[2024]動画撮影におすすめのカメラとは?一眼レフ・ミラーレスカメラとビデオカメラ、アクションカメラの違い
更新日2024/09/06
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スマホで手軽に動画撮影ができるようになったことやVlog動画の流行などで、以前と比べ動画撮影はすごく身近なものになりました。
子供の運動会や発表会、週末の何気ない日常などを動画撮影をする機会は様々ですが、動画はその時間そのものを残せるので、当時の空気感や感情を思い起こすのに向いています。
その記録をよりきれいに残したい、もっと本格的に撮影していたい、動画撮影をライフワークに!と考え始めると、動画撮影にはどのカメラを使うのがよいのか?という疑問にぶつかると思います。
そこで、今回は一眼カメラ・ビデオカメラ・アクションカメラ・スマホそれぞれのメリット・デメリットを考え、動画撮影におすすめのカメラについてまとめてみました。
結論から伝えると撮影シーンによって使い分けるのが最適解なので、レンタル利用も含めて複数の引き出しを作っておくことを検討してみてください。
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もくじ
カメラの種類ごと動画撮影の強みと弱みを把握しよう
動画撮影に使うカメラ候補として5種類の強みと弱みをまとめ、ざっくりとですが、それぞれのカメラがどんな利用シーンに向いているのかまとめました。
ミラーレス一眼とスマホの組み合わせが最も汎用性があると思います。
種類 | おすすめの利用シーン |
---|---|
ミラーレス一眼 ・一眼レフ |
作品系 ・動画編集込みで本格的に撮影したい ・シネマティックな作品作りをしたい ・写真もちゃんと残したい |
コンデジ | Vlog系 ・一眼カメラよりも手軽に撮影したい ・写真も撮りたい |
ビデオカメラ | ホームビデオ系 ・観覧席から遠くて被写体に寄れるだけズームしたい ・ズームしてもブレずに撮影したい ・長回しの撮影をしたい |
アクションカメラ | POV・Vlog系 ・スポーツやアクティビティ中の主観映像を記録したい ・ダイビングやウィンタースポーツなど防塵防滴に強いカメラを使いたい |
スマホ | SNS・Vlog系 ・手軽に、気軽に撮影したい ・縦動画を撮影したい ・撮影した動画をその場で編集してシェアしたい |
ミラーレス一眼・一眼レフ|シネマティック作品
カメラの中ではボディとレンズをそれぞれ用意する必要があり、最もコスト高な撮影機材です。が、動画の解像感・表現力は飛び抜けて高く、編集ソフトを使った本格的な動画作品作りをするなら外すことはできません。
一眼カメラには主に2種類のセンサーサイズ(APS-Cとフルサイズ)があり、フルサイズであれば暗所性能やボケ味の表現をより高めることが可能です。なかには4Kを超える解像度で撮影できるカメラもあり、クロップ(トリミング)した動画も解像度を落とさずに使えるので編集の幅を求める人にもおすすめです。
参考機種 | SONY αシリーズ Panasonic GHシリーズ |
---|---|
強み | ・暗所撮影 ・ボケ味の表現力 ・4K以上の高解像度撮影 ・動画編集前提のlog撮影/RAW撮影が可能 ・写真撮影の品質も高い |
弱み | ・ボディ+レンズでコスト高 ・焦点距離によって複数のレンズが必要 ・手ブレ補正はボディ+レンズの組み合わせやジンバルを検討する必要あり |
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プロフェッショナル向けのシネマカメラ
一眼カメラの動画撮影には、さらにプロフェッショナル向けのシネマカメラというジャンルが存在します。実際の映画撮影などに使われるもので、リグやケージ、外部モニターなどの機材を組み立てて、比較的大掛かりな撮影に使われます。
代表的なメーカーにはSONYのFXシリーズ、RED、Blackmagic Designなどがあります。
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コンデジ|Vlog・スナップ
コンデジは一眼カメラよりも手軽に撮影したい方向けです。
一眼カメラと比べると暗所性能や解像感は劣り、レンズ交換による汎用性はなくなりますが、ポケットに入るサイズでありながら、一眼カメラと遜色のない写真・動画を記録できるのは大きな利点です。
スマホよりも1つ上のステージで日常スナップ、Vlogを撮影するならコンデジは有力候補です。
参考機種 | SONY ZV-1 SONY RXシリーズ |
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強み | ・(一眼カメラよりは劣るが)ボケ味の表現力 ・写真撮影の品質も高い ・ボディとレンズが一体化してコンパクト |
弱み | ・暗所撮影 ・光学ズーム倍率が低い |
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ビデオカメラ|ホームビデオ・発表会
ビデオカメラの強みは長時間撮影と高倍率の光学ズーム性能です。
観覧席からステージまでの距離が通り発表会で開会式から閉会式まで撮影するような場合において、ビデオカメラは最適な選択となりえます。
4K撮影できるビデオカメラも増えています。
参考機種 | SONY FDR-シリーズ Panasonic HC-シリーズ |
---|---|
強み | ・強力な手ブレ補正 ・高倍率の光学ズーム ・内蔵メモリーがある ・連続撮影時間が長め |
弱み | ・暗所撮影 ・白飛びや黒つぶれがしやすい(ダイナミックレンジが狭い) |
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アクションカメラ|POV・Vlog
スポーツやアウトドアアクティビディなどのPOV撮影といえば、GoProをはじめとしたアクションカメラです。
超広角撮影できることからVlogカメラとしても人気があり、ジンバルカメラのDJI Pocket 2は手ブレ補正の効いたスタビライザー一体型のカメラとして人気があります。
参考機種 | GoPro,DJI Pocket |
---|---|
強み | ・Vlogからアクティビティまで幅広い撮影シーンに対応 ・強力な手ブレ補正 ・コンパクトサイズ |
弱み | ・暗所撮影 ・光学ズーム倍率が低い ・白飛びや黒つぶれがしやすい(ダイナミックレンジが狭い) ・熱暴走などバッテリー持ちに不安 |
GoProで撮影したVlog作例
スマホ|縦撮り・Vlog
最も身近なカメラといえばスマホです。
ズームと暗所性能に弱い以外は、撮影のしやすさ・編集のしやすさ・シェアのしやすさなど、最も使いやすい動画撮影カメラです。
特にハイエンドスマホのカメラ性能は非常に高く、iPhone 14シリーズのシネマティックモードは有名です。
参考機種 | iPhone,Galaxy,Xperia |
---|---|
強み | ・スッと取り出せる身軽さと手軽さ ・動画撮影→SNSアップロードがスムーズ ・縦動画の撮影がしやすい ・写真撮影もできる ・簡単にできる動画編集アプリも多い ・内蔵メモリーがある |
弱み | ・暗所撮影 ・光学ズーム倍率が低い ・白飛びや黒つぶれがしやすい(ダイナミックレンジが狭い) |
スマホのVlog作例
カメラの動画撮影をワンランクアップさせるアイテム
カメラで動画撮影するといっても種類ごとに強み・弱みが異なるため、撮影シーンに応じた使い分けが重要であることが分かったと思います。
ここからはどのカメラで撮影するにしても、映像のクオリティが上がるアイテムを紹介します。撮影シーンに合わせて用意して使いましょう。
外付けマイクで高音質な収録を
カメラに内蔵されたマイクの音質や集音性は高性能なものが少なく、狙った音を収録したり、ノイズを減らすためには外部マイクの活用は必須です。
外付けマイクは一眼カメラからスマホまで、種類に応じて豊富にあるので利用目的に応じた指向性の製品を選びましょう。もちろん風切り音対策に風防も忘れずに。
SONYのミラーレス一眼に単一指向性(スーパーカーディオイド)のECM-G1というマイクを組み合わせて使っています!!
指向性 | 特徴 | おすすめの撮影シーン |
---|---|---|
無指向性 | 全方向の音を収録 | その場の雰囲気や空気感をストレートに伝えたいとき |
単一指向性 | マイクを向けた前方の音を収録 (ガンマイク) |
ピアノやセリフなど拾いたい音だけを録りたいとき |
双指向性 | マイクを向けた前方および後方の音を収録 | Vlogで撮影者と被写体の会話を録りたいとき |
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三脚を使って安定したカメラワークを
特にビデオカメラで長時間撮影するなら、三脚は欠かせません。手持ちよりも手ブレを抑えられ、かつ腕に負担がかからない(疲れない)のが魅力です。
一眼カメラやアクションカメラ、スマホでタイムラプス撮影をする際にも役立ちます。少なくともManfrotto PIXI EVOのようなミニ三脚を持っておけば、自撮り棒としても使えるので撮影の幅がぐっと広がりおすすめです。
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ジンバル・スタビライザーでブレのない映像を
ジンバル・スタビライザーの良さは、手ブレを軽減するだけでなく、映像に滑らかさを演出してくれることです。
カメラをセットして使うので撮影時のカメラワークは大変になりますが、本格的な映像作品を作るなら欠かせないアイテムです。手軽に滑らかな撮影をするならジンバルと一体化したDJI Pocket 2がおすすめです。
自然体を記録するVlogは多少のブレが入ったほうがリアルなので、ジンバル・スタビライザーだと逆に不自然な演出になることもあるのでバランスが大事です。
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NDフィルターで明るい場所でもボケ味の表現を
NDフィルターとはカメラレンズのサングラスです。光の入る量を意図的に減らすことで、白飛びを抑制できます。
例えば昼間にF値を下げた撮影、24fps/50ssで撮影する場合、光を取り込みすぎるため青空が真っ白になったり、被写体の肌の一部が変色したりします。
NDフィルターがあれば、昼間でも開放F値でボケ味のある動画撮影ができたり、動画編集時に上手く色味を変えたりもできるのでおすすめです。
特に、スマホやアクションカメラなどオート撮影が中心でシャッタースピードやF値を変えにくい機種は、NDフィルターがあると便利かもしれません。
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動画撮影に使うカメラは利用シーンに応じて使い分けよう
冒頭の結論としてお伝えしたように、動画撮影に使うカメラは利用シーンに応じて使い分けるのが一番良い方法です。
一眼カメラ・ビデオカメラ・アクションカメラ・スマホ、それぞれ動画撮影に置けるメリット・デメリットが異なるので、仕様リーンに応じてそれぞれのデメリットを補うように組み合わせるのが良いでしょう。
そのためにも撮影時間・どんな動画を記録したいのか・動画編集でこだわりたいポイント、絵作りはどうするか、などはじめに考えてみても良いかもしれません。
レンタル利用も活用すればコストを抑えて離床シーンに最適な撮影機材を用意できるので検討してみてくださいね!
カメラ機材はレンタルがおすすめ
「頻繁に使うものじゃないから買うのは少しためらってしまう」
「必要なときだけ使いたい」
そんな方におすすめするのがカメラ機材のレンタルです。
家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、多くのカメラ機材のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入できるアイテムもありますので、スポット利用だけでなく、購入前のお試し利用としても活用してはいかがでしょうか。
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