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GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種の特長まとめ!違いと選び方のポイントとは?

shimizu
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更新日2024/11/18

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種の特長まとめ!違いと選び方のポイントとは?

SB C&S株式会社の「GLIDiC(グライディック)」をご存知でしょうか?

1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP(VISUAL GRAND−PRIXの略)」で3製品が金賞を受賞したり、2020年度の「グッドデザイン賞」を受賞した完全ワイヤレスイヤホンを扱うなど昨今注目のオーディオブランドです。

そこで、今回はGLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4製品の特長と各製品比較をしてみたいと思います。

どのイヤホンもそれぞれコンセプトがしっかりしていて、いろんな状況で使う人の生活を想像して作ったんだろうなと素敵なイヤホンばかりでしたので、完全ワイヤレスイヤホンの購入を検討している方は参考にしてください。

GLIDiC(グライディック)とは

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホンとは

GLIDiCとはモバイルのためのオーディオブランドで、多くの魅力ある完全ワイヤレスイヤホンを取り扱っています。過去から現在にかけて「VGP」「グッドデザイン賞」受賞の製品も多く見られます。

多くの製品はカスタムイヤフォンメーカーのカナルワークスが監修したイヤホン形状を採用しており、外見のデザインだけでなく、よりよいオーディオ体験を提供するための技術や独自設計などが盛り込まれているのも特長です。

TWS Plus対応

TWS Plus対応

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホンには、Qualcomm社の技術である「TWS Plus」が搭載されておりますので、音ズレや音切れが少ないオーディオ体験とバッテリーの持ちが良いとされています。

ただし「TWS Plus」対応のスマホとペアリングしなければなりませんので、事前に「TWS Plus」対応状況を確認しておかなければなりません。(メーカーページで確認できない方は試しに接続し、スマホの設定画面に「TWS+」マークが表示されるか確認するのをおすすめします)

接続方法 仕組み
従来 片一方のイヤホンが親機となり、受信した音楽データを親機を経由してもう片方のイヤホンに接続する。
そのため音切れやズレ、一方のイヤホンだけバッテリーの減りが早くなりやすい。
TWS Plus 両方のイヤホンを親機として音楽データを受信する。
そのため音切れやズレが少なく、電池の減りも均等になる。また片一方のイヤホンだけでも音楽を楽しめる。

マイクでの通話機能が可能

今回紹介するGLIDiCの4製品はいずれもマイクでの通話機能が搭載されているためZoom会議などでも活躍します。

イヤホン自体が長時間つけていてもストレスを感じにくい設計になっているため、リモートワーク/テレワークの方にもおすすめのイヤホンです。

専用アプリ「Tile」で探す機能も万全

Sound Airシリーズには専用アプリ「Tile」(App Store / GooglePlay)をインストール/連携させておくことで、イヤホン自体から音を鳴らしたり、最後にBluetooth接続した場所をマップで確認することができます。

音を鳴らす機能は左右で独立しており、イヤホンに近づくにつれて円形のメーターの反応が高くなる仕組みになっています。
アプリ上のマップで大まかな位置を検出し、音でどこに隠れているか探し出せるという二重の構えはかなり安心できますね!

バッグの中や、ソファの隙間などちょっと落としただけで転がってしまう”ワイヤレスイヤホンあるある”も「Tileアプリ」と連携しておけばもう心配なさそうです!

※TW-6000、SPT-7000はTileアプリに対応していません。

GLIDiC Sound Air TW-7100の特長

GLIDiC Sound Air TW-7100の特長

「GLIDiC Sound Air TW-7100」の特長から紹介します。

「VGP2021」では1.2万円以上1.5万円未満のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン部門で金賞を受賞した製品です。

GLIDiC Sound Air TW-7100 ワイヤレスイヤホン

フィット感

前述の通り、TW-7100のイヤホン形状はカナルワークス監修のもと作られたワイヤレスイヤホンです。

多くのミュージシャンや音楽エンジニアから信頼を寄せられたメーカー監修であることから、密閉感はかなり高めで、音楽など集中して聴けると思いました。

進化した外音取り込み機能

従来モデルよりもさらに進化したのが、イヤホンを着けたままでも周囲の音を取り込める「外音取り込み機能 (Multi-communication Mode)」。

かなり密閉性の高いイヤホンではありますが、スイッチ1つで周りの音が聞こえるようになるので電車の車内アナウンスなども自然に聞き取ることができました。

進化した外音取り込み機能

外音取り込み機能への切り替えは、左イヤホンの多機能ボタンを1回押すだけです。タッチ式ではなく物理ボタンとなっており、初めての操作でもすんなり扱えます。

IPX4の生活防水(防滴)性能

TW-7100の防水防塵性能はIPX4となり、”直接水をかけたらダメだけど、雨による水滴や、手洗いの水しぶきだったら問題ない”くらいの生活防水性能となります。

突然の雨や、濡れた手で触るレベルなら問題ありませんが、雨の中のランニングや水回りで着けながら音楽を楽しむのは控えたほうが良いでしょう。

抜群のバッテリー時間

TW-7100のバッテリー性能は最大12時間の連続再生、充電用ケース使用で最大30時間の長時間再生と十分なバッテリー容量を有します。

イヤホン本体の残バッテリーが0になっても10分間の充電で、約3時間再生可能まで急速充電ができるので使い勝手も良いです。

実際に急速充電機能を使ってみても、すぐ使えるようになったのでその便利さに驚かされました!

アルミニウム採用の高級感あふれるケース

 アルミニウム採用の高級感あふれるケース

TW-7100のケースはアルミニウムが採用されており、完全ワイヤレスイヤホン界では珍しい全面金属製のケースです。

表面はマット加工がして施されていて、サラサラとした触り心地だけでなく、指紋が残りにくいのも個人的に好印象でした!

GLIDiC Sound Air TW-5100の特長

GLIDiC Sound Air TW-5100

「GLIDiC Sound Air TW-5100」はTW-7100と似ていますが、よりカジュアルさ、手頃さを重視して設計されたモデルになります。

「VGP2021」では7.5千円以上1万円未満のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン部門で金賞を受賞した製品であり、TW-7100と基本的な機能は同じながら見た目のデザインが若干異なります。

コンパクトながら大容量のバッテリー

TW-5100とTW-7100のサイズ感

写真のようにTW-5100のケースはTW-7100の半分ほどのサイズになりますが、最大で連続約8時間(充電用ケース使用時:約28時間)と負けず劣らずなバッテリー性能を有します。

もちろん10分間の充電で約2時間使用可能な急速充電機能も付いているため、予算や携帯性を重視したい方はTW-5100のほうがおすすめだと思います。

耳に心地よい装着感

耳に心地よい装着感

イヤホン自体もTW-7100と比べて一回り小ぶりなサイズ感となります。

実際の装着感は、TW-7100がずっしりフィットするとすればTW-5100は心地よく自然に密着するといった感じでした!

ちなみにTW-5100のイヤホン形状も「カナルワークス」監修で設計されており、手頃な値段ながらしっかりと作り込まれている安心感があります。

外音取り込み、防水性能、Tileアプリにも対応

TW-5100に搭載されている機能やスペックはほぼTW-7100と同じものです。

「外音取り込み機能 (Multi-communication Mode)」・IPX4の生活防水性能・Tileアプリとの連携はそのまま使えますので、TW-7100とは見た目のデザイン・素材・予算感で比較検討するのが良いかもしれません。

いろんな機能が欲しいけど、できるだけ持ち歩く荷物は小さく軽くしたい方にいいかもしれません!

GLIDiC Sound Air TW-6000の特長

GLIDiC Sound Air TW-6000

「GLIDiC Sound Air TW-6000」は「VGP2021」の1万円以上1.2万円未満のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン部門で受賞した製品です。

かわいいカラーバリエーションに特長がある製品となります。

GLIDiC Sound Air TW-6000 ワイヤレスイヤホン

シンプルで使いやすさを重視した入門向けモデル

シンプルで使いやすさを重視した入門向けモデル

TW-6000はどこでも、誰でも使いやすいワイヤレスをというコンセプトで設計されたモデルです。

機能や性能もシンプルなものに絞り込み、コンパクトでカジュアルなデザインの入門向けモデルと言えるでしょう。

本体だけでなくケースもコンパクトなモデルとなっているので、ミニバッグにもはいる大きさです。

GLIDiCの中ではガジェット感があまりなく、アクセサリーケースのような見た目に好感を持つ方も少なくないのではないでしょうか。

ずっと着けてても気にならない軽さ

GLIDiCの中でコンパクトかつ軽量なモデルなので、長時間付けていても快適に音楽を楽しめる装着感が魅力的でした。

もちろんTW-6000のイヤホン形状もカナルワークス監修となっておりますので設計やこだわりの面で安心感もあります。

防水性能や外音取り込み機能はないので注意

シンプルさを重視したTW-6000には防水性能や外音取り込み機能が搭載されていません

それらの機能搭載を重視しつつ、手頃な価格のワイヤレスイヤホンを探している方はTW-5100のほうが向いています。

かわいらしいデザインを何よりも重視したい、エントリー向けのワイヤレスイヤホンを探している方はTW-6000が適していると言えるでしょう。

GLIDiC Sound Air SPT-7000の特長

GLIDiC Sound Air SPT-7000

「GLIDiC Sound Air SPT-7000」はジョガー、ランナー向けのスポーツタイプのワイヤレスイヤホンです。

「VGP2021」で1万円以上2万円未満のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン/スポーツタイプで金賞を受賞しています。

イヤーフックタイプのワイヤレスイヤホン

イヤーフックタイプのワイヤレスイヤホン

SPT-7000はイヤーフック型のワイヤレスイヤホンで、イヤホンと耳の間に隙間を作ることで周囲の音を自然に拾いながらも音楽を楽しめる「Run-fit形状」になっています。

Run-fit形状

他の3機種はカナル型イヤホンといって周囲の音を遮断する密着タイプでしたが、SPT-7000ならランニング中でも車や自転車の接近音など環境音が自然に聞こやすくなっています。

ランニング中の不快な振動音を軽減

SPT-7000にはスタビライザー「FREEBIT」が搭載されている為、安定した装着感が得られる
ようになっています。また、Run-fit形状は、環境音が自然に聞こえるイヤホン形状で、着地の
際の振動音を軽減し、車や自転車の接近にも気付きやすくなっています。

実際につけて走ってみたところ、イヤホン自体がズレたり振動音が響いたりということは全くなく、むしろ走っているうちに装着感そのものが無くなっていく不思議な感覚に陥りました。

IPX5の防水性能

SPT-7000はGLIDiCの中で最も高いIPX5の防水性能を有します。

ちょっとした雨の中のジョギングやランニングや汗くらいなら問題ありません。

ただし、強い雨や水没自体に耐性はありませんので、シャワーしながらの使用は避けてください。

長時間バッテリー&タッチパネル操作

長時間バッテリー&タッチパネル操作

連続再生時間が約8時間 (充電用ケース使用時:約26時間)と長距離ランナーでも充分な稼働時間になってます。

あと、走っていて思ったのがイヤホン全体がタッチ式の操作パネルになっているのが、運動中の雑なタッチでも大体反応してくれてかなり便利でした!

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種を比較してみて思ったこと

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種を比較

GLIDiCの4機種を比較して思ったのは、選び方のポイントは「外音取り込み機能」「バッテリー容量」「防水性能」「Tileアプリ対応」「サイズ」の5つの違いを知り、自分に合った用途と予算から絞り込みが容易になるということです。

機種 外音取り込み機能 バッテリー容量
(連続最大/充電ケース込)
防水性能 Tileアプリ対応 サイズ
(幅×奥行き×高さ)
TW-7100 最大12時間/約30時間 IPX4 イヤホン:約19mm×24mm×23mm
充電用ケース:約82mm×30mm×38mm
TW-5100 最大8時間/約28時間 IPX4 イヤホン:約16mm×24mm×22mm
充電用ケース:約48mm×48mm×33mm
TW-6000 × 最大7時間/約21時間 なし × イヤホン:約23mm×15mm×24mm
充電用ケース:約59mm×31mm×38mm
SPT-7000 × 最大8時間/約26時間 IPX5 × イヤホン:約18mm×27mm×27mm
充電用ケース:約98m×40mm×39mm

実サイズの違い

実サイズの違い

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種の実サイズを並べてみると、TW-6000のコンパクトさが目を引きます。

サイズ対バッテリー容量でみると、個人的にはTW-5100の優秀さがかなり気に入ってしまいました!

完全ワイヤレスイヤホンをレンタルしてみよう

GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホン4機種を紹介しましたが、実際に触ったり使ってみないと購入判断ができないと考える方は多いと思います。

そこでおすすめしたいのがお試しレンタルの利用です。

家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、今回紹介したイヤホンをはじめ、多数のワイヤレスイヤホンを取り扱っております。

自身に合ったワイヤレスイヤホンを見つけてください。

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