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モバイルバッテリーや急速充電器で有名なアンカー・ジャパンが販売するロボット掃除機 Eufy RoboVac(ユーフィ ロボバック)シリーズ。中でも最上位モデルとなるのが、Eufy RoboVac L70 Hybridです。
Eufy RoboVac L70 Hybridは、2200Paのパワフルな吸引力に加え、水拭き掃除も可能。マッピング機能も搭載で、スマホアプリからエリア指定もできます。さらに、こんなに高機能なのに5万円台という破格の値段設定で話題となっています。
そんなAnker Eufy RoboVac L70 Hybridを実際に使ってその実力をレビューしました!特長やデメリットについても、詳しく解説します。
もくじ
Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVac(ユーフィ ロボバック) L70 Hybrid」とは?
Anker(アンカー)といえば、バッテリーやモバイル周辺機器で有名ですが、最近では家電製品にも力を入れています。
Ankerがロボット掃除機「Eufy RoboVac(ユーフィ ロボバック)」シリーズの販売を始めたのは2016年と後発です。優れた先行商品が数多くある中でも、Ankerロボット掃除機「Eufy RoboVac」はコスパの良さで人気が高まっています。
現在5種類あるAnker Eufy RoboVacシリーズの中でもEufy RoboVac L70 Hybridは、吸引・水拭き・地図機能・スマホ連携など非常に高機能な最上位モデル。多機能な割に5万円台とコスパも良いロボット掃除機となっています。
Ankerのロボット掃除機について詳しくはこちらの記事
Ankerのロボット掃除機 Eufy RoboVac 全4種を一覧表で比較!おすすめと選び方を紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Anker Eufy RoboVac L70 Hybridを実際に使ってレビュー
さっそくEufy RoboVac L70 Hybridを使用してみましょう。
まずは開封&中身を確認
箱を開けるとまず目に入るのは、Eufy RoboVacシリーズおなじみのかわいいパックマン風デザインの緩衝材用段ボールです。
緩衝材を外すと、RoboVac L70 Hybrid本体が登場!ぴったりサイズの緩衝材に包み込まれているので安心です。
Eufy RoboVac L70 Hybridの同梱品
RoboVac L70 Hybridに同封されているものがこちらです。
- Eufy RoboVac L70 Hybrid本体
- 充電ステーション
- 電源アダプタ
- 防水パッド
- モップモジュール(水洗い可能なモッピングクロス付き)
- 清掃ブラシ
- 取扱説明書
なお、清掃ブラシは本体内ダストボックスに取り付けられています。
Eufy RoboVac L70 Hybrid の外観
まずはEufy RoboVac L70 Hybridの外観から見ていきましょう。
ボディは、白いベースカラーにピンクゴールドのライン、メタリックな突起部分が特徴的です。
ベースの素材は、ツルツルの部分と凹凸のある部分の異素材ミックス仕様となっています。
格安ロボット掃除機にありがちなチープさは無く、全体的に高級感のあるデザインです。
サイズは、最大幅355mm×高さ105mm。他社のロボット掃除機と比較すると、突起部分の高さもあってやや大きめサイズとなっています。
ロボット掃除機本体 内部の様子
Eufy RoboVac L70 Hybridの表のカバーはパカっと開くようになっています。
内部に入っているのは、ダストボックスと水タンク。
青い部分をつかんで持ち上げると簡単に取り外せます。
Eufy RoboVac L70 Hybridのダストボックス・水タンク
ダストボックスと水タンクは一体型になっていますが、青いつまみを押し持ち上げるとパカっと取り外すことができます。
写真上部がダストボックス、下部が水タンクです。
ダストボックスには、ゴミがこぼれ落ちないように簡易的なプラスチックフタがついています。
ダストボックスに付属しているフィルターも取り外してお手入れができます。
フィルターは3種類。プレフィルター・フォームフィルター・高性能フィルターの順で排気が通過し、より細かいゴミを除去します。
水タンクは、青いゴム製のキャップを外して給水します。
ロボット掃除機本体 裏面
続いて、ひっくり返してEufy RoboVac L70 Hybridの裏面を見ていきます。
サイドブラシは片側に1本、中央には毛のメインブラシとタイヤがついています。下部には水拭き用のモップモジュールを取り付けるため、部品がほとんどなく大きくスペースが開いています。
サイドブラシはネジで留めてあるので、お手入れや取り替えの際はプラスドライバーが必要になります。
メインブラシは簡単に取り外せます。カバーのつまみを2箇所つかみながら…
持ち上げてカバーを取り外します。
ブラシは溝にはまっているだけなので、持ち上げると簡単に外れます。
黒い部分は硬めの毛、青い部分はゴムの2種類の素材が組み合わさったブラシです。
タイヤは床を傷つけにくいゴム素材。
18mmまでの段差を乗り越えるため、タイヤの高さが可動するようになっています。
充電ステーションの設置
ロボット掃除機は充電が減った状態で届くので、使用前に充電ステーションに置いて満充電にします。
背面のカバーをあけて電源アダプターを接続、余ったコードは内部に巻き付けます。
水拭きモードを使うなら、充電ステーションの下に床面保護用の防水パッドを敷いて使用します。
スマホ連携・アプリの設定
最初の充電中にスマートフォンとの連携をしておくと、後の設定がスムーズになります。
↓Anker Eufy RoboVacシリーズ用 スマホアプリ「EufyHome」はこちらからダウンロードできます。
はじめにメールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作成し、ログイン。
デバイス追加で「Eufy RoboVac L70 Hybrid」を選びます。
続いて、画面の指示に従ってロボット掃除機をWi-Fiにつなぎ、スマホと連携させます。
ロボット掃除機とスマホの連携が完了したら、名前を付けてあげましょう。
デフォルトの「RoboVac」のままでも良いのですが、名前を付けるとより愛着がわきますよね。私は「ロボ子」と名づけました。
ロボ子のボタンをクリックすると、黒いマップ画面に移動します。
最初は本体位置のみが表示されていますが、初回の掃除を開始するとリアルタイムに地図が描写されていきます。
一度地図ができたら、水拭き・進入禁止エリアや清掃エリアの指定もできるようになります。
掃除予約や水拭き時の水量指定、リモコンのようにマニュアル操作もスマホアプリから可能です。
実際に動かして掃除してみた
実際にRoboVac L70 Hybridを動かして掃除をしてみました。
吸引のみで使用する際は、特別な準備は必要ありません。電源ボタンを押すか、スマホアプリから掃除開始を指示するだけ。
水拭きで使用する際は、水タンクに水を入れ、クロスを濡らしてモップモジュールに取り付けます。
ロボット掃除機の下部にモップモジュールを取り付けると自動で水拭きモードに設定されるので、そのまま掃除開始を指示すれば自動で吸引+拭き掃除をしてくれます。
RoboVac L70 Hybrid 掃除中の動画
こちらの動画は標準モードで吸引掃除をしている様子です。
音は思ったより静かです。
開始直後いきなりソファに引っかかってしまいましたが、無事に自力で脱出することができました。賢いですね。
スマホアプリに即時地図が送られて、部屋の隅々まで無駄なく動いてくれます。
こちらの動画は吸引力最大モード。
やはり吸引力が高くなるほど音もうるさくなります。
通常の掃除機がけと同じくらいの音がするので、最大モードを使う場合は留守中の稼働がおすすめです。
Anker Eufy RoboVac L70 Hybridの6つの魅力
Ankerのロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」は、水拭きや地図機能もついているのに5万円台という安さも兼ね備えたロボット掃除機です。
その6つの特長について、詳しく解説します。
- 2200Paの吸引力とBoostIQでどんな床でもキレイに
- 水拭きと吸引が同時にできるモッピングモード
- AI搭載でマッピング!スマホアプリでエリア指定も可能
- 最大2.5時間連続稼働&自動充電・自動再開も
- ダストボックス・フィルターの一部は水洗いOK
- 高機能なのに5万円台という安さが最大の魅力
1. 2200Paの吸引力とBoostIQでどんな床でもキレイに
Ankerのロボット掃除機 Eufy RoboVacは、まだあまり有名ではないこともあり「吸引力はどうなんだろう…」と心配される方も多いのではないでしょうか?
Eufy RoboVac L70 Hybridは、むしろ吸引力の高さがセールスポイントとなっています。最大2200Paのパワフルな吸引力で、部屋の隅々まで掃除してくれます。
さらに、床の素材に合わせて吸引力を自動で上げるBoostIQも搭載。繊維の奥に細かいゴミが入り込みやすいカーペットやマットの上では吸引力が高くなるので、床の素材を問わずキレイに掃除することが可能です。
2. 吸引と水拭きが同時にできるモッピングモード
吸引力の高さが魅力のEufy RoboVac L70 Hybridですが、さらに吸引掃除と同時に水拭きもできるんです。
吸引+水拭きのモッピングモードでの清掃中は、自動でタンクから給水され、水量も床に合わせて3段階で調整可能です。濡れたら困るカーペットの上などは水拭き禁止エリアに設定することもできます。
掃除機がけのみではなかなか取れない床のベタつきやザラつきも、水拭き掃除でピカピカに。これ一台で床の拭き掃除からも解放されるなんて、嬉しいですよね。
3. AI搭載でマッピング!スマホアプリでエリア指定も可能
Eufy RoboVac L70 Hybridには、高度なA.I Mapテクノロジーが搭載されています。
センサーで部屋の間取りと自分の位置を把握し、地図を作成して効率の良いルートを選んで掃除してくれます。
作成した地図はすぐにスマホアプリに送られて、進入禁止エリアや水拭き禁止エリアなど掃除する範囲を指定することもできます。
さらに、スマートスピーカーAmazon Alexaと連携すれば、声かけだけで掃除開始や一時停止などの操作ができるようになります。
また、落下防止・衝突防止センサーなどの基本的な機能も搭載されているので、段差から落ちたり壁や家具を傷つけたりする心配もありませんね。
4. 最大2.5時間連続稼働&自動充電・自動再開も
Ankerといえばバッテリーで有名なメーカーですよね。
その技術を活かしてEufy RoboVac L70 Hybridは大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載。最大2.5時間の連続稼働を実現しています。
この稼働時間の長さは、他社のロボット掃除機と比較しても最高クラスです。
さらに、稼働時間が長いだけでなく、掃除の途中で電池切れになったら自動で充電しに戻り、充電完了後に自動で続きから掃除を再開してくれるピンポイントリターン機能も採用しています。
5. 水タンク・ダストボックス・フィルターはすべて水洗いOK
Eufy RoboVac L70 Hybridは、衛生的に使い続けられるよう水タンク・ダストボックス・フィルターの水洗いが可能。
ゴミ捨ての際にダストボックスに残った細かいチリや、フィルターに溜まったホコリも、定期的な水洗いでキレイにできるので安心して使えますね。
もちろん、水拭き用のモップも水洗い可能。モッピングモードを使用した後は毎回水洗いをしましょう。
6. 高機能なのに5万円台という安さが最大の魅力
高い吸引力、水拭き可能、地図機能搭載、スマホアプリ、長時間稼働、自動再開、ダストボックス水洗い…ここまで高機能なロボット掃除機だとかなりの値段を想像してしまいますよね。
ですが、Eufy RoboVac L70 Hybridは税込54,800円という破格の安さ!
これまで「安いだけで低スペックなロボット掃除機は嫌、だけど高機能なものは高すぎる…」と悩んでいた方にもぴったりのロボット掃除機です。
Anker Eufy RoboVac L70 Hybridのデメリット
高機能なのに安いロボット掃除機と聞くと、「どこかに弱点があるのでは…?」と思ってしまいますよね。
デメリットがあるのなら、購入後に気づいて後悔しないよう事前に知っておきたいところです。こちらにEufy RoboVac L70 Hybridのデメリットとなりそうな点をまとめました。
毛のメインブラシなのでお手入れが大変
Eufy RoboVac L70 Hybridで使用されている毛のメインブラシは、*長い髪の毛やペットの毛などが絡まりやすい素材です。
お手入れの際は、付属の清掃ブラシで絡まった毛を切りながらキレイにする必要があり少し手間がかかります。しかもブラシは水洗い不可となっています。
メインブラシのお手入れが面倒な方は、ゴム製ブラシまたはメインブラシを使用していないロボット掃除機を選ぶことをおすすめします。
コード類や足の長いカーペットは巻き込み注意
Eufy RoboVac L70 Hybridは、コード類を巻き込みやすいこともデメリット。
他社のロボット掃除機に搭載されているようなコードを吸い込んだときに自動でからまりを解消してくれる機能はついていません。
実際にEufy RoboVac L70 Hybridで掃除をしてみたところ、延長コードの迷宮にはまって動けなくなってしまいました。
巻き込みやすいコードやひも、毛足の長いラグ、薄い布などは、掃除前に片づけるか進入禁止エリアの設定をしてから使いましょう。
突起部分の高さがあるので引っ掛かりやすい
Eufy RoboVac L70 Hybridの突起部分の高さは、105mm。他社のロボット掃除機と比較しても高めの水準です。
家具の高さによっては掃除できない箇所が出てきてしまうので、事前に家具の高さを確認しておくほうが良いでしょう。
実際に使用していても、突起部分が引っ掛かって低めのソファの下には入り込めませんでした。
さらに、結構な勢いで突起部分が家具にぶつかるので、壊れないか心配になってしまいました。衝撃緩和のためカバーがバンパーのようになっているので大丈夫だとは思いますが、念のため進入禁止エリアに設定しておいたほうが良さそうです。
Wi-Fi環境がないとスマホ連携できない
意外と自宅にWi-Fi環境がない方も多いのではないでしょうか?
お家にWi-Fi環境が無い場合、スマホとの連携機能が使えません。
Eufy RoboVac L70 Hybridでスマホと連携しないと使えない機能は、マッピングやエリア指定、水量調整など数多くあります。せっかく多機能でも使えないともったいないですよね。
そもそもスマホ連携機能がないシンプル&格安なこちらの機種もおすすめです。
シンプル&格安ロボット掃除機Anker Eufy RoboVac 11S使用レビュー!上位機種との比較&特長・デメリットを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
水タンクの構造上、中まで掃除しづらい
Eufy RoboVac L70 Hybridに付属している水タンクは給水口が小さく、掃除や乾燥をしづらい構造になっています。
使用後に水が残ったまま長時間放置していると、カビやヌメリが発生しそうで心配です。
モッピングモードの使用後は、毎回取り外してなるべく長時間自然乾燥させるようにしましょう。
拭き掃除に洗剤は使えない
他社の水拭きできるロボット掃除機では、タンクの中に専用の洗剤を入れて拭き掃除ができるものもあります。
ですが、Eufy RoboVac L70 Hybridでは洗剤は使用できず、水のみでの拭き掃除となっています。
普通の水拭きでも十分キレイにはなりますが、今後除菌もできる専用の洗剤が発売されたら最高ですね。
まとめ
Anker Eufy RoboVac L70 Hybridは、高機能なのに低価格というコスパの良さが魅力のロボット掃除機。
これまで導入を迷っていた方の初めてのロボット掃除機にも、昔買ったロボット掃除機に満足できなかった方の買い替えにもおすすめの一台です。
今年こそEufy RoboVac L70 Hybridで、掃除の時短に踏み出してみてはいかがでしょうか?
また、試しに一度L70 Hybridを家で使ってみたい方には、レンタルでお試しという方法もおすすめです。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、Eufy RoboVacシリーズ各種をお試しレンタル可能です。
また、3カ月~の月額レンタルは、期間が長いぶん日額でのレンタルよりも割安なのでじっくりお試しにおすすめです。
レンタルプランや価格は、こちらをチェックしてみてください。
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