飛行機OKなベビーカーサイズとは?機内持込可のおすすめ小型ベビーカーを紹介
更新日2023/11/17
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移動が多い旅行や帰省に子どもを連れて行くときには、ベビーカーが必須アイテムですよね。
ですが、そもそもベビーカーは飛行機に乗せられるのか?どのように乗せるのか?料金はかかるのか?わからない方も多いはず。
今回は、飛行機にベビーカーを乗せる方法や、持ち込みできるベビーカーサイズ、おすすめの小型ベビーカーについて解説します。
もくじ
飛行機にベビーカーを乗せる2つの方法と注意点・条件
多くの航空会社で、ベビーカーは畳んだ状態で飛行機に乗せることが可能です。
ただしベビーカーに子どもを乗せた状態で飛行機に乗ることはできません。飛行機に乗る際には、子どもの年齢によって膝に抱っこするか座席に座らせて搭乗します。料金や座席利用の有無は航空会社や国内・国際線によって決まりがあるので、必ず事前に各社のHPを確認するようにしてくださいね。
ここからは、飛行機にベビーカーを乗せる2つの方法機内持ち込みと手荷物預け入れについて解説します。それぞれの注意点や条件がありますので、理解しておきましょう。
1. 機内持ち込み
1つ目は、ベビーカーを飛行機内に持って入る方法です。
ベビーカーを畳んで専用ケースか手荷物用ビニール袋に収納し、搭乗中は機内座席上の収納棚に入れておきます。
到着後に預けたベビーカーが出てくるまで待たなくて済むので、急いで移動したい方はこちらの方法がおすすめです。
機内持ち込みの注意点
ベビーカーの飛行機内への持ち込みはできない航空会社もあり、持ち込める場合でもサイズや数に厳しい制限があります。
多くの航空会社では、機内持ち込みできるのは身の回り品(ハンドバッグ、カメラなど)以外に1人1つまで。ベビーカーを持ち込んだ場合、自分の荷物は持ち込めなくなってしまいます。
また、持ち込めるのは規定サイズよりも小さく畳めるベビーカーのみ。多くのベビーカーは持ち込むことが難しく、コンパクトに畳めるものに限られるということは覚えておきましょう。
機内持ち込みOKなベビーカーのサイズ・料金
機内持ち込みができるベビーカーのサイズや重さなどの条件について、国内大手航空会社JAL/ANAのHPを調べてみました。
国際線の場合、JALは機内持ち込み不可、ANAは制限サイズ内での持ち込みが可能となっています。JALは搭乗口までは自分のベビーカーを利用できますが、搭乗直前に貨物室への預け入れが必要になります。
国内線ではJAL/ANAともに持ち込みできる制限サイズは同じで、機体の大きさによってサイズが変わります。
航空会社 | 飛行機 | サイズ | 重さ | 個数 | 料金 |
---|---|---|---|---|---|
JAL | 国際線 | ベビーカー機内持ち込みNG | – | – | – |
JAL | 国内線(100席以上) | 合計115cm 以内(55×40×25cm以内) | 10kg以内 | 身の回り品以外に1個まで | 無料 |
JAL | 国内線(100席未満) | 合計100cm 以内(45×35×20cm以内) | 10kg以内 | 身の回り品以外に1個まで | 無料 |
ANA | 国際線・国内線(100席以上) | 合計115cm 以内(55×40×25cm以内) | 10kg以内 | 身の回り品以外に1個まで | 無料 |
ANA | 国内線(100席未満) | 合計100cm 以内(45×35×20cm以内) | 10kg以内 | 身の回り品以外に1個まで | 無料 |
2. 手荷物預け入れ
2つ目の方法は、手荷物カウンターでベビーカーを預ける方法です。
出発ロビーにある各航空会社ごとの手荷物カウンターでベビーカーを預け、搭乗中は他の大きな荷物とともに貨物室に収納されます。
預け入れ後は、搭乗までの間ベビーカーを無料で貸出ししている航空会社も多いので、ぜひ利用してみてくださいね。
通常の預け入れ荷物にはサイズや重さの制限があるのですが、ベビーカーに関しては別カウントとなることが多いようです。(※一部航空会社を除く)
サイズや重さを気にせず普段使っているベビーカーを持っていきたい方には、こちらの方法がおすすめです。
手荷物預け入れの注意点
貨物室に預け入れする際、もっとも注意したいのは破損や紛失。
紛失しやすいアクセサリーや付属品は外しておく・ベビーカーに厚めのカバーをかけておく・目立つネームタグをつけておくなど、預け入れ前にできる対策はしておくようにしましょう。
なお、預け入れ荷物の破損や紛失は、一定期間内であれば補償申請が可能です。目的地の空港でベビーカーを引き取ったらすぐに異常が無いか確認することをおすすめします。
手荷物預け入れOKなベビーカーのサイズ・料金
飛行機に乗せられるベビーカーのサイズや重さなどの条件について、国内大手航空会社JAL/ANAのHPを調べてみました。
手荷物の預け入れに関しては、JAL/ANAともに通常の荷物の制限とは別枠で無料預け入れが可能です。
サイズや重さには制限がありませんので、普段使っている大きめのベビーカーでも乗せることができます。
航空会社 | 飛行機 | サイズ | 重さ | 個数 | 料金 |
---|---|---|---|---|---|
JAL | 国内線/国際線 | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 無料 |
ANA | 国内線/国際線 | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 無料 |
飛行機内に持ち込みできるおすすめベビーカー
飛行機内への持ち込みはサイズ制限が厳しく、対応しているベビーカーの数が少ないのが現状。
希少な機内持ち込み可ベビーカーを2つご紹介します。
B型ベビーカー「サイベックス リベル」
サイベックス リベルは、3辺の合計が100cm(32×22×48cm)、重さが5.9kgとコンパクトに畳めるB型ベビーカー。100席未満の国内線にも持ち込みが可能です。
腰がすわった時期から4歳頃まで、長く使えるのも嬉しいポイントです。
リクライニング機能、2段階調節可能なレッグレストもあるのでお子さんの姿勢を快適に保持しながら走行でき、前輪にはサスペンションを搭載しているので、走行時の衝撃もしっかりと吸収してくれます。
自転車のかごにも乗せるられるので(※自転車の種類にもよります)普段から手軽に使いたい方におすすめ。
サイベックス リベル | |
---|---|
折り畳みサイズ | 32×22×48cm |
重量 | 5.9kg |
対象月齢 | 6ヶ月〜48ヶ月(22kg) |
A型ベビーカー「日本育児 トラベルバギー A3」
日本育児のトラベルバギー A3は、3辺の合計が110.5cm(30×27×53.5cm)、重さが5.7kgと、大型の飛行機に持ち込みできるA型ベビーカーです。
158°までリクライニングできますがクッション性や衝撃吸収性には少し不安があるので、月齢の浅い赤ちゃんを乗せる場合は十分に注意して操作しましょう。
生後1ヵ月から使えるA型としては珍しく機内持ち込みできるベビーカーなので、生後半年以内に飛行機で大都市間の移動がある方にはおすすめです。
日本育児 トラベルバギー A3 | |
---|---|
折り畳みサイズ | 30×27×53.5cm |
重量 | 5.7kg |
対象月齢 | 1ヶ月〜36ヶ月(15kg) |
まとめ
子ども連れでの旅行や帰省は大変ですが、そのぶん一生の思い出になるはず。
なにかとバタバタしてしまう子ども連れでの飛行機搭乗には、航空会社による援助やサービスも多く用意されています。
優先搭乗ができたり、機内でのベビーベッド利用ができたりもしますので、各航空会社のHPでチェックして利用してみてくださいね。
機内持ち込みにこだわるとベビーカーはかなり限定されてしまいますが、貨物室への預け入れを前提とすれば、サイズや重さによらず機能でベビーカーを選べます。
ベビーカーの選び方には、サイズ以外にも重要なポイントがありますので、こちらの記事を参考に自分の生活に必要な機能を選んでみてくださいね。
[最新]人気の国内ベビーカーおすすめ8選!後悔しない選び方と口コミ・評判を一挙公開 – Rentio PRESS
なお、ベビーカーはレンタルもできます。使用期間によっては購入するよりもお得に使えるので、こちらもチェックしてみてください。