DJI Pocket 2の使用レビュー!初心者でも写真や動画を手軽に撮影できるコンパクトカメラ
公開日2022/01/13
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最近テレビやメディアでも個人撮影をしているときに見かける、小型でブレにくく持ち運びがしやすい小型カメラが昨今人気です。
使ってみたいけど難しそうだし、そんな毎日使わないし・・。
そんな方にぜひ挑戦して頂きたい製品「DJI Pocket 2」を紹介します!
同じアクションカメラであるGoProとは異なり、ジンバル一体型でブレの少ないスムーズな動画撮影にぴったりの製品ですが、今回は静止画を中心に使用レビューをまとめてみました。
動画だけでなく、写真機としてどのくらいの性能を持っているのか参考にしていただければと思います。
もくじ
DJI Pocket 2の外観レビュー
まずは「DJI Pocket 2」の外観と付属品について、おさらいも兼ねて確認していきましょう。
片手にすっぽりと収まるサイズ感
「DJI Pocket 2」はジンバル一体型のカメラですが、片手に収まるコンパクトさが魅力です。
ニベアハンドクリームと並べると、ほぼ同じサイズ感でした。
大小さまざまなカバンの隙間にすっぽり入るので、ちょっとした外出や旅行にも持ち運びやすいです。
付属品が充実しているCreatorコンボ
今回はたくさんの付属品がセットになったCreatorコンボを使用しています。
Creatorコンボの魅力は、ワイヤレス接続(ワイヤレスマイクやアプリ接続)や三脚設置に必要な「Do-It-Allハンドル」が付いていること。
動画中心の方にとっては、撮影シーンに合わせて使い分けできて幅が広がるのでおすすめです。
少数かもしれませんが、写真メインで考えているなら「DJI Pocket 2」単品で購入して、後から必要なオプションを買い足すのもありかもしれません。(赤字がCreatorコンボの付属品になります。)
- DJI Pocket 2(本体)
- ミニ操作スティック
- カバー
- 三脚マウント (1/4インチねじ穴)
- リストストラップ
- スマートフォンアダプター (Lightning)
- スマートフォンアダプター (USB-C)
- USB二股充電ケーブル (Type-A − Type-C)
- ワイヤレスマイク トランスミッター
- ワイヤレスマイク ウィンドスクリーン
- Do-It-Allハンドル
- 広角レンズ
- マイクロ三脚
DJI Osmo Pocketと比較して優れた点と新機能
現在は既に生産終了になりましたが、「DJI Pocket 2」よりも手頃な価格で購入できる旧機種に「Osmo Pocket」があります。ちなみに「Osmo Pocket」もジンバル一体型の4K動作撮影ができるアクションカメラです。
旧機種から進化した点を確認しながら、「DJI Pocket 2」の魅力をもう少しだけ深堀りしていきましょう。
センサーサイズが大きくなった
旧機種よりもセンサーサイズが大きくなったことで、暗所撮影が強化されました。
夜間撮影や室内の撮影でもきれいかつ高画質に撮影することができます。
機種 | センサー | 有効画素数 |
---|---|---|
DJI Pocket 2 | 1/1.7インチ CMOS | 6400万 |
DJI Osmo Pocket | 1/2.3インチ CMOS | 1200万 |
レンズの画角が広くなった
搭載されるレンズの画角も広くなったことで、よりダイナミックな映像を残せるようになりました。
他にも高感度撮影ができるようになり、オートフォーカスも向上したことで初心者でも撮影しやすいカメラとなっています。
機種 | FOV(画角) | 焦点距離 (35mm判換算) |
F値 |
---|---|---|---|
DJI Pocket 2 | 93° | 20mm | F1.8 |
DJI Osmo Pocket | 80° | 26mm | F2.0 |
追加された新機能
性能の進化に合わせて、「DJI Pocket 2」には次の新機能が搭載されています。
やはり全体的に動画撮影の幅を広げる機能が追加されており、いつでも即座に撮影できるクイック起動と合わせてVlogをより身近なものにしているのが特長です。
- クイック起動
→本体側面のボタンを押すとすぐに起動! - HDR動画
- DJIマトリックスステレオ
- デジタルズーム
→静止画は最大8倍、動画撮影は最大4倍 - オーディオズーム
→デジタルズームに合わせてズームインされた被写体の音声をクリアにする - 音声トラック
DJI Pocket 2で写真撮影してみた
今回はCreatorコンボから以下のパーツを使って、写真撮影してみました。
「Do-It-Allハンドル」があるとホールド感が増すのでおすすめです。
- 広角レンズ
- ミニ操作スティック
- Do-It-Allハンドル
- カバー
広角レンズの映り
広角レンズを使うと、スカイツリーのような高い被写体の迫力が増しますよね!
映り込む範囲が広がるので自撮りのグループ写真や広大な風景写真にぴったりです。
一眼レフカメラだとレンズの付け替えに手間取ったり、イメージ通りのレンズを持っていなかったりと悔しい思いをしたことがあります。
ですが、「DJI Pocket 2」なら広角レンズを磁力でピタッと貼りつかせるだけなので、装着がスムーズで簡単なのが魅力でした。
テーブルフォト(料理/フード)の写真もグッド
広角レンズを活かせば、カフェやレストランで座ったままでも料理全体を映せます。
気軽に持ち出して、サッとその瞬間を撮影できるので、Vlogだけでなく、Blog用の写真を残したい方にもぴったりではないでしょうか。
被写体ブレするようなシーンは注意
「DJI Pocket 2」で、動物などの動きの速い被写体を撮影する際は、静止画よりも動画をおすすめします。
もし静止画でブレの少ない写真を残したい場合は、次の手順でシャッタスピードを上げて撮影してみてください。
- カメラビュー画面を上から下へスワイプして設定画面を表示
- スワイプしてPROアイコンをタップ
- 露出をタップ
- 画面左上に表示されるシャッタースピードが上がるように調整する
DJI Pocket 2で動画撮影もしてみました
付属のミニ操作スティックを使えば、アングル調整やズームインアウト、スピンショットのような撮影も親指一本で完結します!
夜間でもキレイに撮影できる上に、内蔵されたスタビライザーによってほぼブレのない動画を残せます。
DJI Pocket 2 Creatorコンボはレンタルできる
今回紹介した「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」は3泊4日〜レンタル可能です。
借りて本当に必要なものなのか確認するのもよいですし、旅行やイベントの記録映像を残すためのスポット利用に活用するのも良いでしょう。
気になる方は、ぜひ一度体験してみてください。
アクションカメラやジンバルは試してから購入できる
「実際にどれだけ稼働するものなのか実生活で試してみたい」
「本当に必要な機材なのか確認したい」
そんな方はアクションカメラやジンバルをお試しレンタルしてみましょう。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、アクションカメラのレンタルやジンバル・スタビライザーのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
[レンタル] ジンバル・スタビライザー 一覧 – Rentio[レンティオ]
[レンタル] アクションカメラ・ウェアラブルカメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]
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