[最新版]DJI OSMOシリーズの選び方!圧倒的な手ブレ補正で話題を呼ぶ全4モデルを徹底比較
更新日2023/08/16
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今や誰もが簡単に使うことのできる時代になったデジタルカメラ。
一眼カメラ、コンパクトデジカメはもちろん、現代には変わったコンセプトを持つデジタルカメラ製品も増えてきました。
そして動画撮影において手ブレ補正をいかにして抑えるかというのは、性能によって大きく左右するポイントです。
今回はそんな手ブレを抑制する技術力に自信を持つDJIのOSMOシリーズに特化して、展開されている全製品の特徴を紹介・比較を行っていきます。
もくじ
手ブレ補正を自信とする「DJI OSMOシリーズ」
DJIが展開しているOSMOシリーズの最大の特徴は「手ブレ補正」と言えるでしょう。
基本的に製品では動画撮影を目的として使用されるカメラが多く、動画撮影において揺れというのはシビアになる点です。
DJI OSMOでは、電子制御によって手ブレを抑制する「ジンバル」を採用した製品を中心に展開しています。
このジンバルが搭載されていることで、映像による手ブレはほとんど感じることがなく、動きながらの撮影においても滑らかな映像を実現します。
ジンバル製品を活かしたカメラが製品の大半
DJI OSMOシリーズでは現在生産されているモデルで4つの製品が存在します。
そのうちの3モデルはジンバルを搭載した製品となっており、DJI OSMOシリーズがいかにジンバルの技術を活かした製品を数多く展開していることが分かります。
逆に2019年5月に発売となったOsmo Actionが誕生するまでは、全ての製品でジンバルが採用されていたことになります。
Osmo Actionだけジンバル非搭載
DJI OSMOシリーズとしてはじめてジンバルが非搭載となったOsmo Actionは、これまでDJI OSMOシリーズで採用されることのなかったスティックタイプのデザインではなく、アクションカメラとして超小型ボディが採用されました。
そのため、Osmo Actionでは伝統のジンバルが搭載されることはなく、カメラ内に電子手ブレ補正のみが採用されたカメラとなりました。
DJI OSMOシリーズ全4モデルを解説
先ほどもご紹介しましたが、2019年5月現在でDJI OSMOシリーズには4製品が現行モデルとして存在します。
- Osmo Action (2019年5月17日発売)
- Osmo Pocket (2018年12月15日発売)
- Osmo Mobile 2 (2018年1月23日発売)
- Osmo + (2016年8月26日発売)
ここからはこれら4つのモデルをそれぞれ性能や特徴を解説していきます。
Osmo Action
DJI OSMOシリーズにおいて最も新しい製品なのがOsmo Actionです。
Osmo Actionは、DJI OSMOシリーズの他の製品とは全く異なったコンセプトで開発され、GoProのようなアクションカメラとしての使い道が想定されています。
外観デザインや性能に関してもアクションカメラの最高峰であるGoProを強く意識していることが窺え、4K動画撮影、小型ながら強力な手ブレ補正、耐久性に優れたカメラとして幅広い撮影シーンを実現しています。
まさにGoProのライバルとして誕生したOsmo Actionですが、アクションカメラを探している方は、GoProとの比較でチェックしておきたい注目の新製品です。
おすすめポイント
- GoProの直接的ライバルのアクションカメラ。性能や値段でGoProを上回っている。
- 超小型・軽量のボディでアウトドアシーンなどでも大活躍
Osmo Actionの実写レビューはこちら
DJI Osmo Action最速完全レビュー!画質、手ブレ補正の検証や気になるGoProとの比較も徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Osmo Pocket
これまでジンバル搭載というとどうしても製品が巨大化してしまう傾向がありました。
製品の大きさというのはデメリットとして挙げられることも多かったのですが、それを解決したのがOsmo Pocketと言えるでしょう。
まさにポケットサイズの小型・軽量化を実現しながら、しっかりと3軸メカニカルジンバルを搭載し、強力な手ブレ補正を実現したコンパクトカメラです。
Osmo Actionよりも画角が狭くなりますが、4K動画撮影やRAW記録に対応した静止画撮影など、カメラとしての性能も優れています。
なかなか小型を維持したまま、ジンバルの手ブレ補正効果を体感することはこれまで困難であったため、Osmo Pocketにより滑らかな映像がより身近な存在になったと言えるでしょう。
おすすめポイント
- ジンバル搭載ながら超小型・軽量のサイズ感を実現
- ジンバルならではの強力な手ブレ補正で持ち歩きながらの撮影などにも最適
Osmo Pocketの実写レビューはこちら
最新OSMO POCKETを実写レビュー。大幅な小型化で持ち運びに最適なジンバル一体型カメラへと進化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Osmo Mobile 2
手軽に写真撮影を行いたいのであれば、スマートフォンのカメラはとても便利です。
近年スマートフォンのカメラでも非常に優れた画質を実現しているなど、カメラとしての性能は向上しているものの、手ブレ補正機構を搭載しているようなスマートフォンは存在しません。
そんなときOsmo Mobile 2に取り付けることで、スマートフォンでもジンバルらしい手ブレ補正を実現し、より質の高い動画撮影を行うことができます。
Osmo Mobile 2には、本体にカメラを搭載しておらず、スマートフォンを取り付けて撮影することが大前提となっていますが、お手持ちのスマートフォンでもまるでプロが撮影したような映像作品も撮影可能です。
スマートフォン側のカメラの性能が上がっているからこそ、Osmo Mobile 2のようなジンバルを使用して手ブレを抑えた撮影がおすすめなのです。
おすすめポイント
- 自身のスマートフォンを取り付けて手ブレのない撮影を実現
- カメラの操作を必要とせず、いつも通りのスマートフォン操作でできる簡単撮影
Osmo Mobile 2の実機レビューはこちら
DJI Osmo Mobile 2を実機レビュー!初代Osmo Mobileとの違いも徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Osmo +
現行ラインナップの中では最も古い製品となるOsmo +。
ジンバル搭載のカメラとしてはOsmo Pocketとコンセプトが重なる形ですが、Osmo +の方がサイズ感は非常に大きいです。
しかしOsmo +では、ズーム機能を搭載していることがOsmo Pocketとの大きな違いです。ズーム機能では広角側焦点距離22mmから望遠側77mmまでの画角に対応しており、手ブレを抑えながら様々な画角に調整することが可能なことも特徴の一つです。
大きさだけが欠点と言えますが、今なおジンバル一体型カメラとして候補に入れておきたいモデルです。
おすすめポイント
- シリーズで唯一ズームに対応しているモデル
- 既に発売から3年ほどが経過しているが今も通用する撮影性能を保有
各製品仕様比較表
製品名 | Osmo Action | Osmo Pocket | Osmo Mobile 2 | Osmo + |
---|---|---|---|---|
発売時期 | 2019年5月 | 2018年12月 | 2018年1月 | 2016年8月 |
最高動画画質 | 4K/60p | 4K Ultra HD/60p | -(カメラ非搭載) | DCI4K25p |
有効画素数 | 1,200万 | 1,200万 | -(カメラ非搭載) | 1,240万 |
センサー | 1/2.3インチ CMOS | 1/2.3インチ CMOS | -(カメラ非搭載) | ◯ |
ISO レンジ | 静止画:100-3200 動画:100-3200 |
>静止画:100-3200 動画:100-3200 |
-(カメラ非搭載) | 静止画:100-1600 動画:100-3200 |
最大静止画サイズ | 4000×3000 | 4000×3000 | -(カメラ非搭載) | ◯ |
ジンバル | – | ◯(3軸) | ◯(3軸) | ◯(3軸) |
ボディ内手ブレ補正 | 〇 | -(ジンバル対応) | -(ジンバル対応) | -(ジンバル対応) |
防水 | 11メートル | – | – | – |
タッチ ディスプレイ | ◯ | ◯ | – | – |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | – | 〇 |
バッテリー容量 | 1300mAh | 875mAh | 2600mAh | 1225mAh |
大きさ | 65×42×35 mm | 121.9×36.9×28.6 mm | 295×113×72 mm | 61.8×48.2×161.5 mm |
重さ | 124g | 116g | 485g | 201g |
シーン別におすすめのモデル
各モデルについてご紹介してきましたが、それぞれ違いがあるものの、どのようなシーンで使うべきなのかというのは、これまでにない新しいコンセプトのカメラだからこそ迷うところだと思います。
ここからはそれぞれのカメラがどのようなシーンに合っているのかをご紹介していきます。
GoProのような使い方ならOsmo Action
最新のOsmo Actionはこれまで存在してきた製品の後継機という訳ではなく、DJI OSMOシリーズの全く新しいラインナップとして存在します。
まさにGoProのようなアクションカメラとして開発されているため、どこかに取り付けて撮影する場合や、アウトドアシーンなどで気軽に使えるカメラとしておすすめです。
防水11mの性能も保有していることから、マリンスポーツなどでも活躍します。
小型ジンバル搭載カメラならOsmo Pocket
Osmo Actionでは、小型軽量を実現しているものの、ジンバル非搭載であることから完璧な手ブレ補正を望むことはできません。
ジンバルを搭載した強力な手ブレ補正を求めつつ、小型軽量を実現しているカメラを望むのであればOsmo Pocketがおすすめです。
仕上がる非常に滑らかな映像は、やみつきになること間違いないでしょう。
スマホでジンバル効果を体感するならOsmo Mobile 2
カメラ自体はスマートフォンを使いたいという方にはOsmo Mobile 2がおすすめです。
お手持ちのスマートフォンを取り付けて、いつも通りの操作で録画するだけでジンバル特有の強力な手ブレ補正を実現します。
ジンバル搭載カメラでズーム性能を求めるならOsmo +
DJI OSMOシリーズの中でズーム機能を求めるのであればOsmo +がおすすめです。
他のモデルにはズーム機能が搭載されておらず、固定の画角となりますが、Osmo +では焦点距離22mmから77mmを実現しています。
ズーム機能によって撮影できるシーンの幅も広がるため、使い勝手の良いモデルと言えます。
手ブレのない映像撮影にはDJI OSMOシリーズが最適
カメラボディ内に手ブレ補正を搭載したデジタルカメラは一般的になってきました。
確かに手ブレ補正を効かせることである程度の手ブレは抑えることができますが、DJI OSMOシリーズで採用されているジンバルほどの効果は期待することができません。
DJI OSMOシリーズは、手ブレを感じることのない映像を生み出すための最適な選択肢になることは間違いありません。
そして近年になって様々なタイプのラインナップが誕生したことで、あなたに合ったスタイルのカメラというのも見つけることができるでしょう。
DJI OSMOシリーズはレンタルでお試し
今回ご紹介してきたDJI OSMOシリーズは、購入する前に実力をお試しされることもおすすめです。
家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では、ご紹介してきた全ラインナップを最短3泊4日から気軽にレンタルすることが可能です。
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