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パナソニックのコンデジ「LUMIX」全10種類のカメラを比較しておすすめモデルを紹介!

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2023/08/15

パナソニックのコンデジ「LUMIX」全10種類のカメラを比較しておすすめモデルを紹介!

各カメラメーカーから販売されているコンパクトデジタルカメラ。一眼カメラが一般的になった今も、抜群の携帯性と簡単操作で実現する高画質撮影が人気を集めています。

さまざまな家電製品を販売していることで有名なパナソニックもコンパクトデジタルカメラ(以降コンデジ)の開発に積極的で、独自デジタルカメラブランドとして存在する「LUMIX」は、一度は耳にしたことがある有名シリーズです。

今回はそんなパナソニックのLUMIXのコンデジに特化してそれぞれのカメラを徹底解説していきます。

パナソニックのデジタルカメラ「LUMIX」シリーズ

パナソニックではデジタルカメラのブランド名を「LUMIX」で統一しており、LUMIXには今回ご紹介するコンデジの他、ミラーレス一眼カメラやコミュニケーションカメラが存在します。

公式サイトでは、一眼カメラとコンパクトカメラで分かれており、今回はコンパクトカメラ全10機種をご紹介していきます。

高倍率ズームコンパクト

LUMIX 高倍率ズームコンパクト

  • Panasonic LUMIX DC-TZ90 (2017年6月15日発売)
  • Panasonic LUMIX DMC-TZ85 (2016年2月10日発売)

プレミアムコンパクト

LUMIX プレミアムコンパクト

  • Panasonic LUMIX DC-TX2 (2018年3月15日発売)
  • Panasonic LUMIX DMC-TX1 (2016年3月10日発売)
  • Panasonic LUMIX DC-LX100M2 (2018年10月18日発売予定)
  • Panasonic LUMIX DMC-LX9 (2016年11月17日発売)

フィールドズーム

LUMIX フィールドズーム

  • Panasonic LUMIX DMC-FZH1 (2016年11月17日発売)
  • Panasonic LUMIX DMC-FZ300 (2015年9月17日発売)
  • Panasonic LUMIX DC-FZ85 (2017年3月10日発売)

タフコンパクト

LUMIX タフコンパクト

  • Panasonic LUMIX DC-FT7 (2018年10月18日発売)

上記の通り、LUMIXコンデジは「高倍率ズームコンパクト」「プレミアムコンパクト」「フィールドズーム」「タフコンパクト」の4種類にタイプが分かれています。

プレミアムコンパクトに存在するDC-LX100M2とタフコンパクトであるDC-FT7は、2018年10月18日発売の新製品となっています。

Panasonic LUMIXコンデジシリーズ製品仕様比較表

モデル名 DC-TZ90 DMC-TZ85 DC-TX2 DMC-TX1 DC-LX100M2 DMC-LX9 DMC-FZH1 DMC-FZ300 DC-FZ85 DC-FT7
発売時期 2017年6月15日 2016年2月10日 2018年3月15日 2016年3月10日 2018年10月18日 2016年11月17日 2016年11月17日 2015年9月17日 2017年3月10日 2017年10月18日
参考価格(※1) 35,950円 29,600円 86,500円 50,880円 112,836円 73,093円 127,233円 41,700円 36,720円 53,876円
撮像素子 1/2.3型 高感度MOSセンサー 1.0型 高感度MOSセンサー 4/3型 高感度MOSセンサー 1.0型 高感度MOSセンサー 1/2.3型 高感度MOSセンサー
カメラ部有効画素 2030万画素 1810万画素 2010万画素 1700万画素 2010万画素 1210万画素 1810万画素 2040万画素
焦点距離 24-720mm 24-360mm 25-250mm 24-75mm 24-72mm 24-480mm 25-600mm 20-1200mm 28-128mm
絞り値 F3.3-6.4 F2.8-5.9 F1.7-2.8 F1.4-2.8 F2.8-4.5 F2.8 F2.8-5.9 F3.3-5.9
オートフォーカス方式 映像検出によるTTL方式 不明 映像検出によるTTL方式 不明 映像検出によるTTL方式 不明 映像検出によるTTL方式
最高シャッタースピード 1/16000秒
常用ISO感度 ISO80~6400 ISO80~25600 ISO100~25600 ISO80~25600 ISO100~6400 ISO80~6400
連続撮影速度 最高約10コマ/秒 最高約11コマ/秒 最高約50コマ/秒 最高約12コマ/秒 最高約60コマ/秒 最高約10コマ/秒
光学式手ブレ補正
動画撮影 4K
画面サイズ/ドット数 3.0型/約104万ドット 3.0型/約124万ドット 3.0型/約104万ドット 3.0型/約124万ドット 3.0型/約104万ドット
Wi-Fi
Bluetooth
大きさ 112.0×67.3×41.2 mm 112.0×64.0x38.0 mm 111.2×66.4×45.2 mm 110.5×64.5×44.3 mm 115.0×66.2×64.2 mm 105.5×60.0x42.0 mm 137.6×101.9×134.7 mm 131.6×91.5×117.1 mm 130.2×94.3×119.2 mm 116.7×76.1×37.3 mm
質量(付属品込) 約322g 約282g 約340g 約310g 約392g 約310g 約966g 約691g 約616g 約319g

LUMIXのカメラを選ぶポイント

LUMIX コンデジ 選び方

カメラが得意とする場面

10種類のラインナップが存在するLUMIXのコンデジですが、一眼カメラのように性能による大きなランク分けはされておらず、それぞれのカメラが強いとするシーンを保有するモデル分けになっています。

そのため、単純に性能の数値だけで判断するだけでなく、性能から得意シーンを判断する必要があります。

今回の記事では後ほど各モデル解説において各カメラが得意とするシーンをご紹介していきます。

レンズ性能から選ぶ

それぞれのカメラではレンズ性能が大きく異なり、望遠範囲を決める焦点距離やF値などで違いが見られます。

コンデジのメリットは、コンパクトながら遠くまで写すことのできる望遠性能が魅力の一つですが、シリーズの中には望遠能力をあまり保有せず、絞り開放値で優れた特徴を保有するモデルも存在します。

そのため、遠い場所を得意とするカメラを選ぶのか、暗い場所などでシャッタースピードをかせぐことのできるカメラを選ぶのかという選定ポイントにもなります。

LUMIXシリーズ各モデル解説

ここからは2018年現在で販売されているLUMIXシリーズ10種類の各モデルを解説していきます。

コンパクトボディながら超望遠「DC-TZ90」

2017年6月に発売された高倍率ズームコンパクトモデルであるDC-TZ90。属しているシリーズの通り、コンパクトなボディながら35mm換算24mmの広角域から720mmまでの幅広い焦点距離域を保有する高倍率ズームカメラです。

20.3Mセンサーによる高い描写性能

静止画撮影において一つの画質判断材料となる画素数ですが、DC-TZ90では2030万画素を実現。

さらにパナソニックが独自に開発した高感度/高解像力/色再現で能力を発揮するヴィーナスエンジンを搭載し、写真撮影において必要とされる描写力を特徴としています。

撮影できる幅が広がる機能性

DC-TZ90では上方向に約180度開くことができるチルト式タッチパネルモニターを搭載しています。

チルト式液晶を採用することでモニター画面を確認しながら自分撮りなどの撮影にも対応することができます。また、角度変化を行うことができるチルトモニターを利用して、低い位置から撮影するローアングル撮影もモニターを確認しながら行える利便性に優れています。

DC-TZ90の価格

コンパクトなボディで高倍率ズーム性能を保有する万能カメラとして人気を集めるDC-TZ90。高性能なカメラだけに高価なモデルと想像しがちですが、お手頃価格を実現しています。

2018年10月7日現在の通販サイトamazonの価格では、35,950円(税込)と気軽に高倍率ズーム撮影を楽しむことができる優秀なモデルとなっています。

仕様

  • センサーサイズ :
  • 有効画素数 : 2030万画素
  • 焦点距離 : 24-720mm
  • 絞り : F3.3-F6.4
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-6400
  • 高速連写 : 最高10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約112.0mm x 約67.3mm x 約41.2mm
  • 質量 : 約322g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 35,950円(税込)

DC-TZ90の従来機「DMC-TZ85」

2016年2月に発売となったDMC-TZ85は、先ほどご紹介したDC-TZ90の従来モデルとして現在も販売されているラインナップに存在します。

従来モデルとして最新のDC-TZ90には様々な性能・機能面で劣りますが、従来モデルらしく更に低価格で購入することができるカメラです。

望遠機能は最新モデルと同様

DMC-TZ85は、最新モデルであるDC-TZ90と同等の光学30倍ズームを保有しています。これにより35mm換算にすると24mmから720mmまでの超望遠撮影を実現します。

最新モデルよりも小型軽量、低価格

最新モデルのDC-TZ90では、チルト式タッチパネルモニターや高画素化を実現した影響もあり、ボディは従来型のDMC-TZ85よりも大型で重くなりました。従来モデルであるDC-TZ85は、最新モデルよりも大幅に小型・軽量であることがメリットの一つです。

価格面でも古くなったモデルとして発売当初よりも大幅に安くなり、最新モデルDC-TZ90よりもお手頃価格となっています。

DMC-TZ85の価格

先ほどの通り、DMC-TZ85は従来モデルであることで低価格を実現しています。

2018年10月7日現在、通販サイトamazonでは29,600円(税込)と、最新モデルDC-TZ90よりも約6,000円安値を実現しています。

チルト式液晶非搭載やDC-TZ90よりも低画素というマイナス面はありますが、手軽に購入できて高品質の撮影を行うには最適なモデルです。

仕様

  • センサーサイズ :
  • 有効画素数 : 1810万画素
  • 焦点距離 : 24-720mm
  • 絞り : F3.3-6.4
  • オートフォーカス :
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-6400
  • 高速連写 : 約10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約112.0 x 64.0 x 38.0mm
  • 質量 : 約282g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 29,600円(税込)

大型センサーで魅せるプレミアムの力「DC-TX2」

2018年3月に発売となったLUMIXシリーズの中でもプレミアムコンパクトの部類に入るDC-TX2

従来モデルは2016年3月に発売されたDMC-TX1ですが、約2年の時を経ての更新となりました。「プレミアム」の名が付くだけに画質面にこだわったモデルとなっています。

1.0型の高感度MOSセンサーを搭載

コンデジとしては大型の1.0型のセンサーを搭載。有効画素数は、2010万画素を実現し、高性能ヴィーナスエンジンにより高速で高解像力を実現した写真撮影を行うことができます。

また大型センサーだからこその高感度耐性に優れており、常用最高ISO感度はISO12800で拡張ISO感度は25600まで設定することが可能です。

高精細の電子ビューファインダーを搭載

コンデジなので液晶画面を見ながらの撮影が一般的ですが、ズーム機能などを使用すると手のみではブレを抑えることが難しく、望遠使用時にはファインダー撮影が望ましいとされています。

DC-TX2では0.21型 約233万ドット相当のLVFファインダーを搭載し、ファインダーを覗いた撮影も可能です。ファインダー付近にはアイセンサーが搭載され、手動で操作することなく、センサーが感知した瞬間、ファインダー撮影へと切り替えることが可能です。

DC-TX2の価格

新商品、プレミアムモデルという名が付くモデルは高価であることも少なくありません。こちらのDC-TX2でも、他のLUMIXシリーズと比較すると少々高い価格となっていますが、2018年10月7日現在の通販サイトamazonの価格では86,500円(税込)となっています。

他社の同クラスモデルと比較すると安値を実現しているため、良心的な価格設定と言えるでしょう。

仕様

  • センサーサイズ : 1.0型
  • 有効画素数 : 2010万画素
  • 焦点距離 : 24-360mm
  • 絞り : F3.3-6.4
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-25600
  • 高速連写 : 最高約10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) :
  • 質量 : 約111.2mm x 約66.4mm x 約45.2mm
  • 価格帯 : 86,500円(税込)

従来モデルながらプレミアムな性能「DMC-TX1」

先ほどもご紹介したDC-TX2の従来モデルであり、2016年3月に発売されたDMC-TX1。

後継機が発売されて以降、旧型のモデルとして扱われるようになりましたが、最新モデルの基礎を作り上げたモデルとしてプレミアムな性能を実現しています。

安く体感できる1.0型大型センサーの実力

従来モデルとして価格が大幅に下がった今、気軽にコンデジで大型センサーの実力を試すことができるモデルとして人気を集めています。

1.0型のセンサーは、最新モデルと同様で、画素数に関しても2010万画素と十分な性能となっています。大型センサーだからこそ実現できる高画質を最新モデルよりも安く体感することができます。

後継モデルよりも小型軽量で安値

DMC-TX1は、後継機であるDC-TX2よりも小型・軽量ボディとなっています。この従来・後継関係は、DC-TZ90とDC-TZ85でもご紹介した関係に似ています。

従来モデルであるDMC-TX1では小型・軽量でありながら従来機としての安さも実現しているお得なモデルです。こちらは最新モデルと焦点距離などの違いもありますが、LUMIXプレミアムコンデジの原点としておすすめできるカメラです。

DMC-TX1の価格

発売は2016年と2年半ほど前になり、価格が大幅に下降した印象があります。

2018年10月7日現在の通販サイトamazonでは50,880円(税込)となっており、最新モデルよりも約3万円も安い値段で購入することができます。

仕様

  • センサーサイズ : 1.0型
  • 有効画素数 : 2010万画素
  • 焦点距離 : 25-250mm
  • 絞り : F2.8-5.9
  • オートフォーカス :
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-25600
  • 高速連写 : 最高約10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約110.5 x 64.5 x 44.3mm
  • 質量 : 約310g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 50,880円(税込)

DMC-TX1実写レビューはこちら

Panasonic LUMIX DMC-TX1実写レビュー!高倍率+携帯性+高性能を兼ね備えた「プレミアムコンパクト」の実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

大口径レンズで高画質を実現「DC-LX100M2」

2018年10月18日発売予定となっている大口径レンズを搭載した最新コンデジ「DC-LX100M2」

このカメラは、開放F値が非常に低く設定されている明るいレンズを保有していることが特徴として挙げられます。高倍率レンズを採用しないことで、明るさへこだわりを見せたモデルです。

従来モデルより進化した解像力

従来モデルLX100では、1280万画素を保有していましたが、高画素化を実現した4/3型 高感度MOSセンサーにより有効画素数は1700万画素までアップしました。

これにより従来機より解像力が15%ほど向上しました。また、搭載されているヴィーナスエンジンによる高性能な画像処理能力により描写力に優れています。

大口径F1,7-2.8の明るいレンズ

レンズにはLUMIXのコンデジではおなじみとなったライカカメラ社の「LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズ」を搭載。そして開放F値F1.7-2.8を実現した非常に明るいレンズで撮影の幅を大きく広げてくれます。

明るいレンズを保有することで、ボケを活かした撮影や、暗い場所での撮影もシャッタースピードを落とすことなく撮影することができます。

DC-LX100M2の価格

一眼カメラでも明るいレンズは高値で販売されることが多いですが、こちらのDC-LX100M2も新製品という影響も重なってLUMIXシリーズ内では非常に高価なモデルとなっています。

2018年10月7日現在の通販サイトamazonでの価格は、112,836円(税込)となっています。発売日以降の価格変動にも注目していきたいところです。

仕様

  • センサーサイズ : 4/3型
  • 有効画素数 : 1700万画素
  • 焦点距離 : 24-75mm
  • 絞り : F1.7-2.8
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO100-25600
  • 高速連写 : 最高約11コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約115.0 x 約66.2 x 約64.2mm
  • 質量 : 約392g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 112,836円(税込)

大型センサーと大口径レンズを搭載「DMC-LX9」

先ほどご紹介したDC-LX100M2と同様に大口径レンズを搭載し、2016年11月に発売されたDMC-LC9です。

大口径レンズを搭載しているという点ではDC-LX100M2と同じですが、こちらのカメラはDC-LX100M2よりも高画素を保有し、大型センサーを搭載したモデルです。

大型センサーと大口径レンズで魅せる高画質

高い解像感を誇るLEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズを搭載し、1.0型に大型センサーの性能を存分に発揮することができます。

コンデジとしては驚愕のF1.4の明るさを実現し、美しいボケ表現はもちろん、低照度撮影時もF1.4の明るいレンズを活かして十分に光量を取り入れることができます。

高速撮影で必要な性能を保有

空間認識AFを採用することで、従来で採用していたコントラストAFの高精度を受け継ぎながらAFの高速化を実現しました。

進化した高速AF性能と10コマ/秒の高速連続撮影の性能で決定的瞬間を逃すことなく撮影することができます。

DMC-LX9の価格

望遠性能の他モデルより劣っていると感じるDMC-LX9ですが、それ以外の性能については、コンデジの中でも上位に入るでしょう。

2018年10月7日現在の通販サイトamazonの価格は、73,093円(税込)と発売から経過したこともあり、性能を考えると非常に安く購入することができるモデルです。

仕様

  • センサーサイズ : 1.0型
  • 有効画素数 : 2010万画素
  • 焦点距離 : 24-72mm
  • 絞り : F1.4-2.8
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-25600
  • 高速連写 : 最高約50コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約105.5 x 約60.0 x 約42.0mm
  • 質量 : 約310g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 73,093円(税込)

大型センサー+優秀な動画機能「DMC-FZH1」

2016年11月に発売となったDMC-FZH1は、コンデジとしては非常に大きく重いモデルとなります。

それでも搭載されている性能や機能を一流で、レンズ一体型という部分を除くと限りなく一眼カメラに近い仕様となっています。

光学20倍ズームで幅広い焦点距離で実現

LUMIXのDMC-FZH1では、1.0型の大型センサーを搭載しながら光学20倍ズームの望遠性能を保有しています。

35mm換算の焦点距離では、24mmから480mmまで対応しており、風景写真などで活用する広角撮影から遠くの被写体を大きく写すための望遠撮影まで可能としています。

新光学設計による高品位の動画撮影

静止画の撮影でも実力を十分に発揮するモデルですが、DMC-FZH1は動画撮影にも適したモデルになっています。

最高動画記録画質は4K(3840×2160)に対応し、新たに「シネマ4Kモード(4096×2160)」も搭載され、DMC-FZH1で高品位の映像作品撮影を実現します。

DMC-FZH1の価格

DMC-FZH1は、コンデジの部類では非常に大きく、重さもある珍しいモデルです。その中にあらゆる性能を搭載し、一眼カメラにも劣らない高性能が特長として挙げられます。

2018年10月8日現在で、通販サイトamazon価格は127,233円(税込)となっています。コンデジにしては非常に高価ですが、動画性能に優れている点を考えると、コンデジというより映像撮影機材として考えることもできるため、リーズナブルと言えるでしょう。

仕様

  • センサーサイズ : 1.0型
  • 有効画素数 : 2010万画素
  • 焦点距離 : 24-480mm
  • 絞り : F2.8-4.5
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-25600
  • 高速連写 : 最高約12コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 61.0 × 52.5 × 82.0mm
  • 質量 : 約230g(電池含む)
  • 価格帯 : 127,233円(税込)

高倍率ながら明るいレンズを搭載「DMC-FZ300」

2015年9月発売と既に発売から3年が経過したDMC-FZ300。こちらはDMC-FZH1同様にフィールドズームのシリーズに属するモデルですが、大型ボディながら高性能なモデルとなっています。

光学24倍ズーム全域でF2.8を実現

ズーム性能に優れたカメラは沢山存在しますが、こちらのDMC-FZ300で最大のメリットとして挙げられるのがこれだけのズーム域を保有しながらズーム全域でF2.8の明るさを実現しています。

プレミアムコンパクトでご紹介したいくつかのモデルは、広角側のみの焦点距離を保有しながら明るいレンズを実現していましたが、こちらは35mm換算25mmから600mmまでのズーム域全てで明るくなる驚愕のレンズです。

過酷な環境下でも耐えうる防塵・防滴性能

アウトドアなどの撮影で塵や水滴などが付くような環境でもカメラ内の防塵・防滴機構により、安全に撮影することが可能です。

ただし、カメラは完全に塵や水滴の進入を防ぐものではないので、無理のない使用法を心がけることも必要です。

DMC-FZ300の価格

DMC-FZH1からご紹介しているフィールドズームに属するモデルは、気軽に撮影というよりも性能にこだわったモデルが多いため、コンパクト性で良いとは言えません。

しかし、その分性能面では他モデルを圧倒するため、レンズを交換する必要のない高品位カメラとして考える必要があります。

2018年10月8日現在で、通販サイトamazonは41,700円(税込)と発売当初よりも大幅に価格が下降した印象です。冒頭でお伝えした通り、発売から3年経過している影響もあり、世間的には古いモデルとして扱われているのが現状です。

仕様

  • センサーサイズ : 1/2.3型
  • 有効画素数 : 1210万画素
  • 焦点距離 : 25-600mm
  • 絞り : F2.8-8.0
  • オートフォーカス :
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO100-6400
  • 高速連写 : 最高約60コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 72.0 × 114.0 × 113.0mm
  • 質量 : 約435g(電池含む)
  • 価格帯 : 41,700円(税込)

LUMIX DMC-FZ300実写レビューはこちら

Panasonic LUMIX DMC-FZ300実写レビュー。ズーム全域でF値2.8を実現した高倍率コンデジ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

1200mmの圧倒的超望遠撮影「DC-FZ85」

コンデジのメリットとして小さいながら高倍率ズームによる望遠撮影を可能とするメリットがあります。今回ご紹介するDC-FZ85は、2017年3月に発売されたフィールドズームのジャンルに属するモデルです。

驚愕の光学60倍ズーム

LUMIXのコンデジシリーズとしては最高の光学60倍ズームを搭載。これにより35mm換算の焦点距離では20mmから1200mmという驚愕のズーム性能を実現します。

望遠側の焦点距離に注目しがちですが、DC-FZ85では広角側も20mmという広角の焦点距離として優れています。通常は24mmや25mmスタートのレンズが多いので、広角側も使える幅広がる、使い勝手の良いレンズを搭載しています。

望遠撮影を支える優秀な追尾AF

写真撮影にはさまざまな撮影スタイルがありますが、望遠機能を使用する場合、被写体が動く場合も少なくありません。このような場合、ファインダー内に被写体を収める技術も大切ですが、カメラ本体がピントを合わせるためのAF性能も重要になります。

DC-FZ85の追尾AFでは、従来で採用していた色判別に加えて動きベクトル検出、動き予測の機能を搭載し、より正確で高速な追尾AFを実現しています。

DC-FZ85の価格

フィールドズームのジャンルとしては最も新しいモデルであるDC-FZ85。LUMIX史上最高のズーム性能を保有し、望遠撮影を活かすための機動性にも優れたモデルです。

2018年10月8日現在で、通販サイトamazonの価格は36,720円(税込)と低価格を実現しています。気軽に超望遠撮影を楽しむ場合にはお手頃価格で購入できるカメラとしておすすめです。

仕様

  • センサーサイズ : 1/2.3型
  • 有効画素数 : 1810万画素
  • 焦点距離 : 20-1200mm
  • 絞り : F2.8-5.9
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-6400
  • 高速連写 : 最高約10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約130.2 x 約94.3 x 約119.2mm
  • 質量 : 約616g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 36,720円(税込)

復活した防水カメラ「DC-FT7」

2018年10月18日発売のDC-FT7は、パナソニックが久々に開発した防水カメラです。

水辺でのシーンに活躍するカメラですが、それ以外にも防寒や耐衝撃など、タフネス性能に優れたカメラとなっています。

防水性能31mを実現

パナソニックではかつてLUMIXシリーズの防水カメラとしてDMC-FT5などのモデルを保有していました。しかし、2013年の発売以降は後継機の噂はなく、販売終了となったためパナソニックにはしばらくの間、防水カメラがラインナップに存在しない状態でした。

今回のDC-FT7で、防水カメラがラインナップに復活となりましたがハウジングケースなしで31mの防水性能を実現しました。深く潜った場合でも撮影できるため、本格的なダイビング撮影を可能とします。

カメラとして優秀な性能を保有

DC-FT7では、防水性能をはじめ、あらゆるタフネス性能を保有していますが、カメラの基本的な撮影環境においても優秀な性能を保有しています。

水中などの撮影では光量も少なくなり、シャッタースピードが低下し、手ブレ発生の懸念がありますが、DC-TF7では、光学式手ブレ補正により、ブレを抑えた撮影を可能とします。

DC-FT7の価格

久々の防水カメラとなったDC-FT7ですが、通販サイトamazonでは48,809円(税込)の価格設定となっています。

発売前の価格では、5万円台でしたが、既に値下げが行われています。来年夏のシーズン前に購入するのも良いでしょう。

仕様

  • センサーサイズ : 1/2.3型
  • 有効画素数 : 2040万画素
  • 焦点距離 : 28-128mm
  • 絞り : F3.3-5.9
  • オートフォーカス : 映像検出によるTTL方式
  • 手ブレ補正機能 : 〇
  • ISO感度 : ISO80-6400
  • 高速連写 : 最高約10コマ/秒
  • 外形寸法(WxHxD) : 約116.7 x 約76.1 x 約37.3mm
  • 質量 : 約319g(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
  • 価格帯 : 48,890円(税込)

LUMIXのコンデジまとめ

LUMIX コンデジ 比較

パナソニックが開発するLUMIXシリーズのコンデジをご紹介してきましたが、「高倍率ズームコンパクト」「プレミアムコンパクト」「フィールドズーム」「タフコンパクト」の4つに分かれたジャンルは、カメラ選びにおいても分かりやすいジャンル分けになっています。

明確なシリーズ分別で分かりやすいラインナップ

高倍率ズームコンパクトでは、高倍率ズームを保有しながらコンデジらしいコンパクトなボディを実現したシリーズで、プレミアムコンパクトでは大型センサーなどでクオリティ重視ながらコンパクトなボディを実現したシリーズ、フィールドズームではリーズナブルな価格で携帯性はないものの優秀なモデルシリーズ、タフコンパクトはレジャーシーンで活躍するシリーズとなっています。

冒頭でもご紹介した通り、性能が似ているモデルは存在せず、どのモデルにおいても突出した性能を1つは保有しています。

はじめてのカメラとしては最適なモデルが多いので、まずは気になるモデルを詳しくチェックしてみてくださいね。

LUMIXのコンパクトデジカメをレンタル

今回ご紹介したLUMIXのコンパクトデジカメは、お得にレンタルすることができます。

家電レンタル「Rentio(レンティオ)」では今回ご紹介したLUMIXのコンデジを最短3泊4日から簡単にレンタルすることができます。

ぜひRentioのレンタルでLUMIXのコンデジの実力を体感してみてください。

[レンタル] パナソニック コンパクトデジタルカメラ LUMIX DMC-TX1 – Rentio[レンティオ]
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