トランシーバー、無線機、インカムの違いは?トランシーバーの種類やおすすめ機種を紹介

トンマル・バスター

更新日2020/02/10

トランシーバー、無線機、インカムの違いは?トランシーバーの種類やおすすめ機種を紹介

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こんにちは!トンマルバスターです!

様々なイベント会場などで活躍するトランシーバー。今回はそんなトランシーバーについて、その種類についてと実際に使用してみての感想を述べていきます!

トランシーバー・無線機・インカムどこが違うの?

皆さん、この3つの違いというのはお分かりでしょうか。
まず、トランシーバーとはトランスミッター(transmitter=送信機)レシーバー(receiver=受信器)
が一体型になっている装置を指します。2つの単語をくっつけた、略語になります。

無線機には受信機と送信機が一体型になった装置と、受信機・送信機が独立した形で一つの役目をしている装置があります。
実は、すべてのことを指して無線機と言います。

つまり、無線機という大きな枠の中の1つにトランシーバーが存在するのです。

インカムとは「インターコミュニケーションシステム(内線通話機器)」が正式名称で
この言葉の略語になります。
一般的にはヘッドセットやイヤホンがついているものをインカムと呼びます。
トランシーバーの種類の中にインカムが存在します。

インカムは両手が空きますので、オペレーターの人なんかが良く使用するものになります。

トランシーバーの種類は?

トランシーバーは主にその通信距離によって、分類することができます。

①特定小電力トランシーバー

特定小電力トランシーバーはトランシーバーの中でも出力(パワー/W)が小さいものになります。
通信可能な距離は範囲が広いものでも200m程度となっております。

小規模な会場でのイベントであればこちらの機種で問題ないですが、壁や天井を挟むと電波が届かないことも。
また、屋内と屋外ではほとんど使用ができないものになります。

一般的な特定小電力価格的には10000円~20000円くらいが相場のようですね。

②簡易業務用トランシーバー

特定小電力トランシーバーよりも出力(パワー/W)が大きく、通信可能な距離に関しましても広範囲の通信が可能になります。

範囲の広い機種になると3km程度まで通信が可能になっております。
屋内外問わず通信できますので、コンサートや学園祭などの大規模なイベントにはこのタイプがよく使われています。

一番汎用性が高いタイプになります。

価格的には20000円~40000円程度となり。定小電力トランシーバーに比べると大体2倍の価格となっております。

③IPトランシーバー

携帯電話の電波を使って通信するトランシーバーですので、通信可能範囲は携帯電話の電波が入るところは日本全国どこでもということになります。

ただ、携帯電話の通信網を使用するので、別途通信料を取られます。
現状のIPトランシーバーはだいたい通信料は定額制(パケホーダイみたいなもの)ですので、どれだけ使っても月額は一定です。

こちらIP無線機についてはAmazonや楽天市場などのECショッピングでの販売は少ないようです。

実際にIPトランシーバー取扱い販売店の方に見積もり依頼をしてみました!

本体価格は約90000円程度、それとは別に通信料として月額2000円程度がかかってきます。

全国的に使用ができる分価格も高くなっております。

使用するのに許可が必要なものもあるので注意

出力が1W以上のトランシーバーであれば許可は必要ございません。
種類別の①で挙げた「特定小電力トランシーバー」と呼ばれるものです、出力が1W未満になります。
特定小電力トランシーバーに関しましては特に許可や登録をしなくても使用が可能です。

②の「簡易業務用トランシーバー」に関しましては許可や登録が必要になります。
これらを行っていないと電波法に違反してしまい、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられてしまいます。

レンタルの場合は登録の必要なし

レンタルの場合ですと、トランシーバーの所有者であるレンタル業者が既に登録を行っており、お客さん側で許可や登録の申請をしていただく必要がございません。

簡易業務用トランシーバーGDP4800をレンタルで使用してみる

汎用的な簡易業務用トランシーバー「GDP4800」を使用してみます。

MOTOROLAというトランシーバーを世界で初めて発売したメーカーの商品になります。

レンタルでの使用となりますので、私のほうで特に許可や登録の申請をする必要がありません。

早速使ってみましょう。

①UC通信(デジタル)

トランシーバーの基本的な通信方法となります。

全員が同じチャンネル番号にあわせていても、同じUC(ユーザーコード)を設定している者同士だけが、

通話することができる通信方式です。

チャンネルを合わせて※同じUCでもこのチャンネルが一緒でないと通信できませんのでご注意!

※上記のようにCHを一緒にする!

PTTボタン(向かって左サイドにあるメインとなる通話ボタン、これを押すと送信状態、離すと受信状態になります)を押しながら、

本体正面のマイク部分に向かって喋るだけ!

受信側はPTTボタンを押していなければ、音声が入ってきます。

難しいことは一切なく、簡単ですね。

②個別通信

全員が同じチャンネル番号とUCに合わせていても、特定の相手だけを呼び出したり(全員を一斉に呼び出すことも可能)、

特定のグループに属する全ての局を呼び出して通話することができる通信方式です。

この通信方法を利用するには、各トランシーバーに個別のID番号を設定する必要があります。

UC通信より若干、複雑な操作になります。

手順を解説

1. 「C01  通信方式」を個別通信に設定する

中央のENTERボタンを押すと上記のような画面がでてきます。のでコールモードを選択。

続いて、上記画面になりますので通信方式を選択

そうすると上記画面で、UCか個別通信を選択できる画面になりますので個別通信を選択で完了!

2. 「C04 自局ID」を他のトランシーバーと違うIDにする

今度は最初の画面のセットモードというところを選択すると自局IDが出てきます。この場合は001が自局ID

中央上部のつまみを回すとこの数字が変化しますので、他のトランシーバーと違うIDにします。

3. 「C05 グループID」をグループと同じ番号に設定する。

上記自局IDと同じ手順でグループIDも設定する。

上記1)~3)についてを行えば後は先にご紹介したUC通信と一緒。

それぞれ、通信したい相手やグループを選択してPTTボタンを押しながら送信。

ボタンを押していな状態で受信となります。

若干設定が複雑になりますが、そこまで難しいものではありませんね!

使用してみての感想

幼き頃におもちゃのようなトランシーバーで遊んだ記憶があるのですが、音声はヒドイものでした。そのイメージとはかけ離れて音声がクリアでした。

また、使用方法についても電波の調整というか、細かい設定が必要で複雑なものと考えていましたが、簡単でした。

屋内と屋外との通信も試みましたが、全く問題なく通信できました。

個別通信で様々なグループ分けができ、そのグループに一斉に連絡事項を伝えたりできるので、もの凄く便利なものです。

近年、skypeやslackといったチャットアプリがビジネスの場では便利なものとして使用されていますが、

それの音声版のような存在と感じました。音声でないと伝わらないものもあるし、何より文字起こしするよりスピード感があります。

イベント会場などの、緊急性の高い現場ではトランシーバーが最も有効ですね!

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