「iPhoneのバッテリー交換が意味ない」と言われる理由とは?交換する前に改善する方法や 実際に交換する費用について

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スマートフォンで高いシェアを誇る人気のiPhone。
年々、高価になるiPhoneを長く大事に使いたいため、中にはバッテリー交換を検討されている方もおられるのではないでしょうか。
iPhoneのバッテリー交換について、またバッテリー交換が意味ないと言われることについてを紹介します。
もくじ
iPhoneのバッテリー交換が意味ないと言われる理由
まずはiPhoneのバッテリー交換について、iPhoneに搭載されているリチウムイオンバッテリーは使い方によって経年劣化するため、寿命は2〜3年と言われています。
下記のような使い方をすることで、バッテリーに負荷がかかり、少しずつ劣化します。
iPhoneのバッテリーが劣化する使い方
- 極端な温度環境下での使用
- 充電しながらの操作
- 過充電や過放電を繰り返す
- 充電する際に純正 or 公認商品ではないケーブルを使用
- 接続先がない中でWi-FiやBluetoothの常時ON
- 重いアプリの長時間による使用
上記のような使い方をし劣化することで、バッテリーの最大容量が減少します。「バッテリーの減りが早い」「充電する頻度が増えてきた」と感じる場合は、バッテリー交換を検討する必要があります。
それでは、iPhoneのバッテリー交換が意味ないと言われる理由はどんなものがあるのでしょうか?
iPhoneバッテリー交換が意味ないと言われる理由としては、下記の5つが挙げられます。
1.交換前のバッテリーがそもそも劣化していない
2.バッテリーを交換しても改善しない可能性
3.iPhone本体が故障している可能性
4.iOSが最新verではないから
1.交換前のバッテリーがそもそも劣化していない
バッテリー交換が意味ないと言われる理由1つ目は、「交換前のバッテリーがそもそも劣化していない」ということです。
バッテリーが劣化しているかどうかの確認については、iPhoneの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」→「最大容量」で確認することができます。
この最大容量の数値が80%を切っている場合は、バッテリーが劣化していると判断されます。
まずは、持っているiPhoneのバッテリー状態を確認しておきましょう。
2.バッテリーを交換しても改善しない可能性
バッテリー交換が意味ないと言われる理由2つ目は、「バッテリーを交換しても改善しない可能性」があるからです。
バッテリーを交換する場所にもよりますが、一部の修理店でのバッテリー交換では、品質の低いバッテリーが使用される可能性があります。
バッテリー交換には、Apple純正のバッテリーと交換されることが大切です。
また、純正のバッテリーを交換してもバッテリーの減りの早さが改善されていないなと感じる場合には、純正バッテリーが初期不良の可能性があることを認識しておきましょう。
その場合、修理店によっては保証期間内であれば無償交換をしてもらうことができます。
3.iPhone本体が故障している可能性
バッテリー交換が意味ないと言われる理由3つ目は、「iPhone本体が故障している可能性」があるからです。
iPhone本体が故障している場合は、新しいバッテリーに交換しても改善されないケースがあります。
例えば「突然のシャットダウン」「再起動を繰り返す」「端末の過度な発熱」「画面のフリーズ」などの症状がある場合には、iPhone本体に何らかの不具合がある可能性があります。
4.iOSが最新verではないから
バッテリー交換が意味ないと言われる理由4つ目は、「iOSが最新verではないから」です。
iOSの不具合には、バッテリー消費についてバグを修正しているものがあり、最新verにアップデートすることで、そのバッテリー消費に関するバグが修正されます。
iOSの不具合によってバッテリー消費が早くなっている可能性もあります。
iPhoneのバッテリーを交換する方法
実際に、iPhoneのバッテリーを交換する方法にはどんなものがあるでしょうか。
iPhoneのバッテリーを交換する方法は、主に下記の3つです。
1. Appleでのバッテリーを交換
2.大手キャリアでのバッテリーを交換
3.街の修理店でのバッテリーを交換
1.Appleでのバッテリー交換
iPhoneのバッテリー交換は、Apple公式サイトから依頼することができます。
近くにある「Apple 正規サービスプロバイダ」かApple storeへの持ち込み修理、もしくは配送修理のどちらかを選べるようになっています。
バッテリー交換にかかる時間については、持ち込み修理の場合が最短60分〜、配送修理の場合には7日間〜10日間ほどが目安となっています。
2.大手キャリアでのバッテリー交換
iPhoneのバッテリー交換は、iPhoneを購入した大手キャリア(NTT docomo、au、ソフトバンク)で購入した場合に限り、そのキャリアショップに依頼することができます。
Apple公式と同じく、大手キャリアの指定店舗か「Apple 正規サービスプロバイダ」への持ち込み修理、もしくはApple修理センターへのお預かり修理から選べます。
バッテリー交換の即日対応については、NTT docomoの場合、東京丸の内・名古屋栄のリペアコーナーで最短60分で修理が可能です。ソフトバンクの場合には、全国5店舗で最短当日で交換が可能になっています。
3.街の修理店でのバッテリー交換
「iPhone修理アイサポ」「iPhone修理救急便」「iPhone修理工房」といった、街にあるiPhone専用の修理店でバッテリー交換をすることもできます。
その場合は、最寄りにある街の修理店へ直接持ち込んで、交換を依頼することになります。
お店によっては、正規でバッテリー交換するよりも値段が安く、作業時間が最短5分で対応してくれる店舗もありますが、一度Apple非公認のお店で修理を受けた場合には、メーカー保証から外れるということを認識しておきましょう。
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用は、その機種や交換する時期によっても異なりますが、ここではiPhone 15のバッテリー交換について各店舗での費用(※2025年1月時点)を表で比較してみました。
iPhone 15のバッテリー交換費用 | |
---|---|
Apple | 15,800円 |
NTT docomo | 15,800円 |
au | 15,800円 |
ソフトバンク | 15,800円 |
アイサポ | 9,980円 |
修理救急便 | 10,880円 |
修理工房 | 要確認 |
上記の交換費用は、各キャリアの保証サービスに加入していたり、購入から1年未満の場合は保証期間内で無償での交換になります。
保証をさらに1年延長する「AppleCare+」でも、保証期間内であれば無償交換となります。
また、大手キャリアの交換費用についてはApple公式の料金と同じ値段に設定されていることがわかります。
iPhoneのバッテリー交換をしても減りが早い場合はどうしたら良い?
バッテリーを交換した後に、減りが早いなと感じた場合はどうしたら良いのでしょうか?
「iPhoneバッテリー交換が意味ないと言われる理由」の箇所でも記載したように、まずはiOSが最新verかどうかを確認してみましょう。
「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」でiOSが最新verかどうかを確認することができます。
最新verにしても解消されない場合には、iPhone本体が故障している可能性も考えられます。
下記のような症状がみられる場合には、iPhone本体に何らかの不具合や故障があるかもしれません。
iPhoneの故障している可能性の症状
- 突然のシャットダウン
- 再起動を繰り返す
- 端末の過度な発熱
- 画面のフリーズ
- 通信できないときがある
iPhoneのバッテリーを交換せずに改善する方法
修理の手間や費用がかかるので、できればバッテリーの交換をせずに長く使用したいですよね。
これから紹介することをするだけでiPhoneのバッテリーの持ちを改善させたり長持ちさせることができるので試してみましょう。
1.画面ロックや画面の明るさ、位置情報を見直す
3.アプリのバッテリー使用状況を把握する
4.正しい充電の仕方を把握する
5.バッテリーリフレッシュを行う
1.画面ロックや画面の明るさ、位置情報を見直す
「iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法」の1つ目は、まずiPhoneの設定を見直すことです。
具体的には、画面ロックの設定や画面の明るさが過度な設定になっていないかを確認します。
「設定」→「画面表示と明るさ」と進み、画面ロックは「自動ロックの時間」や「常に画面オン」の設定、画面の明るさは「明るさ」や「Night Shift」の設定で調節しましょう。
また、位置情報の設定はバッテリーの消費を抑える上で重要なポイントになります。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」と進んで、位置情報の設定の確認しましょう。
この設定では、各アプリ毎に「常に or このアプリの使用中 or 次回または共有時に確認 or しない」の4項目を選択できるため、ほとんど使用しないアプリがある場合は「しない」に設定した方が良いでしょう。
2.低電力モードをON
「iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法」の2つ目は、低電力モードをONにすることです。
低電力モードになると、iPhoneを十分に充電できるまで自動ダウンロードやメール受信、アプリの更新などのバックグラウンドでの動作を一時的に抑えることができます。
「設定」→「バッテリー」と進むと低電力モードをONにできます。
常に低電力モードにするというよりかは、長時間の外出時などバッテリーの消費を抑えたい時に活用すると良いです。
3.アプリのバッテリー使用状況を把握する
「iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法」の3つ目は、アプリ毎のバッテリー使用状況を把握することです。
「設定」→「バッテリー」と進み、下にスクロールすると、アプリ毎のバッテリー使用状況が%で表示されます。
この上位に表示されるアプリが何かを把握し、使用頻度を下げることでバッテリーの減少を抑えることができます。
また、使用していないアプリでもバックグラウンド処理が実施されているため、バッテリーを消費しているものがあるかを確認しましょう。
各アプリからアプリのバックグラウンド更新をOFFにすることで、バッテリーを消費しているアプリを減らすことができます。
4.正しい充電の仕方を把握する
「iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法」の4つ目は、正しい充電の仕方を把握することです。
正しい充電の仕方については、「過充電や過放電にしない」「充電中に使用しない」「純正のケーブルで充電する」を守ることが大切です。
過充電は100%になっても充電している状態、過放電は0%の状態を指します。
充電中にアプリ操作などの操作をすることも、バッテリーに負荷がかかることになり、劣化の原因に繋がります。
また、充電する際にはなるべく純正のケーブルを使用することで、本体の過度な発熱を抑えることになるため、バッテリーへの負荷を減らすことができます。
スマホのバッテリー寿命はどのくらい?Android、iPhoneのバッテリー寿命を伸ばす方法も紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
5.バッテリーリフレッシュを行う
「iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法」の5つ目は、バッテリーリフレッシュを行うことです。
バッテリーリフレッシュは、実際のバッテリー残量とバッテリー表示のズレを改善(校正)させる方法です。
劣化したバッテリーを回復させる方法ではないことに注意が必要です。
バッテリーリフレッシュの方法は下記の通りです。
1.バッテリー0%まで使い切る
2.電源がOFFの状態で3時間以上放置
3.バッテリー100%まで充電する
上記の方法は、前述した「iPhoneのバッテリーが劣化する使い方」になるため、何度もバッテリーリフレッシュを繰り返して負荷をかけないように注意しましょう。
iPhoneのバッテリーを交換する前に知っておくことや改善する方法を試そう!
この記事では、iPhoneのバッテリー交換について、またバッテリー交換が意味ないと言われることについてについて紹介しました。
iPhoneのバッテリーを交換する前に、バッテリーの最大容量の数値を知ることが大切で、改善する方法をまずは試してみてください。
もしもバッテリー交換をする場合には、どこでバッテリーを交換するのか良いのか、メリットやデメリットを把握して依頼しましょう。
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