最近人気が再燃し結婚式やイベントなどでも大活躍のチェキ。
記念の写真をすぐに印刷してオシャレに飾っておけるチェキを「ちょっと欲しいかも…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ですが、チェキにはたくさんの種類があり、機能や値段が様々。
「mini」「SQUARE」などの商品名だけ見てもどんなチェキなのかよくわかりませんよね。
そこで今回は、最新のチェキinstax SQUARE SQ1を含むチェキシリーズ全機種を比較し、それぞれの特長や機能からおすすめのチェキをご紹介します。
もくじ
チェキ instaxとは?
チェキは、富士フイルムから発売されているインスタントカメラシリーズです。
カメラ本体にフィルムをセットすると、撮影した写真がその場でフィルムに印刷されます。発売20周年という歴史あるインスタントカメラですが、初代機種からベーシックな機能や使い方は大きくは変わりません。
撮影→印刷というアナログでシンプルなところもチェキの魅力ですが、最新機種ではデジタルとの融合など様々な進化を遂げています。
フィルムサイズが特徴的なチェキ instax
また、チェキといえば、そのフィルムサイズも特徴的。
86×54mmのチェキフィルムは、通常のL版写真(89×127mm)よりも小さめでかわいらしいカードサイズです。
最近では、通常のチェキフィルムよりも大きめサイズのチェキも発売されており、人気が出ています。
かわいいフィルムに印刷された写真にみんなで落書きをしたり、そのままインテリアとして使ったりと楽しみ方は様々。
写真をデータで保存することが多い最近だからこそ、こういったアナログな楽しみ方の良さがますます実感できますよね。
チェキフィルムのサイズは3種類!値段の相場&安い中古フィルムの注意点を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
選び方のポイント!チェキinstaxシリーズの違いを比較
2020年12月現在、発売中のチェキシリーズは5種類。
- チェキ instax mini シリーズ
- チェキ instax SQUARE シリーズ
- チェキ instax WIDE シリーズ
- スマホdeチェキ instax SHARE シリーズ
- チェキ instax mini Link シリーズ
この5種類の中で、カメラ本体はmini・SQUARE・WIDEの3つ。SHAREとLinkにはカメラ機能はなく、チェキプリンターとなります。
それでは、チェキカメラ3シリーズの違いは何か?と言うと、使用可能なフィルムサイズ・デジタル機能の有無・値段の3つが主な違いです。
それぞれのシリーズの特長をこちらの比較表にまとめました。
チェキ instaxシリーズ比較表
シリーズ名 | mini | SQUARE | WIDE | SHARE | mini Link |
---|---|---|---|---|---|
機種 | mini11/mini25/mini90/LiPlay | SQ6/SQ20/SQ1 | WIDE300 | SP-3 | Link |
特長 | 通常サイズのチェキが撮影できるチェキカメラ | 正方形サイズのチェキが撮影できるチェキカメラ | 幅広サイズのチェキが撮影できるチェキカメラ | 写真データをチェキフィルムに印刷できるチェキプリンター | 写真データをチェキフィルムに印刷できるチェキプリンター |
フィルムサイズ | 通常サイズ(86×54mm) | 正方形サイズ(86×72mm) | 幅広サイズ(86×108mm) | 正方形サイズ(86×72mm) | 通常サイズ(86×54mm) |
デジタル機能 | △(LiPlayのみ) | △(SQ20のみ) | × | 〇 | 〇 |
税込価格(公式サイト参考) | 8,580円(mini11)~20,742円(mini90) | 13,750円(SQ1)~24,750円(SQ20) | 14,168円 | 20,350円 | 14,850円 |
miniシリーズは、通常サイズのチェキが撮影できるベーシックなチェキカメラです。シンプルな機能と低価格が特徴のmini11から、スマホ連携もできるチェキmini LiPlayまでバリエーション豊富なシリーズです。
SQUAREシリーズは、画面が正方形のチェキフィルムが撮影できます。また、SQ20がデジタルの機能を持っていることも特長。カメラで撮影した写真の中から気に入ったものを選んで加工・編集を加えたうえで、チェキとして印刷できます。
WIDEシリーズは、幅広のフィルムが撮影できるチェキカメラで、現行ではWIDE300の一種類のみが発売されています。
SHARE/Linkシリーズは、チェキプリンター。スマホやデジカメで撮影した写真の画像を取り込んでチェキとして印刷することが可能です。
それぞれのシリーズの違いを把握したところで、各シリーズのおすすめチェキを詳しくご紹介します!
コスパ最強~高機能まで!「チェキ instax mini シリーズ」
チェキ instax mini シリーズから発売されているのがこちらです。
- mini 11
- mini 25
- mini 90
- mini LiPlay
- mini 8+(※販売終了品)
- mini 70(※販売終了品)
miniシリーズはベーシックモデルで比較的安くてシンプルですが、その中でもランクがあり、基本的に数字が大きくなるほど高機能なハイグレードモデルとなります。
中でも、mini LiPlayは、スマホとの連携ができるデジタル機能つきのモデルとなります。
チェキ instax mini11
mini11は、2020年4月発売のチェキスタンダードモデルです。
旧モデルのmini8+では明るさの調整が手動でしたが、mini11では自動で明るさ調整をしてくれるので、シャッターを押すだけできれいに写真撮影ができます。
また、自撮りや接写で活躍する「セルフィーモード」も搭載で、近距離でもピントがしっかり合ったチェキが撮影できます。
カラーバリエーションも豊富で、ポップでかわいいデザインのため、デザイン重視でチェキを選びたい女子にもおすすめです。
新スタンダードチェキ instax mini11を解説!旧mini8プラスとの違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
チェキ instax mini25
mini25は、miniシリーズのスタンダードモデルです。
mini25も自動で明るさ調整してくれるカメラで、シャッターを押すだけで簡単にきれいなチェキが撮影できます。
濃淡コントロール機能や2カ所のシャッターボタンなど、便利な機能が追加されています。
初心者向けチェキ“instax mini25”を徹底解説!mini8やmini70との違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
チェキ instax mini90
mini90は、miniシリーズの高級モデルです。
他のチェキと比べてクラシカルで上質なデザインが特徴的ですね。
機能もminiシリーズの中で最も多く、夜景や光の軌道の撮影ができる「バルブモード」や2枚の写真を重ねて1枚のフィルムに印刷する「二重露光モード」といった、アートな機能がついています。
miniシリーズの中では高価ですが、チェキを使って芸術的な写真を撮影したいという方にはおすすめの機種です。
大人の高級チェキ“instax mini90 ネオクラシック”を徹底レビュー!他機種との違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
チェキ instax mini LiPlay
mini LiPlayは、miniシリーズで唯一のデジタルチェキです。
撮影した画像をカメラ上で確認・編集、気に入ったものだけ選んでチェキとして印刷できます。
さらに、スマホ連携での画期的な録音機能やチェキ最小サイズのスリムなボディも特徴的。
スマホから送信した画像を印刷できるチェキプリンターとしても活躍してくれます。
高価ですが、スマホ連携で便利に使いたい・日常的に持ち歩いて撮影したい方にはおすすめの機種です。
[速報]新時代チェキ“instax mini LiPlay”は録音できるデジタルチェキ!特徴を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
チェキ instax mini8+(※販売終了品)
mini8+は、miniシリーズの中でも安くて機能がシンプルなエントリーモデルです。
最低限のカメラ機能を備えており、結婚式などのイベントで1回だけ使いたい!という方にはおすすめのコスパ最強のチェキです。
明るさの調整を手動で切り替えて行わなければならないため、使い方は事前に要確認です。
チェキinstax mini8とmini8+プラスの違いって?おすすめはどっち? – RentioPress
チェキ instax mini70(※販売終了品)
mini70は、miniシリーズの多機能モデルです。
mini25から進化した機能は「自撮り」と「接写」。
自撮りモードに切り替えることで、自撮りに最適な明るさと撮影距離に自動で設定してくれます。また、マクロモードでは通常60㎝までのところ、30cmまで近づいて撮影可能です。
機能が追加になったぶん値段も高価になってしまうので、日常的にチェキを使って撮影したい方やより高い撮影機能を求める方におすすめのチェキです。
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ましかくのおしゃれなチェキが撮れる「チェキ instax SQUARE シリーズ」
チェキ instax SQUARE シリーズから発売されているのは、こちらの3機種。
- SQ1
- SQ6
- SQ20
- SQ10(※販売終了品)
こちらはすべて、画面が正方形の「スクエアフィルム」で撮影するチェキです。最近人気のスクエアフィルムですが、通常のチェキフィルムに比べて少し高額なのが特徴。
この中でSQ1とSQ6がminiシリーズと同様のアナログなチェキで、SQ10・SQ20が撮影した画像をデジカメのように加工・編集できるデジタルチェキです。
それぞれの詳しい比較については、こちらの記事で解説しています。
3つのinstaxスクエアチェキの違いを徹底比較!SQ6・SQ10・SQ20でおすすめはどれ? – RentioPress
チェキ instax SQUARE SQ1
SQ1は、マットな素材とおしゃれな見た目が特徴的なアナログなチェキです。
miniシリーズと同様、フィルムを入れてシャッターを押して撮影すると自動でチェキフィルムに印刷されてくるタイプです。
レンズリングを回すだけでかんたんに自撮りに最適なセルフィーモードに切り替えられて楽しめます。
SQUARE シリーズの中では比較的安いので、正方形サイズのチェキを気軽に使いたい方や、あえてアナログのチェキをみんなで楽しみたいという方にはこちらのSQ1がおすすめです。
チェキ instax SQUARE SQ6
SQ6は、SQUARE シリーズの中では比較的高機能なアナログなチェキです。
オート、セルフィー、マクロ、遠景、二重露光、濃淡コントロール、フラッシュ発光禁止、セルフタイマーなど、多彩なモードを搭載。
正方形サイズのチェキで、毎日を印象的に撮影して残したい方におすすめです。
スクエアチェキ“instax SQUARE SQ6”の機能を徹底解説!SQ10など従来品との違いは? – RentioPress
チェキ instax SQUARE SQ20
SQ20は、スクエアタイプのデジタルチェキです。
最大の特徴は、動きを切り取って撮影できる機能です。
SQ20では動画が撮影でき、そこから気に入ったシーンを切り取ってチェキとして印刷できます。この動画撮影の機能があることで、より表現の幅が広がりました。
チェキを使い倒して映える写真を撮影したい方や、よりアートな写真に挑戦したい方はこちらのSQ20を選ぶことをおすすめします。
[最新]デジタルチェキinstax SQUARE SQ20を徹底レビュー!SQ10との違いも解説 – RentioPress
チェキ instax SQUARE SQ10(※販売終了品)
SQ10は、SQUAREシリーズのデジタルチェキです。
撮影した画像は、カメラ上で確認や編集が可能。気に入った写真だけを選んでチェキのフィルムに印刷できます。
従来のチェキでは撮影は一発勝負で失敗も多かったのですが、デジタルチェキは画面で確認できるので失敗知らず。自撮りで失敗しても何度でも撮り直し可能です。フィルムを無駄にしたくない方におすすめです。
また、様々なフィルター加工でよりオシャレな写真を撮影したい方や画像データを取り込んでSNSで友人と共有したいという方にもおすすめです。
風景・集合写真におすすめ「チェキ instax WIDE シリーズ」
WIDE シリーズは、通常のチェキの約2倍の幅広フィルムで撮影できることが特徴です。ただし、こちらのフィルムは通常より割高なので、気をつけましょう。
チェキ instax WIDE シリーズから発売されている現行機種は、WIDE300のみ。
幅広のWIDEフィルムで撮影したい場合には、WIDE300を選びましょう。
チェキ instax WIDE300
幅広のWIDEフィルムは、通常のチェキフィルムよりも画面の幅が2倍近く。
画面サイズが大きいので、パーティーなど大人数の集合写真や、海や空などの風景写真を撮影したい方におすすめです。
特殊な撮影モードはないのですが、明るさ調整は自動で行ってくれるので、カメラの機能としては十分でしょう。
ワイドなチェキ“instax WIDE300”レビュー!2倍サイズの魅力やデメリット、使い方まで徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
スマホの画像をチェキに印刷!「スマホdeチェキ instax SHARE」「instax mini Link」シリーズ
SHARE/Linkシリーズは、スマホやデジカメで撮影した画像をアプリから取り込んで、チェキとして印刷できるチェキプリンターです。
スマホdeチェキ instax SHARE シリーズから発売されている現行機種は、SP-3のみ。instax SHARE SP-2は、同機能をカバーするinstax mini Linkの発売に伴い販売終了となりました。
各機種の違いはこちらの記事で解説していますので、比較して自分に合ったものを選びましょう。
スマホdeチェキ instax SHARE SP-3
SP-3は、スクエアタイプのチェキフィルムに印刷できるチェキプリンターです。
最近人気のスクエアチェキがいい!という方や、チェキ用に撮影した画像をインスタグラムなどのSNSにもアップしたい方におすすめです。
スマホdeチェキ「instax SHARE SP-3」を実際使ってレビュー!魅力とデメリットを詳しく解説 – RentioPress
チェキ instax mini Link
instax mini Linkは、通常サイズのチェキフィルムに印刷できるチェキプリンターです。
本体の動きや直感的なアプリ操作で使いやすく、動画からのチェキプリントや大人数で楽しめるモードなど様々な機能を使いたい方におすすめです。
新登場「チェキ instax mini Link」でスマホ写真を簡単プリント!従来品との違いとは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
スマホdeチェキ instax SHARE SP-2(※販売終了品)
SP-2は、通常サイズのチェキフィルムに印刷できるチェキプリンターです。
チェキといえばやっぱりこのサイズでしょ!という方や、1人1人を撮影してメッセージを書いてもらう場合におすすめです。
「スマホ de チェキ instax SHARE SP-2」が登場!従来品との違いは? – RentioPress
まとめ:チェキの特徴を比較して自分にぴったりのチェキを見つけよう
チェキシリーズ全機種の特徴をご紹介しました。
一見種類が多くわかりづらいように感じるチェキですが、シリーズごとに比較すると少しわかりやすくなりますね。
最後に、チェキシリーズ全機種の特徴をこちらにまとめました!
コスパ最強~高機能まで!「チェキ instax mini シリーズ」
- とにかく安さ重視なら型落ちのmini8+
- 失敗せず簡単にチェキ撮影したい初心者さんにはmini11
- 便利な機能を搭載したバランスの良いカメラならmini25
- より高性能なカメラを求めるならmini70
- 特殊撮影モードも使いこなしたい方にはmini90
- スマホ連携で毎日便利に使いたい方にはmini LiPlay
ましかくのおしゃれなチェキが撮れる「チェキ instax SQUARE シリーズ」
- スクエアフィルムでアナログ撮影して自撮りを楽しみたいならSQ1
- スクエアフィルムのアナログ撮影で多彩なモードを使いこなしたいならSQ6
- チェキ撮影で失敗したくない方にはスクエアデジタルチェキのSQ10
- 動画撮影機能を楽しみたいならスクエアデジタルチェキのSQ20
風景・集合写真におすすめ「チェキ instax WIDE シリーズ」
- 幅広フィルムで撮影するなら唯一のWIDEシリーズカメラWIDE300
スマホの画像をチェキに印刷!「スマホdeチェキ instax SHARE」「instax mini Link」シリーズ
- スマホの画像を通常サイズのチェキに印刷できるmini Link
- スマホの画像を通常サイズのチェキに印刷できるSP-2
- スマホの画像をスクエアチェキに印刷できるSP-3
こちらを参考に、どこまでの機能が必要なのか?フィルムサイズはどれがいいか?予算はいくら?など、自分にとってぴったりのチェキを見つけてくださいね!
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