東芝の炊飯器 炎匠炊きRC-10ZWTをレビュー!いつものお水でおいしいお米に
更新日2022/10/04
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日本の代表的な主食といえる「お米」。
毎日のように食べるお米だからこそ、美味しく食べれたらうれしいですよね。お米は炊飯器一つで、おいしさも変わってきます。
そんな炊飯器の中でも、人気を誇る東芝の「炎匠(ほのおたくみ)炊きシリーズ」。2022年4月発売の「RC-10ZWT」は、価格が10万円を超える東芝最高級モデルで、様々な機能が搭載されています。
今回は、東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」の特徴を実食レビューしていきます。
もくじ
東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」の特徴
東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」には、大きく分けて4つの特徴があります。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
水の硬度に合わせた炊き方
炎匠炊き「RC-10ZWT」は、それぞれの地域に対応した水の硬度に合わせて炊き上げることにより、いつものお水でおいしいお米が食べられます。
東芝が実施したアンケートによると、「およそ8割のユーザーが水道水で炊飯している」という結果が出ました。
ただ、水の硬度は、地域によって大きく異なります。
硬度が高い水で炊くと粘りが弱く、かためのごはんになりがちですが、理想とされる硬度30mg/L前後の水で炊いたごはんは甘みもちょうどよく、もちもち感とやわらかさのバランスがよい炊き上がりになります。
炎匠炊き「RC-10ZWT」なら、水の硬度に合わせて粘り・かたさを調節して、理想の硬度30mg/L前後の水で炊いたようなおいしいお米が食べられます。
大火力と熱対流でお米本来の甘味が際立つ
業界トップクラス※1の1420Wの大火力で一気に炊き上げることにより、ふっくら粒立ちの良いごはんに仕上がります。
また、炊き始めから蒸らしまで火力を細かく調節するので、ごはんの甘みが増す温度帯を確保し、お米本来の甘みが際立つ炊き上がりに。
東芝独自の熱対流※2で対流の回転方向の切り替えをし、内釜全体を高温で均一に加熱できます。
従来機では外回りの対流の加熱のみでしたが、炎匠炊き「RC-10ZWT」では内回りと外回りの回転を切り替えることが可能になり、より均一に加熱できるようになりました。
※1 2022年6月1日現在、国内家庭用100Vジャー炊飯器の最大炊飯容量0.99L以上1.44L未満(省エネ法の区分による)において。
※2 2022年6月1日現在、国内家庭用100Vジャー炊飯器において、炊飯中に対流の回転方向を切り替える技術。
66種類の銘柄米に最適な炊き方
日本にはたくさんのお米の銘柄があり、粘り気、甘みなどそれぞれのお米に特徴があります。
炎匠炊き「RC-10ZWT」は、全国の66種類の銘柄米に最適な炊き方ができるように対応しています。
また、料理や好みに合わせて、「かため・しゃっきり・おすすめ・もちもち・やわらか」の5通りからお好みの食感を選べます。
バランスの良い食感で普段の食事にぴったりな「おすすめ」、カレーなどの汁気の多い食事の際は「かため」など作る料理によって炊き分けられるのはうれしいですよね。
真空の力でふっくらごはんに
内釜の中を真空にし、圧力差で芯まですばやく吸水。
しっかり水を吸ったお米は内部まで熱が伝わり甘みが強く、ふっくら粒立ちのいいご飯になります。
また、真空状態での保温ができ、酸化によるごはんの黄ばみや水分の蒸発を抑え、最大40時間までおいしく保温が可能です。
お弁当コースも搭載されているため、こちらのコースで炊けば、冷めてもふっくらおいしいごはんが食べられます。
お弁当をよく作るご家庭では、特にこういった機能があると助かりますね。
お弁当コースの他にも、ご飯の甘みをより引き立たせる「甘み炊きコース」や、炊き上げたいタイミングに合わせて、25~50分まで5分単位で炊飯時間が選択可能な「ねらい炊きコース」など、あると便利なコースが選択できるようになっています。
東芝の炎匠炊きRC-10ZWTの製品スペック一覧
東芝の炊飯器 炎匠炊きRC-10ZWTのスペックは下記のようになっています。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
炊飯容量 | 1.0L 0.5~5.5合 |
方式 | 真空圧力IH |
消費電力(W) | 1420 |
メニュー数 | 白米・無洗米・玄米・雑穀米・麦ごはん・かまど名人・ねらい炊き・甘み炊き・早炊き・少量・お弁当・エコ炊飯・炊き込み・おかゆ・混合米 |
外形寸法(幅×奥行×高さmm) | 253×328×246(ふた開時 高さ:441) |
質量 | 6.3kg |
コードの長さ | 1.0m |
カラーバリエーション | グランブラック / グランホワイト |
付属品 | しゃもじ、計量カップ |
東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」の実機レビュー
それでは、炎匠炊き「RC-10ZWT」を実際に使ってみて気がついたポイントを紹介していこうと思います。
カラータッチパネルで直感的に操作可能
本体上部に操作パネルがあり、タッチパネルになっているためスマートフォンのように指でタッチしながら操作が可能です。
画面も大きく、直感的に操作できるため、炊き方が数種類ある中でも迷うことなく操作ができます。
また、カラー表示となっているため、より見やすく感覚的に操作が可能。
大火力に耐えうる内釜
大火力が特徴の炎匠炊き「RC-10ZWT」の内釜は、大きな熱対流を起こすために丸底形状になっています。
さらにより強い沸騰を起こすために釜底は波のような加工がされています。
また、内釜はフッ素加工されているため、そのまま洗米も可能です。
炎匠炊き「RC-10ZWT」の付属品
「RC-10ZWT」に同梱されているセット内容は以下の通りです。
- 炊飯器本体
- しゃもじ
- 計量カップ
- 取扱説明書
外観
天面はフラットな作りとなっていて、スタイリッシュですね。
側面はマットな質感で様々な空間に馴染むデザインになっています。
使わないときは表示が消える仕様となっているので、目につく所に置いていても、気にならないようになっています。
また、カラー液晶は色がブラックとホワイトから選べるようになっており、好みに合わせてカスタマイズが可能。
お手入れ方法
機能が充実している分お手入れが面倒かと心配してしまいますが、お手入れ方法は一般的な炊飯器と変わりはありません。
洗浄が必要なのは、内蓋、内釜、蒸気蓋のみ。
また、炊き込みご飯などをした際に、内釜のにおいがこびりついて落ちないといったこともあるかと思います。
炎匠炊き「RC-10ZWT」には「お手入れコース」が備わっており、においが取れない、汚れが落ちにくいといった際に役立つ機能です。
高級な炊飯器だからこそ長く大事に使いたいので、こういった機能は便利ですね!
16種類のメニューがある
炎匠炊き「RC-10ZWT」は、16種類の炊き分け方ができるようになっています。
- 白米(銘柄選択)
- 白米(銘柄おまかせ)
- 無洗米
- 玄米
- 雑穀米
- 麦ごはん
- かまど名人
- ねらい炊き
- 甘み炊き
- 早炊き
- 少量
- お弁当
- エコ炊飯
- 炊き込み
- おかゆ
- 混合米
炊き込みご飯やお弁当など、料理に合わせた炊き方でより美味しく炊き上げることが可能になります。
実際にお米を炊いてみた
今回、初めて高級炊飯器で炊いたお米を食べてみたのですが、いつも使っている炊飯器では感じたことの無いお米本来の甘みを感じました。
いつも使っているお水・お米でここまで違うとは、驚きました。
炎匠炊き「RC-10ZWT」なら銘柄の特徴を活かして炊き上げることが出来るので、色々な銘柄のお米を試してみたくなりました。
また、お米の硬さも「かため・しゃっきり・おすすめ・もちもち・やわらか」の5通りから選択可能。
料理に合わせて硬さが選べるので、毎日のごはんが楽しみになりますよね。
他にも、前述しているとおり、「RC-10ZWT」は16種類の炊き分け方ができ、その中に炊き込みご飯コースもあります。
お米に出汁の旨味がしっかりと染み込んでおり、粘りと硬さのバランスの良い食感で美味しくできました。
東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」を使ってわかった注意点
「RC-10ZWT」は見た目もスタイリッシュで使いやすいデザインと優れた炊飯機能も搭載され、満足のいく製品だと感じました。
ただ、使っていて気になった点があったのでご紹介します。
お手入れの際にタッチパネルが反応してしまう
天面がフラットパネルになっているので、サッと拭きやすくなっていますが、コンセントを刺したまま天面を拭くとタッチパネルが反応してしまうことがありました。
ボタンを押すつもりがなくても反応してしまうことがあり、不意に炊飯ボタンを押してしまったときは焦りました。
天面を拭き掃除する際は、コンセントを抜くなどしてタッチパネルが反応しないように注意が必要です。
毎日のごはんが楽しみになる炊飯器
今回は、東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」を実機レビューしてきました。
「RC-10ZWT」はいつものお水でおいしく炊ける魔法の炊飯器だと感じました。
毎日食べるごはんだからこそ、おいしく食べたいですよね。
東芝の炎匠炊き「RC-10ZWT」は東芝最高級モデルだけあって、2022年8月現在の価格.com最安価格で93,256円(税込)と高級です。
期待に見合う商品かどうかは購入前にレンタルで確かめることもできますので、実際に使ってみてから検討してみてはいかがでしょうか。
炊飯器はレンタルで試せる
高級炊飯器を購入するのは勇気がいる、いろいろなメーカーの商品を試したいという方は、レンタルしてお試し利用するのもおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、短期間のお試しレンタルができる炊飯器を取り揃えています。
レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、ぜひ試してみてください。
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