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5Gが使われるようになってから時間が経ちましたが、皆さん5G対応スマホを使っていますか?
5GはWi-Fi通信並みの速度となっており、より快適な通信環境を実現しています。
まだ5G非対応のスマートフォンを使っている方に向け、ミドルレンジながらおサイフケータイ搭載した、インカメラが最強なスマートフォン「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」を実際に使用しレビューしてみました。
もくじ
Mi 11 Lite 5Gのスペック
Mi 11 Lite 5Gは2021年7月にXiaomiから発売されたミドルレンジのスマートフォンです。
Mi 11 Lite 5Gのスペックはこちらです。
スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.55 インチ ドットディスプレイ |
解像度 | FHD+AMOLED(2400×1080,402 ppi) |
リフレッシュレート | 最大90 Hz |
アウトカメラ | 三眼式 広角 6400万画素 超広角 800万画素 テレマクロ 500万画素タイムバースト AIスカイスケーピング |
インカメラ | パンチホール式 2000万画素 AI:〇 ポートレート:〇 手ブレ補正:〇 |
動画撮影 | ・アウトカメラ 4K(30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) スローモーション動画:1080P(120fps)/720P(120fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
OS | MIUI 12(Android 11 準拠) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon 780G |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ | 128GB |
SIMスロット | デュアルスロット(Nano SIM×2又はNano SIM+Micro SDカード) |
NFC/Felica(おサイフケータイ) | 〇/〇 |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
対応バンド | 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66 LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 LTE TDD:38/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:2/3/5/8 |
Wi-Fi | 5GHz/2.4GHz 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.2 |
センサー | 近接センサー | 周囲光センサー 加速度計 | ジャイロスコープ 電子コンパス | リニアモーター IR ブラスタ |
バッテリー容量 | 4,250mAh |
充電 | USB-C(33W対応) |
ワイヤレス充電 | × |
防水 | 非公表 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
75.73mm×6.81mm×160.53mm |
重さ | 159g |
カラー | トリュフブラック シトラスイエロー ミントグリーン |
Mi 11 Lite 5Gの特徴
Mi 11 Lite 5Gの実機レビューをしていく前に、Mi 11 Lite 5Gの特徴を紹介していこうと思います。
FeliCa / おサイフケータイ対応
日本人御用達の機能、おサイフケータイに対応しています。
そのため、モバイルSuicaやnanacoのような電子決済、またiDやQUICPayといったクレジットカードのタッチ決済も利用することができます。
IRブラスタ搭載
IRブラスタとは赤外線リモコン信号送信機の事です。
これがあることで、おうちにあるテレビやエアコンなど、赤外線で動かすことができる機器の操作をまとめてスマホで行うことができます。
机にリモコンがたくさんあって邪魔!ということがなくなるので、一度使うと手放せない機能です。
リアルな色彩
TrueColorテクノロジーにより、目で見たままの映像が映し出せます。
明るさは最大 800 nit(高輝度モード)で10億色を表示可能、高解像度ディスプレイでとてもなめらかで臨場感あふれる映像を見ることができます。
AIスカイスケーピング
撮影時に天候を置き換える機能が搭載されており、静止画、動画どちらでも使用する事が出来ます。
12種類の空が用意されており、雨の日に撮った画像に晴れた空をあてはめたり、夜に撮った画像に昼の動画をあてはめたりすることができます。
ワンクリックAIシネマ
編集ソフトや技術がなくても簡単に凝った映像が撮影できる機能です。
ナイトタイムラプスやスローシャッターなどモードを選択するだけでとても簡単です。
Mi 11 Lite 5Gと実際に使ってみた
Mi 11 Lite 5Gには下の付属品が入っています。
同梱品
- 本体
- アダプター
- USB Type-Cケーブル
- SIM 取り出しツール
- Type-C to 3.5 mm イヤホン アダプタ
- 保護ケース
- クイックスタートガイド
- 保証に関するお知らせ
外観
フチの部分は光沢があり、背面はマットな素材となっており高級感があります。
ブラック以外の2色についても背面はマットになっています。
本体背面の左側にカメラが備わっており、その右にFelicaのマークがついています。
カメラはメインカメラとテレマクロカメラが縦に並んでおり、メインの右側に超広角カメラ、その下にライトがあります。
数あるXiaomiの製品と同じく上部にスピーカー、下部にはSIMスロットともう一つのスピーカーがあります。
側面右側には指紋認証を兼ねた電源ボタンと音量調節ボタンが付いています。
本体を右手で持ち上げたときに丁度親指が当たる位置に電源ボタンがあるため、片手でスマートフォンを操作する方にはとてもスムーズに使用できると思います。
IRブラスタ機能を使った家電の連携方法
BenQのプロジェクターをMi 11 Lite 5Gで操作できるようにしてみました。
今回連携させたのはGS50というプロジェクターです。
Miリモートというアプリで設定していきます。
このアプリはデフォルトでインストールしてあるのでアプリを開きます。
リモコンを追加というボタンを押すと操作が可能な家電の一覧が出てくるので操作したいデバイスを選択し、その後プロジェクターのメーカーを選びます。
画面の指示に従い、スマートフォンをプロジェクターに向けながら画面の電源ボタンを押し、プロジェクターの電源がオンオフできるかを確認します。
スマホ画面の電源ボタンを押すと「デバイスはオンオフできますか?」という質問が出てくるので実際にスマホの操作でプロジェクターが動いたら「はい」、動かなかったら「いいえ」を押します。
「いいえ」を押すとアプリの設定が少し変わるのでもう一度電源ボタンを押し、プロジェクターの電源のオンオフが出来るようになるまでこの作業を繰り返します。
デバイスのオンオフが出来るようになったらこのリモコンの名前を決めます。
「ショートカットを追加」をオンにすると、スマートフォンのメニューにリモコンが表示されるようになります。
設定が完了すると下のような画面になります。
ショートカットを追加すると、メニュー画面にこのようなショートカットが作成されます。
これ以降はショートカットからアクセスできるので、非常に便利です。
Mi 11 Lite 5Gのカメラ性能を作例で紹介
Mi 11 Lite 5Gのカメラの実力を検証してみました。
AIスカイスケーピング
AIスカイスケーピング機能を使用して、こちらの画像を加工してみました。
ギャラリーアプリの編集を開き【AI】→【空】を選択するだけで自動で空を認識してくれます。
何十種類もある空のサンプルから好みのものを選ぶだけで簡単に加工することができます。
ミラーの中に写った空も認識をしてくれるので本当に簡単に使用することができました。
静止画だけでなく、流れ星なども流すこともできます。
しかし、この動画の一番最後にある通りミラーの中も一つの空として認識するため、ミラーの中にも花火の一部が思わぬ形で写ってしまいました。
動画の素材を使用する際は少し注意が必要なようです。
広角
思ったよりも鮮やかに写るなと感じました。
同じメーカーの11Tより鮮やかに感じ、かなり鮮やかだなと思った11T Proと変わらない程度です。
11T Proで撮影した画像との比較は後述しています。
広角(通常のカメラモード)では0.6倍~2倍まで選択することが可能です。
近めの位置にいる場合でもきっちりと収めることができて便利です。
- 0.6倍
- 1倍(デフォルト)
- 2倍
ポートレート
ポートレートは、しっかりと合わせたい対象にピントが合い、背景がぼやけます。
撮影後の編集で多少ぼかし加減の変更ができますが、少しわざと感がある仕上がりになる印象だったので、撮影時にきちんと納得のいくぼかし加減のものが撮影できるといいなと思いました。
プロモード シャッター速度1/4000
スマートフォンで1/4000という速度で撮影ができるのってすごいですよね。
中央に飛んでいる水は肉眼で見ると絶えず流れているように見えていたので、シャッタースピードの変更ができるからこその写真だなと感じました。
なお、Xiaomiから出ている多くの機種でこの機能を使うことができます!
プロモード マクロレンズ
スマホで「きれいに撮れた!」と思っても、いざパソコンで確認すると結構ぶれているな…と感じるものが多かったです。
手軽に撮れるので良いですが、一眼レフカメラ以上にしっかりと固定する技術や対象物が動かない点に気を付ける必要があるかもしれません。
スローモーション
このモードで撮影した後に、任意の場所をスローにすることができます。
編集していて単純に面白いなと思ったのと、楽器の演奏を撮影して自分と友人の弾き方の違いなどを見るのにも使えるなと感じました。
使ってみて感じたメリット
実際に数日使用してみた中で感じたメリットをまとめてみました。
画面が大きいわりに持ちやすい
Mi 11 Lite 5Gは横幅が大きめな機種です。
にもかかわらずそんなに持ちにくいなとは思いませんでした。
厚みが6.81mmと非常に薄いので持ちやすさにつながっているのかと思うのですが、画面の見やすさと持ちやすさをあわせもっているのはうれしいなと感じました。
思ったよりも画像が綺麗
xiaomiのスマートフォンは1億を超える画素数のカメラが多い中Mi 11 Lite 5Gはそれに当てはまらない機種なのですが、思ったよりも画像が綺麗で驚きました。
Type-C to 3.5 mm イヤホン アダプターがなんだかんだありがたい
私は普段Bluetoothイヤホンを使用していますが、充電を忘れてしまったときや洋服に合わない!という時に有線のイヤホンを使う時があります。
そんな時にアダプターが必要となるのですが実際の使用機会はさほど高くなく、わざわざ買いに行くのもなぁ…と思っていました。
それがMi 11 Lite 5Gには付属品としてアダプターが入っているので、わざわざ家電量販店に行かなくても良いというのがありがたいです。
デメリットに感じたのは右手でないと使いにくいこと
一方で、電源、音量調整、指紋認証が右手でないと使いにくいことはデメリットに感じました。
物理ボタンが全て右側に配置されています。
電源ボタンが指紋認証も兼ねているので、左利きの方など普段左手で操作する方には少し使いにくさを感じるかもしれません。
11T Proとの比較
Xiaomi Mi 11 Lite 5GをXiaomiのハイエンドモデル11T Proと比較してみました。
比較一覧表
項目 | Mi 11 Lite 5G | 11T pro |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.55 インチ ドットディスプレイ | 6.67 インチ 有機EL ドットディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | FHD+AMOLED(2400×1080,402 ppi) | FHD+(2400×1080,395ppi) |
リフレッシュレート | 90Hz | 120Hz |
アウトカメラ | 三眼式 広角 6400万画素 超広角 800万画素 テレマクロ 500万画素 |
三眼式 広角 1億800万画素 超広角 800万画素 テレマクロ 500万画素 |
インカメラ | パンチホール式 2,000万画素 |
パンチホール式 1,600万画素 |
動画撮影 | ・アウトカメラ 4K(30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) スローモーション動画: 1080P(120fps)/720P(120fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
・アウトカメラ 8K(30fps) 4K(60fps,30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
OS | MIUI 12(Android 11 準拠) | MIUI 12.5(Android11準拠) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon 780G | Qualcomm Snapdragon 888 5G |
メモリ(RAM) | 6GB | 8GB |
ストレージ | 128GB | 128GB/256GB |
SIMスロット | デュアルスロット(Nano SIM×2又はNano SIM+Micro SDカード) | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
NFC/Felica(おサイフケータイ) | 〇/〇 | |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | |
対応バンド | 5G NR:n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38 /n40/n41/n77/n78/n66 LTE FDD:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 /20/26/28/32/66 LTE TDD:38/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 2G GSM:2/3/5/8 |
5G: NSA + SA 対応 n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38 /n40/n41/n66/n77/n78 FDD-LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 /20/26/28/32/66 TDD-LTE: 38/40/41/42 W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
Wi-Fi | 5GHz/2.4GHz 802.11 a/b/g/n/ac/6 | |
Bluetooth | 5.2 | |
バッテリー容量 | 4,250mAh | 5,000mAh |
充電規格 | USB-C(33W) | USB-C(120W) |
ワイヤレス充電 | × | |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
75.73mm×6.81mm×160.53mm | 約76.9mm×8.8mm×164.1mm |
重さ | 159g | 約204g |
カラー | トリュフブラック シトラスイエロー ミントグリーン |
セレスティアルブルー ムーンライトホワイト メテオライトグレー |
キャリア | SIMフリー | |
販売価格 | 43,800円 | 128GB 69,800円 256GB 7万9800円 |
外観
左から順にSuica、iPhone 13、Mi 11 Lite 5G、11T Proです。
Mi 11Lite 5Gの横幅が広いのがよくわかるかと思います。
持ちにくいかなぁと思うかもしれませんが、その分厚みがないのでそこまでの持ちにくさは感じませんでした。
全体的に11T Proの方が高スペックながらも一部Mi 11 Lite 5Gの方が勝っている部分も
Mi 11 Lite 5Gはミドルレンジ、11T Proはハイエンドモデルなので基本的には11T Proの方が高スペックです。
しかしMi 11 Lite 5Gはmicr SDカード対応(SIMカードとの排他的使用)であったり、インカメラの画素数が大きかったりと11T Proよりも性能がいい部分もあります。
重さも50gほど軽くサイズも小さいので持ちやすく、自撮りをする女性などにはおすすめです。
- Mi 11 Lite 5G
- Xiaomi 11T Pro
11T Proを使った際、鮮やかだなという感想を持ったのですが、Mi 11 Lite 5Gも11T Proにまけず鮮やかに感じました。
自撮りに強いことや、鮮やかに写ることから、映え写真を撮りたい女性におすすめな機種だと思います。
Xiaomi 11T Proを実機レビュー!8K動画が撮れるコスパ最強スマホの魅力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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