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最近のスマートフォンのカメラも日々進化しており、日常の風景やちょっとした距離があったとしても手軽に写真を撮れる時代になってきました。
ただし被写体によってはまだまだスマートフォンのカメラだけではカバーできない場面もあり、特に「距離」の壁は確かに存在します。
近づいてしまうと逃げてしまうような生き物の撮影や頭上に咲いている綺麗な花をもっと近くで撮りたい、ただ持ち歩きするには一眼カメラやレンズは重い…。
そんな方におすすめの光学60倍(20-1200mm相当)ズームレンズを搭載した高倍率コンパクトデジタルカメラ「 Panasonic LUMIX DC-FZ85D 」をご紹介します。
もくじ
Panasonic LUMIX DC-FZ85Dのスペック
| モデル名 | Panasonic LUMIX DC-FZ85D |
|---|---|
| 販売年 | 2024年7月26日 |
| サイズ(幅×奥行×高さ)突起部を除く | 約130.2 × 125.2 × 94.3mm |
| 撮像素子型式 | 1/2.3 高感度MOSセンサー 総画素1,890万画素 原色カラーフィルター |
| 重さ | 約596g(本体)、約640g(メモリーカード、付属バッテリーパック含む) |
| カメラ有効画素数 | 1810万画素 |
| 光学ズーム | 60倍(EX光学ズーム:最大84.0倍(4:3、M時)、最大122倍(4:3、S時) |
| 構成 | LUMIX DC VARIO 12群14枚(非球面9面6枚) |
| 手ブレ補正 | ○(OFF/ON) |
| ファインダー | 0.39型有機EL(OLED)ライブビューファインダー(4:3)(約236万ドット相当)(視野率100%) [倍率 約0.74 倍(35 mm フィルムカメ ラ換算)、‒1 m‒50 mm 無限遠、画像縦横比【4:3】設定時] (視度調整付き‒4.0 ~ +4.0 diopter) |
| 記録メディア | SDカード/SDHCカード(UHS-1対応)/SDXCカード(UHS-1対応) |
| インターフェース | [HDMI]:Micro HDMI タイプ D [USB/CHARGE]: USB 2.0(High Speed)対応/USB Type-C |
| 電源 | リチウムイオン電池 7.2V 895mAh 6.5Wh |
| 充電時間(付属バッテリーパック) | 約180分(ACアダプター(同梱)使用時) |
| シャッタースピード | 静止画:60秒~1/2000秒(シーンガイドモードで[夜景をアーティスティックに撮る]を選択し、メカシャッター使用時)、4秒~1/2000秒(上記以外、メカシャッター使用時)、1秒~1/16000秒(電子シャッター使用時) 動画: 1/2 秒~ 1/16000 秒 (クリエイティブ動画モードで[M]に設定し、[MF]選択時) 1/30 秒~ 1/16000 秒(上記以外) |
| ISO感度 | AUTO / iISO / 80 / 100 / 200 / 400 / 800 / 1600 / 2000 / 3200 / 6400(拡張ISO感度)/ 1/3EV ・1EVステップ 切換え可 |
| 開放絞り値 | F2.8~F5.9 |
| 焦点距離 | 3.58~215mm(35mm 判換算:20~1200mm) |
| 液晶モニター | 3.0 型TFT 液晶(3:2)(約184 万ドット) (視野率約100%) タッチパネル |
特徴としてはなんといっても光学60倍ズーム。広角20mmから望遠1200mm(35mm判換算)までをレンズ交換なしでカバーすることができます。
また、4Kフォトモード(連写)が搭載されており、動きのある被写体の撮影時に重宝します。
重量も一眼レフカメラ等に望遠レンズをつけるとかなりの重さになりますが、本機は約596g(本体)と望遠性能を考えると軽めで、長時間の持ち歩きでも身体への負担も少なく済みます。
LUMIX DC-FZ85Dの外装について
コンデジのブルではありますが「安っぽさ」といったもの特に感じず、黒一色のマットな仕上げがどんな服装にも馴染みます。
また右手でしっかりと持てるように深く設計されたグリップも良く、手持ちでの望遠撮影時の懸念点である手振れも最小限で抑えることが可能です。
カメラ本体の質感も革のような質感となっており、滑り落ちる心配もありません。
ボタン配置も良く、握りこんだ状態から指先での操作も簡単にできます。
背面について
接眼部がしっかりと盛り上がっており、覗いた時に非常に撮影がしやすいです。
目の周りもしっかりと覆いやすくなっているため、周囲の景色が視界に入りずらく集中した撮影ができます。
液晶についてはタッチパネル式になっているため、十字キーでチマチマ動かす必要がなく、スマホのような感覚で操作もしやすくなっています。
【作例】LUMIX DC-FZ85Dの撮影レビュー


このカメラの最大の強みであるズーム機能を使用して、近づいての撮影ができない、野鳥の撮影をしてみました。
設定はP(プログラムオート)、A(絞り優先)、S(シャッター優先)等状況に応じて使用してみましたが、細かい設定はカメラに委ねてます。
3枚目のコサギに関しては4Kフォトモードで撮影してみました。連射で撮影できるので、後から気に入った1枚だけをピックアックすることが可能で、解像度もコンパクトデジタルカメラといった点を考えると優秀です。
手に届く位置の被写体


AFマクロモード(通常のオートフォーカスと同じ感覚で、近距離にピントが合うようになる)が搭載されているので、近い距離でもピントを合わせることができます。
上の3枚についてはほぼズームを使わずに寄って撮影してみました。
近づいての撮影でも少々ピントに迷いはあったもののしっかりとピントが合い、花びらの質感を写真ごしでも伝えられるような写真を撮ることが可能です。
望遠ズームの威力

ズームの性能が分かるように木の上に留まっているヒヨドリを撮影してみました。
上の写真がズームをほぼ使っていない状態、下の写真はマックスでズームをしてみた状態となります。
手持ちでの撮影となりますが、羽毛の質感がわかる程度にヒヨドリを撮ることができました。
LUMIX DC-FZ85Dを実際に撮影してみて感じたこと
LUMIX DC-FZ85Dを実際に使用してみて気づいたポイントについて紹介します。
良かった点
まずは良かった点について紹介します。
- 立ち止まって構えている時間でも、重量が比較的軽いのでそこまで手は疲れない
- ズームバック機能が便利で野鳥撮影時は非常に役立つ
- 一台で風景から遠くの被写体まで撮影できる
- レンズ交換の手間がなく、持ち運びが楽
- しっかりと握れるため、望遠時でも手持ちでの構えが安定する
- 野鳥等の撮影時は4Kフォトモードが便利
レンズ一体型ならではの携帯性と軽量ボディ
レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラだからこその強みでもありますが、レンズを別途持ち歩く必要がないため荷物が少なく済みます。
レンズ交換式であると望遠レンズだけで数kgとなってしまうケースもあり、移動も大変ですが、本機は別途レンズが不要なため、その分負担も減ります。
また撮影時に構え続けるシチュエーションもありますが、そういった際でも手での固定がしっかりでき、重量もこの距離を撮れるカメラにしては軽量なので、筆者はそこまで疲れませんでした。
被写体を素早く捉え直せるズームバック機能
ズームバック機能については、シャッターボタンの後方にある「Fn1」ボタンが、デフォルトでズームバックボタンに割り当てられています。
望遠撮影中に被写体を見失ったら、このボタンを指で押しっぱなしにすると、自動的にズーム倍率が下がり、広い範囲が表示されるため、野鳥撮影時に見失ったとしてもすぐに探しなおすことができました。
決定的瞬間を逃さない4Kフォトモード
4Kフォトモードでは、いつ動き出すか分からない鳥を相手にする際、このモードがあるだけで「撮れなかった」という後悔を劇的に減らすこともできました。
「4Kプリ連写」を使えば、シャッターを押した瞬間の1秒前から記録されるため、通常では抑えられない場面を写真として残すことが可能です。
※「4Kフォト」モードによる連写撮影時は SDXC/SDHC メモリーカード UHS-I U3(UHS Speed Class 3)の使用推奨
惜しい点
次に気になった点について紹介します。
- センサーサイズが「1/2.3型」となるのでやはり暗い場所での使用には弱い
- AF性能はそこまで爆速AFといったわけではない
- モニターが固定式のため、人混みの上から撮る(ハイアングル)時に撮影しづらい
- 最大ズームをすると写真が少しボヤっとすることがある
- Wi-Fi/Bluetoothが非搭載なので写真を写す作業が手間
センサーサイズに起因する暗所撮影での弱さ
暗い場所での弱さについては、センサーサイズの問題でコンパクトデジタルカメラは仕方のない部分ではあります。
ミラーレス一眼カメラ、一眼カメラに比べると暗所撮影時の性能は弱いので撮影する場合は、F値やシャッター速度を少しいじる、または三脚の使用をおすすめします。
AF(オートフォーカス)の速度とピントの迷い
AFについても速度が爆速といったことではないです。
ピントも少し迷いやすいので、手前の枝にピントが引っ張られやすい点も気になりました。
Wi-Fi/Bluetooth非搭載によるデータ転送の手間
一番ネックに感じたのはWi-Fi/Bluetoothが非搭載といった点。有線で繋いでの転送となるので、その点が手間に感じるかもしれません。
LUMIX DC-FZ85Dは惜しく感じる点を大いにカバーできる最強のコスパ
本器と同じ画角をレンズ交換式で揃えようと思えば、数十万円の予算と重い機材が必要になります。
Panasonic LUMIX DC-FZ85Dは、あえて無線機能を省き、撮る楽しさに特化することで、最強のコストパフォーマンスを持っています。
遠くを撮りたい、でも重いのは嫌だ。そんなワガママを叶える、最高に尖った一台です。
スマートフォンでの撮影に物足りなくなってきた方、もっと遠くの距離を撮りたい方、新たな場面の撮影に一躍買う本機はいかがでしょうか。
Panasonic LUMIX DC-FZ85Dはレンタルでお試しできる
今回ご紹介してきたPanasonic LUMIX DC-FZ85Dは、Rentio(レンティオ)にてレンタルすることができます。
本クラスの望遠性能を備えているカメラと考えると安いとはいえ、新品で購入すると6万円程度かかり、決して安い金額ではありません。
実際の使用感や、好みに合うか確認する上でも購入前にレンタルをすることで買い物の失敗を防げます。
本記事を読んで頂いている方にとってカメラ選びの助けになれば幸いです。
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