅力についてご紹介します。
スマホと同じサイズ感
重さわずか188グラム、サイズは80.3mm(縦)×121mm(横)×22.5mm(高さ)のコンパクトさで、スマホと一緒に持ち運びできます。
撮影した写真はスマホカバーにも入るサイズ感なので、お気に入りの写真をトレカ風にスマホに忍ばせておくのもオススメです!
シンプルな操作方法
本体にあるボタンで、撮影モードやフィルターの変更ができるので、シーンに合わせて撮影が可能です!
撮影モード
選べる撮影モードは「風景」「人物」「自撮り」の3種類。
切り替え方法は、本体上部の撮影モードスイッチをスライドするだけなので、簡単で操作にも迷いません!
フィルターとフチ
写真の色味を調節できるフィルターは2種類!VIVID(極彩色)、B&W(モノクロ)から選べます!
フィルター無しもあるので、合計3パターンの撮影が可能で、ボタン1つで切り替えができるシンプルな操作です。
また、白色のフチのありなしも選択できるので、シーンや気分に合わせて撮影してみてください!
ミラー&LEDリングライトで楽しく自撮り!
レンズまわりに自撮り用の大きなミラーが搭載されているので、スマホのインカメラのように表情を確認しながら撮影できます。
また、自撮りモードではミラーを取り囲むよう搭載されているリングライトが光るので、肌色を明るく撮れるうれしい機能も!
SDカードを使用すればデータの保存も可能
microSDカードをセットすれば、撮影データの保存が可能に。
専用アプリからの操作で、撮影データを後からプリントすることもできます。
スマホの写真もプリントできる
カメラで撮った写真だけでなく、スマホで撮った写真もプリントできるので、パーティーやイベントで友だちと撮った写真をその場ですぐにプレゼントしたり、
事前に撮っておいたお気に入りの写真を飾ったりといろんな楽しい使い方ができます。
専用アプリでフィルターやフレームを選んで画像加工
専用アプリ「Canon Mini Print」でスマホ内の画像を加工してプリントが楽しめます。
フィルターは20種類以上から選択可能!写真の雰囲気に合った加工が簡単にできます!
フレームも種類が豊富なので、季節に合ったものを選んだり、カスタムしてチェキ風加工も!
さらに、スタンプやテキスト入力、手書きペイント、最大8分割のコラージュ機能もあるので、様々なかたちで思い出を残せます。
iNSPiC ZV-223の商品詳細
カメラ仕様や基本仕様について詳しく見ていきましょう!
基本仕様 | スペック |
---|---|
印刷方式 | Zero Ink® Technology |
印刷解像度 | 314×600dpi |
印刷速度 | 約50秒/枚 |
電源 | 充電式リチウムイオン電池(内蔵) |
バッテリー充電時間 | 約120分 |
バッテリー印刷可能枚数(フル充電時) | 約25枚 |
無線通信方式 | Bluetooth® 5.0 |
対応OS | Windows:7/8/8.1/10/11 Mac:OSX 10.10-12.5 iOS:12.0 以降 Android:6.0 以降 |
印刷対応メディア | microSDカード(microSD/microSDHC/microSDXC) |
インターフェース | USB Micro-B(充電およびデータ転送用) |
液晶モニター | – |
本体サイズ(縦×横×高さ) | 約80.3×121×22.5mm |
重量 | 約188g(用紙を除く) |
カメラ仕様 | スペック |
焦点距離(35mm換算) | 25.7mm |
画素数 | 800万画素 |
ズーム | 固定 |
フォーカス | オート(範囲:30cm~∞) |
フラッシュ | あり(範囲:0.5~1.0m) |
ホワイトバランス | オート |
露出補正 | オート |
microSDカード不要で使えるが、注意点あり
microSDカードは無くても使用できますが、内蔵メモリに保存する機能がないので、撮影した写真プリントするだけでなく、データでも残しておきたいのであれば、microSDカードを用意しておいた方が良いでしょう。
また、ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223は、専用のフォトペーパー「ZINK® フォトペーパー」を使用します。
50枚入り、20枚入り、丸形シール20枚入りからお選びいただけます。
専用以外のフォトペーパーはご使用いただけませんのでご注意ください。
実際の使い方
まずは、本体裏面の用紙カバーを開けて、専用のフォトペーパーをセットします。
カメラで撮影する
フォトペーパーをセットしたら、電源を入れて撮影するだけ!
約50秒ほどで撮影した写真がプリントされます。
撮影後にすぐプリントが始まるので、撮影の前に撮影モードやフィルターの選択、ふちのありなしの選択を忘れないようご注意ください。
今回、撮影した写真がこちら↓
<左上>フィルターなし、<右上>VIVID(極彩色)、
<左下>フチあり、<右下>B&W(モノクロ)
細かい設定は一切なしで、簡単に4種類の写真がプリントできました。
スマホからプリントする
スマホの写真をプリントする場合は、
専用アプリ「Canon Mini Print」をインストールしましょう!
“iNSPiC ZV-223″とスマホをBluetooth接続し、好きな写真を選んで、加工してプリントボタンを押します。
仕上がりの画像を見ながら加工できるので、明るさや彩度の細かい調整もかんたんで、イメージ通りの写真が印刷できました。
ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223を使用する際の注意点
実際にミニフォトプリンターを使ってみて気づいた注意点についてまとめました。
これからミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223を購入する方は、使うときに注意してもらえればと思います。
1枚ずつの撮影に適している
撮影した写真を印刷するのに1枚約50秒ほど時間がかかるので、何枚も連続で撮影するという事ができないです。
「貴重な瞬間を逃したくない!」という方は、スマホで撮影した写真をアプリからプリントする方法がいいかもしれません。
使用環境に注意
ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223は使用可能温度が5~40℃となっております。
使用中に本体の温度が高くなってしまうと、使用可能な温度になるまで待つ必要があります。
連続でプリントすると温度が高くなってしまう事もあるので注意しましょう!
まとめ
カメラ機能に加え、プリント機能も備わった「ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223」
日常の思い出を残すのにぴったりな1台です。
プリントした写真をその場でプレゼントするも良し。
結婚式や誕生日など、イベント毎で使うも良し。
ギフトに添えて送っても良し。
「ミニフォトプリンター iNSPiC ZV-223」を使って、素敵な1枚を形に残してみてはいかがでしょうか。