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苔の除去方法4選!コンクリート・アスファルトに使えるおすすめの除去剤も紹介

ライターレンティオ編集部 生活家電担当

公開日2025/02/25

苔の除去方法4選!コンクリート・アスファルトに使えるおすすめの除去剤も紹介

庭やベランダなど、さまざまな場所に発生する苔は、放っておくと見た目が悪くなるだけでなく、滑って転びやすくなってしまう厄介な存在です。

しかし、「苔の除去方法がわからない」「何度除去しても、また生えて困っている」という人が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、家庭でもできる簡単な苔の除去方法を解説します。 苔が生える原因から、苔の再発を予防する方法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

苔を除去するおすすめの方法4選

苔を除去するおすすめの方法4選

家庭でもできる苔の除去方法を4つ紹介します。

苔の生えている範囲や場所など、状況に応じて使い分けることで効果的に苔を除去できます。

苔の除去方法

  • ヘラやブラシを使って剥がす
  • 熱湯をかける
  • 苔の除去剤を使う
  • 高圧洗浄機で落とす

順番に見ていきましょう。

ヘラやブラシを使って剥がす

ヘラやブラシを使い、苔が生えた表面を擦って物理的に苔を除去する方法です。

たわしやブラシを使って擦れば、大抵の苔は落とせます

また、乾燥した苔であれば、ヘラを使って削ぎ落とすことも可能です。

ヘラやブラシを使う方法は、道具さえあれば簡単に実施できるのがメリット。
苔の生えている範囲が狭く、手軽に落としたいときにおすすめの方法です。

熱湯をかける

熱湯をかける

熱湯をかけることも、苔の除去におすすめの方法です。

苔は高温に弱いため、熱湯をかけた後に軽く擦ると、驚くほど簡単に剥がれます。

熱湯をかけて擦るのを数回繰り返すと、ほとんどの苔は除去できます。

なお、苔の除去に効果的な温度は50℃程度で、それ以上の温度は床材に悪影響を及ぼす可能性があるため要注意。
火傷のリスクも上がるため、熱湯を使う際は温度や取り扱いに注意しましょう。

苔の除去剤を使う

市販されている苔の除去剤を使って落とすのもおすすめです。

専用の除去剤を苔に直接吹きかけるだけで、数日後に苔が枯れて剥がれ落ちます。

除去剤を使った方法は、広範囲に生えた苔や手作業では除去しきれない頑固な苔に効果的です。
また、除去剤に苔が生えにくくなる成分が含まれている物もあるため、効率的に除去できるだけでなく、再発を防ぐ効果も期待できます

なお、塩素系のカビ取り剤は推奨される使い方ではないため使用は避け、苔専用の除去剤を利用しましょう。

高圧洗浄機で落とす

高圧洗浄機を使って落とす方法は、広範囲の苔を除去するのに効率的な手法です。

特に、外壁のコンクリートや玄関タイルなど、広範囲に苔が付着している場合、ほかの方法よりも効率的に除去できます。

ただし、深く根を張っている苔の場合、水圧だけでは完全に除去できない場合もあります。

根の深い苔を完全に除去するには、苔専用の除去剤を併用するか、繰り返し処理を行いましょう。

苔を除去する際の注意点

苔を除去する際の注意点

苔の除去方法を誤ると、周囲の植物や素材にダメージを与えてしまうため、適切な方法で行うことが重要です。

ここでは、苔を安全かつ効果的に除去するための注意点について解説していきます。

苔を除去する際の注意点

  • 除去剤は薄めて使う
  • 高圧洗浄機は水圧に注意
  • 熱湯は温度に注意する

除去剤は薄めて使う

除去剤は薄めて使う

苔の除去剤を使用する際は、必ず製品の説明に記載されている希釈倍率を守り、適切に薄めて使用しましょう

例えば、濃縮タイプの除去剤は水で5〜10倍に薄めて使用することが一般的です。
適切な濃度で使用すれば、苔を効果的に取り除きつつ、周囲への影響を最小限に抑えられます。

除去剤の濃度が高すぎると、苔だけでなく周囲の植物や素材にもダメージを与える可能性があります。
特に、庭やベランダなどで使用する際は、誤って他の植物にかかると、枯れてしまうため注意が必要です。

また除去剤を散布する際は、周囲に広がらないように風の強い日は避ける、皮膚トラブルを防ぐためにゴム手袋や保護メガネを着用するなど、安全な使い方をしましょう。

熱湯は温度に注意する

熱湯は温度に注意する

熱湯を使って苔を除去する際は温度に注意しましょう。
熱すぎるお湯をかけると、苔だけでなく周囲の植物や壁材にダメージを与えてしまいます

特に、木材やタイルの目地などは高温の影響を受けやすく、劣化や変色の原因になりかねません。
苔を除去するには、45℃以上のお湯であれば除去効果が期待できるため、熱くても50℃くらいのお湯を使用しましょう。

また熱湯を使用する際は、ゆっくりと少しずつかけるのがポイントです。
一気に大量のお湯をかけてしまうと、跳ね返りによるやけどのリスクやコンクリートや床材が急激な温度変化でダメージを受ける可能性があります。

高圧洗浄機は水圧に注意

高圧洗浄機は水圧に注意

高圧洗浄機を使って苔を落とす際は、水圧に注意しましょう。

水圧が強すぎると、苔だけでなくコンクリートや木材などの表面を傷つけてしまう可能性があります

特に、塗装された表面や木材、古くなった外壁は、水圧で表面が削れやすく劣化を早めてしまうため、適切な水圧に設定し、近距離からの噴射は避けましょう。

また洗浄後はしっかりと乾燥させることも大切です。
水分が残ったまま放置すると、かえって苔の繁殖を促してしまうため、晴れた日に作業を行うのがおすすめです。

庭やベランダに苔が生える原因

庭やベランダに苔が生える原因

苔が庭やベランダに生える原因は主に以下の3つです。

苔が生える原因

  • 湿気が溜まりやすい
  • 日当たりが良くない
  • 素材の耐久性が落ちている

順番に解説します。

湿気が溜まりやすい

湿気が溜まりやすい

苔は湿気を好み、湿度が高い環境で繁殖しやすい植物です。
特に水はけが悪い場所や風通しが悪い場所では湿気が逃げにくいため、苔が生えやすくなります。

例えば、庭やコンクリートの隙間、建物の陰になる壁、ベランダの床などは、雨水が溜まりやすく湿気がこもるため、苔が発生しやすいエリアです。
また地面が硬い場所や勾配がない場所も水が流れにくいため、苔が繁殖しやすい場所になります。

​​湿気が溜まりやすい環境では、こまめに水はけを改善したり、風通しを良くするなどの対策が必要です。

日当たりが良くない

日当たりが良くない

苔は日陰を好む植物であるため、日当たりが悪い場所では特に繁殖しやすくなります

日光が十分に当たらない環境は、地面や壁の表面が乾燥しにくく、湿気も溜まりやすくなるため、さらに注意が必要です。

例えば、物がおいてあって陰になっている場所や、周囲に高い建物や木がある場所は、苔が生えやすくなります。
また梅雨の時期や冬場など、日照時間が短い季節も、日が当たる時間そのものが少なくなるため、苔の繁殖が活発になります。

素材の耐久性が落ちている

素材の耐久性が落ちている

コンクリートや木材などの素材が劣化すると、表面に微細な隙間ができるため、苔が根を張りやすくなります

古いコンクリートや壁の割れ目、未処理の木材、外壁や庭石などの表面が粗い場所なども、凹凸が多いため水が溜まり、苔が繁殖しやすくなります。

特に雨が当たりやすい場所や湿度の高い場所は、劣化した表面に苔が広がりやすく、放置するとさらに素材の劣化が進行することも。

壁面が古くなった場所で苔の繁殖を防ぐには、定期的なメンテナンスや苔除去剤の塗布をおこないましょう。

苔の除去後にできる再発予防法

苔の除去後にできる再発予防法

苔を一度取り除いても、環境が変わらなければ再発生する可能性が高くなってしまいます。

苔が生えにくい環境を作るには、除去後の予防策が重要になります。

苔の予防策

  • 風通しをよくする
  • 排水溝を掃除する
  • 定期的に除去剤を撒く
  • コンクリートをコーティングする

ここでは、苔の再発を防ぐための具体的な方法を紹介します。順番に見ていきましょう。

風通しをよくする

風通しをよくする

風通しを良くすることは、苔の再発を抑える最も基本的な手段です。

湿気がこもりやすい場所では苔が繁殖しやすくなるため、できるだけ空気の流れを良くする工夫をしましょう

例えば、植木鉢や収納ボックスを壁際に置いている場合は、適度に配置を見直すなど風が通るスペースを確保することが大切です。

また、庭や外構にあるフェンスや塀も、風通しに影響を与える要素のひとつ。
格子状のフェンスに変えたり、塀に通気口を設けたりすることで、湿気を逃がしやすくなります。

排水溝を掃除する

排水溝を掃除する

排水溝が詰まっていると、水が溜まりやすく、苔が発生しやすくなります

特に雨が多い時期や落ち葉がたくさん舞う季節には、排水溝にゴミが溜まりやすくなるため要注意。

排水溝のゴミや側溝の泥などは、湿気がこもって苔が生える原因になるため、水がスムーズに流れるように定期的に掃除しましょう。

定期的に除去剤を撒く

定期的に除去剤を撒く

苔の再発を防ぐためには、定期的に苔除去剤を撒くのが効果的です。

湿気がこもりやすい場所や苔が生えやすい場所には、予防策としてこまめに散布しましょう。
市販されている苔用の除去剤には、苔の成長を抑える成分が含まれており、繁殖を防ぐ効果もあります

苔が生えてからではなく、苔が発生しやすい梅雨の前など定期的に除去剤を撒くことが、苔の再発を防ぐコツです。

コンクリートをコーティングする

コンクリートをコーティングする

コンクリート表面に撥水性のあるコーティングを施すのもおすすめ

雨水や湿気がコンクリートに染み込みにくくなり、苔の発生を抑えられます。

特に、玄関や駐車場など、コンクリートが多く使用されている場所では、定期的なコーティングが効果的です。

頻繁に雨や直射日光にさらされる場所は、コーティングの効果が短期間で失われる可能性があるため、年に1〜2回を目安に塗り直すのがおすすめです。

苔を除去して自宅の周りをきれいに保とう

苔を除去して自宅の周りをきれいに保とう

庭やベランダに苔が生えていると、外観が損なわれるだけでなく、滑って怪我をする可能性も高まります

苔が生える原因や注意点をしっかり抑え、今回紹介した方法を実践すれば、庭やベランダをきれいに保てるでしょう。

また、何度も掃除を繰り返さなくて済むよう、再発予防法もしっかりおこなっていきましょう。

高圧洗浄機のレンタルも便利

高圧洗浄機のお試しレンタルをおすすめ

広範囲の苔を除去するには、高圧洗浄機があると楽に掃除ができます。

レンティオではケルヒャーやアイリスオーヤマなどの高圧洗浄機をレンタルできますので、ぜひ実際に使ってみて使い心地を試してみてください。

高圧洗浄機のレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]
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