Feiyu pocket実機レビュー。手軽にクオリティの高い映像が撮影できるカメラ付きジンバル

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

公開日2020/05/14

Feiyu pocket実機レビュー。手軽にクオリティの高い映像が撮影できるカメラ付きジンバル

公開日

YouTuberなど、独自で動画コンテンツを作成して、動画共有サイトにアップロードを行う方も近年急増しています。

そんな動画コンテンツにおいてスマートフォンのカメラ機能で撮影できるものもありますが、どうしても表現力には限界があると言えるでしょう。

動画コンテンツ作成用や気軽にスマートフォン以上の動画撮影を行いたいとき、「どのようなカメラを選ぶべきか」というのは、写真撮影における一眼カメラ選びよりも難しいと思います。

今回は、日常に寄り添ったカメラとして、優れた手ブレ補正性能を誇る「Feiyu pocket」を実際に使用して、気軽に使うことのできる魅力をご紹介していきます。

日常シーンで活躍するカメラ付きジンバル「Feiyu pocket」

Feiyu pokcet 大きさ

今回ご紹介している「Feiyu pocket」は、日常シーンにおいても活躍する小型カメラです。

Feiyu pocketの最大の特徴は、カメラにおける手ブレを電子的に制御するジンバルを搭載した小型カメラで、一眼カメラやビデオカメラなどで採用されている、光学式の手ブレ補正よりも遥かに強力で、滑らかなビデオ撮影を実現します。

これまで一眼カメラやGoPro、スマートフォンなどに搭載するためのジンバル製品を数多く展開してきたFeiyu Techですが、今回はジンバルを搭載した自社製小型カメラとして、新製品を展開していきます。

これ1台で多彩な映像作品を

Feiyu pocket 撮影シーン

小型・軽量であることから、日常シーンで活躍することはもちろんですが、多彩の機能から、あらゆるシーンで活躍するカメラと言えるでしょう。

ジンバル機能が搭載されているからこその滑らかな映像は、スマートフォンでも体感することのできない優れたポイントの一つです。

映像としても、通常の動画撮影から、スローモーションタイムラプス静止画の撮影まで、この1台で色々な撮影スタイルを叶えるため、使い勝手の良いカメラと言えるでしょう。

外観レビュー

まずは、実際の使用感をお伝えすべく、大きさや重さ、デザイン性などの外観面をレビューしていきます。

持ち運びに楽々のコンパクトさ

Feiyu pokcet 大きさ

カメラとしては、非常に持ち運びの面でも優れていると言えるサイズ感を叶えています。

その大きさは幅40.5mm高さ124.5mm奥行き30mmと、片手で覆うことができるほどのサイズ感です。

鞄などへの収納はもちろんですが、ポケットには入るようなコンパクトさであるため、ちょっとした散歩のお供に持っていくことにもおすすめできサイズ感です。

本体重量155gの軽さ

Feiyu pokcet 軽い

非常にコンパクトなボディを実現しているだけに、重さも軽量化を叶えています。

Feiyu Techの本体重量はわずか155gで、重さを感じることはほとんどないほどです。

ちなみに155gの重量を身の回りのアイテムに例えると、一般的な文庫本や野球ボールと同じ程度の重さとなります。

確認しながら撮影できる1.3インチタッチスクリーン

Feiyu pokcet スクリーン

これだけ小さいボディながら、カメラ本体には、1.3インチのタッチ操作対応の液晶が搭載されています。

この液晶スクリーンを使用することで、撮影画面を確認することや、カメラに関する設定もすべて行うことができます。

カメラ本体には、余計なボタンが配置されておらず、スマートフォンを操作するような感覚で撮影設定を行うことができるため、機械に対して苦手意識がある方でも、視覚的かつ直感で操作することが可能であるため、簡単な操作性にも優れています。

性能レビュー

ここからはFeiyu Techを実際に使用して撮影した作例をもとに、カメラとしての性能をレビューしていきます。

4K/60fpsの動画撮影を実現

今やビデオ撮影において4K動画を撮影できることは当たり前になっていると言えるでしょう。

Feiyu Techでも、4K/60fpsの動画撮影を可能としており、現代の動画クリエイターにとって必要な性能をしっかり搭載しています。

イメージセンサー自体の解像度は8.51Mと決して優れた数値ではないものの、画質に大きく影響するほどの数値でないことも確かです。

手ブレ補正はジンバルが最高峰

手ブレ補正機構を強みにしたカメラは、近年数多く誕生している印象ですが、Feiyu pocketが採用しているジンバルタイプの手ブレ補正効果は圧倒的と言えるでしょう。

3軸の方向から揺れを検出し、電子的にブレを抑えてくれる機器になります。

確かに近年のカメラの手ブレ補正では、細かいブレなどを抑制してくれる性能を保有していますが、ジンバルを使用した際のブレの少なさは驚くほどで、映像作品においてどんなシーンでも素晴らしい素材となることでしょう。

多彩な撮影モードを搭載

Feiyu pocketは、ただ動画撮影において手ブレ補正に優れているだけのカメラではありません。

映像作品を生み出すための撮影モードも複数存在し、思い描くシーンに合わせて撮影モードを選択することができます。

カメラを動かしたときに平行軸の固定を行うかなどの機能設定や、定点タイムプラス、モーションプラス、8倍スローモーション撮影に対応するなど、映像作品をより豊かにする多彩な撮影モードも魅力の一つです。

最大270分撮影可能の大容量バッテリー

動画撮影となると、録画中は常にエネルギーを大量に消費し続けている状態が続くため、バッテリーの持ちも重要な性能の一つです。

Feiyu pocketでは、最大270分もの時間撮影が可能となっており、バッテリー性能が非常に優れていると言えるでしょう。

ちなみにアクションカメラとして、映像撮影にも使用されることの多いGoProの撮影可能時間は約60分とされており、Feiyu pocketがいかにバッテリー性能で優れているかというのがお分かりいただけると思います。

直接的なライバルとなる「DJI OSMO Pocket」

Feiyu pocket OSMO pocket 比較

既にカメラ付きジンバルの存在を知っていた方にとって、Feiyu pocketはどこか見覚えのある雰囲気を漂わせていることに気づくでしょう。

その見覚えのあるデザインは「DJI OSMO Pocket」でしょう。

Feiyu pocketは、この市場において後発モデルとなりますが、DJI OSMO Pocketとどのような違いがあるのか、解説していきます。

DJI OSMO pocketの実写レビューはこちら

DJI Osmo Pocket実写レビュー。ジンバル搭載超小型カメラの画質、性能、手ブレを徹底検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

Feiyu pocketが画角で優位

Feiyu pocket DJI Osmo Pocket 画角比較

DJI OSMO Pocketは、ジンバルを搭載した画期的な小型カメラとして注目を集めましたが、画角の狭さに関しては不満の声が多く聞こえました。

80°の画角は、一眼カメラでいうところの標準レンズクラスの画角であり、アクションカメラなどで採用されることの多い、広く写すことができる広角レンズとは程遠い画角でした。

Feiyu pocketでは、DJI OSMO Pocketで不評であった画角において優れた能力を発揮すべく、120°の画角を実現し、これは一眼カメラにおいて超広角レンズを使用した画角になるため、非常に広い範囲を写すことができるのが特徴的です。

手ブレ補正の強さはOsmo Pocketが上

同じジンバルを使用した手ブレ補正を実現しているカメラですが、手ブレ補正の性能は細かい部分で差が出てくると言えるでしょう。

実際に上の動画を見比べてみても、振動などわずかな揺れも抑えることができているのはOsmo Pocketの方と言えます。

Feiyu pocketでは、画角が広いことで、画面全体での補正力に弱さを感じるところで、歩いている際のわずかな振動も大きな画面で見るほど目立ちます。

Feiyu pocketではWi-Fiを搭載

Feiyu pocket Wi-Fi連携

DJI OSMO Pocketでは、Wi-Fiを搭載していないこともウィークポイントとして挙げられていました。

Feiyu pocketでは、スマートフォンとの連携による撮影が一般化している状況からWi-Fi機能を搭載し、スマートフォンとの連携も強化しています。

スマートフォン内に専用アプリをインストールし、Wi-Fiを使用してカメラを連携することでカメラを遠隔操作することができることや、撮影した写真や動画を転送することもケーブルレスで行うことができます。

Fieyu pocketでは三脚穴を搭載

Feiyu pocket 三脚穴

先ほどのWi-Fi機能に関連して、Feiyu pocketでは三脚穴を搭載していることで、カメラを固定した遠隔操作も可能としています。

DJI OSMO Pocketでは、三脚穴を搭載していないことや、Wi-Fi機能を搭載していないことで遠隔操作は実質不可能な状態であり、遠隔操作を特長の一つとしているFeiyu pocketは、動画撮影におけるバリエーション増加に繋がります。

センサー画素数はOSMO Pocketが上

DJI OSMO Pocketとの比較において、Feiyu pocketの性能の良さが目立っていますが、イメージセンサーにおける画素数はDJI OSMO Pocketの方が優れていると言えるでしょう。

画質面で大きな影響が出るわけではありませんが、静止画を撮影した際の解像度に差があるなどの違いが生じてきます。

製品仕様表

モデル名 Feiyu pocket
センサー 1/2.5インチCMOS
有効画素数:8.51M
レンズ FOV 120° F2.8
ISO感度 写真 : 120-3200
動画 : 100-3200
電子シャッター速度 16秒-1/8000秒
最大静止画サイズ 3840×2144
静止画モード 通常撮影、パノラマ撮影
動画解像度 4K 3840*2160@60/50/48/30/25/24fps
1080P 1920*1080@120/60/50/48/30/25/24fps
動画撮影モード 通常撮影、タイムラプス、モーションプラス、スローモーション(FOV制限なし)
写真フォーマット JPEG/JPEG+DNG
動画フォーマット MP4/MOV(MPEG-4 AVC/H.264)
対応メモリーカード microSD(最大容量:512GB)
バッテリー容量 875mAh
大きさ 約124.5(高さ)×40.5(幅)×30(奥行)mm
重量 115g

日常からクオリティの高い映像作品を作り出すなら

Feiyu pocket レビュー

今回ご紹介してきたFeiyu pocketは、日常生活においても使いやすく、気軽にクオリティの高い映像作品を撮影するのにおすすめのカメラです。

ジンバルが生み出す滑らかな映像は、実際に撮影して体感することで更なる感動を味わうことができるほどの効果があります。

これまでは一眼カメラなど、別途カメラを必要とするジンバル製品が一般的でしたが、小型カメラが一緒に搭載されていることで、撮影に対するハードルも大幅に下がりました。

誰もが簡単で気軽にクオリティの高い映像作品を製作することのできる、優れたアイテムの一つとしてFeiyu pocketはおすすめのカメラ付きジンバルです。

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