Insta360 GO 3S 使用レビュー!進化を遂げた親指サイズアクションカメラで4K撮影!撮影可能時間や付属 品についても細かく解説。
公開日2024/08/29
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キャンプやスポーツなどのアクティビティから、旅行の際のVlog撮影まで幅広く活躍するアクションカメラ。
中でも親指ほどのサイズのカメラ本体と便利なアクションポッドで人気なのが「Insta360 GO」シリーズです。
今回ご紹介するのは「Insta360 GO 3S」。人気の小型アクションカメラ「Insta360 GO 3」が4K対応になって新登場しました。
親指サイズの4Kカメラの進化した点とおすすめポイントを実機を用いて徹底レビューします。
なお、「Insta360 GO 3S」はレンティオでレンタルできるので、まずは実際に使って試してみたい!という方はレンタルがおすすめです。
前機種「Insta360 GO 3」についての詳細はこちらをチェック!
手軽に動画撮影ができるInsta360 GO 3をレビュー!ロードバイクやパックラフトで使ってみた小型アクションカメラの使用感 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
Insta360 GO 3Sのポイント・特徴
Insta360 GO 3Sは4K対応の親指サイズカメラ。
前モデルより演算能力が50%向上した強化チップと新しい広角レンズを搭載し、クリアな4Kで映像を記録できるようになりました。
画角については新しく「メガ広角FOV」が用意され、歪みの少ない見たままの映像を撮影可能になりました。
FlowState手ブレ補正にも対応し、アプリを使った強力な手ブレ補正が可能です。
従来モデルと同様、親指サイズのカメラ本体とアクションポッドを組み合わせることで、より幅広いスタイルでの撮影ができます。
付属品も充実し、磁気ペンダント・ピボットスタンド・簡易クリップの3つのアクセサリーにより、様々な形態でのハンズフリー4K撮影が可能です。
連続撮影可能時間は、GO 3S単体で38分、GO 3S+アクションポッドで140分となっています。
前機種「insta360 GO 3」との比較
一番主要な変更点は、やはり4K対応したこと。
映像の解像度などがアップデートされたことによって、より高品質で精細な映像を記録することができるようになりました。
また、iOSの「探す」機能にも対応し、紛失のリスクが軽減。
紛失を恐れずアクティブに使用できる、うれしいアップデートです。
その他、防水がGO 3S単体で水深10mに進化。前モデル(水深5m)より防水性能が向上し、水中でのアクティビティにも対応しやすくなりました。
反対にアクションポッドは前モデルから仕様変更なし。
ファームウェアをアップデートすれば前モデルのものもそのまま使える仕様になっているとのことです。
Insta360 GO 3S 基本スペックと前モデルとの比較
Insta360 GO 3S(新モデル) | Insta360 GO 3(前モデル) | |
最大解像度 | 4K | 2.7K |
最大フレームレート | 1080p@200fps | 1080p@120fps |
最大動画ビットレート | 120Mbps | 80Mbps |
手ブレ補正 | FlowState手ブレ補正 | FlowState手ブレ補正 |
連続撮影時間(1080p@30fps) | GO 3S:38分 GO 3S + アクションポッド:140分 |
GO 3:45分 GO 3 + アクションポッド:170分 |
タッチスクリーン | 2.2インチ フリップ式タッチスクリーン | 2.2インチ フリップ式タッチスクリーン |
防水 | GO 3S:10m アクションポッド:IPX4 防滴 |
GO 3:5m アクションポッド:IPX4 防滴 |
ストレージ | 64GB・128GB | 32GB・64GB・128GB |
サイズ(幅 x 高さ x 奥行き) | GO 3S:25.6×54.4×24.8mm アクションポッド:63.5×47.6×29.5mm(画面格納時) |
GO 3:25.6×54.4×23.2mm アクションポッド:63.5×47.6×29.5mm(画面格納時) |
重量 | GO 3S: 39.1g アクションポッド: 96.3g |
GO 3: 35.5g アクションポッド: 96.3g |
Apple Find My(探す)対応 | ○ | – |
レンタル | Insta360 GO 3Sをレンタルする | Insta360 GO 3をレンタルする |
Insta360 GO 3S実機レビュー
それではさっそく実機を見ていきましょう!
コンパクトで使いやすい。重量も前モデルからほぼ変更なし
本シリーズの一番の魅力はやはり超コンパクトなサイズ感。
アクションポッドを除くカメラ本体の重量は前モデルから約3.6g増加していますが、実際の使用には全く影響ありません。
4K映像がきれい!このサイズとは思えない色鮮やかさ
気になる画質ですが、4K映像はやはりきれいだと感じました。
前モデルと比べて解像度が向上したことにより映像のディティール感がアップ。
Dolby Visionにも対応し、HDR技術によりダイナミックレンジが拡大しました。
後ほど作例も紹介しますが、実際の使用感としても映像が色鮮やかで、このサイズのカメラとしてはかなりの性能だと感じます。
照明の足りない室内や暗所での撮影はややノイズが混じりやすいですが、明るいところでの画質や映像の鮮やかさは文句なしのクオリティです。
充実のアクセサリーは安定感抜群のマグネット接続
磁気ペンダント・ピボットスタンド・簡易クリップの3つのアクセサリーはいずれも強力なマグネットが採用されていて、安定感は非常に抜群。
一発でパチッとハマってくれるので、アクセサリーの付け替えもストレスフリーでした。
ピボットスタンドはアクションポッドとカメラ本体どちらにもしっかりと装着できるので、非常に便利です。
簡易クリップと磁気ペンダントでハンズフリー撮影もラクラク
クリップはバッグのベルトや帽子などにも簡単に付けられ、気軽にハンズフリー撮影するのに最適。
そして筆者が個人的に最も使いやすいと感じたのが磁気ペンダント。
服にはさんで胸のあたりにカメラを貼り付ければ、とても自然な一人称視点カメラになってくれます。
カメラ単体で撮影する場合は、画角や撮影状況の確認のため、Insta360アプリの使用がおすすめ。
思うように撮れていなかった…という悲劇を防ぐためにも、スマホアプリで画角をチェックしながらの撮影が最もスムーズでした。
Insta360 GO 3Sの作例
さっそく、本機を使って実際に動画を撮影してみました。
ハンズフリー撮影を試してみる
先ほどの磁気ペンダントを使用してハンズフリー撮影した動画がこちら。
公園を散歩しながら、手ぶらで気軽に撮影することができました。
旅行先でも撮影してみる
筆者が先日訪問したフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールドでも撮影をしてみました。
天気が良かったこともあり、非常に鮮やかな映像になりました。
きれいな自然の中で撮影することで、本機のポテンシャルがより引き出されると感じます。
Insta360 GO 3Sを実際に使ってみてわかった魅力・メリット
ここからは本機を実際に使ってみてわかった魅力をご紹介します。
超コンパクトなので旅行にも活躍!どこにでも持っていける
実際に使ってみても、コンパクトさがやはり一番の魅力と感じます。
先述の通り、旅行先にも気軽に持っていくことができました。
小さなポーチなどに入れておくだけでよいので、荷物にならず旅先でも活躍してくれます。
カメラが目立たず自然な一人称視点(POV)映像が残せるので、Vlog撮影にもぴったり。
テーマパークや電車移動中など、あらゆるシーンで使いやすいと感じました。
アクセサリーもコンパクトかつ必要十分
アクセサリーもよく考えられていて、個人的にはピボットスタンドと磁気ペンダントの2つがあれば必要十分。
ハンドグリップやミニ三脚も必要ないため、撮影のための機材も最小限にすることができました。
実際に使ってみて気になった点
コンパクトで高画質な本機ですが、使っていてやや気になった点もありました。
ハンズフリーで思った通りに撮影するのが意外と難しい
個人的にはハンズフリー撮影がとても魅力的だったのですが、実際に撮影してみると思った通りの映像にならないことも多かったです。
特に水平を取るのが意外と難しく、調整しながら撮影したのですが、その分ややカクカクした仕上がりになってしまいました。
本機にはジャイロ校正機能もあるので、撮影前に一度やっておいた方がよさそうです。
本体SDカード非対応がちょっと不便
本機はカメラ単体、アクションポッドともにSDカード(microSDカード含む)に非対応。
カメラ本体のメモリにしか映像を記録することができません。
4K映像はデータのサイズが大きくなりがちなこともあり、この仕様はやや心もとなく感じてしまいました。
別売りのクイックリーダーを使えばmicroSDカードにデータを移すこともできますが、アクションポッドがSDカードに対応していればもっと便利だったと感じます。
なお、本体容量は64GBと128GBが選べるので、たくさん映像を撮影される方はより容量の大きい128GBがおすすめです。
連続撮影時間はやや短め。モバイルバッテリーとの併用がおすすめ
バッテリー持ちについてですが、連続撮影時間はアクションポッド使用時で140分とやや短め。
前モデルはアクションポッド使用時で170分だったことを考えると、30分の差があります。
本体が小さく、画質も上がっていることを考えると仕方のないところではありますが、30分の差は決して小さくないと感じます。
筆者の使用スタイルではバッテリーで困ることはあまりありませんでしたが、長時間撮影される方はモバイルバッテリーも併用することをおすすめします。
コンパクトさにこだわるならこれ!手ぶら4K撮影は魅力的
もともと人気の高い本シリーズですが、4K対応により死角がなくなったと感じます。
親指サイズのコンパクトさでこれだけ質の高い映像が残せて、ハンズフリーで4K撮影までできるのは、本機ならではの魅力ではないでしょうか。
アクションカメラとしてもVlogカメラとしても使いやすい、おすすめの1台です。
Insta360 GO 3Sはレンティオでのお試しレンタルがおすすめ
「アクションカメラの実際の使用感を試してみたい」
「自分にとって本当に必要なのか確認したい」
そんな方はレンティオでお試しレンタルしてみましょう。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、Insta360をはじめとするアクションカメラのレンタルやジンバル・スタビライザーのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
[レンタル] アクションカメラ・ウェアラブルカメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]
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