工事不要のタンク式食洗機を比較!シロカvsエスケイジャパンJaimeどっちを選ぶ?
更新日2023/07/03
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毎日の食器洗いが面倒…という人の救世主となるのが、食器洗い乾燥機。現代の「新・三種の神器」とも言われるほどニーズが高まってきています。
非常に便利な食洗機ですが、普及率は約3割とまだまだ低めの水準です。それもそのはず。新しく食洗機を導入するには高いハードルがあるのが現実です。
キッチンが狭くて設置場所が無かったり、水道工事が必要だったり、価格が高かったり…賃貸住宅では無理だと諦めている方も多いのではないでしょうか?
そんな方にもおすすめなのが、手軽に導入できる工事不要のタンク式食器洗い乾燥機です。給水はタンクに水を入れるだけなので、大変な工事も無くすぐに使えます。
今回は、そんなタンク式食洗機の人気2機種「シロカ SS-M151」「エスケイジャパン Jaime(ジェイム)」を比較し、それぞれがどんな人におすすめなのかを解説します。
もくじ
おすすめタンク式食洗機と選び方についてはこちら
[最新] 工事不要のタンク式食洗機 おすすめ9選を比較!一人暮らし・賃貸も設置できる卓上食洗器の選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
工事不要の「タンク式食洗機」とは
食器洗い乾燥機には、大きく分けてビルトイン型と卓上型があります。
ビルトイン型の食洗機は、システムキッチンと一体になっているタイプで場所を取らずスマートです。最近の分譲住宅では元々ついているお家も増えていますね。
ただしビルトイン型食洗機の後付けには業者による工事が必要で、賃貸住宅だとほぼ不可能。費用も高く、どんなに安くても10万円以上します。
一方の卓上型食洗機は、シンクやキッチンカウンターの上に置いて使うタイプ。
場所は取りますが手軽に導入できるので、賃貸住宅や本格導入前のお試しにも最適です。価格も数万円~用意されているので、ビルトイン型に比べると安く購入できます。
卓上型の2つの給水方法「分岐水栓」「タンク式」
卓上型食洗機の給水方法には、蛇口を工事で分岐させて直接ホースでつないで給水する分岐水栓と、タンクに水を入れて使うタンク式があります。
分岐水栓の取り付け工事は業者に頼むと数万円の費用がかかる上、自分でDIYするにも知識や工具の準備が必要です。やはり水回りなので失敗して水漏れするリスクも気になりますよね。
そんな方でも手軽にすぐ使えるのが、タンク式の卓上型食洗機です!タンク式なら難しい水道工事などは一切無し。電源コードと排水ホースをつなぐだけですぐに使えます。
賃貸で水道工事ができない方や、将来的には工事を考えているけどまずは食洗機を試してみたい方にもおすすめです。
代表的なタンク式食洗機 2機種を紹介
タンク式食洗機はまだ開発されて日が浅いため、種類もそれほど多くはありません。
その中でも代表的なのが、「シロカ SS-M151」「エスケイジャパン Jaime(ジェイム)」の2つです。
シロカ SS-M151
シロカはあまり有名ではありませんが、シンプルかつリーズナブルな生活家電を多く発売していることで、最近注目されている国内メーカーです。
そんなシロカの食器洗い乾燥機は、タンク式と分岐水栓どちらも使える2WAYタイプ。タンク式なら水道工事無しで使えて、水道直結で使いたくなったら後から工事して分岐水栓でも使えます。
容量はやや大きめで、タイマー機能もついている食洗機です。
シロカ食洗機のレビュー
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エスケイジャパン Jaime(ジェイム)
エスケイジャパンも有名ではありませんが、生活家電を中心に企画販売をしている国内企業です。
そんなエスケイジャパンの食洗機Jaime(ジェイム) は、業界で初めて発売されたタンク式食洗機です。言わば「タンク式食洗機のパイオニア」。
現在ではタンク式は多く発売されていますが、取り外し可能な水タンクは珍しい特徴となっています。
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タンク式食洗機「シロカ」vs「エスケイジャパンJaime」7項目で比較!
代表的な2つのタンク式食洗機「シロカ SS-M151」「エスケイジャパン Jaime(ジェイム) 」。
基本的な食器洗い機能には違いはなさそうですが、それぞれ機能や大きさなど微妙に違いが見られます。
タンク式食洗機選びで注目しておきたい7つのポイントで、2機種の違いを比較していきます。
サイズ
まず重要なのが、サイズです。
基本的に容量は家族の人数に合わせて選びますが、タンク式ではそこまで大型の食洗機は発売されておらず、2~3人分程度となります。一人または二人暮らしの方か、まめに食洗機を回せる方向けになるでしょう。
また、卓上型の食洗機は基本的に本体が大きいので、キッチンのどこに置くかしっかり考えてから購入しましょう。
タンク式なので、排水先をバケツ等にしてしまえばシンクから離れた場所への設置もできます。キャスター付きのラックに設置して使うときだけシンク近くまで移動する方法もありますね。
2機種を比較すると、シロカの方がやや大容量で、エスケイジャパン Jaimeは奥行がややスリムとなっています。
容量や大きさがお家に合わないとストレスにもなりかねないので、十分に検討してから購入しましょう。
タンク式食洗機比較【サイズ】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
標準収納容量 | 食器16点、小物類 | 食器12点、小物12点 |
目安 | 3人分 | 2~3人分 |
サイズ(約) | 幅42×奥行43.5×高さ43.5cm | 幅41.2×奥行37.8×高さ42.2cm |
本体重量(約) | 13 kg | 12.6 kg |
給排水
続いて、給排水について違いを比較します。
タンク式食洗機では、排水に関しては基本的にどの機種も違いはないのですが、給水に関して大きな違いが出てきます。
まず給水方式がタンク式のみに限られるものと、タンク式と分岐水栓どちらでも使えるものがあります。
分岐水栓でも使えると、毎回のタンクへの給水が面倒になったときや本格的に食洗機を据え置きたいと思ったときに切り替えられて便利です。
また、水タンクが着脱できるかどうか?も毎回の給水の手間を考えると重要です。
タンクが取り外せない場合、付属のカップで本体の給水口に水を注ぐのですが、うまく入れられずこぼしてしまうことも。取り外して蛇口から給水できるのは便利ですね。
2機種を比較すると、タンク式・分岐水栓両方使えるシロカに対し、タンク着脱できるJaimeと、特徴が大きく異なります。
将来の使い方も視野に入れて、長い目で自分の使い方に合うものを選ぶと良いでしょう。
タンク式食洗機比較【給排水】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
給水方式 | タンク式、分岐水栓 | タンク式 |
タンク着脱 | × | ○ |
洗い・乾燥能力
食洗機の洗い能力は、食器の量や汚れ具合にもよるため単純に比較するのは難しいのですが、庫内に溜めた温水を回転ノズルから噴射して洗うという構造はタンク式では共通となっています。
洗浄モードについても、基本的にはどちらも似たようなものを搭載しています。
実際に2機種を使用してみたところ、どちらもお皿の汚れが十分キレイになっており、洗い能力に関してはさほど違いはなさそうに感じました。
また、乾燥能力についても、どちらも送風乾燥のためビルトイン型ほどの乾燥は期待しないほうがいいかもしれません。
タンク式食洗機比較【洗い・乾燥能力】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
洗浄モード | 標準(90分)、おいそぎ(39分)、念入り(130分)、ソフト(105分) | 標準(120分)、スピーディー(60分)、強力(150分)、ソフト(30分※乾燥なし)、乾燥(60分※洗いなし) |
乾燥方式 | 送風乾燥 | 送風乾燥 |
エコ性能
食洗機を使うとき、水道代や電気代などのランニングコストも気になりますよね。
食洗機の水道代に関しては、一度の食器洗いで使う水量が決まっているので、いずれも手洗いよりも節水になります。タンクに水を入れれば洗う前に庫内で温めてくれるので、ガス代もかかりません。
一番気になるのは消費電力です。食洗機の動力はすべて電気になるので、電気代が気になる方は消費電力の低いものを選ぶ方が良さそうです。
ただし仕様書に記載されている消費電力はもっとも高いときの数値であり、常に最大のパワーを使うわけではありません。食洗機で一番電気代がかかるのはヒーター乾燥なので、節電するなら洗い終わってすぐに扉を開けて自然乾燥させる方法もおすすめです。
エコ性能で比較すると、シロカのほうが水量が低くなっています。ただしそれほど大きな差ではないのでここは気にしなくても良いかもしれません。
タンク式食洗機比較【エコ性能】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
使用水量 | 5L | 6L |
消費電力 | 512W(50Hz)/526W(60Hz) | 500W |
タイマー機能
食洗機にタイマー機能がついていると、電気代の安い深夜に洗ったりテレビを見終わる時間にあわせて食器洗いを開始したりすることができます。
シロカには6時間後まで設定できるタイマー機能が搭載、Jaimeにはタイマー機能はありません。
時間帯を気にせず食洗機を使う方ならタイマー機能は不要だと思うので、用途に合わせて選ぶといいでしょう。
タンク式食洗機比較【タイマー機能】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
タイマー | 1時間~6時間まで1時間単位 | × |
稼働音
食洗機稼働中の音が気になるという方も多いようです。
食洗機は洗濯機などと違ってほとんど振動もしないので、深夜に使っていても近所から苦情が来るほどうるさくはならないでしょう。
とはいえ、同じ部屋で食洗機を動かしながらテレビを見る際などには、若干音が気になることもあります。
動作環境は違いますが、実際に2機種を動かしている様子がこちらです。どちらも音に関してはそこまで差がなさそうです。
シロカ食洗機 稼働音
ジェイム食洗機 稼働音
価格
食洗機導入のハードルでもある価格。やはりなるべく安いものが良いですよね。
シロカは3万円台、Jaimeは5万円台と、2機種を比べるとかなり価格差があります。
価格と機能を併せて検討し、どちらが自分に合っているか選びましょう。
タンク式食洗機比較【価格】
シロカ SS-M151 | エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A | |
---|---|---|
Amazon税込価格(※2022/12/19時点) | ¥34,000 | ¥50,380 |
シロカ、エスケイジャパンそれぞれがおすすめな人
2つのタンク式食洗機を比較してみてわかった、それぞれの食洗機がおすすめな人がこちらです。
自分の重視したいポイントによって、どちらを選ぶか考えてみてくださいね。
シロカの食洗機はこんな人におすすめ
- 少しでも容量が大きいほうがいい人
- 将来分岐水栓で使う可能性がある人
- タイマー機能が使いたい人
エスケイジャパンの食洗機はこんな人におすすめ
- 奥行が小さい食洗機がいい人
- タンクを取り外して給水したい人
タンク式食洗機比較 まとめ
賃貸でも工事不要で気軽に導入できるタンク式食器洗い乾燥機。
人気のタンク式食洗機2機種「シロカ SS-M151」と「エスケイジャパン Jaime SJM-DW6A」は、それぞれ異なる特徴をもった食洗機ということがわかりました。
最後に、2機種を比較した内容を一覧表にまとめましたので、食洗機選びの参考にしてみてください。
タンク式食洗機 シロカvsエスケイジャパン 比較一覧表
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