ジャノメ ミシンPE790Rをレビュー!初心者にもおすすめのシンプルなミシン
更新日2023/04/05
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普段の生活の中で、縫い物をする機会は意外とあるもの。特に子どもがいる方は、レッスンバッグを新調したり、制服の裾上げをしたりと、縫い物をする機会が増えますよね。
名札をひとつ付けるのも、手縫いで作業するのはけっこう大変。でもミシンは使いこなせるか心配だし・・・そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するジャノメ ミシンPE790Rは、普段使いにぴったりのシンプルなミシン。
セッティングや糸通しも簡単なので、初めてミシンを使う方でもスムーズに使えます。使い方や実際に使って分かったメリットやデメリットもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ジャノメ ミシンPE790Rの特徴
ジャノメ ミシンPE790Rは「手軽に使えてちょうどいい」をコンセプトに作られた家庭用ミシンです。
シンプルながら、便利な機能がたくさん詰まっているので初めてミシンを使う方でも使いやすいのが特徴。
「直線縫いやジグザク縫いなど、基本の縫い方ができれば十分」「ややこしい操作は苦手」という方にぜひおすすめしたいミシンです。
便利な「自動糸切り」機能
糸切り機能は、縫い終わりにボタンを押すだけで糸を切ってくれる機能。「抑えを上げて、布を引っ張り出し、はさみで糸を切る」という工程がワンアクションで済むので縫い物も効率がぐんと上がります。
無駄な糸が出ない分、糸の節約にもつながるので一石二鳥!
ジャノメ ミシンPE790Rは「糸切記憶ボタン」も付いているので縫い終わりに糸を自動でカットすることも可能です。
6段階の「押さえ圧調節」機能
ジャノメ ミシンPE790Rは6段階の抑え圧調節ができます。
「抑え圧」とは布を抑える力の強さのこと。一般的には厚手の布を縫う際は圧力を強く、薄い生地を縫う際は圧力を弱く調節します。
抑え圧の調節段階が多いと、さまざまな厚さや布を綺麗に縫うことができます。
縫い目を安定させる「自動糸調子」機能
自動糸調子機能は、上糸と下糸のバランスを自動で整えてくれる機能。
生地に合わせて縫い目を調節するのは、初心者にはハードルが高いもの。縫っている途中で糸調子が狂ってしまうと、縫い目が崩れてイライラしてしまいます。
そんな時に便利なのが自動糸調子機能。「オート」に設定しておけば自動で糸調子を整えてくれますし、感覚に合わせて手動で微調整もできるのでとても便利です。
送り歯7枚の「水平送り」機能
「水平送り」は段差や薄い生地の縫いはじめなど、縫いづらい部分をスムーズに縫うためのジャノメ独自の機能。
ジャノメ ミシンPE790Rは7枚の送り歯を水平に動かし、しっかり布を送ってくれるので、綺麗な縫い目に仕上がります。
ジャノメ ミシンPE790Rを実機レビュー!
それではジャノメPE790Rを実際に使ってみたレビューをお届けします!
付属品や使い方をご紹介させていただきます。実際に作品も作ってみたのでぜひ参考にしてみてください。
サイズや重さは?
ジャノメ ミシンPE790Rの本体サイズは幅406mm、奥行176mm、高さ302mm。大きすぎず、テーブルにも置きやすいサイズです。
重さは6.5kg。ミシンカバーが付属しているので収納しやすいのもポイントです。
電源コードはコードリール式を採用。フリーアーム使用時に外せる補助テーブルが収納スペースになっています。
付属品は?
- ファスナー押さえ
- サテン押さえ
- たち目かがり押さえ
- ボタンホール押さえ
- 糸こま押さえ(大・小)
- 補助糸立て棒
- ボビン
- 針セット
- シームリッパ-
- ドライバー
- ミシンブラシ
ボビンや針もセットになっているのは嬉しいですよね。あとはミシン糸を用意すればすぐに縫い物を始められます。
使い方のDVDつき
冊子の取り扱い説明書以外に、使い方のDVDが付いています。
糸のかけ方など文字だけの説明では分かりにくい部分は、映像でしっかり確認できます。
セッティングの仕方
最初に上糸をセットしていきます。ややこしいと思われがちな糸のセッティングですが、本体に記載された1~7の数字の順に糸をかけていくだけなのでとても簡単。
最後まで糸をかけたら「糸通しレバー」を下にガチャンとひきます。面倒な糸通しもこれでクリア。
1発で針穴に糸が通ってとても気持ちがいいです。
下糸のセッティングは更に簡単。ボビンを入れて糸の先を溝に引っ掛けるだけです。
これで上糸と下糸のセッティングは完了。慣れれば1~2分でセットできそうです。
縫い方のパターンをチェック
ジャノメ PE790Rの縫い方のパターンは全部で8種類。
ステッチの種類や縫い目の粗さ、幅の変更はボタンを押すだけでダイレクト選択ができます。
いろいろなステッチを試してみました。凝った模様などはありませんが、ジグザグ縫いやたち目かがり、ボタンホールなど基本のステッチは入っているので普段使いには十分。
8種類に絞ったことでパネルも見やすくシンプルになっています。
巾着を作ってみた
早速、娘の新学期の準備を兼ねて、巾着袋を縫ってみました。
フットコントローラーはオプションになるので、スタート・ストップ、返し縫の基本操作はボタンで行います。
前面の収納スペースを外してフリーアームにすれば、筒状の部分を縫うのもラクラクです。
スピードの調節はこちらのレバーで調整しながら縫っていきます。
こちらが完成作品。スカラップのステッチをポイントにしてみました~。
ファスナー付きポーチを作ってみた
通常の抑え以外のアイテムも使ってみたかったので、ファスナー用の抑えに変更して、ファスナー付きポーチも作ってみました。
デコボコして縫いにくいファスナーも、ファスナー専用の抑えのおかげでスムーズに縫い付けられました。抑えの交換もワンアクションで簡単です!
ファスナーが簡単に付けられると作品の幅が広がりますよね。
ジャノメ ミシンPE790Rのメリット・デメリット
ジャノメ ミシンPE790Rを使って感じたメリットとデメリットをご紹介します。ミシン選びの参考にしていただけたら嬉しいです。
◎糸切機能が本当に便利!
ジャノメ ミシンPE790Rを使っていちばん感動したのは「糸切機能」。
サイドに糸カッターが付いたミシンはよくありますが、あれだとけっこう長く糸が残ってしまうので、最終的にははさみで糸の処理をいなくてはいけないんですよね。
ジャノメミシンPE790Rの糸切機能はギリギリのところでカットしてくれるので後処理いらず。ボタンひとつで糸をカットしてくれるのは本当に快適で、ほとんどはさみを使わずに作業ができました。
◎厚手の生地もぐんぐん縫える
ジャノメ ミシンPE790Rはパワフル貫通力で厚い生地もぐんぐん縫えます!
8号の帆布生地や、厚手のゴムなど、縫うのが少し心配になるような生地もしっかり縫えるので頼もしい!デニムの裾上げなどにも使えそうです。
◎パネル表示がわかりやすい
機能が多いミシンは、操作がややこしいものが多いので、シンプルで分かりやすいパネルはとても好感が持てました。
設定状況が一目でわかるのでとても便利。直接ボタンを押して操作できるのも手軽で、使いやすいです。
◎下糸の糸巻機能が便利
ジャノメミシンPE790Rは、「補助糸立て棒」が付属しているので、上糸をセットした状態のまま、別の糸で下糸を巻くことができます。小さなことなのですが、これがとても便利!
私は、下糸を巻くためにセットした糸を外すのが面倒だな~といつも思っていたので、この機能のおかげでそのストレスから解放されました。ジャノメさんならではの嬉しい配慮だなと感じました。
△フットコントローラーはオプション
ジャノメミシンPE790Rはフットコントローラーが標準では付属していません。
単純な作業ならボタン操作でも問題ありませんが、両手が自由に使えるフットコントローラーは、やはりあった方が使いやすいなと感じました。
ジャノメ ミシンPE790Rは初めてのミシンにもおすすめ
ジャノメ ミシンPE790Rは本当に操作が簡単。シンプルながら便利な機能もひととおり搭載されているので、使い勝手も抜群です!
「ミシンを使ってみたいけど、使いこなせるか心配」とお悩み方は、ぜひジャノメミシンPE790Rを試してみてくださいね。
ミシンはレンタルがおすすめ
ミシンは価格も種類も色々あり迷ってしまいますよね。購入しても使いこなせるか心配な方は買う前にレンタルするのがおすすめです!
カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、ミシンをレンタルしてお家で実際にお試しできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取るもことも可能です。
気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。
入園準備グッズを作るなど期間限定でレンタルするのもいいですよ!まずはお気軽にレンタルをしてみてくださいね。