DJI Ronin-SC Proコンボ開封レビュー。その特徴と使用前の準備を徹底解説
更新日2024/07/05
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こんにちは!トンマルバスターです!
今回紹介する商品はDJIより新発売となりました、ミラーレスカメラ用に設計された片手持ち3軸ジンバルRonin-SC。
その中でも付属品が充実しているRonin-SC Proコンボをご紹介。
今回は開封から、Ronin-SC Proコンボの付属品と特徴。使用前に準備するものを解説していきます。
もくじ
開封から付属品のご紹介
商品は固めの発泡スチロールに入っております。
DJI製品でよくある梱包ですね。持ち運びしやすいように取っ手が付いてます。
開封します。各付属品が決められた溝にしっかりと納まっています。
特にRonin-SC Proコンボは付属品が多いので、正しく収納しないと全て入らないですね。
標準コンボとProコンボの違いについて
Ronin-SC | Ronin-SC Proコンボ | |
ジンバル | x1 | x1 |
BG18 グリップ(内蔵バッテリー) | x1 | x1 |
延長用グリップ / 三脚(プラスチック製) | x1 | x1 |
クイックリリース プレート | x1 | x1 |
カメラライザー | x1 | x1 |
キャリーケース | x1 | x1 |
スマートフォンホルダー | x1 | x1 |
レンズサポート | x1 | x1 |
8ピンポート カバー | x2 | x2 |
レンチ | x2 | x2 |
カメラ用ねじ1/4″-20 | x3 | x3 |
ねじ M4 | x4 | x4 |
マルチカメラ制御ケーブル (マルチUSB) | x1 | x1 |
マルチカメラ制御ケーブル (Type-C) | x1 | x1 |
USB-C ケーブル | x1 | x1 |
マルチカメラ制御アダプター (Type-C – Micro USB) | x1 | x1 |
Focus モーター | – | x1 |
Focus モーター ロッドマウント | – | x1 |
Focus ホイール | – | x1 |
Focus ギア ストリップ | – | x1 |
ねじ | – | x6 |
RSS スプリッター | – | x1 |
※赤で囲われているものがproコンボにしか付属されていないものです。
フォーカスに関する付属品はproコンボには付属されております。
ジンバルに乗せたカメラのフォーカスを直接コントロールするのは難しいので、マニュアルでフォーカシングする場合はこれらの付属品は必須になります。
正にpro仕様ですね。
スペックについて
先に発売された、DJI片手持ち3軸ジンバルRonin-Sと比較しながらスペックを見てみましょう。
Ronin S | RoninSC | |
サイズ | 48.6×20.2×18.5 cm | 37×15×16.5 cm |
重量 | 1.84 kg | 1.1 kg |
積載量 | 3.6kg | 2kg |
バッテリー | 最大12時間 | 最大11時間 |
ActiveTrack 3.0機能 | × | 〇 |
Force Mobile機能 | × | 〇 |
Bluetooth機能 | 4. 0 | 5. 0 |
ファームウェアアップデート | PC経由 | スマホのアプリ経由 |
各アームの軸ロック | × | 〇 |
大まかな比較スペック表です。
サイズと重量について
コンパクトになっており、740g軽量化されています。片手持ちのジンバルにおいてこの740gの軽量化は大きいです。
サイズも小さくなったことでよりアクティブな撮影、軽量化されたことで長時間もっても疲れない撮影が可能と言えるでしょう。
積載重量について
積載可能なカメラ本体の重量は減っておりますが、Ronin-SCはあくまでミラーレス用として設計されております。
その分、先に挙げましたサイズと重量のスリム化に特化しています。ミラーレス用としてはRonin-Sの積載重量はオーバースペックだったと言えましょう。
新機能について
ActiveTrack 3.0機能とForce Mobile機能についてはRonin-SCになって追加になった新機能です。
前者はアプリで連動させたスマホに映る被写体を自動で追尾してくれる機能。滑らかに追尾してくれるので簡単にクオリティの高い映像の撮影が可能です。
後者はアプリで連動させたスマホを傾けた方向にジンバル上のカメラが自動追尾します。タイムラグはほとんどなく、遠隔でも直感的な操作が可能です。
その他について
Bluetoothのバージョンが上がったことにより、早い接続が可能。ファームウェアアップデートもスマホで可能。
各アームの軸ロックが可能となっており、本体持ち運び時に各軸が遊ばないようになっているなど、ユーザーが使いやすいように進化しております。
使用前に準備すること
本体を充電する
充電をしないと始まりません。本体中心部の端子カバーほ外して付属のUSBケーブルタイプCにて充電します。
ACアダプタは付属してませんので、コンセントで充電をするのであればご自身で準備してください。
本体側の1.2.3とあるランプ部分が全く反応しませんので、あれ・・充電できてんのかなと思ってしまいます。
バッテリーグリップ側の下の方にあるランプが光って充電中を知らせてくれます。分かりづらい笑
アプリをダウンロードする
「Ronin」というアプリをダウンロードします。
「Ronin」のダウンロードはこちらから
このアプリはRonin2、RoninSCと同様のアプリになります。新機能のActiveTrack 3.0もForce Mobileもこのアプリがないと使用できませんので、ダウンロードは必須と言えます。
最後に使用前の注意点
DJI製品によくある落とし穴なのですが、使用前に必ずDJIアカウントを作成してください。
アプリはDJIアカウントがないと使用できません。更に機体を初回使用する際にはアプリ経由でのアクティベートが必要です。
DJIアカウントはWi-Fi環境がないと作成ができませんので、事前にアカウントを作成せず、いざ使用というWi-Fi環境のない場所で使用するとなると、使えないよぉおおお!と泣きをみることになります。
DJIアカウントは初回DJIアプリを起動時に登録できます。
アプリを開き
①「Sign In」をタップしてください。
②右上の「アカウントを作成」をタップしてください。
③Eメールアドレスを入力し、認証コードは右側の画像の英数字を入力してください。
④お好きなパスワードを入力(英数字の組み合わせ8~20字以内)してください。
⑤Complete Profileページにてお名前、写真(任意)、性別、国/地域を選択すると登録完了です。
まとめ
ここまで、開封からスペックについて、使用前の下準備を解説してきました。
まだ使用前ですが、スペックをみるだけでもRonin-Sでユーザーがオーバースペックだと感じていた部分をそぎ落とし、新機能の追加など良いところしか見当たらない後継機になります。
近年DJIはOsmo Pocket、Osmo Action、Ronin-SCとハイペースで新商品を出し、立て続けにヒットしてますね。開発力と技術力の高さが伺えます。
さて、次回は実践レビュー編となりますので皆さんお見逃しなく!!
今回ご紹介した商品は、家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、「DJI 3軸ジンバル Ronin-SC Proコンボ(類似品)」を3泊4日~レンタル可能。ですので、この夏をよりenjoyする為に是非ご利用ください!