パナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102実機レビュー。炊飯だけでなく本格料理も作ってみた!
更新日2024/01/11
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お米が主食の我々日本人にとっては、生活に必要不可欠な家電製品「炊飯器」。
今や、炊飯器はお米を炊くだけのものではなく、自動調理器としての機能も果たすほど進化しています。
今回紹介させていただく、2022年9月に発売されたパナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102はコンパクトなフォルムながら圧力炊飯と自動調理機能の2面性を兼ね備えた多機能炊飯器です。
「SR-NA102」を実際に使用してみて商品の特徴を確認しつつ、使用レビューしていきたいと思います。
もくじ
パナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102の特徴
まずはSR-NA102の主な特徴について確認していきましょう。
お米の芯までしっかり熱を通す「圧力炊飯」
SR-NA102は加圧により100度以上の高温で加熱が可能。
しっかりと過熱することで冷めてもおいしいご飯が炊きあがります。
また、内釜は熱しやすく冷めやすい発熱性と蓄熱性を兼ね備えた「ダイヤモンド竈(かまど)釜」を採用しており、お米に熱がしっかり伝わるためふっくら炊き上げることが出来ます。
パナソニック圧力IHジャー炊飯器史上最少面積を実現
SR-NA102は5合炊きにも関わらず、パナソニック圧力IHジャー炊飯器史上最少面積を実現。
サイズは幅25.5cm×奥行27.7cm×高さ23.3cmとなっており、パナソニック製品の3合炊きSR-JX058よりも小さい設置面積でコンパクトなフォルムは設置スペースを取らず、狭い場所にも無理なく置くことが出来るでしょう。
使用後のお手入れはたったの2点のみ!
使用後のお手入れが必要な部品は「ワンタッチふた加熱板」と「内釜」だけ。そのまま丸洗いができ、加熱版は食洗器での丸洗いもOK!
洗浄する部品を出来るだけ減らしたことにより、毎日のお手入れも簡単です。
内釜は凸凹の少ないフレーム形状で洗った後の拭きやすさも嬉しい点。
また、匂いが取れないときやふた加熱板や蒸気口の汚れが落ちにくいときは、
圧力「お手入れ機能」を使用すると、気になるにおいを軽減できます。
炊飯器で調理もできる
SR-NA102はコースを設定し、スタートボタンを押すだけで完成する「自動調理」と時間を設定してお好みのレシピを調理できる「手動調理」機能が搭載されており、炊飯以外に本体のみで本格的な料理を作ることが出来ます。
専用のキッチンポケットアプリには、SR-NA102炊飯器で作れるレシピが掲載されているので、様々な料理に炊飯器一台で挑戦できます。
・自動調理例
カレー・シチュー、無水カレー、スープ、肉じゃが、煮豚、サラダチキン、ケーキ
・手動調理例
ナポリタン、手作りハム、スパニッシュオムレツ
パナソニックの炊飯器 SR-NA102の製品スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
炊飯容量 | 0.9L 0.5~5合 |
加熱方式 | 2段IH |
内釜 | ダイヤモンド竈(かまど)釜 |
炊き分け | 銀シャリ炊き分け3種類(銀シャリ、かため、やわらかめ) |
メニュー数 | 白米、無洗米、玄米、雑穀米、炊き込み専用、炊きおこわ、おかゆ(計7メニュー) |
調理コース | 自動7種類、手動(調理/無水/塊肉専用低温) |
消費電力 | 1200W |
質量 | 4.4kg |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 25.5cm×27.7cm×23.3cm |
カラーバリエーション | ブラック |
パナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102の実機レビュー
それでは実際にSR-NA102を使用し、特徴を確認していきたいと思います。
本体外観について
炊飯器には珍しい「おひつ」を思わせるような円柱型デザインかつ、天面がフラットなつくりでシンプルな外観が魅力。
ブラックという色味も相まって見た目がスタイリッシュで生活になじみやすいおしゃれな炊飯器です。
「SR-NA102」は2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。
サイズ感も高さがほぼ500mLのペットボトルと同じくらいで、比較的コンパクトなつくりなのがお分かりいただけるかと思います。
セット内容
SR-NA102に同梱されているセット内容は下記のとおりです。
同梱品一覧
- SR-NA102本体
- 取扱説明書
- ふた加熱板
- 内釜
- 計量カップ
- 立つしゃもじ
実際にパナソニックの炊飯器SR-NA102でお米を炊いてみた
今回はお米の銘柄「ななつぼし」をメーカーおすすめの炊き方銀シャリで炊いてみました。
まずは、ご飯を炊く手順を説明していきますね。
お米をはかる
付属の計量カップで炊きたい分のお米の量をすりきりで測ります。
すりきり一杯で1合分(180mL)となります。
お米を洗い、水を入れる
お米をやさしく洗った後はお米を平らにならし、平らな台の上で内釜に記載のメモリを見ながらお米のカップ数に合わせて水を入れます。
今回は3合分のお米を炊くので、銀シャリの水位線「3」まで水を入れます。
ふたをして、コースを選択し炊飯
ふたのフックレバーを下に下げて、ロックを掛けます。
白米・銀シャリで炊く場合は「お米」を押してお米の種類を選び、「〈〉」を押して炊き方を銀シャリと選択します。
最後にスタートボタンを押して炊飯開始です♪
炊きあがったお米をいざ実食!
一つ一つの米粒がしっかりと立っていて、ふっくらとした炊きあがりなのが上の写真からも伝わるかと思います。
圧力IHジャーSR-NA102で炊いたお米を実際に食べてみると、もっちりとした粘り気のある炊きあがりというよりは、比較的粘り気が少なくあっさりとした炊きあがりだと感じました。
かといって、パサパサ感はまったくなく、柔らかすぎたり硬すぎもしない丁度よい炊き加減で一粒一粒のお米の存在感とともにほのかな甘味を感じられました。
今回はあっさりとした食感が特徴の「ななつぼし」を「銀シャリ」モードで炊飯してみたので、比較的あっさりとした炊きあがりとなりました。
もっちりとした食感が特徴のお米で試してみることで炊きあがり具合も変わってくるかと思います。
お米の銘柄による炊きあがりの違いを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。
自動調理機能でサラダチキンを作ってみた
コースを設定とスタートボタンを押すだけで料理が簡単にできる「自動調理」機能を使ってサラダチキンを作ってみました。
お好みの調味料で鶏むね肉に味付けし、内釜の中に入れます。
ふたを閉めてロックをかけ、「調理」ボタンを押して「〈〉」でコース番号「6」を選択。
スタートボタンを押して、90分そのまま放置すれば完成です!
完成したサラダチキンがこちら↓
中までしっかりと火が通っているのですが、決してパサパサ感もなく、しっとりとした仕上がりです。
これまで私は炊飯器にお湯を注いで湯煎するか、鍋で湯煎してサラダチキンを作ってきたのですが、炊飯器に味付けしたチキンを入れるだけで湯煎と同等もしくはそれ以上の出来だったので自動調理の便利さを大変実感しました。
サラダチキンのほか、自動調理機能ではカレー・シチュー、無水カレー、スープ、肉じゃが、煮豚、サラダチキン、ケーキと幅広く調理が可能。
材料をいれてスタートボタンを押すだけの簡単操作で料理が完成してしまいます。
手動調理機能でポトフを作ってみた
次は時間を設定してお好みのレシピを調理できる「手動調理」機能を使ってポトフを作ってみました!
キッチンポケットアプリでポトフと検索し、ポトフレシピに記載の食料と調味料、水を内釜にすべて入れます。
ふたを閉めてロックを掛け、「調理」ボタンを2回押すと時間設定画面になりますので、ポトフの場合は「50分」に設定します。
スタートボタンを押すと調理開始です!
※50分で調理が完成するのではなく、予熱後に50分の調理がスタートするので予熱時間を含めると実質50分以上の時間がかかります。
完成したポトフがこちら↓
キャベツや玉ねぎがトロトロでベーコンと鶏肉は箸を入れるとホロホロとほぐれるくらいの柔らかい仕上がりに。
大きく切ったにもかかわらず、ニンジンやじゃがいもにもしっかりと火が通っていて、中まで味がしみこんでおり、スープはお肉と野菜のだしが存分に出た優しい味わいです。
内釜に材料を入れてスタートボタンを押すだけでこんなにも本格的なポトフが出来るのかと、感動でした!
パナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102を実際に使用して気になった点
SR-NA102を使用する中で気になった点がいくつかありましたので、ご紹介いたします!
開閉時や清掃時の誤操作に注意が必要
本体天板がフラットかつタッチパネル操作となっているがゆえに、パネル部分に触れてしまうとすぐに反応してしまいます。
実際に私は調理中に天板を拭いていたところ、誤って取り消しボタンを押してしまい、調理が中断してしまいました。
残調理時間を覚えていたので、残りの時間で設定して調理を再開させましたが、比較的容易に誤操作が起こりうる構造だと思います。
使用時は天板に触れないなどして注意が必要です。
取っ手や電源コード収納がない
持ち運ぶときの持ち手(本体裏両サイドにくぼみあり)はあるのですが、炊飯器を持ち運ぶときに持ち運びやすい取っ手がないため、多少持ちづらさはあるかと思います。
また、炊飯器によっては電源コードを本体に収納できるものもありますが、SR-NA102は収納できず常にコードがむき出しの状態での保管となります。
パナソニックの圧力IHジャー炊飯器 SR-NA102はお米を炊くだけじゃない多機能炊飯器
今回は、パナソニック 圧力IHジャー炊飯器 「SR-NA102」をご紹介いたしました。
コンパクトなフォルムながら圧力IHによる本格的な炊飯機能と調理機能が備わっており、炊飯器一台で炊飯と料理の両方が楽しめる多機能炊飯器だと実感しました。
材料を入れてスタートボタンを押すだけの手間いらずの調理で、毎日の料理の手助けにもなるかと思います。
是非、炊飯器一台で自動調理も楽しめる「SR-NA102」をお手に取ってみてはいかがでしょうか。
炊飯器はレンタルで試せる
炊飯器は様々なメーカーのものや機種があり、どの炊飯器を購入すればいいか迷ってしまうかもしれません。
そんな時に、一度レンタルしてお試し利用してみるのもおすすめです。
レンティオでは、今回紹介したSR-NA102やその他多くの炊飯器を取り扱っております。
製品を気に入ればそのまま購入も出来ますので、購入前のお試し利用を是非ご活用くださいませ。
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