ASUS Zenbook S 13 Flip OLEDをレビュー!軽量でパワフルなノートPCとしておすすめの1台

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ASUSのノートPC「Zenbook」シリーズ。
アルミを削り出した堅牢なデザインと軽量で薄型なボディが特徴的です。
2022年の最新モデルでは、ロゴを一新し新たなデザインとなりました。
そんな、「Zenbook」シリーズの超軽量モデルである「ASUS Zenbook S 13 Flip OLED」は、360°開くヒンジを持ち合わせたノートPCであり、ノートPCの可能性を広げてくれるモデルになっています。
2880 × 1800の解像度、有機ELのディスプレイ、Harman Kardonのオーディオと、ビジネス用途だけでなくエンタメ利用やクリエイティブ用途としても最適です。
それでは早速、「Zenbook S 13 Flip OLED」を詳しくレビューしていきます。

もくじ
ASUS Zenbook S 13 Flip OLEDをレビュー
ASUS Zenbook S 13 Flip OLEDは、360°開くヒンジが特徴的なノートPCです。
ビジネス利用時はプレゼン資料を見せやすく、自立するのでコンテンツ視聴にも最適です。
ASUS Zenbook S 13 Flip OLEDの主な特徴
- 洗練された外観
- 軽量・薄型
- 360°回転するヒンジ
- 最大2.8Kの高精細ディスプレイ
- 第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサー搭載
- テンキー付きのタッチパッド
- ノイズキャンセリング搭載マイク
- ボディにバクテリアガード搭載
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
搭載OS | Windows 11 Home 64ビット |
ディスプレイ | 13.3型 OLED (有機EL) |
解像度 | 最大2.8K解像度 (2800×1620) |
アスペクト比 | 16:10 |
色域 | DCI-P3 100%色域 (sRGB 133%) |
CPU | インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー |
GPU | インテル® Iris® Xeグラフィックス |
メモリ(RAM) | 16GB LPDDR5-4800 |
ストレージ(ROM) | SSD 1TB (PCI Express 4.0 x4接続) |
バッテリー容量 | 67 Wh |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.1 |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
Webカメラ | 207万画素赤外線(IR)カメラ内蔵 |
オーディオ | ステレオスピーカー内蔵 (2W×2) アレイマイク内蔵 |
キーボード | 84キー日本語キーボード |
カラーバリエーション | |
接続ポート | USB3.2 (Type-C/Gen2) ×1 Thunderbolt 4 (Type-C) ×2 マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1 microSDXCメモリーカード、microSDHCメモリーカード、microSDメモリーカード |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
296.3mm×209.7mm×14.9~15.3mm |
重さ | 約1.12kg |
価格 | ¥289,800円 |
同梱物
同梱物は、以下の5点になります。
同梱物一覧
- ASUS 65W USB Type-C アダプター
- USB Type-C to Type-C ケーブル
- USB Type-C to Type-A 変換アダプタ
- 製品マニュアル
- 製品保証書
同梱されているASUS 65W USB Type-C アダプターが非常にコンパクトなのも嬉しいポイントです。
洗練された外観
Zenbook S 13 Flip OLEDは、とても美しいデザインになっています。
シンプルでありながら、どこか高級感を感じるデザインとなっており、所有欲を満たしてくれます。
カラー展開は「ポンダーブルー」と「リファインホワイト」の2色となっており、今回紹介している「ポンダーブルー」はコスモ感溢れるカラーになっています。
軽量・薄型
Zenbook S 13 Flip OLEDは、わずか約1.1kgの軽さと14.9mmの薄さというコンパクトなデザインです。
コンパクトなサイズ感と後述する360°回転するヒンジで、出先での営業時にプレゼン資料を手元で見せるなどで活躍しそうです。
360°回転するヒンジ
Zenbook S 13 Flip OLEDの1番の特徴と言っても過言ではないのが、360°曲がるヒンジです。
これにより、ノートPCとしての利用用途の幅を格段に上げてくれます。
例えば、資料を見ながら打ち合わせする際は、反対側に折りたたむことでタブレットのように使用できますし、無段階で角度をつけることができるのでタッチを使用しやすい角度にすることも可能です。
また、自立させることも可能ですので、コンテンツ視聴に最適な置き方も実現できます。
ただ単に、ノートPCとして使用するのではなく、ビジネス利用、クリエイティブ利用、エンタメ利用とさまざまな使用方法が可能です。
高精細なディスプレイ
Zenbook S 13 Flip OLEDのディスプレイは、最大2Kの2880 × 1800と高精細なディスプレイとなっています。
16:10のアスペクト比に加えベゼルが細く画面いっぱいにディスプレイが広がっているため、作業領域も非常に広く感じます。
標準設定の色味がとても発色が良くコントラストが高いので、映像コンテンツなどを見る際も非常に綺麗な映像で楽しむことができます。
あらゆるシーンを想定としたディスプレイ
DCI-P3 100%の色域、1,000,000∶1のコンストラスト比で、写真や動画の編集などクリエイティブな場面でも最適なディスプレイです。
解像度も高く、発色が良いので、画像の編集などをする際も、色の変化がわかりやすく編集がしやすいです。
また、「MyASUS」アプリから設定を変更することでディスプレイの色を作業内容や好みに応じて切り替えることもできます。
有機ELオリジナルカラーの原色に加えて、ウェブコンテンツの作成やブラウジングに便利なsRGB、映画などのコンテンツの制作に最適なDCI-P3やDisplay P3などが選択可能です。
タッチ操作も可能
Zenbook S 13 Flip OLEDのディスプレイは、タッチ操作にも対応しています。
プレゼン時にスライドをめくったり、ネットサーフィンを直感的に行なったりできます。
また、別売りの「ASUS PEN」を使用することで、イラスト制作などにも使用することが可能です。
Dolby Vision対応のオーディオ
Zenbook S 13 Flip OLEDは、JBLやAKGなどを傘下に持つハーマン・インターナショナル社の一つであるHarman KardonのDolby Atmosステレオサウンドシステムを搭載しています。
標準的なアンプよりも最大3.5倍の音量でコンテンツを楽しむことが可能となっており、迫力のある音楽体験を実現しています。
特に映画などを観る際は、迫力のある音響で臨場感ある映像体験を得られることができます。
第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサー
薄型のボディにも関わらず、Zenbook S 13 Flip OLEDには第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサーが搭載されています。
12コア、16スレッドのCPUに加えて、16GBのメモリを搭載しているため、マルチタスクも楽々こなせます。
PerformanceコアとEfficientコアの2つのコアのCPUとなっており、Performanceコアはゲームや3Dデザインなど、Efficientコアは画像レンダリングなどの並列処理が必要なタスク処理を得意としています。
Adobe Lightroomを使用して、10枚のRAW画像を編集して書き出す時間を計測してみました。
Zenbook S 13 Flip OLED | M1 MacBook Pro | |
---|---|---|
書き出し時間 | 30前後 | 20前後 |
平均して30秒ほどで画像を書き出すことができました。
クリエイティブ用途としても定評があるM1 MacBook Proと比較しても近しい結果になりました。
エルゴセンスキーボード
ノートPCで作業をする上で、キーボードのタイピングのしやすさも重要ですよね。
ノートPCの多くは薄型を意識するあまり、キーストロークが浅くなり過ぎてしまいタイプミスをしがちですが、Zenbook S 13 Flip OLEDのキーボードは1.4 mmとノートPCとしては深めのキーストロークになっているため、打点感がありタイプミスも起きにくくなっています。
また、キーとキーの間も19.05 mmと絶妙な感覚となっており、押しにくさを感じることはありません。
実際に「寿司打」をプレイしている様子をご覧ください。
タイプミスも少なく、快適にタイピングを行うことができました。
テンキー付きのタッチパッド
Zenbook S 13 Flip OLEDのタッチパッドは特殊なタッチパッドになっており、テンキーを表示させることが可能です。
右上のボタンを押すことでタッチパッドがテンキーに早変わりするので、エクセルなど数字を多く扱う作業時は非常に便利です。
テンキー付きのタッチパッドは「ポンダーブルー」限定の機能になります。「リファインドホワイト」には搭載されておりませんのでご注意ください。
ボディにバクテリアガード搭載
キーボードやタッチパッド部分は毎日てで触れるものであり、清潔かどうか気になります。
とある研究結果によると、キーボードはトイレの便器よりも汚いとされています。
Zenbook S 13 Flip OLEDには細菌を寄せ付けないASUS アンチバクテリアガードが施されており、24時間細菌の増殖を99%以上抑制することができます。
カメラ・マイク性能
Zenbook S 13 Flip OLEDに搭載されているカメラは、ノイズリダクション(3DNR)テクノロジーを持つFHDカメラとなっており、不規則的に発生するノイズを94%除去してくれます。
また、マイクにはノイズリダクションが搭載されており、ビデオ会議などの際に周囲の雑音をカットしてくれます。
実際に繁華街の雑音を流しながら、収録をしてみました。
雑音なし
雑音あり
かすかに雑音ありの方は背景に雑音を感じますが、雑音あり/なしを比較してみても違いがわからないほどノイズをカットしてくれています。
インターフェース
軽量化を実現するあまり、インターフェースの充実性がなくなってしまうノートPCもよくありますが、Zenbook S 13 Flip OLEDには必要最低限のインターフェースが搭載されています。
インターフェース一覧
- 3つのThunderbolt 4 USB Type-Cポート
- microSDカードリーダー
- オーディオコンボジャック
Thunderbolt 4 USB Type-Cポートは最大40Gbpsのデータ転送に対応しており、4K UHD外部ディスプレイへの出力も可能です。
また、同梱されているUSB Type-C to Type-A 変換アダプタを使用することで、マウスやストレージデバイスなどの外部機器とも接続が可能です。
Zenbook S 13 Flip OLEDの気になるポイント
ここまでは、Zenbook S 13 Flip OLEDの特徴を中心に紹介してきました。
ここでは、実際に使用していて気になった点を紹介したいと思います。
トラックパッドが少し押しづらい
普段から僕はMacBookを使用しているため、軽く触れるだけでクリックできるトラックパッドに慣れています。
そのためか、Zenbook S 13 Flip OLEDのトラックパッドは硬く感じ、少々押しづらさを感じました。
以前、別のメーカーのノートPCをレビューした際にもトラックパッドの使いづらさを感じたので、MacBookのトラックパッドが優れているだけなのかもしれませんが、頻繁にトラックパッドを使用する方は別売りのマウスなどを使用することをおすすめします。
バッテリー持ちがいまいち
Zenbook S 13 Flip OLEDは、67 Whの大容量バッテリーを搭載してると公式サイトに記載がありますが、オンライン会議などをしているとバッテリーはみるみる消費していきます。
実際に、10時に100%の状態で業務を開始し、10時30分から11時30分までオンライン会議し、その後Slackのハドル機能で30分ほど通話をしているとバッテリーが20%を切ってしまいました。
- 業務開始時(AM10:00)
- 途中(AM12:00)
出先で使用する場合は、充電器を持ち歩いていた方が安心です。
一方で、USB-C Power Deliveryでの充電に対応しており、わずか49分で60%の容量まで充電することができます。
モバイルバッテリーや小型の充電器など様々な充電デバイスで充電可能ですので、せっかく本体が薄型なのに充電器がかさばる…なんてことはないです。
軽量でパワフルなノートPCならZenbook S 13 Flip OLEDはおすすめ
Zenbook S 13 Flip OLEDは、わずか約1.1kgの軽さと14.9mmの薄さというコンパクトなデザインにも関わらず、第12世代インテル Core i7-1260Pプロセッサーを搭載したパワフルなノートPCです。
事務作業はもちろんのこと、写真や動画編集などのクリエイティブ用途としても申し分ないノートPCとなっています。
高精細なディスプレイ、迫力のあるオーディオは、エンタメ利用としても最適です。
ノートパソコンは試してから購入できる
「リモートワークは期間限定だから購入するほどでもない」
「実際にどんなものなのか、実生活や実務で試してみたい」
そんな方にはノートパソコンのお試しレンタルがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、ノートPCのレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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