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ゲーミングPCはゲームに対応するためのスペックを備えているため、一般的なPCと比較して本体価格が高い傾向にあります。
できれば快適にゲームを遊べるPCを、安くで手に入れたいですよね。
そこでこの記事では、ゲーミングPCを選ぶポイントやおすすめの機種について詳しく紹介します。
コスパの良い機種を探している方は、ぜひ最後まで記事をご確認ください。
もくじ
ゲーミングPCの相場はどのくらい?値段が高くなる理由とは
ゲーミングPCは普通のPCと比較して、本体価格が高い傾向にあるのが特徴です。
ここでは、ゲーミングPCの相場と本体価格が高い理由について解説していきます。
相場は15〜50万円
ゲーミングPCの相場は、15〜50万円程度です。
性能によって価格が異なるため、プレイしたいゲームや予算を考えながら、自分に合ったゲーミングPCを選ぶ必要があるでしょう。
また昨今の半導体の高騰に伴い、ゲーミングPCの価格も上がりつつあります。
コスパが良い機種を見つけたら、早めに確保しておくことも検討しておきましょう。
価格が高くなる理由はCPUとグラフィックボードの性能
ゲーミングPCの本体価格が高いのには、CPUとグラフィックボードの性能が通常のPCよりも良いことが影響しています。
CPUは、周辺機器やソフトウェアから来る指示を処理したり、パソコンの頭脳のようなパーツのことです。
CPUの性能が高いほど、パソコンの動作は速くなり快適に操作できます。
従来のパソコンはCPUもGPUが内蔵されていることがほとんどですが、ゲーミングPCはグラフィックボードと呼ばれる映像出力に特化したパーツが別途使用されています。
3Dゲームを快適にプレイしたい方にとって、グラフィックボードは必須となるでしょう。
コスパの良いゲーミングPCを見つけるには、CPUやグラフィックボードの性能と、価格のバランスをしっかり考える必要があります。
安いゲーミングPCを選ぶ5つのポイント
ゲーミングPCを選ぶ際には、以下の5つのポイントを意識して選ぶことをおすすめします。
- グラフィックボードの性能
- CPUの性能
- CPUの冷却性能
- ストレージ容量
- メモリ容量
以下のポイントをしっかり理解し、自分に合ったゲーミングPCを選んでいきましょう。
解説動画もチェック!
安いゲーミングPCを選ぶ際のポイントやおすすめのPCを動画でサクッと確認したい方は、下記の動画を参照してみてください。
1.グラフィックボードの性能
映像出力の全般を担うグラフィックボードは、より鮮明な映像や高いフレームレートでゲームを楽しみたい方にとって抑えておきたい性能の1つです。
3Dゲームを快適にプレイしたい方や鮮やかな映像でプレイしたい方はグラフィックボードの性能をチェックしましょう。
グラフィックボードは、Nvidia社の「GeForce」かAMD社の「Radeon」のブランドのものが大半です。
Nvidia社のグラフィックボードであれば「Nvidia GeForce GTX/RTX 〇〇」、AMD社のグラフィックボードであれば「AMD Radeon 〇〇」と表記されており、〇〇の箇所に入る数値が高いものが基本的には高スペックなグラフィックボードになります。
例えば「GeForce RTX3060」と「GeForce RTX3070」だと、後者のほうが優れています。
10万円台のゲーミングPCですとNVIDIA GeForce RTX 4060がGeForce RTX 4070あたりのグラフィックボードが搭載されたPCを選ぶのがおすすめです。
GPUとは?CPUとの違いや5つの選ぶポイントを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
2.CPUの性能
ゲームを快適にプレイしたい、パソコンの操作を快適にできるようにしたいといった方はCPUの性能を重視するようにしてください。
CPUの性能がよいほど、パソコンの処理能力が向上し、より快適に操作が可能となります。
PCに利用されるCPUは、一般的に「Intel Core i」シリーズと、「AMD Ryzen」シリーズのどちらかです。
こちらもIntel Core i ◯(数字)と表記され、基本的には数字が大きいほうが高性能です。
- Core i3・Ryzen 3
- Core i5・Ryzen 5
- Core i7・Ryzen 7
グラフィックボードだけ性能が高いものにしてもCPUの性能が足りていないと本来の性能を発揮することができないので、グラフィックボードと合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。
10万円台のゲーミングPCに採用されているCPUの多くはCore i5・Ryzen 5となっています。
[初心者必見]CPUとは?役割・性能のチェック方法・選び方などをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
3.CPUの冷却性能
CPU冷却性能(ファン)は、CPUがしっかり性能を発揮できるようサポートしてくれる大切なパーツです。
空冷式と水冷式があり、水冷式のほうが冷却性能が高い傾向にありますが、安いゲーミングPCには基本的には空冷式が採用されています。
ただし空冷式のCPUでも静音性や冷却性能に差があるので、こだわりたい場合は少し値段を上げて水冷式のクーラーにアップデートしてみるのもおすすめです。
4.ストレージ容量(ROM)
ゲーミングPCに必要なストレージ容量は、やりたいゲームの種類や数・ゲーム以外のPCの使用用途によって選びましょう。
複数のゲームを保存したい場合は、500GB以上の容量が目安です。
例えばシューティングゲームのApex Legendsは、アップデートされたデータなども入れると、60GB超のストレージが必要です。
少ないストレージ容量だとすぐに一杯になってしまうため、なるべく容量が大きいものを選んでおきましょう。
また、同時に配信や動画編集などを考えている場合は1TBは必須と言えます。
SSDやHDDは後からでも増設可能なことが多いので、価格が気になるのであれば最初は少なめのものを選択し外付けのもので増量するのもおすすめです。
5.メモリ容量(RAM)
メモリの容量もPCを快適に操作するために欠かせないポイントです。
メモリの容量が大きいと複数のソフトウェアを起動したり、たくさんのファイルを開いても快適に動作させたりすることが可能です。
ゲームを快適にプレイするには、16GB以上のPCを選ぶと良いでしょう。
ゲームによっては8GBでも可能ですが、3Dゲームなど負荷が大きいものだとラグが発生し、うまくプレイできない可能性があります。
また、ストレージと同様に配信や動画編集などを想定としている場合は、32GBまでメモリを増設しておくと安心です。
安くて高性能なゲーミングPCおすすめ9選
ここでは10万円台で購入可能なゲーミングPCを紹介します。
自分に合ったゲーミングPCを見つけていきましょう。
GALLERIA RM5R-R46
エントリーグレードとして十分な性能を持つスタンダードモデルのゲーミングPCです。
RTX 40シリーズのGeForce RTX 4060を搭載しており、対応しているゲームタイトルのフレームレートを上げてくれるDLSS 3に対応しています。
16GBのメモリを搭載しているので、ゲームを快適にプレイすることが可能です。
ただしグラフィックボードやCPUの性能はそこまで高くないため、負荷の大きいゲームをするには、設定を落とす必要があります。
予算をなるべく抑えたい、画質にはあまりこだわりがない、動作が重いゲームはしない予定という方におすすめの機種です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
サイズ | 220(幅)×440(奥行き)×425(高さ) mm |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 (3.6GHz-4.1GHz/6コア/12スレッド) |
CPUファン | (空冷式) AMD標準CPUファン |
ストレージ(ROM)容量 | 1TB SSD (NVMe Gen3) |
メモリ(RAM)容量 | 16GB (8GBx2) (DDR4-3200) |
価格(2024年12月) | 139,980円〜 |
iiyama PC LEVEL-M17M-144F-TLX
高画質、高フレームレートでゲームをしたいという方は、LEVEL-M1P5-R45-TL1Xがおすすめです。
12GBのVRAMをもつGeForce RTX 4070を搭載しており、他社のメーカーと比較してもこの性能で10万円台はコスパ最強のゲーミングPCともいえます。
グラフィック性能が重ためのゲームをプレイしたいと考えているのであれば、メモリを32GBにアップグレードしておくと安心です。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 約幅220mm×奥行411mm×高さ441mm |
グラフィックボード | GeForce RTX 4070 12GB GDDR6X |
CPU | インテル® Core™ i5 プロセッサー 14400F |
CPUファン | トップフロー空冷クーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
メモリ(RAM)容量 | 16GB (8GBx2) |
価格(2024年12月) | 186,600 円~ |
G-Tune DG-A5G6T
低価格でもおしゃれなゲーミングPCが欲しいという方におすすめです。
G-Tune DG-A5G6Tは購入時にケースをカスタマイズすることができ、+4,400〜7,700円することでガラスのサイドパネルのケースやLEDケースファンに変更することができます。
性能面もGeForce RTX 4060 Tiを搭載しておりフルHD画質であれば快適ゲームを遊ぶことができます。
デザインにこだわるのであれば、こちらのゲーミングPCはおすすめです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
サイズ | 約189×396×390 |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 4060 Ti |
CPU | AMD Ryzen™ 5 4500 プロセッサー |
CPUファン | 空冷CPUクーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 512GB (NVMe) |
メモリ(RAM)容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
価格(2024年12月) | 194,800円~ |
G-TuneのゲーミングPCの詳しいレビューはこちら
mouse(マウス) G-Tune DG-A7G70をレビュー!GeForce RTX 4070搭載のゲーミングPCの実力は!? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8は、PCメーカーであるLenovoから販売しているゲーミングPCです。
CPUにCore™ i5-14400F、グラフィックにNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載していながら、15万円台という価格を実現しています。
低価格帯ながらもフラッグシップモデルと同じケースが使用されており、サイドパネル透けて中の構造が見えるデザインを採用しています。
また、DDR5に対応したメモリを使用しており、Wi-Fi 6Eにも対応しています。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit |
サイズ | 約 205(幅) ×397(奥行き) × 426(高さ) mm |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
CPU | インテル® Core™ i5-14400F プロセッサー |
CPUファン | 120mm 標準空冷式 |
ストレージ(ROM)容量 | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC |
メモリ(RAM)容量 | 16 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) – (2 x 8 GB) |
価格(2024年12月) | 160,490円〜 |
STORM XG-PSK144F46Ti32GX1
ホワイトモデルのゲーミングPCを購入したいと思っている方におすすめなのが、STORMのゲーミングPCです。
ガラスケースを採用しており、デスクの上にPCを置いても美しいです。
RGBに光るファンも4基搭載されているので、ゲーミング仕様に光らせることもできます。
20万円を若干超えてしまいますが、よりデザインが美しい「K2-144FB46」もおすすめです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
サイズ | 高さ465mm 奥行455mm 幅200mm |
グラフィックボード | GeForce RTX 4060Ti 8GB White |
CPU | Intel Core i5-14400F |
CPUファン | 120mmFAN搭載サイドフロー型空冷式クーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 高速NVMe SSD 1TB(PCI-Express 4.0 x4接続 Read:max5000MB/s Write:max3600MB/s) |
メモリ(RAM)容量 | DDR4 32GB(32GBx1) DDR4-3200 |
価格(2024年12月) | 175, 000円 |
FRONTIER FRGAMLB760M/SG1
第14世代のIntel Core i5プロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 4060を搭載したゲーミングPCです。
ホワイトとブラックのケースカラーから選択でき、通気口部分からわずかに漏れ出る光りが、シンプルながらもゲーミング感を演出してくれます。
ストレージが1TBと大容量になっているので、複数のゲームをダウンロードすることも可能です。
フロンティアのゲーミングPCは頻繁にセールも行っているので、セール時期を狙って購入するのもおすすめです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit版 [正規版] |
サイズ | 幅(W):約210mm x 高さ(H):約457mm x 奥行(D):約465mm |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX 4060 |
CPU | インテル Core i5-14400F プロセッサー |
CPUファン | 空冷CPUクーラー(GAMDIAS BOREAS M1-612 ARGB) |
ストレージ(ROM)容量 | 1TB M.2 NVMe SSD |
メモリ(RAM)容量 | 16GB (8GB x2) PC4-25600 (DDR4-3200) DDR4 SDRAM DIMM |
価格(2024年12月) | 179,800円 |
iiyama LEVEL-M1P5-R45-LAX
とにかく安いゲーミングPCをお探しであれば、パソコン工房のLEVEL-M1P5-R45-LAXがおすすめです。
搭載されているグラフィックボードがGeForce RTX 3050と、そこまでスペックは高くないのですが、10万円を切る価格で購入することが可能です。
低画質設定であれば快適にゲームを遊ぶことができますので、画質を求めないApex LegendsやFortniteなどのFPS(TPS)ゲームを主にプレイするのであれば十分といえます。
ガラスのサイドパネルになっているため、デザインも非常に美しいです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 約幅220mm×奥行411mm×高さ441mm |
グラフィックボード | GeForce RTX 3050 6GB GDDR6 |
CPU | AMD Ryzen 5 4500 |
CPUファン | トップフロー空冷クーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
メモリ(RAM)容量 | 16GB(8GB×2) |
価格(2024年12月) | 99,800円~ |
NEXTGEAR JG-A5G60
GeForce RTX 4060が搭載されているにも関わらず、10万円前半で購入できるモデルになります。
フルHDであれば、あらゆるゲームタイトルも快適に遊ぶことができますし、RTX 40シリーズのDLSS 3機能を使用ことでフレームレートも上げることができます。
ガラスパネルで光るデザインとコンパクトなサイズ感ですので、デスクの上に置いても満足度の高いPCです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
サイズ | 約220×424×410 |
グラフィックボード | GeForce RTX™ 4060 |
CPU | AMD Ryzen™ 5 4500 プロセッサー |
CPUファン | 空冷CPUクーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 1TB (NVMe)/DDR4-3200 |
メモリ(RAM)容量 | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
価格(2024年12月) | 129,800円~ |
iiyama PC LEVEL-M2P5-R45-DPX
AMDのグラフィックボードであるRadeon RX 6600が搭載されたモデルとなっており、10万円台前半と高コスパで購入することができます。
NVIDAでいうところのGeForce RTX 2060 Superほどの性能ですので、高画質や高フレームレートでゲームするのは難しいですが、フルHDの低設定であれば快適にゲームをプレイすることができます。
また、こちらのPCケースはピラーレスモデルとなっており、ライティングが美しいモデルになっています。
低価格かつサイズ感も小さいので、初めてのゲーミングPCにおすすめのモデルです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
サイズ | 約幅210mm×奥行350mm×高さ392mm |
グラフィックボード | Radeon RX 6600 8GB GDDR6 |
CPU | Ryzen 5 4500 |
CPUファン | トップフロー空冷クーラー |
ストレージ(ROM)容量 | 500GB NVMe対応 M.2 SSD |
メモリ(RAM)容量 | 16GB(8GB×2) |
価格(2024年12月) | 109,700 円~ |
安くて高性能なゲーミングPCでゲームを楽しもう
ゲーミングPCは普通のPCと違い、本体価格が高い傾向にあります。
それぞれの商品によって価格や性能が異なるため、使用用途に合わせて選ぶことが大切です。
安ければ8万円台から手に入るため、予算とスペックをしっかりと検討したうえで、自分に合う1台を選ぶようにしましょう。
ゲーミングPCはレンタルできる
ゲーミングPCは決して安い製品ではありませんので、できれば買ってから後悔はしたくないものです。
そのためにもゲーミングPCのお試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、ゲーミングPCやゲーミングノートPCをはじめゲーミングモニターやゲーミングキーボードのレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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