SIXPAD FootFit(フットフィット) を2週間使ってレビュー!効果的な使い方やデメリットも解説
更新日2023/01/10
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腹筋を鍛えるEMS機器で有名なSIXPAD(シックスパッド)。同シリーズの足専用EMSトレーニング機器「SIXPAD FootFit」がいま注目を集めています。
低周波の電気刺激で筋肉を動かし、足を乗せるだけで足裏・前すね・ふくらはぎを効率的に鍛えてくれるFootFitは、運動が苦手な方や高齢の方にも続けやすいトレーニング機器です。
今回、そんなSIXPAD FootFitを約2週間使って検証してみました。効果的な使い方や、実際使ってわかったデメリットや注意点など気になる部分についても詳しくレビューします。
もくじ
SIXPADの足専用EMSトレーニング機器「FootFit」
SIXPAD FootFitは、運動不足や足の筋力の衰えを感じている方のために開発されたEMS(筋電気刺激)トレーニング機器です。
座った状態で1日1回23分足を乗せるだけなので、激しい運動やトレーニングが苦手な方でも無理なく続けることができます。
低周波の電気刺激で足を効率的にトレーニング
FootFitは、電気刺激によって筋肉を動かしてトレーニングができるEMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)機器です。
もっとも効率的にトレーニングできる20Hzの低周波で、激しい運動をしなくても足を乗せているだけで筋肉を鍛えることができます。
トレーニングできる部位は、足裏・前すね・ふくらはぎの3か所。歩行やジャンプなど運動の基礎になる筋肉です。
1回23分の自動プログラム
FootFitのトレーニングは、1回23分。1日1回を目安に使用します。
FootFitが自動で電気刺激を切り替えて、ウォームアップ→トレーニング→クールダウンまで行ってくれるので、テレビやスマホを見ながらでも楽々トレーニングができてしまいます。
強度はレベル1~20で設定可能。毎回調整できるので、その時の自分の筋力や体調にあわせて使うことができます。
気軽に使える操作性
ただでさえ気が重いトレーニング。少しでも使うのが面倒だと継続は難しいと思ってしまいますよね。
ですが、FootFitは毎日気軽に継続できるように、操作が簡単で使いやすい仕様になっています。
通常EMS機器では交換が必要なジェルシートを使うことが多いのですが、通電性ゴムを採用したFootFitはジェルシートが必要ありません。素足で本体に直接足を乗せて使用できます。
また、大きな表示でわかりやすい液晶画面に、操作ボタンは2つだけで、機械が苦手な方でも簡単に使えます。
本体は約1.3kgと軽く電池式でコードレスなので、家中どこでも持ち運んで気軽に使うこともできます。
Foot Fitシリーズ 「Plus」「Lite」「2」の違い
同じFoot Fitシリーズには、足裏~ふくらはぎに加えて太ももまで同時にトレーニングできる「Foot Fit Plus(フットフィットプラス)」や、少し機能を減らした高コスパな公式サイト限定モデル「Foot Fit Lite(フットフィットライト)」、リニューアルモデルの「Foot Fit 2」などのラインナップがあります。
各モデルの違いについて、こちらの比較一覧表にまとめました。
(※2021/12/7時点の価格)
「Foot Fit Plus 2」「Foot Fit Plus」は、ジェルシートが必要にはなりますが太もものトレーニングができるので、大腿四頭筋を鍛えたい方におすすめです。
リニューアルモデルの「Foot Fit Plus 2」のほうが、最大25段階までの刺激レベル・ウォーキングモード搭載・リモコン操作・一時停止・残時間の表示など、使い勝手が良くなっているので、これから買うならこちらが良いでしょう。
太もものトレーニングが不要な方は、通常の「Foot Fit 2」「Foot Fit」「Foot Fit Lite」がおすすめ。
リニューアルモデルの「Foot Fit 2」は、ウォーキングモードの搭載や各種使い勝手の改良がされていて、利便性重視の方向きのモデル。公式サイト限定モデルの「Foot Fit Lite」は、機能少なめですが比較的価格が抑えめでコスパ重視の方にぴったりです。
FootFitの使い方&効果的に使うコツ
FootFitの基本的な使い方は、
- 裏面の蓋を外して電池を入れる
- ▲ボタンの長押しで電源ON
- 本体に足を乗せる
- ▲▼ボタンで強度を選択
- 自動でプログラムが開始
…以上です。とても簡単ですね!
実際のFootFitでのトレーニングの様子は、こちらの動画のような感じになります。
簡単すぎるFootFitですが、さらに効果的&便利に使うためのポイントをご紹介します。
足を乗せる位置
本体のゴムの一番出っ張っている部分に足のくぼみがくるように乗せるのが、もっとも効果的な位置だそうです。
通電性をよくするために、なるべくゴム部分と足の接する面積を広くすることもポイントです。
足の裏の乾燥対策
FootFitを使うときは、足の裏が乾燥している状態だと電気が通りにくくなるため、少し湿った状態の素足がベストです。
お風呂上がりに使うか、足を濡れタオルで拭いてから使うのがおすすめ。薄いウェットシートを足の下に敷いて使うのもOKだそうです。
最適なレベル設定
ビリビリと刺激を感じるだけでなく、ふくらはぎの筋肉が勝手に収縮してググッと力が入るくらいのレベルに設定するといいそうです。
あまり強度を上げすぎると痛みを感じたり足をつったりしてしまうので、痛くない程度で無理せずに使用しましょう。
ロッキングは有無が選べる
トレーニング中は筋肉の収縮により、かかとが浮くような感じに動きます。
FootFitはシーソーのように前後に傾くロッキング構造で、そういった足の動きに追従するようになっていますが、床の素材によってはぶつかる音や滑りが気になる場合もあります。
そういった場合は、内蔵の開閉式スタンドを引き出せば傾かないようにすることもできます。お家の環境にあわせて、適したほうを選びましょう。
スマホアプリ連携で便利な機能も
FootFitはBluetooth機能を搭載しており、スマホアプリと連携が可能です。
アプリでは、強度レベルの変更やトレーニングの残り時間表示、毎日のトレーニングの履歴など様々な機能が使えるようになります。
トレーニングをするたびにmp(マッスルポイント)がもらえてモチベーションアップにもつながります。
SIXPAD公式アプリは、iPhoneの方はAppStore、Androidの方はGooglePlayから「SIXPAD」と検索するか、こちらのボタンからダウンロード可能です。
SIXPAD FootFitを2週間使って感じた魅力
今回FootFitを2週間レンタルして使ってみました。
はじめてのEMS機器で「本当に意味があるのかな?」と最初は半信半疑でしたが、実際に使うとたった1回でも「これなら続けられそうだし続けたほうが良い…!」と感じるほどでした。
あくまで個人的な感想にはなりますが、今回実際にFootFitを使って感じた魅力についてご紹介します。
使用後は心地よい疲労感と筋肉痛が感じられる
私はだいたいレベル10前後でお風呂上りに毎日使っていたのですが、23分のプログラムが終わったあとはいつも心地よい疲労感とスッキリとした足の軽さを同時に味わうことができました。
翌日の筋肉痛については、23分間耐えられるちょうどいいレベルで使っていれば痛すぎて動けないほどにはならず、少し力を入れたときに感じるごく軽めの筋肉痛が来ました。
これなら毎日続けられますし、軽めの筋肉痛が感じられるので何もしないよりは絶対に良い!ということが体感できました。
筋力の弱い部分にもアプローチできる
FootFitを使っていると、左右同じくらいの電気が流れているはずなのに、途中から右足だけがかなり疲れてきてふんばりがきかなくなってきました。
おそらく筋力が弱い部分や普段使っていない筋肉にもアプローチできているということなのだと思います。
普段から姿勢が悪く左右のバランスが崩れている人は、通常の筋トレでは使いやすい筋肉ばかりを使ってしまって弱い部分まで鍛えるのは難しいのですが、FootFitなら足全体をバランスよくトレーニングできる!
これは日頃から身体の歪みを自覚している方には嬉しいポイントではないでしょうか。
激しい運動ができない方も気軽に使える
「運動不足でいきなり激しいトレーニングはできない」「肩・腰などをケガしてスポーツをお休み中」という方でも、FootFitなら座った状態で気軽にトレーニングができます。
私も日頃スポーツをしていますが、一度競技から遠ざかると一気に体力や筋力が落ちてしまってスポーツを再開しづらくなるんですよね。
それがFootFitをやっておけば、運動をお休みしている期間でも気軽に足の筋肉を鍛えることができます。
普段から足のトレーニングだけでも続けておくことで、より強度の高い運動にもチャレンジしやすくなりますね。
体調や使う人に合わせて簡単にパワーが調整できる
FootFitは毎回開始時に上下ボタンでレベル設定をするので、その日の体調や調子にあわせることができます。
「今日は疲れているから軽めで…」というのもOK。身体が元気な日や翌日予定がないときはちょっと強めで使っていました。
また、 我が家は夫婦2人で使用しましたが、私はレベル10前後・夫はレベル14前後で家族それぞれの筋力にあわせて簡単に強度が調整できて便利でした。
他の誰かが前回設定したデータが残っていて設定し直すのが手間…なんてストレスなく、毎回自分の設定で使えるのが良かったです。
ジェルシート不要で気軽に使えて続けやすい
他のEMS機器で面倒くさそうなイメージをもっていた「ジェルシート」。これがFootFitだと必要ないのはすごく魅力的でした。
ジェルシートは定期的に交換が必要でランニングコストがかかるし、一度身体に貼りつけたらプログラム終了まで気軽にはがせない…なんとなくハードルがグッと上がってしまいますよね。
そんな面倒なジェルシートがないだけでも、トレーニングに取り組むのがすごく精神的に楽になります。
食事中やドライヤー中、テレビやスマホを見てダラダラしているときなどに、サッと取り出して気軽にトレーニング開始!プログラムの途中でも足を離せば自動で通電が止まり、足を乗せたらまた再開してくれます。
日常のちょっとしたスキマ時間で気軽に使えるので、飽き性の私でも毎日継続することができました。
気になるFootFitのデメリットや注意点
実際にFootFitを使ってみるとほとんどデメリットは感じなかったのですが、購入前に注意したほうがいい気になる部分はいくつかありました。
人によってはFootFitをおすすめしない場合もあるので、事前にこちらの内容は確認しておきましょう。
1回23分は意外と長い
FootFitのプログラムは1回23分。
言葉だと短く感じますが、実際使ってみると23分って意外と長い…!
10分すぎたあたりから疲れてきて「そろそろ終わってくれないかな…」と思うようになります。
必ずトレーニング開始前に、上半身だけでできる暇つぶしの環境を整えてからスタートするのがおすすめです。
一番はじめのレベル調整は要注意
最初は強度がわからず弱めで設定してみたのですが、~レベル5だとピリピリとした刺激を感じる程度でした。
EMSってこんなものか…と一気にレベル15まで上げた瞬間、急にふくらはぎが収縮して耐えられないほどに。思わず「うわぁぁあっ」と大きな声を出してしまいました(笑)
最初自分に合ったレベルを探るときは、1~2ずつ上げていくようにしましょう。本当にびっくりするので。
ロッキングを使うならマット必須
我が家はフローリングで硬い床のため、前後に本体が傾くロッキングはうるさくて対策が必要でした。
実際にロッキングありで使用している様子がこちら。
前後に揺れて床にガンガンぶつかっていますね。床と当たる部分はゴム足になっているので傷はつかなそうですが、とにかく騒がしい。ここからさらに動きが盛り上がってくるので、さすがにそのままでは使えません。
内蔵の固定スタンドを使用すると、このような感じで静かに使えます。
ただし、筋肉収縮時にかかとが浮いて本体から離れてしまうのが気になります。問題はないのでしょうが、ちゃんと電気が流れているのか心配になってしまいますよね。
そこで、このような形でかかと部分のみにクッションを敷く作戦を編み出しました!
全体に敷くとクッション自体が滑ってしまうので、つま先部分には敷かないほうがおすすめです。もしくは滑らない素材のヨガマットのようなものを用意すると良さそうですね。
肌が乾燥していると明らかに電気刺激を感じづらくなる
いつもはお風呂上りにFootFitを使っていたのですが、一度足が乾燥した状態で使ってみたところいつものレベル10では全然電気が感じられず、普段なら痛くて耐えられないレベル15まで上げて、ようやくちょうど良い強度になりました。
たしかに説明書には「肌が乾燥していると電気が通りづらい」と書いてありましたが、ここまで明確に差が出るとは想像以上でした。
レベルを上げるほど電池の消耗スピードも早くなってしまうので、効率よくFootFitを使うためにも必ず足の裏が潤った状態で使用しましょう。
安全のために使わない方がいい人もいる
FootFitを安全に使うために、使用を避けたほうがいい人もいます。
例えば、ペースメーカーや心電計などの医用電気機器を装着している方、心臓疾患や静脈血栓症のある方などです。
また、基礎疾患が無い場合でも妊娠中、出産直後、発熱、ケガや体調不良の時なども使用を避けたほうがいいそうです。
身体に電気を流す機器ですので、安全に使うためにも取扱説明書やHPの安全上の注意をよく読んで使うようにしましょう。
SIXPAD FootFitの効果を試すならレンタルもおすすめ
毎日気軽に足のトレーニングができる便利なEMS機器SIXPAD FootFit。運動不足の方や筋力の衰えを感じている方にぴったりです。
私自身も実際に使ってみて、一度使っただけでも実感できるFootFitの魅力に感動しました。
ただ、FootFitの効果の感じ方は人によって様々です。できれば購入前にご自身で一度使って試してみるのが一番だと思います。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、SIXPAD FootFitをレンタルで気軽に試すことができます。
じっくり使って判断したい方には、3カ月~の長期レンタルプランもおすすめ。気に入ったらレンタル品をそのまま買い取ることも可能です。
プランの詳細や料金については、こちらからご覧ください。
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