アップリカ マジカルエアー3種類(プラス/クッション)の違いは?デメリットも検証!
更新日2023/08/22
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アップリカのB型ベビーカー「マジカルエアー」シリーズは、軽さと十分な機能を兼ね備えたB型ベビーカー。
3kg台と軽量なのに、リクライニングとハイシートで子どもが成長しても快適に過ごせます。
そんなアップリカ マジカルエアーシリーズの特長やデメリットについて詳しく解説します。
もくじ
アップリカのB型ベビーカー「マジカルエアー」とは?
アップリカは、コンビと並ぶ国内2大ブランドです。
マジカルエアーは、アップリカの発売するB型ベビーカーシリーズ。
B型ベビーカーは生後7ヵ月頃の腰すわり後から使えて、A型と比べて軽くて簡易的なつくりが特徴。
マジカルエアーは、ハイシート・リクライニング・UVカット幌などB型としては高機能で、3㎏台と軽いB型ベビーカーです。
A型とB型、ベビーカー2種類の違いを解説!それぞれの定義とデメリット、AB型&バギーとの違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
アップリカ マジカルエアーシリーズ3種類の違い
現在発売中のマジカルエアーシリーズは大きく分けて3種類です。それぞれの特徴を簡単に説明します。
マジカルエアー
マジカルエアーシリーズのスタンダードモデルです。
「AE」というアルファベットが型番になっており、マジカルエアー AEは2018年に発売された最新モデルです。
シリーズ最軽量の3.2kgで、ハイシート・リクライニング・UVカット幌など最低限の機能を搭載しています。
軽さを求める方におすすめのタイプです。
マジカルエアー プラス
マジカルエアー プラスは、スタンダードモデルと比べて若干重くなりますが安心感のあるタイプです。
ゆれぐらガードやワイドタイヤで安定した走行。メッシュ素材のシートで子どもがより快適に過ごせます。
マジカルエアープラス新旧モデルの違い
現在「マジカルエアープラス AD」と「マジカルエアープラス AE」の2つが公式発売中ですが、AEのほうが2019年発売の最新モデルです。
ADとAEの主な違いは、カゴの大きさと幌のUVカット機能。AEはカゴがより大きく、幌も99%UVカットとパワーアップしています。
旧モデルのADは、型落ちに伴い市場価格が落ちているので、安くマジカルエアープラスを購入したい方にはおすすめです。
マジカルエアー クッション
マジカルエアー クッションは、プラスよりもさらに安心感の高いモデルです。
車体に内蔵されたクッションで振動を吸収する「しなやかクッション」搭載。シートの高さも52cmとより高くなっています。
子どもの乗り心地や安心感を求める方におすすめのタイプです。
アップリカ マジカルエアーシリーズ比較表
アップリカのB型ベビーカーマジカルエアー3種類の違いを一覧表で比較してみましょう。
シリーズ名 | マジカルエアー | マジカルエアー プラス | マジカルエアークッション | |
---|---|---|---|---|
名称 | マジカルエアー AE | マジカルエアー プラス AD | マジカルエアー プラス AE | マジカルエアークッション |
対面・背面 | 背面 | 背面 | 背面 | 背面 |
対象月齢 | 7カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 7カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 7カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) | 7カ月〜36カ月頃(体重15kg以下) |
リクライニング | 117°~135° | 117°~135° | 117°~135° | 122°~139° |
重量 | 3.2kg | 3.5kg | 3.6kg | 3.8kg |
サイズ | 開:W445×D765×H1050~1150(mm) 閉:W445×D310×H932(mm) |
開:W460×D775×H1050~1150(mm) 閉:W460×D327×H935(mm) |
開:W456×D762×H1050(mm) 閉:W456×D340×H934(mm) |
開:W456×D762×H1050mm) 閉:W456×D340×H934(mm) |
カラーバリエーション | BL/RD/GR | BK/RD/BL/YE | NV/BK/YE | NV/RD |
ゆれぐらガード | – | ○ | ○ | ○ |
タイヤ | 12cmダブルタイヤ | 12cmワイドダブルタイヤ+四輪サスペンション | 12cmワイドダブルタイヤ+四輪サスペンション | 12cmワイドダブルタイヤ+四輪サスペンション |
しなやかクッション | – | – | – | ○ |
シート | ノーマル | メッシュ | メッシュ | メッシュ&リバーシブル |
サンシェード | 97%UVカット | 97%UVカット | 99%UVカット | 99%UVカット |
シート高さ | 50cm | 50cm | 50cm | 52cm |
カゴ容量 | 25L(耐荷重5kg) | 20L(耐荷重5kg) | 25.3L(耐荷重5kg) | 22.2L(耐荷重5kg) |
洗濯 | 手洗い | 洗濯機 | 洗濯機 | 洗濯機 |
公式通販価格(税込) | 24,840円 | 29,700円 | 29,160円 | 31,320円 |
アップリカ マジカルエアーの特長
ここからはアップリカ マジカルエアーシリーズの特長とその魅力について詳しく解説していきます。
軽量&小型で生後7ヵ月から3歳頃まで大活躍
マジカルエアーシリーズは、生後7ヵ月から3歳頃(~体重15kg)まで使えるB型ベビーカー。
重さは3㎏台と軽く、畳んでもコンパクトなので、持ち運びにも収納にも便利。
子どもが大きくなってもお出かけに楽々連れていける重さなので、長く活躍してもらえそうですね。
リクライニング&ハイシートで快適
マジカルエアーのシートは、子どもが快適に乗れるようにリクライニング・ハイシートとなっています。
リクライニングがあることで、お昼寝のときにも安定した姿勢でベビーカーに乗せることができます。また、シートが地面から離れているので、地面の熱やホコリからも遠ざけることできます。
さらに、マジカルエアープラス・クッションは、シートがメッシュ素材なので、通気性もよく快適です。
ワンタッチで片手でも折り畳める
マジカルエアーの折り畳みは、ハンドルの開閉ロックを解除し本体を後方に傾けるだけ。コツをつかめば片手でもスムーズに畳めます。
ワンタッチ開閉は、特に電車やバスなど公共交通機関での移動や、大人一人で子どもと出かけることの多い方には必須条件。
歩き始めた子どもと手をつなぎながらでも、パッと畳んで持ち運びができるので、安心ですね。
上位モデルは走行性や乗り心地もUP
マジカルエアープラス・クッションには、走行を安定させるゆれぐらガードとワイドタイヤを使用しています。
車体のフレームやタイヤのサスペンションで衝撃を吸収し、幅広のタイヤで走行に安定感をプラス。
さらに、マジカルエアークッションは、車体に内蔵されたしなやかクッションで、子どもに伝わる振動を吸収してくれます。
押しやすさや乗り心地もしっかり考えられた安心のベビーカーです。
アップリカ マジカルエアーのデメリット
ベビーカー購入前に気になるのが、「マジカルエアーにデメリットって無いの?」ということ。購入時には良いところよりも悪いところのほうが気になりますよね。
もちろん、どんなベビーカーにもデメリットはありますが、それに納得したうえで選べば後悔しません。
気になるマジカルエアーのデメリットについて、詳しく解説します。
タイヤが小さく段差につまづきやすい
マジカルエアーのタイヤの直径は約12㎝。これは一般的なタイヤサイズ13.8cmと比べてやや小さめ。
そのため、歩道への乗り上げや段差を通る際に引っかかりやすいので注意が必要です。
大型タイヤのベビーカーと比べると押しやすさの面では劣る点は、デメリットといえるでしょう。
段差を乗り越えるときに、少しベビーカーを倒して前輪を浮かすようにすると引っかかりにくくなります。
ただし、マジカルエアーは後輪同士をつなぐフレームが足元にないので、腕の力だけで前輪を浮かさなければなりません。
日よけが小さい
マジカルエアーのサンシェードはUVカット素材を使用しているのですが、サイズが少し小さめなのがデメリット。
すっぽり覆いかぶさるタイプではないので、日差しの向きによっては子どもの顔に日光が当たってしまうことも。
マジカルエアーシリーズすべて幌のサイズは同じなので、気になる方は他のB型ベビーカーを検討したほうがいいでしょう。
荷物カゴが小さめ&ハンドルにかけると倒れやすい
マジカルエアーの座席下の荷物カゴの容量は、種類によって20~25L。
他のベビーカーと比べて決して小さいわけではないのですが、買い物など荷物が多い時には「もう少し入ればいいのに…」と感じることがあるかもしれません。
また、ハンドルにフックなどで荷物をかけすぎると、ベビーカー本体が軽いのでひっくり返って倒れてしまう危険性も。
重い荷物はなるべく座席下のカゴに入れて、ハンドルにはあまり荷物をかけないようにしましょう。
なお、ベビーカーが倒れにくいベビーカーバッグをこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。
荷物カゴが大きいベビーカーおすすめ9選&倒れにくいベビーカーバッグで収納力UP – Rentio PRESS[レンティオプレス]
シートの洗濯機丸洗いはモデルによる
マジカルエアーは、すべてシートを簡単に取り外して洗うことができますが、洗濯機にかけられるかどうかはモデルによって異なります。
洗濯機OKなのは、マジカルエアープラス・クッションのみ。マジカルエアーは手洗いのみとなっています。
汗をかいたり汚したりしやすいベビーカーのシートは、洗濯機で気軽に洗える方が便利です。
お手入れの手間を減らしたい方は、マジカルエアープラスかマジカルエアークッションがおすすめです。
まとめ
アップリカ マジカルエアーは、軽量・小型で十分な機能をもつB型ベビーカー。
重いA型からの乗り換えなら、3㎏台は感動する軽さですよね。反面、悪路での走行性はA型には劣るので、納得した上で購入を決めてくださいね。
最後に、マジカルエアーのメリット・デメリットをまとめましたので、ベビーカー選びの参考にしてみてください。
アップリカ マジカルエアーのメリット
- 軽量&小型で生後7ヵ月から3歳頃まで大活躍
- リクライニング&ハイシートで快適
- ワンタッチで片手でも折り畳める
- 上位モデルは走行性や乗り心地もUP
アップリカ マジカルエアーのデメリット
- タイヤが小さく段差につまづきやすい
- 荷物カゴが小さめ&ハンドルにかけると倒れやすい
- 日よけが小さい
- シートの洗濯機丸洗いはモデルによる
今回はマジカルエアーに絞ってご紹介しましたが、まだ他のベビーカーでも迷っている…という方は、こちらの記事でベビーカーの選び方やおすすめについて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
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