ハンガーにかけたまま手軽に洋服のシワ取りができる衣類スチーマー。中でも、安心の日本メーカー製で人気なのがPanasonicの衣類スチーマーです。
使いやすいコンパクトなアイロン形状で、現在は4種類が発売されています。
今回は4種類のパナソニック衣類スチーマーの違いを比較し、それぞれがどんな人におすすめかご紹介します。衣類スチーマー選びの参考にしてみてください。
もくじ
パナソニックの衣類スチーマー
衣類スチーマーは、高温のスチームによって衣類のシワ伸ばしや、除菌・脱臭・殺ダニ・アレル物質対策・花粉対策などができる衣類ケア家電です。
シャツやオシャレ着のシワ伸ばしから、洗いづらいコートやダウン、ソファなどの日常のケアまで、幅広く活躍します。
衣類スチーマーはハンガーにかけたままサッと手軽に使えることも特長の一つですが、さらにパナソニックの場合、衣類スチーマーとしてだけでなくアイロン台でプレスして使うこともできるアイロン兼用タイプになっています。
忙しいときはハンガーにかけたまま、しっかり時間をかけられるときはアイロン台を出して使う…といったように用途に合わせて使い分けることができます。
パナソニックの衣類スチーマーは軽くてコンパクトなアイロン形状なので、女性や力に自信のない方でも扱いやすくなっています。
4種類のモデルがラインナップ
現在、パナソニック衣類スチーマーには4種類のモデルがラインナップされています。
基本的には、型番の数字が大きいものほど高機能となっています。
NI-FS760 (高機能&大容量モデル)
パナソニック衣類スチーマーの中で最も高機能・大容量のモデルです。
どんな向きで使ってもスチームが出る「360°スチーム」を約10分間連続で使うことができます。立ち上がり時間も早く、「瞬間3倍パワフルスチーム」モードで大量のスチームを噴射することもできます。
NI-FS560 (高機能モデル)
パナソニック衣類スチーマーの中では2番目に高機能なモデルです。
「360°スチーム」・「瞬間3倍パワフルスチーム」モード・素早い立ち上がり時間はNI-FS76と共通ですが、水タンク容量が少なめで連続4分間と運転時間がやや短めになっています。
NI-FS410 (ベーシックモデル)
パナソニック衣類スチーマーのベーシックモデルです。
「360°スチーム」・「瞬間3倍パワフルスチーム」など便利な機能はついていませんが、基本的なスチーム機能を連続4分間使うことができます。
NI-MS100 (コンパクトモデル)
パナソニック衣類スチーマーの中では個性派の軽量コンパクトモデルです。
持ち運びに便利な折り畳めるコンパクト形状。海外電圧にも対応しているので、海外旅行や出張のおともにも便利です。
ただし、スチームは連続噴射できず単発のみ・立ち上がりに約2分かかるなど、機能としてはやや劣ります。
パナソニック衣類スチーマーの違いを4つの選び方で比較
それでは、ここからはさらに詳しくパナソニックの衣類スチーマーの違いを比較していきます。
- スチーム
- 水タンク容量と連続運転時間
- 立ち上がり時間
- サイズ・重さ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. スチーム
パナソニック衣類スチーマーでは、機種によってスチームの出方に違いがあります。
最大の違いは、連続スチームができるかどうか。
連続スチームできるタイプのほうが、より短時間でしっかりシワをのばすことができます。コンパクトモデルのNI-MS100は単発スチームのみとなっているため、ややシワのばし効果は低めとなります。
また、上下左右どの向きで使ってもスチームが出る「360°スチーム」機能があると、裾や細かい部分などにスチームが当てやすく便利です。
さらに、高機能モデルには2つのモードが搭載されており、通常の約3倍量のスチームを瞬間的に噴射する「瞬間3倍パワフルスチーム」モードを使うことができます。
とくにシワやニオイが気になる部分に使うことで、より効果が高まります。
2. 水タンク容量と連続運転時間
パナソニック衣類スチーマーは機種によって水タンクの容量が異なり、それによって連続でスチームを噴射できる時間が変わってきます。
大容量115mLのNI-FS760なら約10分間の連続運転ができるので、給水の手間を省いて複数枚の衣類をまとめてケアすることができます。
3. 立ち上がり時間
立ち上がりまでの時間が早い機種だと、朝の忙しい時間帯でもサッと起動して使うことができます。
NI-FS760・NI-FS560・NI-FS410の3機種は比較的立ち上がり時間が早く、わずか20~30秒程度でスチームが出るようになります。
起動まで約2分かかるNI-MS100と比べて待ち時間が短縮できるので、より手軽に衣類スチーマーを使えますね。
4. サイズ・重さ
パナソニックの衣類スチーマーはいずれもコンパクトで軽いのですが、その中でもとくに小さく軽いモデルがNI-MS100です。
シリーズで唯一折りたたみができるので、収納場所も取らずコンパクト。軽くて小さいので旅行や出張先への持ち運びにも便利です。
パナソニック衣類スチーマー 比較表
パナソニック衣類スチーマー4機種の違いをこちらの比較一覧表にまとめました。
目的別のおすすめパナソニック衣類スチーマー
パナソニック衣類スチーマー4機種を比較した、目的別のおすすめ機種をご紹介します。
NI-FS760は機能&使い勝手重視な方におすすめ
「使いやすさや機能性を重視したい」「何枚かまとめて衣類のシワを伸ばしたい」という方には、高機能で大容量のNI-FS760がおすすめです。
平均11g/分の連続スチームが約10分間持続。複数枚の衣類ケアにも給水の手間が省けます。
やや重いことと価格の高さがデメリットではありますが、360°スチームと瞬間3倍パワフルスチームも搭載で高機能な衣類スチーマーです。
NI-FS560は1~2枚をササっとスチームしたい方におすすめ
「今日着るぶんだけササっとスチームしたい」「ストレスなく使える使い勝手の良いものがいい」という方には便利な高機能モデルNI-FS560がおすすめです。
連続運転は約4分と短めですが、約23秒という立ち上がり時間の早さに360°スチーム、瞬間3倍パワフルスチームなど便利機能も搭載。
利便性の良さで選ぶならちょうどいい衣類スチーマーです。
NI-FS410はコスパ重視の方におすすめ
「機能はそれなりでいいから安いものがいい」というコスパ重視な方には、ベーシックモデルのNI-FS410がおすすめです。
モードは通常の連続スチームのみ、360°スチームは非搭載、連続運転は約4分と、機能は必要最低限ですが、5000円台というコスパの良さが魅力です。
機能と価格のバランスを重視する方にぴったりの機種です。
NI-MS100は携帯性を求める方におすすめ
「なるべくコンパクトに収納したい」「旅行や出張にも持っていきたい」という方には、小型軽量のNI-MS100がおすすめです。
コンパクトに折りたたみができて、旅行や出張先にも持っていけるサイズ感。海外電圧でも使用可能です。
連続スチームはできず立ち上がり時間も遅めですが、気軽に持ち運びできる携帯性を重視したい方にぴったりの機種です。
パナソニックの衣類スチーマーで毎日気軽に衣類ケア
手軽に衣類のシワ伸ばしができるパナソニック衣類スチーマー。
アイロンとしても使える形状で、お家に一台あれば衣類の種類やライフスタイルに合わせて使える便利なアイテムです。
衣類スチーマーとアイロンどちらを購入するか迷っている方にもおすすめですよ。
ぜひお家に合った機種を選んで購入を検討してみてはいかがでしょうか?
なお、衣類スチーマーの機種選びで迷っている方は、レンタルで試してみる方法もおすすめです。
家電レンタルサービスのRentioでは、パナソニックをはじめ衣類スチーマーをレンタルして試すことができます。気に入ったらそのまま購入も可能なので、購入前のお試しにぴったりです。
レンタルできる衣類スチーマーの種類や価格については、こちらから詳しくご覧ください。
[レンタル] 衣類ケア・衣類スチーマー 一覧 – Rentio[レンティオ]
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