DJI小型トイドローン「Tello」の初期設定を解説!飛ばし方のコツも紹介
更新日2022/10/31
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こんにちは。トンマル・バスターです。
今回はドローンと聞くと初期設定や操作が難しいそうで・・とドローンとは無縁だった人にドローンの赤ちゃんバージョンのトイ・ドローンと言われる商品をご案内。
実際の初期設定と簡単な飛行を室内で試してみました!
- 重量 : 約80 g(プロペラとバッテリーを含む)
- 寸法 : 98×92.5×41mm
と正に手のひらサイズ!!
ここで簡単にドローンを飛ばせる場所についておさらいです。
ドローンは大きく200g以上とのもと200g未満のもので大きく規則が変わってきます。
①重量200g以上のドローン⇒無人飛行機
②重量200g未満のドローン⇒模型飛行機
telloは約80gですので、②のほうに分類されます。
簡単に言ってしまうと①の場合は規制が色々とあり、飛行するのに確認事項が多く、申請や正式な許可を必要とするので中々気軽に楽しめるようなものではありません。
②につきましては比較的自由度が高いので①よりは飛行するできる場所の制限が少ないものになります。
だからといってどこでも飛ばせるものではないです。飛行場所でパッと思いつく公園などでも、管理者側に確認を取った上での飛行をお願いします。
【ドローン入門】飛ばせる場所からDJI Sparkのスマホ接続方法まで初心者向けに解説 – RentioPress
もくじ
飛行前に機体とアプリを同期しよう
まさにドローンの赤ちゃん的な機体、ドローン感はかなりあります。
手のひらに乗せてみました。
電源を入れる前に専用のアプリをダウンロードします。
DJIのドローンは基本的に「DJI GO」というアプリを使用するのですが、tellの場合は「TELLO」というtello専用のアプリがあります。
続いて、電源のONです。機体の側面にボタンが1つあります。
機体にボタンは1つしかついていないのでわかりやすいです。これを長押ししますと機体正面のランプが赤・緑・黄色に点滅し、機体準備中となります。
この時点でtello本体からWi-Fiが出ます。
スマホのWi-Fi接続設定画面より「TELLO-〇〇〇〇〇〇」というWi-Fiが出てきますのでそちらを選択していただきます。
これで機体とスマホの同期は完了!
さぁ飛行させましょう!
早速飛行してみましょう
スマホで「TELLO」のアプリを立ち上げると、ライブビューの画面になります。
画面左上の離陸ボタンを押しましょう。
そうしますと、離陸しますか?という表示が出てきますのでスライドして離陸を行いましょう。
「ファーーーーーーーンーーーー!!!!!!」
トイドローンといえど、さすがはドローンです。
かなりの風とプロペラが回る音がします。初めての方はびっくりしてしまうかもしれません。
ある程度離陸したところで機体は留まります。1m50cmくらいですかね。この状態になりましたら、スマホアプリの画面上のコントローラーから操作ができます。
コントローラーは単純明快
【左側】
上矢印は上昇、下矢印は下降
左右は右旋回と左旋回
【右側】
上矢印は前進、下矢印は後退
左右は左右への平行移動
となります。
※ワンポイントアドバイス
初心者の方ですと、操作が自分の思っている方向にできないかと思います。
機体が逆を向いていると全ての操作が逆に動いてしまいます。
常に自分の立っている向きと機体の向きを一緒にしましょう!
操作があべこべになって、混乱してしまったら、一旦旋回をして向きを整える作業をしましょう!そうすることで上手く操作ができます。
混乱したら旋回!
これはトイドローンに限らず、大きなドローンの操作でも同じです。
今回は室内での操縦なので、存分に飛行できませんが、10mまで上昇します。
機体が小さいのであまり高く離れたところまで飛行してしまうとロストの可能性が高いので
確実に目視できる範囲で飛ばすのがオススメです。
また、Wi-Fiが途切れると自動的にその場に着陸します。100mとなっておりますがそこまで飛ばすことは現実的ではないです。
飛行を楽しんだら着陸です。アプリの画面左上のボタンが離陸から着陸に変化してます。
こちらを押しますと、「タップして着陸」と「手のひら着陸」のどちらかが選択できます。
まずは「タップして着陸」その場から真下に向かってゆっくりと下降します。簡単ですね!
続いて、「手のひら着陸」押すとチュートリアルが出てきますのでこちらを「はい」を押すと真下の手のひらにストンと着陸してくれます。
このときプロベラ部分に触らないように注意してください、痛いです!
その他の機能について
コントローラ画面の機体マークを押しますと、多彩なフライトモードを選択できるようになってます。
撮影のメモリについて
ほんとんどのドローンは別途にmicroSDカードを用意する必要があるのですが、telloは内蔵メモリを搭載しておりますので、microSDカードを用意する必要がありません。
ぱっと撮影してスマホのほうにデータを保存できます。
撮影自体もコントローラー画面上の右上部分のボタンから静止画と動画の切り替えと撮影ボタンを押すだけになります。
まとめ
telloの初期設定と飛行について書かせていただき、実際操作も行いましたが、第一の感想としましては、色々と簡単だなーという印象です。
私自身sparkやphantom4を屋外で操縦したことはあるのですが、基本は一緒だと感じます。
機体が小さいので屋外で操作する際は風の影響をもろに受けますので操作が難しいところもありますが、ドローンに免疫のない初心者の方が大きいドローンを飛ばす練習台としては十分だと思います。