シロカ「すばやきトースター ST-2D351」使用レビュー！90秒でサクふわトーストが焼ける多才な一台

1分1秒を争う忙しい朝。バタバタするなかでも美味しい朝ごはんで元気を補充して1日をスタートできたら幸せですよね。

そんな時短も美味しさも譲れない方におすすめなのが、90秒でトーストが焼けるシロカのすばやきトースター。

高火力の「炎風テクノロジー」ですばやく焼き上げることで、水分を逃さず外はサクサク・中はふんわりの極上トーストができる高性能なトースターです。

今回は、そんなシロカのすばやきトースターST-2D351を実際に使用し、トーストの焼き色や味、トースト以外の調理、お手入れ方法など、気になる部分を詳しく検証します。
　

シロカのすばやきトースターST-2D351の特長

その名前の通り、すばやく焼きあげる高火力が特長のオーブントースターシロカの「すばやき」シリーズ。

2021年4月29日発売のすばやきトースターST-2D351は、庫内をムラなく温める「炎風テクノロジー」と洗練されたデザインに進化した最新モデルです。

今回、発売前のすばやきトースターST-2D351をお借りすることができたので、実際に使ってレビューしていきたいと思います。

高火力でムラなく焼き上げる「炎風テクノロジー」

シロカの「すばやき」シリーズは、最高280℃の高火力が特徴です。
トースト表面をすばやく焼き上げることで、パンに含まれる水分を逃さずサクサクふんわりの美味しいトーストに仕上げることができます。

さらに、すばやきトースターST-2D351では、より焼きムラが少なくなる「炎風テクノロジー」を採用。

上1本・下2本のカーボンヒーターが、約2秒で立ち上がりすばやく加熱を開始。ヒーターは温度の下がりやすい側面付近の密度が高くなっていて、中央と外側の焼きムラを減らしてくれます。

ヒーターの熱は、特殊な形状のリフレクターによって効率よく反射され、コンベクションファンによる空気の対流で均一に庫内全体に届けられます。

扉部分も二重ガラスになっているので熱が逃げにくく、約90秒でムラなくトーストを焼き上げることができる構造になっています。

キッチンに馴染むシンプルデザイン

すばやきトースターは、ワントーンのシンプルなデザインも魅力の一つです。

スッキリと見た目が良いだけでなく使い勝手にも配慮されていて、ディスプレイを見ながらダイヤルを回してボタンを押すだけで直感的に操作できるようになっています。

庫内は高さ約10cmと高めの構造で、普通のトースターで焼くとヒーターに近い部分が焦げやすい厚切りパンやクロワッサンも、上手に焼き上げることができます。

食パンはなんと1/2斤まで対応。パーティーにぴったりの厚切りハニートーストも家でかんたんに作れちゃいますね。

オートモードでトースト以外にも活躍

すばやきトースターには、自動で温度制御して最適な焼き加減に仕上げてくれるオートモードも搭載。

1. トースト1枚（焼き色を「ふつう」「こい」「うすい」から選択）
2. トースト2枚（焼き色を「ふつう」「こい」「うすい」から選択）
3. 冷凍トースト1枚（焼き色を「ふつう」「こい」「うすい」から選択）
4. 冷凍トースト2枚（焼き色を「ふつう」「こい」「うすい」から選択）
5. 厚切りトースト / ポットパン
6. クロワッサン
7. チーズトースト
8. フレンチトースト
9. 焼きいも

天面に記載されているメニュー・パンの中から選ぶと、自動でかんたんに美味しく焼き上げてくれます。

もちろん、温度と時間を設定して加熱できるマニュアルモードも搭載しているので、自分でアレンジして調理することも。

温度は60℃～280℃（20℃刻み）、タイマー時間は5秒～90分で設定できるので、細かく調整しながらいろいろな料理を作ることができます。

お手入れもかんたん

すばやきトースターは、日常のお手入れもかんたん。

庫内は定期的にうすめた台所用中性洗剤を染み込ませた布で拭くだけ。扉が大きく開き、庫内が高く内部が拭きやすくなっています。パンくずトレーは引き出して丸洗い。

焼き網は、手前に引き出しながらとびら左右のフックを外し、庫内奥のフックを外して取り外します。

焼き網とトレー・トレー用焼き網は食洗機でも洗えますが、パンくずトレーは食洗機NGなので注意しましょう。

「すばやき」シリーズ他モデルとの違いを比較

シロカのすばやきシリーズは、現在公式ではトースト2枚焼きタイプの3種類が発売されています。

すばやきトースターST-2D351と他の機種との主な違いをこちらの表にまとめました。

	すばやきトースターST-2D351	すばやき おまかせ ST-2D251	すばやき ST-2A251
トースト	2枚焼き	2枚焼き	2枚焼き
操作	デジタル (ボタン・ダイヤル)	デジタル (ボタン・ダイヤル)	アナログ (ダイヤル)
炎風テクノロジー	○	–	–
オートメニュー (トースト以外)	5種類	1種類	–
温度	60～280℃	100～280℃	100～280℃
タイマー時間	最大90分	最大30分	最大15分
本体サイズ (幅×奥行×高さ)	35×32×23cm	35×28.6×22.9cm	35×28.6×22.9cm
庫内サイズ (幅×奥行×高さ)	29×20×10cm	31×20.1×8cm	31×20.1×8cm
カラー	ホワイト/ブラック	ホワイト	ホワイト/ブラック
Amazon税込価格	￥17,800	￥12,665	￥8,975

(※2021/4/1時点の価格)

最新モデルのすばやきトースターST-2D351は、もっとも高性能。炎風テクノロジーにオートメニュー、設定できる温度やタイマー時間もすべて他機種よりも優れています。

ST-2D351と同じくダイヤルとボタンで操作するタイプの「すばやき おまかせ ST-2D251」は、機能と価格のバランスが良いトースター。

ダイヤルのみで操作する「すばやき ST-2A251」は、さらに機能がシンプルでお手頃価格のトースターです。

シロカのすばやきトースターST-2D351 を使ってみた

それでは、さっそくすばやきトースターを使って実際に調理していきます。

基本のトーストから簡単なオーブン調理まで試して、焼き具合や味を検証してみます。

まずはトーストの焼き具合を検証

まずは基本のトーストの焼き具合を検証します。

4枚切りの食パンを2枚焼くので、オートメニューの「2. トースト2枚・焼き色ふつう」を選んで加熱スタート。

1分50秒で焼き上がりました！

気になる焼きムラは？

2枚とも全体がこんがりとキツネ色に焼けていて、焼きムラは気になりませんでした。

また食感についても、外はサクサク・中はふんわりとしていて水分を逃さず美味しく焼きあがっていました。

ちなみに、前モデルのすばやき おまかせで焼いたトーストが以下の画像なのですが、違いは一目瞭然ですよね。新しく搭載された「炎風テクノロジー」の実力を実感します。

アレンジトーストや他の種類のパン温めも

続いて、トースト以外のパン調理も試してみました。

カレーポットパン

6枚切りの食パンを3枚使って、1/2斤のカレーポットパンを作ってみます。

3枚のうち上2枚の真ん中を切り抜いて重ね、中にカレーを入れて卵とチーズを乗せたらオートメニューの「5. 厚切りトースト / ポットパン」で加熱。

表面が焦げないように最初は下ヒーターのみで加熱開始し、途中で上下のヒーターを付け替えながら7分半じっくり加熱していきます。

できあがったポットパンがこちら！

パンはサクサク、表面の卵とチーズはとろとろで、中のカレーにつけながら食べると完っ璧…！

余ったカレーの活用方法はこれで決まりだと確信しました。

フレンチトースト

余ったバゲットをたっぷりの卵液に一晩浸して、オートメニューの「8. フレンチトースト」を選んで加熱スタート。

15分焼いたら、完成です！

外はカリカリ・中はとろとろふわふわ…まるでお店のような豪華なフレンチトーストができあがりました。

表面のサクサク感がとても美味しかったので、お好みで裏返して追加加熱しても良さそうでした。

お惣菜パンのあたため

パン屋さんで買ってきたお惣菜パンのあたため直しも、すばやきにお任せ。

お惣菜パンのあたためはオートメニューに無かったので少し迷いましたが、オートメニュー「6. クロワッサン」で試してみることに。

加熱後も表面が焦げてしまうことはなく、しっかり中まであたためられてふんわり焼きたてのような美味しさを楽しむことができました。

かんたんな調理にも使える

すばやきトースターのマニュアルモードでかんたんな調理も試してみました。

鮭とジャガイモのグラタン

トースター調理の定番といえば、やっぱりグラタンですよね。

今回は、鮭とジャガイモがメインのグラタン。具材を炒めつつホワイトソースを作りチーズとパン粉をかけたら、仕上げにすばやきで260℃10分程度加熱しました。

パン粉にしっかり焦げ目がついて美味しそう！

鮭もジャガイモもホクホクであつあつのグラタンに仕上がりました。

揚げない唐揚げ

トースターで揚げない唐揚げができる！？と聞いて、試さずにいられませんでした。

調味料に浸けておいた鶏もも肉に片栗粉を混ぜて、表を220℃8分半・裏を7分加熱しました。

生焼けが心配でしたがしっかり中まで加熱できていました。

粉が足りなかったようで唐揚げ感はいま一つでしたが、表面カリカリ・中はジューシーな美味しい鶏ももグリルに仕上がりました！

ネギ塩焼きしいたけ

しいたけにネギ塩だれを乗せてすばやきで約10分焼くだけ。晩酌のおつまみも手軽にできてしまいます。

ふっくらジューシーなしいたけにネギの香ばしさもプラスされて、最高にビールが進むお味に仕上がりました。

シロカのすばやきトースターの魅力と気になる注意点

機能と見た目を兼ね備えていて、キッチンに置いておきたくなる「すばやきトースター」。

今回実際に使った感想をもとに、すばやきトースターの魅力と気になる注意点についてご紹介します。

○ 美味しいトーストが手間なく素早く安定して焼ける

すばやきトースターで毎日トーストを焼いて感動したのが、トーストの焼き加減です。

普段使っている安いトースターだとタイマーを手動ダイヤルで適当に2～3分くらいに設定するので、焼きすぎてしまうこともありました。
ですが、デジタルのすばやきならオートメニューで選ぶだけで、かんたんに毎回安定した美味しさのトーストができあがります。しかもトースト1枚1分半というスピード感。

朝の忙しい時間でも手間をかけずに素早く安定した美味しさのトーストが焼けるので、毎日の朝食準備がかなり楽になりました。

○ 細かい温度設定+長時間タイマーで調理に便利

調理をする際に、マニュアル設定で温度や時間を細かく設定できるのは非常に便利。

コンベクションファンを搭載していてノンフライ調理までできるのは驚きでした。

最大90分タイマーでじっくり加熱したいオーブン調理にも使えそうです。

○ デザインの完成度が高い

キッチンに置くものは見た目にもこだわりたい、そんな方も納得のデザインとなっています。

全体的に高級感のあるシボ加工が施されており、丸みを帯びたやさしいデザイン。目に付きやすい正面部分には日本語の説明は一切なく、できる限りシンプルにというこだわりが感じられます。
かといって、使いやすさは損なわないように天面にオートメニューやマニュアル調理の目安時間を記載。

見た目だけでなく使い勝手まで考え抜かれており、細部まで完成度の高いトースターだと感じました。

× 2枚焼きなのでファミリーには向かない

一点、気になることと言えば庫内のサイズでしょうか。

高めの庫内ではありますが、広さとしては2枚焼きのトースターなのでやや狭いと感じる方もいるかもしれません。

一度にたくさんの調理が必要なファミリーよりは、1～2人暮らしのお家向きのトースターという点には注意しましょう。

シロカのすばやきトースターで毎日きちんと朝食を

美味しいトーストを手軽に素早く焼き上げるシロカのすばやきトースター。

時間が無い朝でも毎日きちんと食事を用意できて、忙しい人の強い味方となってくれそうです。

シンプルデザインでキッチンに置いてあるだけでも気分が上がる一台。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

すばやきトースターはレンタルで試せる

購入前にサイズや使い勝手を確認したい方は、家電レンタルで試してみるのもおすすめです。

家電レンタルのレンティオでは、シロカのすばやきトースターをレンタルしてお家でお試しできます。

新品をレンタルして気に入ったらそのまま買い取りできるプランもあるので、購入を迷っている方は一度実際に使ってから決めることをおすすめします。

また、すばやき以外のキッチン家電や生活家電もレンタルすることができるので、気になる家電があればぜひチェックしてみてください。
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