PowerArQ ICEBERG2 車載冷蔵庫 25Lをレビュー!ポータブル冷蔵庫として漁港でゲットした食材もキャンプで堪能できました!

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キャンプやBBQなどで食材の鮮度を保つために必要なのがクーラーボックスです。
しかし気温が高い日に開け閉めを繰り返すと、飲み物がぬるくなったり氷が溶けて保冷力が下がってしまいます。
キャンプ地近くの海産物を生で食べたいと思っていても、保冷力が頼りないクーラーボックスでは食材の状態が心配になり、購入をためらってしまいます。
そこで今回は「加島商事 Power ArQ ICEBERG2 ポータブル車載冷蔵庫 25L」を紹介します。
Power ArQ ICEBERG2があれば、アウトドアで保存状態を心配せずに楽しめて、常に冷えた飲み物を楽しむことができます。
アウトドアでの食材管理の悩みを解決できる商品なので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
Power ArQ ICEBERG2の概要
Power ArQ ICEBERG2の特徴やスペックについて紹介していきます。
-22℃まで冷却可能
コンプレッサー式を採用した-22℃まで冷却可能な車載冷蔵庫です。
25℃の状態から0℃まで約20分、-22℃までなら約70分で冷却できます。
※気温25℃で中身が空の状態での数値です。
消費電力が違う2つの冷却モード
「MAX」「ECO」の2つの冷却モードがあります。
それぞれの消費電力の違いは以下の通りです。
- MAX:約45W
- ECO:約35W
20L前後のコンプレッサー式車載冷蔵庫は、電力使用量40~60W程度が一般的なので、ECOモードは省エネに有効な機能といえます。
25Lの収納力
500mlのペットボトルなら20〜30本(メーカーの形状により異なる)、2Lペットボトルなら約6本収納が可能な容量です。
ソロキャンプやカップル、お子さん連れなど小人数のキャンプならちょうどいい大きさです。
スペック表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
サイズ(高さ×奥行×幅) | 350×320×570mm |
庫内容積 | 25L |
電源:交流(AC) | 100V、50-60Hz(アダプター使用) |
電源:交流(DC) | 12V/24V |
消費電力 | (MAXモード)約45W(ECOモード)約35W |
冷却方式 | コンプレッサー式 |
冷却方式 | コンプレッサー式 |
冷媒名 | R134a |
断熱発泡ガス | シクロペンタン |
USB – Aポート出力 | 5V/1A |
耐荷重 | 約25kg |
アダプター(入力) | AC100-240V/2A(50/60Hz) |
アダプター(出力) | 14.5V/6A(電力87W) |
動作/保管環境温度 | 動作:0〜43℃、保管:-30〜70℃ |
漁港が近いキャンプ場に持っていってPower ArQ ICEBERG2を実際に使用してみた
魚市場で鮮度が重要な魚介類を購入して、保冷しながらキャンプを行い、製品の機能を確かめてみました。
クーラーボックスを持っていく通常のキャンプ時とどのような違いがあったのか紹介します。
-22℃まで冷えるので鮮魚でも安心して買える
今回は512Wh小型のポータブル電源を使用して、庫内温度を2℃付近でキープできるように設定温度を調整しながら運用しました。
キャンプ場近くの漁港に行き、お刺身を購入します。
どこでも安定した温度で保存できるため、いつもなら控えていた地物の鮮魚を買うことができました。
朝に購入したお刺身を夜ごはんとして食べましたが、しっかり鮮度が保たれていてキャンプの夜が一層満足のいくものになりました。
充分な収納力
幅が確保されているので、飲み物やその他の食材を詰めてもお刺身のパックが傾くことなく収納できます。
一晩のソロキャンプには充分な容量で、電源が確保できるのであれば常に利用したいと思えるサイズ感です。
おもったより電力を必要としない
庫内温度を2℃付近でキープできるように設定温度を調整しながら運用し、バッテリー残量を節約するため、途中から消費電力を35Wに抑えるECOモードに設定しました。
動作の様子をみていると設定温度に達する際に、出力が抑えられるような制御を行っているため常に電力を消費し続ける状態ではないようです。
最高気温28℃で1日運用した結果、朝の9:30から稼働させて12時間後に512Whのポータブル電源のバッテリー残量がゼロになりました。
小型のポータブル電源でも家庭用冷蔵庫のチルド室と同程度の温度で12時間稼働できたのは、電力の使用効率の高さを感じた結果です。
供給する電力がなくなった後も、飲み物用の氷があったので、通常のクーラーボックスのような使い方で保冷しつづけることができました。
静音性
騒音アプリで計測した結果60㏈前後の値です。
コンプレッサーや排熱のファンが起動するためなのか、一定のタイミングで動作音がします。
道路の近くのキャンプ場で使用していましたが、環境音のほうが大きく感じるので基本的に気になりませんでした。
使用して気になった点
ここからは実際に使用して気になった点を紹介していきます。
車載時の様子
一般的なクーラーボックスと変わらないサイズなので、車載した感じはクーラーボックスを持って行くいつものキャンプと変わりませんでした。
今回はポータブル電源を持っていった分荷物は増えましたが、電源があるサイトなら積載量をほとんど増やさずに冷蔵機能を利用できるはずです。
操作パネルの操作感
タッチ式のボタンで押した感じがないため、使い始めの頃は操作を行う際にちゃんと入力できているのかわかりにくいところがあります。
主な操作は以下の通りです。
- 電源ON・OFF:電源ボタン3秒長押し
- ボタン自動ロックを解除:SETボタンを3秒長押し
誤操作を防ぐ自動ロックがかかるため、温度調整の時やモード切替の度に長押し操作を使用します。
そのため慣れないうちは戸惑いましたが、操作方法やボタンのランプ点灯のタイミングが理解できた後は、違和感なく操作できました。
あらかじめ説明書を読んでおいて、操作してみた上でキャンプに行くと戸惑うことなく使用できるはずです。
気温が高い日は低めの温度設定になる
車載冷蔵庫すべてに言えることですが外気温に左右されるため、車内や日差しの当たる場所では庫内の表示温度が設定温度より高くなります。
温度を保ちたい場合は低めの温度設定になるため、消費電力が高くなるはずです。
気温28℃の環境で車中でも2℃を下回りたかったので、0℃設定(ECOモード)にしていることが多かったです。
ソロでもファミリーキャンプでも車載冷蔵庫は大活躍!
車載冷蔵庫があると、鮮度を保つのが大変な食材でも気兼ねなく購入できるので、キャンプ料理の幅が広がります。
またお子さんがいるキャンプでは食材の傷みが気にならなくなるので、保護者の方も気兼ねなくキャンプを楽しむことができます。
車載冷蔵庫を利用して、いつもと違ったキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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