ケルヒャー K3サイレント プラスを使用レビュー!洗車と玄関のタイル掃除に使ったら便利すぎた
更新日2023/08/28
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しばらく洗車をしなかった結果、車のいろんな場所に汚れや苔(こけ)が付いてしまうことがありますよね。
こうなるとスポンジを使った普通の手洗いではなかなか落としにくく、非常に困ってしまいます。
そのような時に便利なのが高圧洗浄機です。
家庭でも高い水圧を噴射して掃除できるので、あきらめてしまいそうな頑固な汚れを簡単に除去してくれます。
今回は高圧洗浄機のケルヒャーK3サイレントプラスの実機レビューを行いました。
洗車と掃除の模様を写真や動画を交えて紹介し、動作音や汚れの落ち具合を一目で確認できるので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ケルヒャーK3サイレントプラスの概要
まずは商品の概要を以下にまとめました。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
電源 (V/Hz) | 100V / 50Hz(関東)60Hz(関西) |
最大許容圧力 | 最大10MPa |
吐出水量 | 最大360L/h |
給水温度 | 最大40℃ |
モーター出力 | 1.3kW |
質量(アクセサリーを含まない) | 10.3kg |
寸法(長さ×幅×高さ) | 331 x 286 x 563 (mm) |
同梱品(レンティオレンタル品の場合) | – 本体(洗剤タンク/伸縮ハンドル/トリガーガンホルダ/本体側カップリング付き) – トリガーガン – 高圧ホース10m(黒いホース/トリガーガンと接続されています) – 水道ホース3m(黄色いホース/ホースバンド付き) – 自吸ホース3m(半透明のホース) – 自吸ホース用フィルター(自吸ホースと接続されています) – デッキクリーナーPS20一式(ブラシ/延長棒×2本) – サイクロンジェットノズル – バリオスプレーランス – 取扱説明書 |
東日本と西日本で対応モデルが変わる
ケルヒャーK3サイレントプラスは50Hz(東日本)と60Hz(西日本)の2つのタイプが用意されています。
日本の電源周波数は大まかに分けて、静岡県と新潟県を境に東側は50Hz、西側が60Hzとなっています。
境界付近には両者が混在している地区もあるため注意が必要です。
製品を使用するエリアの周波数を確認して対応したタイプを選んでください。
ホースのノズルは他社製品でも使える
ケルヒャーK3サイレントプラスと水道の蛇口をつなぐホースは、コネクター付きのものが便利です。
他社製品でも接続できるため自宅で使用しているコネクター付きホースも使用できます。
中でも株式会社タカギの送水ホースはメーカー公式サイトで、ケルヒャー社製の高圧洗浄機と接続可能と明記されており安心して使えます。
今回のレビュー時もタカギ社製の送水ホースを使用し、水漏れやトラブルがなく送水できました。
レンティオでレンタルしているケルヒャーK3サイレントプラスには、付属品として純正の水道ホース3m(ホースバンド付き)が付属しているので、そちらでも使用可能です。
バケツからも吸水可能
セットに付属している自吸用ホース3m(自吸ホース用フィルター付き)を使えばバケツから水を汲み上げられるので、蛇口がない場所でも高圧洗浄が可能です。
ベランダやホースが届かない場所で、掃除を行いたい時に便利な機能です。
ケルヒャーK3サイレントプラスで洗車してみた
実際にケルヒャーK3サイレントプラスで溜まった車の汚れを落としてみます。
今回洗う車はしばらく洗車していなかったので、くぼみに苔が生えたり、ボディ全体に砂埃が溜まってしまっていました。
高圧洗浄でどのくらいきれいになるのか楽しみです。
苔や大きな砂が簡単に除去できる
洗車には広角に水が出て水圧が無段階調整可能なバリオスプレーランスというノズルを使用しました。
本体に高圧ホース10mとトリガーガンを接続し、ノズルを取り付けて準備完了です。
さっそくボディに噴射してみると、砂埃が水と共に一斉に流れていきます。
洗車の下準備である水洗いの段階で大きな砂や泥をくまなく洗い流せたので、スポンジでの手洗いの時に残った小石と一緒にボディを擦って傷が付くといったことが防げました。
[動画]車に付いた苔を落としてみた
取りにくくて困っていた苔は水洗いのみで簡単にキレイになりました。
スポンジが届かない奥まった部分も高圧の水流により、汚れを掻き出して落としてくれます。
いつもの洗車で出来なかったことが短時間で完了できました。
フォームノズルで泡洗車
セットに付属しているフォームノズルを使って、ノズルから洗剤の泡を噴射する泡洗車に挑戦しました。
フォームノズルのタンクに水で希釈した中性洗剤を入れて、フォームノズルをトリガーガンにセットします。
[動画]車に泡を噴射してみた
トリガーガンのハンドルを握ると、真っ白な細かな泡が車全体に噴射されていきます。
スポンジで擦り洗いをしたときにふんわりとした泡がボディに対してクッションの役目をしてくれるので擦ったときの小傷が付きにくくなりました。
泡洗車は手洗いが必要
ノズルを切りかえて泡洗車と高圧洗浄を組み合わせれば、手で擦ることなく洗えると思いましたが、難しいようです。
実際に試したところこびりついた汚れは残ってしまうので、スポンジによる手洗いは行いましょう。
水圧が高いため破損の恐れ
最大10Mpaの水圧はパワフルですが、塗装が弱くなっている部分や樹脂パーツなどには水圧を調整して使用しましょう。
強力な水圧によって塗装が落ちてしまったり、パーツが破損する恐れがあります。
水圧を徐々に上げて様子を見ながら、作業を開始するのがおすすめです。
ケルヒャーK3サイレントプラスで玄関掃除してみた
水洗いする機会が少ない玄関をケルヒャーK3サイレントプラスで掃除しました。
玄関に落とされた鳥のフンが落とせなくて困っていたので、手間をかけずに落としてくれるか楽しみです。
サイクロンジェットノズルを使用
玄関の掃除にはサイクロンジェットノズルを使用しました。
サイクロンジェットノズルは水流を回転させながら噴射するノズルで、バリオスプレーランスより水圧がアップするのが特徴です。
家の外壁やベランダの掃除など、車より汚れが落としにくい場所にはサイクロンジェットノズルが適しています。
[動画]玄関のタイルを掃除してみた
実際に使ってみると円形に水が噴射され、強力な水圧でタイルにこびりついた鳥のフンが一瞬で除去できました。
しかし強力な水圧が故に周囲にあった小石や砂が飛び散ってしまったので、ほうきで掃除できるゴミは事前に掃っておいた方が良さそうです。
アタッチメントのデッキクリーナーPS20が便利
デッキクリーナーPS20はブラシが付いたアタッチメントで、高圧の水流を当てながらブラッシングができます。
ブラシの内側から水が出る構造のため周囲への水はねが少なく、コーナー部分やベランダなどの掃除に適しています。
ブラシを持ち上げて水流をONにすると飛散してしまうので、ブラシを押し付けた状態でトリガーガンのスイッチを入れましょう。
静音性について
ケルヒャーK3サイレントプラスの騒音値は62dbとなっていますが、体感ではどのくらいに感じるのか確認できるように動画を撮影してみました。
体感では本体のモーター音より、高圧の水を噴射して物に当たった音のほうが響きやすいと感じました。
シャッターに当てた時やパイプに高圧の水を当てると、空洞内で音が響いてしまったためです。
モーター音は一定で変化がないので、早朝や夜遅くでなければ気にならない範囲の動作音です。
片付け方法のポイント
片付けの際に圧力をしっかり抜かないと、高圧ホースが抜けないおそれがあります。
水道の栓をしめて、トリガーガンのスイッチを入れて残っている水を抜いた後、本体の電源をOFFにした状態で再度トリガーガンのスイッチを入れることで「プシュッ」と音がして本体の圧力が抜けます。
圧抜きをしないと本体のポンプに圧力が残り、故障の原因になるので忘れずに行いましょう。
車や家の溜まった汚れを落とすのに便利
ケルヒャーK3サイレントプラスがあれば、今まで手が付けられなかった汚れが簡単に落ちていきます。
手間がかかる車の洗車や家の外回りの掃除が、いつもより簡単に片付いてしまいました。
洗車場やガソリンスタンドなどでしかできない泡洗車ができたり、強力な水洗いで手洗いが簡単になるので自宅での洗車にこだわりたい方や洗車が面倒な方におすすめです。
ぜひこの機会にケルヒャーK3サイレントプラスを利用してみてください。
たまに使いたいならレンタルがおすすめ
「家の外周りに溜まった汚れを落としたい。」
「家族が所有する車をまとめて洗車したい。」
そんな方におすすめなのが高圧洗浄機のレンタルです。
家電レンタルの「レンティオ」では、高圧洗浄機をはじめ多数の家電製品を取り揃えております。
まずはお試し利用にいかがでしょうか。
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