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今回ご紹介するのは、電動バイクglafitバイク GFR-01です。
電動バイクと言っても、従来とは全く違う「自転車×バイク」という新しい乗り物です。
「人々の移動をもっと便利で、快適で、楽しいものにする」
というコンセプトのもとつくられたとのことですが、では従来の電動バイクとはいったいなにが違うのか?
今回は実際にglafitバイクに試乗してご紹介したいと思います!
もくじ
glafitバイクとは?
glafitバイク GFR-01は、全く新しい電動バイクです。
電動バイクといえば、「充電させてもらえませんか?」的な某人気番組でもお馴染みですが、ガソリンを全く使わず電気のみで走るバイクのことです。
glafitバイク GFR-01も電気をエネルギーとして、ハンドルのスロットルを回すだけで、電動バイクのように自動で走行が可能です。
しかし、普通の電動バイクとの大きな違いは、ご覧のように自転車のペダルが付いていることです!
これは飾りではなく、チェーンと繋がっていますので、自転車のようにペダルを漕いで走行することも可能です。
これがglafitバイク GFR-01の最大の特徴です。
それぞれの機能はもちろん、両方の機能を使うことで、「自転車×バイク」という全く新しい走行を生み出します。
glafitバイクの特徴
3つの走行モード
glafitバイク GFR-01は、3つの走行モードを搭載しています。
3つ目の「ハイブリッド走行モード」では、glafitバイク GFR-01にしかできない「自転車×バイク」の特性を併せ持つ走行が可能です。
1.ペダル走行モード
モーターをまわさず、ペダルだけの走行が可能。
2.電動バイクモード
ハンドルにスロットルが付いていますので、スロットルを回すだけで走行が可能です。
3.ハイブリッド走行モード
ペダルを漕ぐことがスロットルの代わりとなります。
パワーユニットがペダルを漕ぐ自分の足をサポートしてくれるので、ペダルが重くなることはありません。
環境に優しい100%電気エネルギー
glafitバイクの動力は、100%電気エネルギーです。
充電は家庭用コンセントから可能で、10円以下の充電コストで約40km走行することが可能です。
バッテリーを取り出しての充電も可能ですが、本体にそのままコードをつないで充電することも可能です。
折りたたみ可能
glafitバイクは、車体を折りたたみコンパクトにすることが可能です。
車体を折りたたむことで、車の荷台に乗せてもスペースを取りすぎません。
また、家の中で保管する場合も、コンパクトに収納することができます。
重量は約18kg。通常の原付と比較して1/3以下(通常原付は約70kg)と持ち運びにも大変便利です。
その他充実の機能
指紋認証システム
持ち運びが便利だからこそ、防犯対策は重要ですよね。
glafitバイクの鍵には、指紋認証システム「Yubi Lock」を採用しています。
うっかり鍵を失くす心配もなく、指紋は最大20人まで登録ができますので複数人でシェアすることも可能です。
充実したオプション品
その他に追加できるオプションパーツも充実しています。
ハンドル部分に固定できるスマートフォンホルダーは、USB充電器と組み合わせれば充電しながらの使用が可能です。
※運転中のスマホの操作は法律で禁止されています
その他、本体に取り付けて荷物を入れられるバックや、折りたたんだ本体を丸ごと入れて持ち運びできるハードケースなど多様なオプション品があります。
安全性
自転車よりも常時早い速度で走行することを考え、タイヤは幅が広く、パンクしにくい電動バイク用のタイヤを採用。
ブレーキは、ディスクブレーキを採用したことで高速でも安定したブレーキ能力を発揮します。
また、照明類はすべて高効率LEDを採用していますので、夜間も安心です!
※glafitバイク走行時の注意点
ここで実際に走行する際の大きな注意点があります。
glafitバイクは公道において、法律上は常に「原付バイク」として扱われます。
そこで以下の点を守らなければなりません。
1.ナンバー登録が必須
公道を走るには、軽自動車税申告(報告)書兼標識交付申請(ナンバー登録)が必要です。
2.自賠責保険への加入が必須
glafitバイクを使用する際には、自賠責保険へ加入することが必須です。
3.ヘルメットの着用が必須
自転車モード、電動バイクモード、ハイブリッドモードに関わらず、原付1種扱いになるので、ヘルメットの着用が常時必須です。
4.免許の携帯が必須
glafitバイクを一般公道で運転するには、第一種原動機付自転車を運転することができる免許が必要です。
5.車道を走る必要があります
glafitバイクは見た目は自転車に近いですが、公道において、法律上は常に「原付バイク」として扱われます。
したがって、自転車(ペダル)モードであっても、歩道の走行は禁止されています。車道を通行するようにしましょう。
6.バッテリー切れ時には(ペダル走行モードでも)走行することはできません
glafitバイクは公道において、法律上は常に「原付バイク」として扱われます。
したがって、バッテリー切れ時には原付バイクの基準(ヘッドライト点灯、右左折時のウィンカー点滅)を満たせないため、バッテリー切れ時には(ペダル走行モードでも)走行することはできません。
(バッテリーが残量が少なくなり、モーターによる電動走行ができなくなっても、ウインカーやヘッドライトの電力は1時間以上は保持できる仕様にはなっています。)
※その他、詳細はメーカーサイトをご参照ください。
サイズ・スペック詳細
車両型式 | GFR-01 | バッテリー種類 | リチウムイオンバッテリー |
全長 | 1260mm | バッテリー電圧 | 36V |
全幅 | 580mm | バッテリー容量 | 9.6Ah |
全高 | 1000mm | 充電時間 | 約4〜5時間 |
軸間距離 | 900mm | 駆動方式 | チェーン(ペダル走行) インホイールモーター(モーター) |
車両重量(バッテリー装着) | 約18kg | タイヤサイズ | 14 × 2.125 |
電動走行距離 | パターンA 約40km パターンB 約20km ※1 |
適正空気圧 | 3.2bar or 320kPa ※3 |
出力 | 0.25kw | 制動装置形式 | ディスクブレーキ |
最高速度 | 約30km/h ※2 | 耐荷重 | 100kg(荷物を含む) |
乗車定員 | 1名 |
※1 【テスト走行環境】
パターンA テスト走行環境(定値定速走行を想定)
天候:曇り 気温:21度 風速:0m / 直線区間約5㎞を折り返し走行/モーター駆動のみで速度25㎞/hで走行し停止するまでの距離
1.荷重50㎏時…44㎞ 2.荷重70kg時…38㎞
パターンB テスト走行環境(街乗り走行を想定)
天候:晴れ 気温:21度 風速:0m / 240mのコースを周回 / 1週するごとに停止&発進 / モーター駆動のみでHIGHモード速度25㎞/hで走行し停止するまでの距離
1.荷重55㎏時…25㎞ 2.荷重65㎏時…23㎞
※2 使用条件により異なります
※3 お使いの空気入れのゲージ単位に合わせて空気圧を確認してください
glafitバイク試乗レビュー
では、実際にglafitバイク GFR-01に乗ってみましょう!
今回は、都内某所のこちらの坂にて試乗を行います。
3つの走行モードのうち、「2.電動バイクモード」「3.ハイブリッド走行モード」を使ってこの坂をのぼってみたいと思います!
前述の通り、glafitバイク GFR-01に乗る時は必ずヘルメットを着用しましょう。
始動は、手元のスイッチ1つで可能です。
インフォメーションディスプレイが速度やバッテリー残量などを一目で教えてくれます。
走行モードの変更もスイッチ1つで可能です。
まずは、「2.電動バイクモード」で試乗をしてみます。
走行中の様子はこちらの動画でご覧ください。
速度は時速20キロほど出ています。
平坦な道では最高時速30キロほど出ますので、マイナス10キロほどの減速はありますが、走行には支障なくグングン坂を上がっていっているのが分かるかと思います。
次に「3.ハイブリッド走行モード」を試してみます。
先程の「2.電動バイクモード」には手元のスロットルを回していましたが、「3.ハイブリッド走行モード」ではペダルを漕ぐことがスロットルを回す代わりになります。
最初はどうしてもペダルを早く漕ごうとしてしまいましたが、慣れてくると動画のように一定の速度でペダルを漕いでいれば、グングン坂を上がっていきます。
速度は時速20キロほどで「2.電動バイクモード」と変わりませんでした。
漕いでる感覚としては、電動自転車のアシストに近い感覚ではありますが、ペダルがはるかに軽いので似て非なる感覚でした!
まとめ
今回は、glafitバイク GFR-01をご紹介しました!
「自転車×バイク」という全く新しい乗り物だということがお分かりいただけたかと思います。
筆者は試乗動画の他に、実際に通勤で都内を走行してみましたが、正直、現在の都内の交通状況で車道しか走れないというのは、少し危ないなと感じることもありましたね。
まだまだ都内など交通量の多い地域で普及していくには課題も多いかもしれませんが、観光地などでレンタルサイクルの代わりにあったらとても便利だと思いました。
しかし、こうして新しい乗り物が増えていくことで、交通環境が整備され移動手段の概念が変わっていくのかもしれません。
glafitバイク GFR-01も、その新しい移動手段の一つではないかと思います。
全く新しい乗り物、glafitバイク GFR-01をみなさんもぜひ体感してみてください。
glafitバイク GFR-01はレンタルで試せる
新しい乗り物をいきなり買うのはちょっと怖い…という方には、レンタルで実際に試乗してみるのもおすすめです。
家電レンタルの「レンティオ」では、glafitバイク GFR-01を借りてお試しすることができます。
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