Lenovo IdeaPad Duet Chromebook実機レビュー!キーボードとカバー付きの高コスパ2-in-1タブレット

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サクサク動く使用感と手頃な値段で購入できる「Chromebook」。国内では4つのメーカーから販売されているますが、ThinkPadなどのビジネスユース向けのノートPCを手掛ける「Lenovo(レノボ)」モデルは高い支持を集めています。
そこで、この記事ではLenovoの中でも特に人気の高い機種「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」の実機レビューを紹介します。製品の特長や実際の使い勝手をまとめていますので、自宅用のメインマシン、ビジネスユースのサブマシンに検討している方は参考にしてください。
もくじ
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookの特長
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は“2-in-1″のキーボード付きタブレットタイプです。
Chromebook特有のサクサクと使える動作性に加え、タブレットのみなら450gというコンパクト&軽量さ、アスペクト比16:10のWUXGAディスプレイ、Zoomなどのオンライン会議も快適に利用できるスペックと幅広い用途に使えるマシンです。
- 軽量で持ち運びしやすい
- 1920×1200解像度のWUXGAディスプレイ
- 堅牢性のある安定のLenovoクオリティ
- キーボードを着脱できるデタッチャブルタイプ
- 起動が早く、サクサク使える快適さが魅力のChromeOSを搭載
- ファブリックカバー付きでカバンに入れても傷つきにくい、滑りにくい
- Google Playストアからアプリやコンテンツをインストールして自由にカスタマイズ
[2021最新]Chromebook(クロームブック)54機種を徹底比較!おすすめモデルと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
タイプ | タブレット |
ディスプレイサイズ (アスペクト比) |
10.1インチ(16:10) |
ディスプレイ解像度 | WUXGA(1920×1200) |
CPU | MediaTek Helio P60T 2GHz/8コア |
GPU | Mali-G72 MP3 |
メモリ(RAM) | 4GB |
ストレージ | 128GB eMMC |
バッテリー稼働時間 | 10時間 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
インターフェース | USB-C×1 |
タッチパネル | あり |
Webカメラ | あり |
キーボード | 日本語 ※分離型 |
テンキー | なし |
スタイラスペン | 別売り |
カラー | アイスブルー+アイアングレー |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
244.9mm×169.3mm×18.2mm ※キーボード+カバー含む |
重さ | 920g ※キーボード+カバー含む |
参考税込価格 (2021年8月19日現在) |
44,800円 ※Lenovo直販サイト価格 |
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookの実機レビュー
まずは「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」の外観・インターフェースなどをスペックと照らし合わせながら、スペックだけでは分かりにくい部分は比較を交えて確認しました。
まず使ってから判断したい方は、LenovoのIdeaPad Duet Chromebookレンタルでお試しください。
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セット内容
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」に同梱されているセット内容は以下のとおりです。
変換アダプタ有線のイヤホンもしくはヘッドホンを使用したいときに使えます。
- タブレット(本体)
- キーボード
- ファブリックカバー
- USB-A to USB-C充電ケーブル
- 電源アダプタ(100-240V 50/60Hz 0.3A)
- USB-C to 3.5mmオーディオジャック変換ケーブル
- クイックスタートガイド
キーボードが着脱式のデタッチャブルタイプ
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はキーボードを着脱できるタブレットです。
インターネットサーフィンや動画配信サービス、Youtubeを使う際は自由に持ち運べるタブレットとして、腰を据えてテキストを打ち込んだり資料を作成するときはキーボードをカチッとはめてノートパソコンのように使い分けできます。
キーボードを付けて使用する際は付属のファブリックカバーを付けると自立スタンドにもなります。
ファブリックカバーはしっかりとした作りで、手に持ったときも滑りにくく、またカバン等に入れても傷つきにくいようになっています。
Chromebook最軽量級でコンパクト
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はキーボードとファブリックカバー込でも1kgを切る重さが魅力です。スケールの誤差はありますが、仕様上はキーボード+カバー含み920gしかありません。
50種類以上のChromebookと比較しても、1kgを切るのは「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を含めて2機種しかありません。
タブレット単体だと約450gほどしかありませんので、サブマシンとしての運用を考えているなら、メインマシンと一緒に持ち運びやすいのでおすすめです。
サイズも約239.8mmx159.8mmx7.35mm(キーボード+カバー装着時は約244.9mmx169.3mmx18.2mm)とコンパクトです。A4用紙とほぼB5サイズの書籍と重ねるとサイズ感が分かりますでしょうか?
小さめのショルダーバッグでもすっぽり入るので、旅行や街ブラに携帯しやすいです。
シンプルなインターフェース
- (上面)ステレオスピーカー
- (底面)キーボードの着脱部分
- (側面)USB-Cポートと電源ボタンと音量ボタン
- (裏面)スタイリッシュなデザイン
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」にはステレオスピーカーとマイク、USB-Cポート、電源ボタンに音量調節ボタンとシンプルな構成になっています。
裏面にアイスブルー+アイアングレーの配色が施されており、スタイリッシュな見た目になっています。
USBハブがあると便利かも
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」にはUSB-Cポートが1つしかありませんので、例えば外付けのSSDやSDカードリーダーを付けたまま給電ということができません(その逆もしかり)
内蔵ストレージは128GB eMMC(SSDのようなフラッシュメモリー)あり、Google PhotoやGoogleドライブなどのオンラインストレージも使えますが、それでも外付けストレージを使おうと考えている方はUSB-Cタイプのハブを別途用意しておくことをおすすめします。
WUXGAの高精細なディスプレイ
ディスプレイサイズは10.1インチ、縦の表示領域が広いアスペクト比16:10の1,920×1,200解像度(WUXGA)のスペックです。1,920×1,080のFHDよりも精細なWUXGAの画素数を誇ります。
MacBook Air(Retina, 13-inch, 2020モデル)と比べると、ディスプレイの色味は青みがかっており、映画の色表現に合っているように思いました。
- MacBook Airの4K画質
- ChromebookのHD画質
4Kと比べても若干粗いかな?くらいしか違いがなく、映画を鑑賞してみましたが十分満足できるレベルです。
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はMacBook Airの半分以下の価格で購入できることを考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
Google PlayストアからAndroidアプリの利用可能
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は、Google PlayストアからAndroidアプリをインストールして自由にカスタマイズができます。
ChromebookはiTunesやPhotoshopやIllustratorなどインストールできないソフトウェアがありますが、Androidアプリに代替サービスがたくさんあります。例えば「Amazon Music」「Photoshop Express」などです。
Gmailアカウントでログインすることで、手持ちのAndroidスマホにインストールしているアプリを同期して使えますので、使用環境を整えられるメリットがあります。
カメラ性能
カメラはフロントカメラ(背面)が800万画素、インカメラ(前面)が200万画素になります。
写真はオンライン会議を想定し、インカメラでGoogle Meetに表示された画面です。
実際には画面をシェアして資料等を表示するので解像度の低さが気になることはありませんが、例えばカメラ越しにサンプル品等を見せるようなプレゼンの場合には気をつけたほうが良いでしょう。
約10時間の必要十分なバッテリー容量
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は約10時間の連続使用ができるバッテリーが搭載されています。(※)
画面輝度を一番明るくした状態でもバッテリー残量75%で約4時間弱使えますので、外出先で使う分には十分な容量です。
※使用時間/充電時間はご利用状況によって異なります。 使用時間はGoogle Chrome OS Power_LoadTestを使用して測定されています。
Lenovo IdeaPad Duet Chromebookを使ってみた感想
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」を時にはビジネスユースのサブマシンとして、時にはプライベート時間を充実させるものとして使ってみた感想を紹介します。
サクサク軽快に動作する
搭載されているプロセッサーはミッドレンジクラスのスマホをターゲットにした「MediaTek Helio P60T」、メモリ(RAM)は4GBではありますが、さすがの「Chrome OS」。起動が早く、サクサクと動作するので思ったよりもストレスに感じません。
タブレットとして考えれば、十分満足できるパフォーマンスだと思いました。
映画鑑賞には十分すぎるクオリティ
プライベートの時間では「Netflix」や「Amazon Prime Video」で映画鑑賞に使用しましたが、こちらも十分なクオリティでした。
予想外だったのがステレオスピーカーの音質です。HDの映像に立体的なサウンドが加わり楽しませていただきました。
ミドルレンジスペックのスマホやタブレットの中にはステレオスピーカーと謳っていたながらも実質モノラルのような平べったい音質のケースも見かけていたので、「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はプライベート時間を充実させてくれる高品質な製品だと思います。
気持ちの良い打鍵感
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」のキーボードは、キーストロークが浅すぎず、程よい打鍵感でした。
プラスチック素材だと思うのですが、作りも堅牢でチープさを全く感じさせないものになっています。
キー配置の慣れが必要
一方で、仕事でノートパソコンに触る時間が長い方にとっては、キー配置に苦戦するかもしれません。
インターネットサーフィン、動画視聴など日常利用として考えれば使いやすいキー配置だと思いましたが、仕事で使うことを考えると慣れるまで誤タッチしやすいです。
ビジネス用のサブマシンとして使う場合は、オンライン会議・資料の確認・メールの確認等の視聴中心とした使い方がおすすめです。
デスクトップの活用はできない
「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」はあくまでもタブレットですので、パソコンのようにデスクトップにファイルを置いたり整理することはできません。
アプリアイコンの並びを整理し、アプリ単位でファイルを開いたり、編集したりという使い方になります。
オフラインでファイルをよく使う方は、Googleドライブ等にファイルを移しておくなど事前に環境を整えた上で利用するのが良いでしょう。
コスパの高い2-in-1 Chromebook
解像度の高いディスプレイ、サクサク使える動作性、キーボードやファブリックカバーの堅牢性を持つ「Lenovo IdeaPad Duet Chromebook」は、コストパフォーマンスの高いChromebookです。
軽くて丈夫なことから携行性にも優れているので、インターネットサーフィンやAndroidスマホとの使い分けできるタブレットを探している方、メールチェックや資料確認等のビジネスユースのサブマシンを探している方におすすめです。
ノートパソコンはレンタルでお試しも
限られた期間だけ使いたい、実際に使ってみて必要有無を確認してから購入判断したい、そんな方にはお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)ではノートパソコンのレンタルを取り扱っています。
レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、ぜひ試してみてください。
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