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スマートフォンのカメラ性能が進化した今でも、「ファインダーを覗いてシャッターを切りたい」「フィルムカメラの質感が好き」といった理由から、アナログカメラに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
FUJIFILM(富士フイルム)のハイブリッドインスタントカメラ「instax mini Evo(チェキ)」シリーズには、シネマフィルムをイメージした新作モデル「instax mini Evo Cinema」が登場しています。
本記事では、「instax mini Evo Cinema」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
「instax mini Evo Cinema」について
今回紹介する「instax mini Evo Cinema」は、FUJIFILMが展開するチェキシリーズの新モデルです。
「チェキ」は、撮影したその場で写真がプリントできるインスタントカメラとして、FUJIFILM(富士フイルム)が1998年にスタートしました。
現在では、アナログタイプのチェキだけでなく、デジタル撮影とプリントを組み合わせたハイブリッドモデル「instax mini Evo」シリーズも展開されています。
そのハイブリッドモデル「instax mini Evo」シリーズの最新モデルとして2026年1月30日に発売されたのが、「instax mini Evo Cinema」です。
「instax mini Evo Cinema」の製品スペック
「instax mini Evo Cinema」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
| instax mini Evo Cinema | |
|---|---|
| メーカー | FUJIFILM |
| 重量 | 約270g |
| 本体サイズ | 約39.4 mm × 132.5 mm × 100.1 mm |
| カラー | 1色(ブラック) |
| 有効画素数 | 約500万画素 |
| 記録画素数 | 静止画撮影時:1920×2560ピクセル 動画撮影/通常時:600×800ピクセル 動画撮影/高画質モード(2020のみ)時:1080×1440ピクセル |
| 記録メディア | 内蔵メモリー microSD/microSDHC/microSDXC (~256GB)メモリーカード |
| 焦点距離 | f=28mm(35mmフイルム換算) |
| 絞り | F2.0 |
| オートフォーカス | シングルAF、顔認識AF |
| 液晶モニター | 1.54型TFTカラー液晶モニター 画素数:約17万ドット |
| 販売開始時期 | 2026年1月30日 |
| 公式税込価格 (2026年5月現在) |
55,000円 |
「instax mini Evo Cinema」はこんな人におすすめ
「instax mini Evo Cinema」は、下記のような方におすすめです。
instax mini Evo Cinemaがおすすめな人
- スマートフォンとは異なるアナログカメラで撮影したい方
- フィルムカメラ風の写真やレトロな雰囲気が好きな方
- チェキプリントを使って思い出を形に残したい方
- SNS向けに雰囲気重視の写真や動画を撮影したい方
- クラシカルなデザインのガジェットが好きな方
上記のおすすめな理由については、特徴や使ってみた感想から、それぞれご紹介していきます。
instax mini Evo Cinemaの特徴4つ
続いて、instax mini Evo Cinemaの特徴について簡単に4つ紹介します。
①写真・動画・プリンターの 3in1スタイル
②クラシックカメラ風の縦持ちデザイン
③10種類ものエフェクト「ジダイヤル」
④QRコード付きでプリントアウトできる
特徴①|写真・動画・プリンターの3in1スタイル
「instax mini Evo Cinema」の特徴1つ目は、静止画だけでなく動画撮影やプリントアウトにも対応した3in1スタイルという点です。
専用のインスタントフィルムを設置することで、好きな画像を選んでプリントアウトできます。
プリントアウトは、静止画だけでなく最大15秒の動画もプリントアウト可能(QRコード付き)となっており、QRコードをスマホで読み込むことで動画を再生することができます。※QRコードから再生するには、instax mini Evoアプリからサーバーに動画データをアップロードする必要があります。
「instax mini Evo Cinema」1台で「撮る・残す・プリントする」が楽しめます。
特徴②|クラシックカメラ風の縦持ちデザイン
「instax mini Evo Cinema」の特徴2つ目は、カメラでは珍しい縦持ちデザインという点です。
FUJIFILMが1965年に発売した8mmカメラ「フジカシングル-8」を彷彿とさせるクラシックカメラ風の縦型デザインを採用しています。
スマホで撮影するのとは一風変わった映画のカメラマンになったような気分を味わえます。
特徴③|10種類ものエフェクト「ジダイヤル」
「instax mini Evo Cinema」の特徴3つ目は、10種類ものエフェクト「ジダイヤル」を搭載している点です。
フィルム風やレトロ風、モノクロ調など、1930年から2020年まで10年毎にその時代をイメージしたエフェクトをかけることができます。
「ジダイヤル」はそれぞれ10段階で度合いを調整することが可能で、エフェクトと掛け合わせた計100通りの表現ができるようになっています。
特徴④|QRコード付きでプリントアウトできる
「instax mini Evo Cinema」の特徴4つ目は、QRコード付きでプリントアウトができる点です。
このQRコード付きは、静止画ではなく動画のみでの仕様となっており、スマホで読み取ることで、チェキフレーム付きの動画を再生したり、動画のダウンロードが可能です。
撮影したり編集した動画を簡単に友人とシェアして楽しむことができます。
instax mini Evo Cinemaの実機レビュー
それでは、「instax mini Evo Cinema」の実機を実際に使用してみたいと思います。
instax mini Evo Cinema 同梱物
「instax mini Evo Cinema」の箱の中には、本体の他にハンドストラップ、USB Type-Cケーブル、ファインダーアタッチメント、グリップアタッチメント、使用説明書、保証書が同梱されています。
「instax mini Evo Cinema」の使用前に、アプリ「instax mini Evo」や「instax UP!」をダウンロードしておくことで、お使いのスマートフォンへ簡単に写真や動画を取り込むことが可能になります。
instax mini Evo Cinemaを実際に使ってみた感想
ここから、「instax mini Evo Cinema」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:クラシカルなデザインがクール!
「instax mini Evo Cinema」の見た目は、従来のチェキのイメージよりも昔ながらの8mmカメラに近いクラシカルなデザインになっています。
映画やレトロカメラの雰囲気が好きな方には刺さるデザインではないでしょうか。
実際に持った印象は見た目以上に軽く、ボディがプラスチックでチープさを若干感じます。
標準のカメラと異なる縦長の形状でも、付属のグリップアタッチメントを装着することで持ちやすくなり、撮影中に落下する心配はありませんでした。
◯:スマホとは違う、懐かしくてちょっと粗いフィルム感がいい
実際に「instax mini Evo Cinema」で撮影してみて感じたことは、スマートフォンとは異なる“フィルム風の写真”を撮影できることです。
100通りのジダイヤルによって、少し色褪せたような描写や柔らかいコントラスト、どこか懐かしい雰囲気に仕上げることができます。
クリアな画質ではありませんが、ノスタルジックな思い出の写真が撮れる印象を持ちました。
最新のスマートフォンカメラと比較すると、ズームや解像度、白飛び、暗所の性能はそこまで高くありません。
細部までシャープに写すというよりは、少し粗さを残したアナログ感のある写真を楽しめます。
◯ or △:エフェクト選びは楽しいけど、切り替えのタイムラグが惜しい
「instax mini Evo Cinema」の大きな特徴である「ジダイヤル」は、エフェクトを選ぶ楽しさがある一方で、ダイヤルを回してからエフェクトが適用されるまで2〜3秒ほどの時間を要すところが気になりました。
クイックに撮影できないため、撮りたいと思った瞬間を逃しやすいかもしれません。
好みのエフェクトをあらかじめ決めておいたり、度合い調整をスムーズにするには、多少の慣れが必要です。
ここから、「instax mini Evo Cinema」で撮影した作例をジダイヤルの年代と一緒にご紹介します。
- 1940
- 2020
- 1930
- 2020
- 1970
- 1930
- 1970
- 2020
筆者の場合は、段々と使っていくうちに1930年や1970年、2020年のエフェクトを好んで撮影していました。
◯ or △:15秒の短さが物足りない?いや、それが逆にいいかも
動画を撮影してみて思ったことは、製品名に「Cinema」と付いているものの、動画の長さは15秒と短めということです。
本格的な動画撮影というよりは、日常のちょっとしたワンシーンを撮影したり、簡単なメッセージ動画を撮影する使い方に向いている印象でした。
アプリ内で簡単な編集もできるため、撮影した短い動画をSNS向けにまとめたり、チェキ写真とあわせて思い出として残したりする楽しみ方ができます。
◯:全部プリントしなくていい、「この1枚」を選ぶ楽しさがある
撮影した全てをプリントアウトする必要がなく、お気に入りの1枚をプリントアウトできる点は良かったです。
QRコード付きは動画のみのプリントアウトですが、静止画でもQRコードが付けられて簡単にシェアできるとより良いなと感じました。
△:ファインダーアタッチメントが外れやすく、バッテリー消費も早いのが気になる
「instax mini Evo Cinema」を実際に使っていて気になった点としては、下記が挙げられます。
instax mini Evo Cinemaを使っていて気になった点
- ジダイヤルのエフェクトが適用されるまで時間がかかる
- 動画が15秒のみと短め
- ブレやすく、シャッターコントロールが難しい
- 起動するのに時間がかかる
- ファインダーアタッチメントが取れやすい
- 2,3時間の撮影で充電がなくなりやすい
- 高画質なものを撮ることは難しい
撮影している上で、撮影のテンポ感が気になりました。
「ジダイヤル」のエフェクト変更やシャッター、本体の起動に時間がかかるなど、思い立ってすぐに撮影するような使い方には向いていません。
シャッター操作もやや独特でブレやすく、使いこなすには慣れが必要な印象です。
スマートフォンやデジカメと比べると本体が大きめのサイズ感のため、バッグに忍ばせていつでも持ち歩くというよりも事前に撮影することを目的としての使い方がおすすめです。
持ち運ぶ中では、ファインダーアタッチメントが外れやすく、注意が必要でした。
今回使用した中では、写真41枚と動画2本程度の撮影でメモリー容量がフルとなって、撮影できなくなりました。
また、2〜3時間ほどの使用で充電が必要になったため、長時間使用する場合にはモバイルバッテリーやmicroSDカードがあると安心です。
instax mini Evo Cinemaはアナログ感のあるフィルム風写真が撮影できる3in1スタイルのハイブリッドチェキ
FUJIFILM(富士フイルム)のinstax mini Evo(チェキ)シリーズ最新モデル「instax mini Evo Cinema」を紹介してきました。
実際に使用してみて感じたのは、100通りのエフェクトによるアナログ感のある描写や、チェキならではのプリント体験といったスマートフォンでは味わえない楽しさを感じられることです。
一方で、ジダイヤルの反映速度や起動時間、動画が15秒のみといった部分は好みが分かれるポイントかもしれません。
そうした少し不便な部分も含めて、“昔ながらのカメラを操作している感覚”を楽しめる製品だと感じました。
フィルム風の写真表現や、撮影する体験そのものを楽しみたい方におすすめです。
「instax mini Evo Cinema」はレンタルできる!
チェキが初めてで、まずは試してみたい!という方にはレンタルがおすすめです。
実際に使用してみて、使い心地や使う頻度などをイメージしながら購入を検討できます。
レンティオでお試しレンタルしてみましょう。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、instax mini Evo Cinemaをはじめとするさまざまなチェキカメラを取り揃えていますので、ぜひチェックしてみてください。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
[レンタル] チェキカメラ 一覧 – Rentio[レンティオ]
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