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昨今では、音響メーカー以外のさまざまなブランドやメーカーから完全ワイヤレスイヤホンが販売されています。
安いもので1,000円台や2,000円台のものまで登場していますが、よく言われるような“安かろう悪かろう”なのでしょうか。
本記事では、ダイソー「TWS001」と3COINS「ミニワイヤレスイヤホン」をさまざまな角度から徹底比較しましたので、参考にしていただけると幸いです。
もくじ
ダイソー TWS001 vs 3COINS ミニワイヤレスイヤホン
まずは、ダイソー「TWS001」と3COINS「ミニワイヤレスイヤホン」両機のスペックを一覧で比較します。
スペック一覧比較
項目 | TWS001 | ミニワイヤレスイヤホン |
---|---|---|
メーカー | Daiso(ダイソー) | 3COINS(コインズ) |
重量 イヤホン | 8g | 6g |
重量 ケース+イヤホン | 32g | 22g |
カラー | 1色(ブラック) | 4色(グレー・グリーン・オレンジ・その他) |
充電端子 | マイクロUSB Type-B | マイクロUSB Type-B |
ドライバー | 7.5mmダイナミックドライバー | 不明 |
Bluetooth Ver | Ver.5.0 | Ver.5.3 |
対応コーデック | SBC | SBC, AAC |
ノイズキャンセリング機能 | 非対応 | 非対応 |
防水機能 | 非対応 | 対応(IPX4等級) |
再生時間 | 充電ケース併用で約10時間 | 約4時間 |
公式税込価格 (2023年1月現在) |
1,100円 | 2,200円 |
両機は、充電端子(マイクロUSB Type-B)や軽量という点で共通していますが、対応するBluetoothのバージョンや対応コーデック、防水機能の有無や値段に違いがあります。
デザイン性で比較
安価な完全ワイヤレスイヤホンでも重視したい点はデザイン性ではないでしょうか。
ダイソー TWS001の充電ケースは、ABS樹脂というプラスチック素材でとても軽く安いチープな造りといった印象。
カラバリはブラックのみ1色の展開で、イヤホン本体もタッチ式ではなくプッシュ式となっています。
一方、3COINS(スリーコインズ) ミニワイヤレスイヤホンは、充電ケースやイヤホン本体が丸みのあるかわいらしいフォルム。シンプルなデザインで、女性が好みそうなデザインです。
グレー・グリーン・オレンジ・パープルの4色のカラバリを展開しており、手触りはマットな質感でチープさを感じさせません。
価格で比較
価格は、100円ショップのダイソー TWS001が税込1,100円、300円ショップの3COINS(スリーコインズ) ミニワイヤレスイヤホンが税込2,200円という価格設定です。
どちらも完全ワイヤレスイヤホンの中でも低価格の商品ですが、ダイソーTWS001は3コインズ ミニワイヤレスイヤホンのちょうど半分の価格となっています。
同梱物で比較
ダイソー TWS001と3COINSミニワイヤレスイヤホンで同梱物の違いは、イヤーピースです。
ダイソー TWS001には替えのイヤーピースが入ってないの対し、3COINSミニワイヤレスイヤホンは替えのイヤーピースが1種類同梱されています。
音質で比較
いくら安価とは言え、肝心な音質がよくないと使い続けることは困難です。
ダイソー TWS001の方は、クリアな音質ではなく価格相応な印象。低音や高音が割れてるように聞こえ、奥行きがなく立体的に音が聞こえませんでした。
また、1曲目を聴いた後の2曲目が流れる時に、2曲目の頭がフェードインから始まるため、2曲目の1音目が切れて聞こえます。曲と曲の流れが大切なアルバムや、イントロが好きな曲を聴く時は、少し残念に感じました。
一方、3COINSミニワイヤレスイヤホンは、低音が全体的に回っていますが、均一に聞こえてバランスが良かった印象です。
ダイソー TWS001よりも音圧があり、音楽がより壮大に聞こえました。
コーデック
ダイソー TWS001の対応コーデックはSBCのみで、3COINSミニワイヤレスイヤホンはSBC、 AACに対応しています。
3COINSミニワイヤレスイヤホンの方が、アップル製品との互換性が高いBluetoothコーデック「AAC」にも対応しているため、Apple製品を日常使用する方にとってはおすすめです。
操作感で比較
操作感は、ダイソー TWS001がボタンをプッシュするのに対し、3COINSミニワイヤレスイヤホンはタッチセンサー搭載のタッチ式になっています。
ダイソー TWS001の方が物理的なプッシュ式ということで、誤作動は起きにくい反面、ボタンを押しづらい感覚がありました。
操作 | ダイソー TWS001 | 3COINSミニワイヤレスイヤホン |
---|---|---|
1回押す | 音楽再生 or 一時停止 | 着信の受話 or 終話 |
2回押す | 【右】次のトラックへ【左】前のトラックへ | 【右】音量のダウン【左】音量のアップ |
3回押す | 【右】音量のアップ【左】音量のダウン | 【右】前のトラックへ【左】次のトラックへ |
1秒長押し | 音声アシスタントの起動、着信時の着信拒否 | 該当なし |
2秒長押し | 該当なし | 着信時の着信拒否 |
3秒長押し | 該当なし | 音楽再生 or 停止 |
3COINSミニワイヤレスイヤホンの方が操作しやすい印象で、誤動作を防止するために1回タップで音が止まらない設定になっている点も良かったです。
バッテリー持ちで比較
バッテリーについては、ダイソー TWS001はイヤホン本体のみで4時間、充電ケースで6時間の計10時間と、実際に使っていても十分な印象がありました。
3COINSミニワイヤレスイヤホンは、連続再生時間が約4時間とやや短い印象。充電ケースで何時間使えるという記載はありませんが、元々のケースが小さいため充電の容量も少ないと考えられます。
ダイソー TWS001については、3日に1回ほどの充電で、バッテリー切れを心配することなく使用が可能です。3COINSミニワイヤレスイヤホンは1日使っていると、途中で充電する必要性がありました。
装着感で比較
装着感に関しては、どちらも軽量で軽い着け心地です。
ダイソー TWS001の方が、フィット感があって装着したまま走っても外れないホールド感がありました。
3COINS(スリーコインズ) のミニワイヤレスイヤホンの方は、全体的に一回り小さいため、外れそうになる場面が何度かありました。付属のイヤーピースなどで調整する必要はありそうです。
サイズ感で比較
サイズ感でも比較してみると、どちらも軽量で嵩張らない大きさですが、3COINSミニワイヤレスイヤホン(1.7cm×1.3cm×2.4cm)の方が一回り小さい仕様となっています。
3COINSミニワイヤレスイヤホンは、おそらく女性や子供向けの小さい耳に合うように作られているのではないかと考えます。
筆者はダイソー TWS001の方が使いやすく好みなサイズ感でした。
接続の安定性で比較
接続の安定性に着目してみると、ダイソー TWS001では混雑しているカフェにて左右どちらかのイヤホンの音が途切れてしまうことがよくありました。
ダイソー TWS001 | 3COINSミニワイヤレスイヤホン | |
---|---|---|
カフェ | 音の途切れあり | なし |
道路沿い | たまに音の途切れあり | 音の途切れあり |
電車 | なし | なし |
3COINSミニワイヤレスイヤホンの方では、電車やカフェといった人混みの環境下において音の途切れはなく、外で着用している時に車が多い道路沿いで音が途切れることが何度かありました。
マイク性能で比較
安価な完全ワイヤレスイヤホンでも、マイク性能は気になるところです。
ダイソー TWS001のマイク音質(ハンズフリー通話)は、声が遠くに聞こえる印象です。風が強い日には、声よりも風の音が強く聞こえて会話ができないこともありました。
LINE(TV電話)やZOOM(WEB会議)にも使用してみましたが、ZOOMでは少し音ズレが発生。会話に支障をきたす程ではなく、問題なく使用できる印象です。
一方、3COINSミニワイヤレスイヤホンの方は、LINE(TV電話)やZOOM(WEB会議)にて、どちらも相手の声がよく聞こえ、問題なく会話することができました。
実際に静かな室内で収録した音声と雑踏の騒音がある環境で収録した音声を比較してみました。
ダイソー TWS001の音質
3COINSミニワイヤレスイヤホンの音質
比べてみると、ダイソー TWS001の方が静かな室内でも音声が割れているように聞こえ、3COINSミニワイヤレスイヤホンの方がクリアで、雑踏の中でも音声が前に出ているように聞こえます。
デバイス切り替えで比較
デバイスの切り替えについては、両機ともにマルチポイント(2台のデバイスに同時接続できる)が非対応となっているため、Bluetooth接続をしているデバイス側で接続を解除してから、新たなデバイスへと接続する必要性がありました。
遅延で比較
携帯でアプリなどのゲームをする方やYoutubeなどの動画を見られる方は、遅延も気になる点ではないでしょうか。
ダイソー TWS001では、ゲームアプリ(APEXやパズドラ)などで特に遅延は見られず、動画コンテンツ(YoutubeやNetflix)も、漫才やアニメなどが問題なく視聴できました。
3COINSミニワイヤレスイヤホンでも、同じゲームアプリ(APEXやパズドラ)で遅延は見られず、動画コンテンツ(YoutubeやNetflix)でも音ズレは全くなく、快適に楽しめました。
ダイソー TWS001と3COINSミニワイヤレスイヤホンを一覧表で比較
ここまでダイソー TWS001と3COINSミニワイヤレスイヤホンの特徴を中心に比較してきました。
特徴ごとにどちらが優れているかを表でまとめてみましたのでご覧ください。
ダイソー TWS001 | 3COINSミニワイヤレスイヤホン | |
---|---|---|
デザイン性 | Lose | Win |
同梱物 | Lose | Win |
音質 | Lose | Win |
操作感 | Lose | Win |
バッテリー持ち | Win | Lose |
装着感 | Win | Lose |
サイズ感 | Win | Lose |
接続の安定性 | Lose | Win |
マイク性能 | Lose | Win |
デバイス切り替え | Draw | |
遅延 | Draw | |
公式税込価格 (2023年2月現在) |
Win (1,100円) | Lose (2,200円) |
結果は、ダイソー TWS001の方が4勝6敗2分、3COINSミニワイヤレスイヤホンは6勝4敗2分という結果になりました。
両機には2倍の価格差がありますが、結果は僅差となっており、デザイン性やバッテリー持ち、操作感など重視する点によってどちらを購入した方が良いのかが判断できそうです。
ダイソー TWS001と3COINSミニワイヤレスイヤホンどちらがおすすめ
最後におすすめしたいワイヤレスイヤホンは、ダイソー TWS001と3COINSミニワイヤレスイヤホンもどちらなのか考えてみました。
筆者的には、デザイン面や操作性、音質やクリアなマイク性能で優位な3COINSミニワイヤレスイヤホンをおすすめします。
ただし、バッテリー面で不安なところもありますので、サブ機として使用するのにおすすめな完全ワイヤレスイヤホンです。
完全ワイヤレスイヤホンはお試しレンタルがおすすめ
実際に音質はどうなのか、フィット感や操作感、マイク性能を知りたい方には、購入する前にワイヤレスイヤホンのレンタルをおすすめします。
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