[最新] ルンバの初期設定とスマホアプリ「Rooma Home」の使い方を解説！Wi-Fi接続方法やできることまで実際に使って詳しく紹介します

人気のロボット掃除機「ルンバ」。留守中でも部屋を自動で掃除してくれる便利なロボットですが、搭載されている機能を使いこなすことができれば、さらに便利で効率の良いお掃除ができます。

2025年4月以降発売モデルのルンバは、「Roomba Home」という新しいアプリになりました。

今回はそんな「Roomba Home」アプリの基本的なスマホ接続方法から便利なアプリ機能の使い方まで、初めて使う方にも分かりやすく解説していきます。

アプリ「iRobot Home」の初期設定の記事はこちら

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ルンバのスマホアプリ「Roomba Home」の初期設定方法

最近のルンバにはスマートフォンとの連携機能がついており、自宅のWi-Fiに接続しスマホアプリで操作することができます。
外出先からルンバを動かしたり、曜日ごとにスケジュールを設定したりと、ルンバをより便利に使えるスマホ連携機能ですが、「アプリの初期設定が難しい」という声もよく耳にします。

そこで、今回実際にルンバを使って初期設定をしながら、順を追って写真つきで解説していきます。

1. まずはアプリをダウンロード

iOS端末ならApple Storeから、Android端末ならGoogle Play Storeから「Roomba Home」と検索し、アプリをスマートフォンにダウンロードします。

2025年4月以降に発売されたルンバはこの「Roomba Home」アプリを使って操作ができますが、そのためには準備が必要。ここから初期設定についてご紹介していきます。

2. スマホを自宅のWi-Fiに接続

ルンバとスマホを連携させるために、まずはスマホを自宅のWi-Fiネットワークに接続します。
このWi-Fiネットワークを通してスマホとルンバを接続していきます。

ルンバは機種によって対応しているWi-Fiの周波数帯が異なります。
上位モデルのルンバ（705/505/405/205シリーズ等）は2.4GHz帯・5GHz帯どちらにも対応していますが、エントリーモデル（105シリーズ等）だと2.4GHz帯のみ対応のため5GHz帯のWi-Fiには繋がりません。

また、お家のWi-Fiルーターの設置場所や環境によって繋がりやすい周波数帯も変わります。
繋がりにくいようなら2.4GHz帯/5GHz帯を切り替えてみる方法も試してみてください。

現在使っているWi-Fiが2.4GHz帯か5GHz帯かわからない場合は、Wi-Fiルーター本体に貼ってあるシールに書いてあることが多いので、一度確認してみてくださいね。

3.アプリの初期設定・アカウント登録

スマホからRoomba Homeアプリを開いたら、画面の指示に沿って居住国・言語の選択、利用規約への同意、簡単なチュートリアルを済ませます。

Roomba Home アプリアカウントの登録をしてログイン。（iRobot HOME アプリアカウントを持っている方は、そのアカウントでログイン）

アカウントは、家族1人が登録したら共有して全員でルンバを操作することができます。

ルンバの機種を設定

続いて、お手持ちのルンバの機種を設定していきます。

画面に従い、Bluetoothと位置情報をオンにすると、周辺の製品を自動で検索してくれます。

しばらくすると「ロボットを選択」する画面になるので、「ロボットを追加」ボタンで設定を進めます。

このとき、機種が表示されない場合でも「QRコード」または「手動でセットアップ」を選択して設定が可能です。

（QRコードは、箱の中の梱包材に記載されているセットアップ手順の近くに印刷されています。）

4. ルンバ側の準備

ルンバとWi-Fiを接続する前に、ルンバ側の準備も必要になります。

アプリの画面に従って準備事項を一つ一つ確認していきましょう。

まずは初期設定中にルンバの電源が切れてしまわないように、充電ステーションの設置をします。

充電ステーションはルンバが出入りしやすいよう前方と左右に障害物がなく広い場所で、壁沿いで段差のない平らな床の上に設置します。スムーズにスマホ接続するためにも、なるべくWi-Fiの電波受信感度が良い場所に設置しましょう。

設置が完了したら充電ステーションの電源コードをコンセントに挿して、ルンバを充電しながら初期設定を進めます。

5. ルンバをWi-Fiに接続

続いて、ルンバをWi-Fiに接続していきます。

イラストとともに現在接続されているネットワークが表示されるので、合っているか確認し、次の画面に進みます。
もし違うWi-Fiネットワークが表示されていたら、「Wi-Fiネットワークを変更する」ボタンから選び直してくださいね。

次の画面では、Wi-Fiのパスワードを入力します。パスワードはWi-Fiルーター本体のシールに記載されていることが多いので、わからない方はルーターを確認して入力しましょう。

ルンバ本体のボタン操作

ここで、ルンバ本体のボタンを操作し起動します。

シリーズによってボタン操作が異なるので、アプリ画面の指示通りに操作してください。

「電源ボタン」を一度押すだけでOKのパターンや、「電源ボタン」と「HOMEボタン」を同時に2秒間以上長押しするパターンもあります。

指を離すとルンバから音が鳴り、Wi-Fi接続が可能な状態になります。

自動で接続を開始

次の画面に進むとアプリが自動でルンバの接続を開始してくれるので、しばらく待ちます。

少し時間はかかりますが、待機しているだけなので楽ちんです。

無事に接続完了！

ルンバに名前を付けると、ルンバが挨拶をしてくれます。

※どうしてもルンバがスマホ接続できない場合

実際にやってみると、アプリの初期設定はそこまで難しくなく時間もかかりませんでした。

注意すべきポイントは機種に対応した周波数帯のWi-Fiネットワークを使用することと、Bluetoothと位置情報を許可することくらいでしょうか。

もし、どうしても接続できない場合は、Wi-Fiの電波が弱すぎる・スマホやアプリのバージョンが古い・他のデバイスが干渉してしまっている等、接続環境になんらかの問題がある可能性が考えられます。

原因によっては以下のような対応をすると接続できる可能性があるので、一度試してみましょう。

Wi-Fiの電波や接続に問題がある場合

• Wi-Fiルーターに近い場所に充電ステーションとルンバを移動して接続を試す
• Wi-Fiルーターの電源を15秒くらいオフにして、再度オンにする
• ルンバ本体を再起動する

スマホやアプリのバージョンが原因の場合

• アプリを一度アンインストールして再度インストールし直す
• スマホのOSを最新版にアップデートする
• スマホの電源を一旦オフにしてオンにする

他のデバイスが干渉している場合

• スマホのWi-FiとBluetoothを一旦オフにしてオンにし直す
• 他に接続中のWi-Fi・Bluetooth機器がある場合は一時的に接続を切る

上記のような対応を一通り試してみて、それでも接続できない場合はサポート窓口に問い合わせてみましょう。

「Roomba Home」アプリでできること・対応機種

以上でルンバとスマートフォンの接続が完了し、使用できる準備が整いました。

ここからは「Roomba Home」アプリを使ってできることや、アプリでの操作、各機能の対応機種についてご説明していきます。

	対応機種
	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
1．外出先から操作	〇	〇	〇	〇	〇
2．スケジュール機能	〇	〇	〇	〇	〇
3．掃除結果マップの確認	〇	〇	〇	〇	〇
4．マッピング・部屋ごとの清掃	〇	〇	〇	〇	〇
5．部分清掃/進入禁止/拭き掃除禁止エリア設定	〇	〇	〇	〇	〇（部分清掃・進入禁止のみ）
6．清掃中のエラー報告	〇	〇	〇	〇	〇
7．最適な清掃設定に調整	–	–	–	〇	〇

1. 外出先や家中どこからでもスマホで操作

スマホ連携したルンバは、外出先や違う部屋からでも掃除の指示を出すことができます。
アプリ画面下にある一覧から「ロボット」ページを開き、ルンバの状態が清掃準備完了になっていることを確認。

「マイホーム」ページでマップ画面を開いたら、マップまたはカードをタップすると掃除が開始されます。どちらかをタップしたら、ルーチンの詳細が表示されるので「今すぐ開始」を選ぶと掃除が開始されます。

外出中にルンバに掃除してもらっておけば、毎日帰宅時には家がキレイな状態になっているので気持ちよく生活できますね。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
1．外出先から操作	〇	〇	〇	〇	〇

2. スケジュール設定もできる

アプリ上で清掃する曜日と時間をスケジュール設定することで、ルンバが自動的に清掃を開始してくれる自動化機能も便利です。

自動化機能を使うことで、仕事などで自宅にいない間など自分の予定に合わせてルンバに掃除してもらうことができます。

アプリ画面下の一覧の中央にある「自動化」ページを開き、「新しい自動化を追加」→「後でスケジュール」をタップ、清掃する曜日と時間を保存するとセットできます。

部屋ごとにスケージュール設定できるので、「リビングは毎日掃除して汚れが溜まりにくい部屋は週末だけ」など、1週間で効率よく掃除をしてもらうことができます。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
2．スケジュール機能	〇	〇	〇	〇	〇

3. 掃除結果をアプリからマップで確認

掃除結果や履歴をスマホアプリから確認することができます。
マップ画面の「清掃履歴」から、ルンバが清掃した時間や過去10日間の履歴を確認できるので便利です。

掃除結果のマップを見れば、どこからどこまでルンバが掃除できたのか？が一目瞭然。

機種によっては、障害物があって掃除できなかった部分が赤いコーンで表示されたりもします。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
3．掃除結果マップの確認	〇	〇	〇	〇	〇

4. マッピング・部屋ごとの清掃

ルンバは掃除する前にフロア全体をマッピングして、フロアマップを作ります。

マップがあることで、部屋を指定して清掃したり、部屋ごとで清掃方法を変えたりすることも可能です。

マップを編集したい場合は「マップを編集」→「部屋を編集」をタップ、編集したい部屋を選択し境界調整やエリアごとの名称設定などをカスタマイズできます。

部屋ごとの清掃方法の指定は、マップをタップすると出てくる部屋名の右側にある「歯車マーク」をタップすることで設定が可能。
機種によって、清掃モードが掃除機+水拭き以外にも掃除がけのみ・水拭きのみなどから選べたり、吸引力や走行回数・水分量など細かい設定ができたりと、色々な項目からお部屋に合った清掃方法をカスタマイズすることができます。

清掃する部屋を追加したい場合は、部屋名の左にある「＋マーク」、清掃する順序を入れ替えたい場合は「二本線マーク」を上下に動かして使います。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
4．マッピング・部屋ごとの清掃	〇	〇	〇	〇	〇

5. 部分清掃/進入禁止/拭き掃除禁止エリア設定

マップからルンバが停止しやすい場所や進入してほしくない場所を進入禁止エリア、カーペットなどがある場所は拭き掃除禁止エリアなど設定できます。

汚れやすい場所を部分清掃エリアとして設定ができるため、汚れの溜まりやすい家具付近を部分清掃エリアとして登録しておけば、食後にテーブルの周りだけを掃除するなどのピンポイントでの掃除が可能になります。

また、スマートスピーカーと連携させれば、「ルンバでテーブルを掃除して」と声をかけるだけで掃除を開始することができて、さらに便利に使えます。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
5．部分清掃/進入禁止/拭き掃除禁止エリア設定	〇	〇	〇	〇	〇（部分清掃・進入禁止のみ）

6. エラーもスマホアプリで報告

毎日ルンバを使っていると、掃除中にトラブルが起きることもあります。
そんなとき、スマホアプリを使えばエラーの原因を簡単に見つけることができます。

試しに部屋に閉じ込めてみたのですが、しばらく稼働した後に停止し、スマホアプリにこのようなエラー通知が来ていました。
どのような状況が分かり、対応する方法も記載されているのでルンバを救出できます。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
6．清掃中のエラー報告	〇	〇	〇	〇	〇

7. 最適な掃除方法の自動で設定

上位モデルでの「Roomba Home」アプリ利用時には、最適な清掃設定を自動調整するスマート清掃で賢く掃除ができます。

スマート清掃をONにすれば、各部屋の過去の汚れ状況に合わせて清掃設定を最適化。
自分で細かく設定しなくても自動調整してくれるのは助かりますよね。

対応機種

	Roomba 105 Combo / 105 Combo + AutoEmpty	Roomba 205 DustCompactor Combo	Roomba Plus 405 Combo + AutoWash	Roomba Plus 505 Combo + AutoWash	Roomba Max 705 Vac + AutoEmpty
7．最適な清掃設定に調整	–	–	–	〇	〇

ルンバのスマホアプリの使い方 まとめ

スマホアプリを活用することでさらに便利に使えるルンバですが、初期設定には戸惑ってしまう方も多いはず。

ですが、一度設定してしまえば、自動で部屋を掃除してもらえる快適な生活が待っています。
ぜひ今回の記事を見ながらルンバとスマートフォンをつないで、ルンバに活躍してもらうための準備をしましょう。

ルンバ自体のラインナップも部屋の大きさや間取り、求める機能によって様々なモデルがあるので、自分の部屋に合ったルンバを探してみてくださいね。
[最新] ルンバ コンボ 10 Max含む全22種類を一覧表で比較！おすすめと選び方を解説 – Rentio PRESS [レンティオプレス]

ルンバはレンタルで試せる

「自宅の環境でアプリはちゃんと接続できる？」「使い方は難しくない？」「ルンバでどこまでキレイになる？」
…など、購入前は不安なこともありますよね。

そんなときにおすすめなのが、ルンバをレンタルで試す方法です。

レンティオでは、ルンバの公式レンタルサービス「ロボットスマートプラン+」でルンバとの生活をお試し体験することができます。

レンタルできるルンバの種類や価格については、こちらからチェックしてみてくださいね！
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