Xiaomi 11T Proを実機レビュー!8K動画が撮れるコスパ最強スマホの魅力
更新日2022/10/27
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最近日本国内でも見かけることがだんだん多くなってきたXiaomi。
持っていないという方でも、周りの友人や知人が持っているという方も増えてきたのではないでしょうか。
Xiaomiといえば、なんといってもコスパの良さ!
今回は、2021年11月に発売され、おすすめのハイエンドスマホの中でも、10万円以下で8K撮影がコスパ最強機種「Xiaomi 11T Pro」のレビューをしました。
もくじ
Xiaomi 11T Proのスペック
「Xiaomi 11T Pro」のスペックはこちらです。
国内SIMフリー版 | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 6.67 インチ 有機EL ドットディスプレイ |
解像度 | FHD+(2400×1080,395ppi) |
リフレッシュレート | 120 Hz |
アウトカメラ | 三眼式 広角 1億800万画素 超広角 800万画素 テレマクロ 500万画素 ナイトモード:〇 AI ナイトモード:〇 手ぶれ補正:〇 |
インカメラ | パンチホール式 1,600万画素 AI:〇 ポートレート:〇 手ブレ補正:〇 |
動画撮影 |
・アウトカメラ 8K(30fps) 4K(60fps,30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
OS | MIUI 12.5(Android11準拠) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ | 128GB 256GB |
SIMスロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) |
NFC/Felica(おサイフケータイ) | 〇/〇 |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 |
対応バンド | 5G: NSA + SA 対応 n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n66/n77/n78 FDD-LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 TDD-LTE: 38/40/41/42 W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
Wi-Fi | 5GHz/2.4GHz 802.11 a/b/g/n/ac/6 |
Bluetooth | 5.2 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電 | USB-C(120W) |
ワイヤレス充電 | × |
防水 | 非公表 |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約76.9mm×8.8mm×164.1mm |
重さ | 約204g |
カラー | セレスティアルブルー ムーンライトホワイト メテオライトグレー |
Xiaomi 11T Proの特徴
「Xiaomi 11T Pro」のスペックから、特に注目してほしい特徴を5つピックアップして紹介します。
8K映像の撮影
8K映像がどういうものかを説明すると、現在のテレビ映像は基本的にフルハイビジョン(1,920×1,080ピクセル)解像度なので、8Kはその約16倍にあたる解像度(7,680×4,320ピクセル)になります。
そのため、「Xiaomi 11T Pro」の8Kで撮影した動画は、フルハイビジョンと比べてズーム/拡大してもぼやけず精密で、本物かと思ってしまうような映像になります。
通常8K撮影できるカメラは何十万・百数十万したりするので、撮影機能に制限は出るものの、手持ちで気軽に、かつ10万円以下で8K映像を楽しめる「Xiaomi 11T Pro」のコスパの高さが伺えます。
本体のディスプレイも有機EL,リフレッシュレート120Hzなので、綺麗に撮った映像をそのまま綺麗に鑑賞できるのも魅力ですね。
超急速充電
「Xiaomi 11T Pro」は120Wの超急速充電に対応しています。
同梱されているACアダプターとケーブルを使用する事で、約20分で0%から満タンにすることができます。
iPhone 12の充電入力値は最大20Wであることからも、充電スピードが非常に速いことが分かります。
5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しつつも充電時間が短いので、バッテリー残量を気にせず使えるのでストレスフリーです。
おサイフケータイにもバッチリ対応
国内で使うスマホなら今や必須のおサイフケータイ(Felica機能)ですが、「Xiaomi 11T Pro」もその辺は抜かりありません。しっかりと対応しています。
NFCも搭載しているので、電子マネー利用以外にもタイムカード・マイナンバーカードの読み込み等にも使えるので何かと便利です。
Harman Kardon監修のスピーカーを搭載
「Xiaomi 11T Pro」に搭載されるスピーカーはスピーカー業界で有名なHarman Kardon監修のデュアルスピーカーです。
さらにDolby Atmos®にも対応しているので、音楽はもちろん、FHD+/高リフレッシュレートの精細かつなめらかな映像に映るシネマ作品を楽しむのにもぴったりです。
ユニークなゲームターボ機能
「Xiaomi 11T Pro」にはゲームターボという機能が搭載されています。
ゲーム起動中に起こりえるマルチタスク(LINEの通知など)を制限したり、うっかり押してしまいがちなボタンの無効化などが設定できます。
通知等を排除しプレイ中のカクつきを減らし、かつディスプレイとスピーカーの品質が高いので快適なゲーム環境を提供してくれます。
Xiaomi 11T Proを実際に使ってみた
「Xiaomi 11T Pro」を開封し、早速使ってみます。
まずは同梱品の中身から確認してみましょう、
- 本体
- アダプター
- USB Type-Cケーブル
- SIM 取り出しツール
- 保護ケース
- クイックスタートガイド
- 保証に関するお知らせ
短時間でフル充電できる充電アダプター
写真右側が「Xiaomi 11T Pro」の充電アダプターですが、最大120W出力ということもあり比較的大きめです。
超急速充電がどんなものか計測してみたところ、50%→100%は9分46秒でした!
公式ページでは2%→100%で17分とありましたので、ほぼスペック通りの値が確認できてよかったです。
外観レビュー
外観を見ると、本体上下に本体上下にスピーカー、下部にSIMスロットがあります。
側面には、ボリュームボタンと指紋認証も兼ねた電源ボタンがあり、ディスプレイ内の指紋認証と比べてかなり精度が高いです。
顔認証も搭載しており、文字入力と合わせてみっつの方法で画面ロックの解除が可能です。
約6.7インチの大画面で見やすいが、サイズは大きめ
写真は左から「Xiaomi 11T Pro」「iPhone 13」「iPhone SE」「一般的なカード」を並べたものです。
ディスプレイは6.67インチとかなり大きく、輝度は最大1000nitまで上げることができるので昼間の屋外でも結構見やすいです。精細で没入感のある映像を楽しめます。
一方で、気になったのが本体サイズの大きさです。
筆者は女性ですが、、手が大きい方でも片手操作は難しいです。しかも重量も204gと重めです。
Xiaomi 11T Proのカメラで撮影してみた【作例あり】
「Xiaomi 11T Pro」の色んなモードで写真や動画を撮影してみました。
撮影モードごとの作例を紹介します。
8K撮影モード
通常の写真モード(広角)
ポートレートモード
超広角
プロモード
プロモードではシャッタースピードやISO感度、マクロレンズにウルトラワイドレンズなど、自分の好みの設定で撮影ができます。
マクロ撮影
長時間露光
長時間露光の撮影では、「移動する群衆」「ネオントレイル」「油絵」「ライトペインティング」「星空」「スタートレイル」から選ぶことで、簡単に光に重点を置いた写真を撮ることができます。
Vlogモード
10種類ほどの中から撮りたいシチュエーションを選んで撮影するだけで、エフェクトなどの編集をすることなく簡単にオシャレ動画を撮ることができます。
ほかにも様々な撮影モードがあり、手の込んだ感のある映像が簡単に撮影できます。
ドキュメント撮影
文字のあるものを撮影すると、その部分をきれいに撮影することができます。
ドキュメントモードで本を撮影すると、認識した部分が黄色く縁どられ本だけを綺麗に切り取ってくれます。
簡単に電子化したいときにおすすめです。
ドキュメントモードには白黒・強調(はっきり)の補正もできるため、読み込む資料や本の写りによって調整できるのも嬉しいですね。
Xiaomi 11T Proを使って気づいた注意点
カメラ機能とコスパの高さに魅力を感じる「Xiaomi 11T Pro」ですが、実際に使ってみて気になることがいくつかありました。
8K動画は編集ができない
8K動画はいかなる編集もできません。
トリミングすらできないので、「とりあえず撮影してあとで編集」のような使い方を想定している方には向いていないかもしれません。
8K映像を楽しめるのは基本スマホ内でのみ
8Kで撮影した映像をパソコン・テレビで見たい、Youtubeにアップしたい、LINEやSNSでシェアしたいと思っても、そもそも8Kに対応した媒体はほぼありません。
アップロードするとしても8Kの動画ファイルは容量が大きく通信を消費してしまうので、携帯キャリアの回線中は使わないほうが良いでしょう。しかも、8K対応の媒体はほぼありませんので、アップロードしても最大4Kにダウンスケーリングしてしまいます。
原則、8Kで撮影した動画はスマホの画面でのみ楽しむことになります。
専用ケースやフィルム等アクセサリーが少ない
iPhoneと比べると機種が多岐にわたるAndroid端末は各機種専用のケースやアクセサリーの種類が少ないのですが、「Xiaomi 11T Pro」はその中でもアクセサリーが少ない印象です。
加えてカメラレンズも大きい特殊な形状をしているので、サードパーティ製のアクセサリーはなかなか見つけるのに難儀します。
筆者が端末を購入した家電量販店にはケースはおろかフィルムも置いていませんでした……。
Amazonや楽天市場では販売していますが、買って届いてからの確認になるので少し不安かもしれません。
Xiaomi 11Tとの違い
「Xiaomi 11T Pro」のミドルレンジモデルである「Xiaomi 11T」tの違いをまとめました。
ミドルレンジとは思えないスペックなので、よりコスパを重視したい方におすすめの端末です。
比較一覧表
項目 | Xiaomi 11T Pro | Xiaomi 11T |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.67 インチ 有機EL ドットディスプレイ | 6.67 インチ AMOLEDドットディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | FHD+(2400×1080,395ppi) | |
リフレッシュレート | 120Hz | |
アウトカメラ | 三眼式 広角 1億800万画素 超広角 800万画素 テレマクロ 500万画素 |
|
インカメラ |
パンチホール式 1,600万画素 |
|
動画撮影 | ・アウトカメラ 8K(30fps) 4K(60fps,30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
・アウトカメラ 4K(30fps) 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) ・インカメラ 1080p(60fps,30fps) 720p(30fps) |
OS | MIUI 12.5(Android11準拠) | |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 5G | MediaTek Dimensity 1200-Ultra |
メモリ(RAM) | 8GB | |
ストレージ | 128GB/256GB | 128GB |
SIMスロット | デュアルスロット(Nano SIM×2) | |
NFC/Felica(おサイフケータイ) | 〇/〇 | 〇/× |
生体認証 | 指紋認証/顔認証 | |
対応バンド | 5G: NSA + SA 対応 n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38 /n40/n41/n66/n77/n78 FDD-LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 /20/26/28/32/66 TDD-LTE: 38/40/41/42 W-CDMA: 1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900 MHz |
|
Wi-Fi | 5GHz/2.4GHz 802.11 a/b/g/n/ac/6 | |
Bluetooth | 5.2 | |
バッテリー容量 | 5,000mAh | |
充電規格 | USB-C(120W) | USB-C(67W) |
ワイヤレス充電 | × | |
サイズ (幅×奥行×高さ) |
約76.9mm×8.8mm×164.1mm | |
重さ | 約204g | 約203g |
カラー | セレスティアルブルー ムーンライトホワイト メテオライトグレー |
|
キャリア | SIMフリー | |
販売価格 | 128GB 69,800円 256GB 7万9800円 |
54,800円 |
外観の違いはほぼなし
サイズ・重さ・カラーバリエーションなど、見た目はほぼ同じです。外観の違いで言えば、背面上部のfelicaマークの有無、上部のHarman Kardon刻印の有無くらいです。
ミドルレンジモデルだからといって見た目が劣るわけではないので、そこは魅力に感じます。
一方で一部スペックが落ちるミドルレンジの割に、大きすぎる/重すぎるという印象は持ちました。もう少し手軽さがあっても良かったかもしえません。
充分に使える性能
「Xiaomi 11T」のSocは「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」であり、「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を搭載する「Xiaomi 11T Pro」と比べると性能面で大きく劣るものの、メモリ(RAM)は8GB積んでいますし、ディスプレイのリフレッシュレートも120Hzを有していることから、それ単体で見れば十分使える性能です。
おサイフケータイ非搭載
一番のデメリットは、おサイフケータイ(Felica)が非搭載であることかもしれません。
Suicaを始めとした電子マネーのスマホ決済ができませんので、QRコード決裁メインに利用している方におすすめしたいです。
67Wでの急速充電
同じ要領のバッテリーを搭載していますが、「Xiaomi 11T」の急速充電器は最大67Wとなり、「Xiaomi 11T Pro」と比べると充電時間が長くなります。
とはいえ、約36分でフル充電できることから、iPhoneやその他Android端末と比べても十分早いことに変わりはありません。
Proが凄すぎるだけ!?十分にキレイなカメラ
カメラの写真性能に違いはありません。
「Xiaomi 11T」は8K映像こそ撮れませんが、広角、超広角、テレ/マクロ全て「Xiaomi 11T Pro」と同じ画素数での撮影が可能です。
色味に違い?
カメラの基本スペックは変わりませんが、搭載チップ(Soc)が異なるので、撮影した写真の色味が異なります。
「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を搭載する「Xiaomi 11T Pro」はより鮮やかに写りに対し、「MediaTek Dimensity 1200-Ultra」を搭載する「Xiaomi 11T」は見たままの自然な写りになりました。
どちらもデフォルト設定で撮影したもので、色作りの好みで選ぶのも良いかもしれません。
高性能とコスパを両立させたXiaomiのカメラモンスター端末
SoCに「Qualcomm Snapdragon 888 5G」を採用しながらも、256GBストレージで10万円を切るコスパの高さははっきりいって異常です。笑
サイズが大きい、防水防塵仕様でないなど気になる点はありますが、大きな不満の少ないスマホであることは間違いありません。
できるだけ予算を抑えつつも、ハイエンドスマホらしい体験を得たい方は、ぜひ「Xiaomi 11T Pro」を検討してみてください。
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