SONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」実機レビュー!静寂に包まれるノイズキャンセリング
更新日2022/12/20
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2016年にAppleから「AirPods」が登場して以降、完全ワイヤレスイヤホンが主流になりつつある昨今ですが、ヘッドホンのようにノイズキャンセリングを搭載したモデルはまだまだ少ないのが現状です。
そんな中、高音質を追求するSONYからは完全ワイヤレスでありながら、業界最高クラスのノイズキャンセリングの「WF-1000XM3」が販売されております。
そこで、この記事ではSONYの「WF-1000XM3」の使用感をまとめた実機レビューを紹介したいと思います。
もくじ
SONY WF-1000XM3の特長
「SONY WF-1000XM3」の主な特長として次の4つを紹介したいと思います。
- 業界最高クラスのノイズキャンセリング性能
- 長時間バッテリー
- ハイレゾ級の高音質
- タッチセンサーでの簡単操作
業界最高クラスのノイズキャンセリング性能
「SONY WF-1000XM3」には業界最高クラスのノイズキャンセリング性能である「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」が搭載されています。
またヘッドホンの外側と内側に配置した2つのセンサー(マイク)で集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」によってノイズを打ち消してくれますので、どんな環境においても静かな環境で音楽を楽しむことができます。
長時間バッテリー
高いノイズキャンセリング性能を持ちながら省電力であることも「SONY WF-1000XM3」の魅力です。
フル充電なら約6時間の連続再生が可能ですし、充電ケースとの併用で一日中使うことができますので長時間の外出や旅行、出張にもおすすめです。
ノイズキャンセリング | 連続再生時間(最大) | |
---|---|---|
本体のみ | 充電ケース併用 | |
ONの場合 | 6時間 | 24時間(3回の充電) |
OFFの場合 | 8時間 | 32時間(3回の充電) |
ハイレゾ級の高音質
「SONY WF-1000XM3」には高解像度にアップスケーリングする高音質技術「DSEE HX」を初めて搭載されており、完全ワイヤレスながらハイレゾ級のサウンドを楽しむことができます。
他社メーカーのイヤフォンではあまり見るのことのない機能になりますので、音質を重視したい方にもおすすめできます。
タッチセンサーでの簡単操作
そして「SONY WF-1000XM3」は タッチセンサーによるスマートな操作性にも優れています。
特に「クイックアテンションモード」は一時的に音楽の音量を絞り、周囲の音を取り込んで聞きやすくしますので、電車やバスのアナウンス、その他緊急のアナウンス、とっさの会話に役立ちます。
自分用にタッチセンサーの機能をカスタマイズすることもできますが、予め設定されている機能は以下のとおりです。
- 再生/停止:右側1タッチ
- 曲送り:右側2タッチ
- 曲戻し:右側3タッチ
- ボイスアシスタント:右側長押し
- NC/Ambientモード切替:左側1タッチ
- クイックアテンションモード:左側長押し
※ボイスアシスタントはSiri、Google アシスタント、Amazon Alexaに対応しており、音楽を聴く際の操作・ニュースの確認・スケジュールの管理・調べものなどを音声操作で行うことが可能です。
SONY WF-1000XM3のスペック一覧表
「SONY WF-1000XM3」の製品スペックを一覧表にまとめました。
製品項目 | スペック詳細 |
---|---|
方式 | Bluetooth 5.0 |
連続再生時間 | 最大6時間/ノイズキャンセリングオフ時は8時間 |
ケース併用での再生時間 | 最大24時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
付属品 | USB Type-Cケーブル (約20cm) |
専用アプリ | Headphones Connect |
音声アシスト | Siri,Google Assistant,Amazon Alexa |
対応コーデック | SBC, AAC |
重さ | 約8.5 g×2 |
カラーバリエーション | ブラック/プラチナシルバー |
Amazon税込価格 (2020年7月29日時点) |
25,210円 |
SONY WF-1000XM3の実機レビュー
イヤフォンは特長や製品スペックを理解したところで実際に使ってみないと分かりにくい部分も多々ありますので、少しでも参考になるようこれまで「SONY WF-1000XM3」使ってきた感想をレビューとしてまとめたいと思います。
外音取り込み設定機能が完璧
「SONY WF-1000XM3」のノイズキャンセリングは快適であるのはもちろんのこと、何より「外音取り込み設定機能」の優秀さに惚れ惚れしました。
外音が聞こえる状態から全く聞こえない状態まで20段階で調整できますので、場所に合わせて細かく設定できるのが嬉しい機能でした。
音質がとにかく良い
SONYの音質には定評があることを知っていたのですが、実際に聞いてみると期待以上の音質でした。
アプリ上でイコライザーを調整できるのも醍醐味の1つで、自分好みにカスタマイズして音楽を楽しむことができます。
バッテリー持ちが十分すぎる
本体だけでも最長6時間(ノイズキャンセリングOFFだと8時間)の連続再生ができますので、一日の使用時間によっては数日間は充電しなくても使うことができます。
実際にAirPodsは5時間、AirPods Proは4.5時間の連続再生であることを考えると、「SONY WF-1000XM3」はワイヤレスイヤホンの中でもバッテリーの持ち時間が良い部類に入ります。
アプリの使い勝手が良い
「SONY WF-1000XM3」は専用アプリ「Headphones Connect」をスマホにダウンロードして使用します。
「Headphones Connect」での細かい設定はもちろん、事前にタッチセンターをカスタマイズしておくことで「SONY WF-1000XM3」の操作性を改善することも可能です。
アプリの設定画面も感覚的なインターフェースで分かりやすいので、スマホが苦手な方にとっても問題ないと思います。
SONY WF-1000XM3を使って感じた注意点
一方で「SONY WF-1000XM3」を使ってみて気になることや注意すべき問題もありますので紹介したいと思います。
充電ケースがでかい
「SONY WF-1000XM3」の充電ケースが大きいため、携行性に優れているとは言いにくいです。
パンツのポケットやショルダーバッグだとかさばるサイズ感なので、大きめの鞄やバックパック以外の時の持ち運びはあまりおすすめしません。
耐水・防水性能がないこと
また「SONY WF-1000XM3」には防水防塵規格のIPコード(保護等級)がありません。
そのため砂埃の舞うビーチや公園、雨の日などでの利用は控えたほうが良いでしょう。
音が途切れがち
「SONY WF-1000XM3」は旧型よりも接続性が大幅に向上したモデルとありますが、実際には安定性に欠けるように思います。
環境にもよると思いますが、音が途切れることがしばしば起こりますので、できるだけ視聴環境を整えた上で利用するのがベストかも知れません。
走ると外れやすい
「SONY WF-1000XM3」の付け心地自体は長時間つけていてもあまり痛くならないくらい快適なのですが、走ったりするとポロッと落ちてしまうのでジョガーやランナー向きではありません。
小走りでも落ちないか不安になってしまうので、家の中や電車・バスなどの公共機関で使うことが多いです。
完成度が高いワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン
使ってみて多少気になることはありますが、全体を通して「SONY WF-1000XM3」の完成度/満足度ともに高いイヤホンだと思います。
音質やノイズキャンセリングの性能重視にワイヤレスイヤホンを検討している方は、「SONY WF-1000XM3」は外せないでしょう。
ヘッドホン・イヤホンはレンタルできる
購入前に付け感や音質を確認したい場合は、短期間のお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentioでは、様々なヘッドホンやイヤホンを取り揃えています。
中にはレンタルしてそのまま購入できる製品もありますので、まずはお試し利用から検討してみてください。
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