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iPad(第10世代)と同時期に発売された、新しい形状のiPad用のキーボード「Magic Keyboard Folio」。
「Magic Keyboard Folio」はキーボード部分が着脱可能なケースになります。
これにより、パソコンのようにも使用できますし、キーボード部分を取り外すことで省スペースでの運用も可能です。
これまでのMagic Keyboardの打点感はありつつも、機能面はMagic Keyboardよりも優れているそんなキーボードです。
それでは詳しく「Magic Keyboard Folio」をレビューしていきます。
もくじ
Magic Keyboard Folioの特徴
Magic Keyboard Folioは、キーボードの取り外しが可能なiPad(第10世代)専用のケースになります。
バックパネル部分にはキックスタンドが備わっており、無段階で角度の調整ができます。
Magic Keyboard Folioの特徴を紹介したいと思います。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
接続方法 | Smart Connector |
対応OS | iPadOS |
キーピッチ | 約18mm |
配列 | 日本語 英語(UK) 中国語(拼音) 中国語(注音) 韓国語 スペイン語 英語(US) |
マルチデバイス接続 | – |
トラックパッド | ◯ |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | – |
重さ | – |
価格(2023年4月時点) | 3万8,800円 |
純白なホワイトのデザイン
Magic Keyboard Folioは、純白のとても美しいデザインをしています。
iPad(第10世代)はポップなカラバリが特徴的ですので、白とカラーのコントラストが絶妙に可愛らしくもあります。
また、マグネットで装着できすぐにキーボードとして使用することができるので、ペアリングなども不要です。
取り外しが可能で手軽に運用可能
Magic Keyboard Folioの最大の特徴は、キーボード部分を取り外しできる点です。
キーボード部分を取り外すことができるので、これにより省スペースでの運用が可能になりました。
例えばリビングではキーボードを装着して簡単な事務作業、寝室ではキーボード部分を取り外して動画鑑賞といった使用方法が可能です。
また、省スペースで運用することもできるので、新幹線の机などに置いて動画鑑賞なんてことも可能です。
角度が調節が可能なバックパネル
Magic Keyboard Folioのバックパネル部分には、角度の調整ができるスタンドが備わっています。
角度は80度ほど広げることができ無段階で調整可能ですので、あらゆるシーンに対応しています。
例えばタイピング時には角度を狭めたり、動画鑑賞時は角度を緩めたりなどが可能です。
キックスタンドの力はかなり強力なので、倒れてしまう心配はありません。
ファンクションキーが便利
Magic Keyboard Folioには、従来のiPad Pro用のMagic Keyboardにはないファンクションキーが備わっています。
音量の調整や画面の輝度の調整、コンテンツの再生停止などをキーボードから行うことができます。
音量の調整以外のファンクションキーにある操作は、スワイプやボタンのタップを複数回行わないと基本的には操作できないものですので、1タップで変更できるのは非常に利便性が高く感じました。
また、タイピング操作をしていると電源オフ時などはiPadまでの距離が少しあるので少し手を伸ばす必要があるのですが、これもボタンひとつでスリープ状態にすることができるのは便利でした。
タイピングのしやすさ
これまでの無印iPad用のキーボードはSmart Keyboardのみとなっており、キーボードの打点感があまり良くありませんでした。
Smart Keyboardは軽くて良いのですが、キーのサイズが小さくペコペコとした打点感となっており長時間のタイピングには向いていませんでした。
一方で、Magic Keyboard Folioはキーの大きさが約15mmとなっており、キーピッチも約18mmと非常にタイピングがしやすいです。
また、キーストロークもMacBookと遜色なく、Smart Keyboardよりも格段にタイピングがしやすくなっています。
トラックパッドがあるのは便利
これもSmart Keyboardとの比較になるのですが、Magic Keyboard Folioにはトラックパッドが搭載されています。
これにより、iPadの操作性が格段に上がり、よりパソコンのようにiPadを操作することができます。
例えばアプリ間の切り替えも3本指でスワイプするだけでできますし、WEBのブラウジングなども2本指のスクロールが非常に便利です。
気になるポイント
Magic Keyboard Folioを使用していて、気になるポイントがあったので紹介したいと思います。
重量は重い
Magic Keyboard Folio単体で約585g、iPad込みですと約1050gと一般的なノートPCと同等かそれよりも重くなります。
iPad Pro 11インチとMagic Keyboardの組み合わせは約1070gなので、ほとんど変わりがありません。
外出時にもキーボード部分を取り外して運用するという方なら恩恵はあるかもしれないですが、軽量化を期待しているのであればおすすめできません。
キーボード込みだと奥行きは長くなる
キックスタンドでiPadを立て掛けられるので、キーボードを取り外せば省スペースで運用が可能です。
しかし、キーボードを装着すると、Magic Keyboardよりも奥行きが長くなってしまいます。
キックスタンドだから省スペース運用できると思いがちですが、この点は注意が必要です。
値段が高すぎる…
Magic Keyboard Folioは、Apple公式サイトで38,800円で販売されています。
正直、iPad本体の半分以上の値段となっており、非常に高額な商品です。
もちろん、デザイン性や機能面などは純正ならではですが、LogicoolのCombo Touchなどは公式サイトで24,750円で購入できますので、純正にこだわらないのであればこちらもおすすめです。
Magic Keyboard Folioは色々なシーンでiPadを使用する方におすすめ
Magic Keyboard Folioはキーボード部分を取り外すことができる点がメリットなiPad用のキーボードです。
iPadは使用頻度が低いとどんどん使用しなくなってしまうデバイスなので、こういった自由度の高いキーボードはiPadを使用する頻度を上げてくれるでしょう。
リビングや寝室、移動時など様々なシーンで使い分けができるMagic Keyboard Folioを試してみてはいかがでしょうか。
キーボードは試してから購入できる
「リモートワークは期間限定だから購入するほどでもない」
「実際にどんなものなのか、自分のパソコンで試してみたい」
そんな方にはお試しレンタルがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、キーボードのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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