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ベビーカーを選ぶ際によく出てくる「A型」「B型」という言葉。
それぞれの違いやデメリットもわかりづらく、どちらを選んだらいいかわからない!と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
さらに、「AB型」や「バギー」など、新しいベビーカーの種類も出てきて、混乱してしまいますよね。
そんなわかりづらいベビーカーの種類と特徴、メリット・デメリットについて解説します!
もくじ
A型・B型ベビーカーの定義と違い
日本では、ベビーカーをSG基準に基づいてA型・B型の2種類に分類しています。
(※SG基準とは、一般財団法人製品安全協会が商品の安全性を保証する制度で、この安全試験に合格した商品にはSGマークがついています。)
2017年に改正された最新のSG基準によるA型・B型ベビーカーの定義がこちら。
A型ベビーカー・B型ベビーカーの違い比較表
A型ベビーカー | B型ベビーカー | |
---|---|---|
適用月齢 | 1ヵ月(または4カ月)~最長48カ月 | 7カ月~最長48カ月 |
連続使用時間 | 2時間以内(7カ月以降の座位使用時は1時間以内) | 1時間以内 |
背もたれ角度 | ・最も立てた状態で100°以上 ・最も倒した状態で150°以上(4カ月以降のベビーカーは130°以上) |
・最も立てた状態で100°以上 ・リクライニング機能は無くても良い |
タイヤの大きさ | 115mm以上 | |
車輪付近の構造 | 電車のドアに挟まれても検知されやすい構造 | |
折り畳み部分のすき間 | 13㎜未満の危険なすき間がなく指を挟みにくいこと | |
耐振動衝撃性・強度・安全性 | シートベルト・タイヤ・ハンドルなど各部の安全基準をクリアしていること |
つまり、A型ベビーカーは1ヵ月から寝かせた状態でも使えるベビーカー、B型ベビーカーは7カ月以降で座った状態で使うベビーカーというのが大きな違いですね。
A型ベビーカーのメリット・デメリット
生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーには、月齢の浅い赤ちゃんをしっかり守るために様々な機能がついています。
ただし、そのぶんデメリットもありますので、しっかり理解した上で購入するかどうかを決めましょう。
A型ベビーカーのメリット
A型ベビーカーのメリットは、生後1ヵ月と月齢の浅い時期からでも使えることです。
1ヶ月検診が終わったら、徐々にお散歩など外出の機会が増えてきます。産後の身体の負担を考えると、早い時期から使えるベビーカーがあるとお出かけが楽になりますよ。
A型ベビーカーは、振動吸収や安全性に優れ、赤ちゃんの身体をしっかり守ってくれることもメリット。
深いリクライニングと安心感のあるしっかりしたシートで、赤ちゃんも快適に過ごすことができます。
また、対面・背面どちらにも切り替えられる両対面式のものが多いので、月齢の小さい頃は対面でお互いの顔を見ながら、少し成長したら背面で一緒に景色を楽しみながらお散歩ができます。
A型ベビーカーのデメリット
一方、A型ベビーカーのデメリットは、サイズが大きいこと。
折り畳んでも幅をとるので、公共交通機関の利用時や自宅での保管時に邪魔になることもあります。
また、しっかりしたつくりを実現させるために、重くなっていることもデメリット。
A型ベビーカーの重さとしては、6〜10kgが主流です。
最近では軽量化も進み、4~5kg程度の軽量A型ベビーカーも発売されています。
さらに、A型ベビーカーは高機能なだけに価格が高額なこともデメリットです。
安心のためには仕方ない…とは思いつつも、なにかとお金のかかる出産時には痛い出費ですよね。
おすすめのA型ベビーカー
A型ベビーカーでは、軽量タイプの「コンビ スゴカルSwitch」がおすすめです。
A型ベビーカーながら比較的軽く、赤ちゃんを守る機能・使いやすさの両面で高い機能を搭載していて、赤ちゃんにとってもご両親にとってもおすすめの1台です。
コンビのスゴカルSwitch エッグショック ANを使ってレビュー!スゴカルminimoとの違いも比較 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
A型ベビーカーの選び方とおすすめについて詳しくはこちら
[2019]人気のA型ベビーカー国内おすすめ8選!選び方や口コミ・評判まで徹底解説 – Rentio PRESS
B型ベビーカーのメリット・デメリット
生後7カ月以降から使えるB型ベビーカーは、軽くて持ち運びやすいことが特徴。
重いA型ベビーカーにうんざりして、B型ベビーカーへの乗り換えを決める方も多いようです。
B型ベビーカーのメリット・デメリットを確認してみましょう。
B型ベビーカーのメリット
B型ベビーカーのメリットは、A型に比べて軽くて持ち運びやすい操作性の良さでしょう。
子どもが成長してくると、重いA型が辛くなってくる方も多いのですが、B型だったら女性でも持ち運びに不便さを感じずに済むでしょう。
また、A型よりもつくりが簡易的なため、販売価格が安いところも魅力です。
B型ベビーカーのデメリット
一方で、B型ベビーカーのデメリットは、一人座りができる生後7ヶ月まで使用できないこと。
B型ベビーカーのみを購入して使う場合には、半年間は我慢して抱っこ紐のみで過ごすことになります。
また、リクライニングの角度が浅いので、赤ちゃんが乗り心地を気に入ってくれないこともあります。
自我が芽生え始める時期でもありますので、ベビーカーに乗ってくれなくてお蔵入り…なんてことにならないように、店頭で試乗して慎重に選びましょう。
おすすめのB型ベビーカー
B型ベビーカーでは、アップリカ マジカルエアーがおすすめです。
軽量でカゴも大きく、価格も安いコスパの良いB型ベビーカーです。
アップリカ マジカルエアー3種類(プラス/クッション)の違いは?口コミ・評判やデメリットを検証! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
B型ベビーカーの選び方とおすすめについて詳しくはこちら
[2019]人気のB型ベビーカー国内おすすめ7選!選び方や口コミ・評判まで徹底解説 – Rentio PRESS
AB型ベビーカー・バギーってどんなベビーカー?
ベビーカーを調べていると、AB型ベビーカー・バギーというのも、よく耳にしますよね。
SG基準ではA型・B型ベビーカーの2種類のみですが、それとは違う分類のものなのでしょうか?
じつはAB型ベビーカー・バギーは、その2種類をさらに細かく分けたもの。正式な分類基準や定義はありません。
一般的に言われている、それぞれの特徴をかんたんに説明します。
AB型ベビーカーとは
AB型ベビーカーは、A型ベビーカーの中に含まれます。
リクライニング角度が深く生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーなのに、軽量・コンパクトというB型の特徴も持ち合わせている良いとこどりなベビーカーです。
「AB兼用ベビーカー」や「軽量A型ベビーカー」として紹介されていることもあり、名称が多くてわかりづらいのですが、基本的には軽いA型ベビーカーと思っておけば大丈夫です。
バギーとは
バギーは、B型ベビーカーに分類されます。
B型ベビーカー以上に軽くコンパクトなところが特徴です。また、値段も安いのでセカンドベビーカーにおすすめです。
海外製のバギーでは、B型ベビーカーのSG基準を下回る簡易的なつくりのものも多いようです。
安全性には少し不安があるので、歩き疲れた子どもの休憩用程度に考えておいた方がいいでしょう。
まとめ
A型ベビーカー・B型ベビーカーの違いと、それぞれのメリット・デメリットを理解することは、自分に合ったベビーカー選びの第一歩!
目的に合わせて、ベビーカーを選びましょう。
ベビー用品はレンタルできる!
使う期間が限られているベビー用品はレンタルするのもおすすめです。
レンティオでは、抱っこ紐やバウンサー、チャイルドシートなど気になるベビー用品をレンタルできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。
ぜひ気軽にレンタルしてみてくださいね!
ベビー用品のレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]
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