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初めてのミシンで必要な道具って?ミシンの選び方もご紹介!

Ai Handa
Ai Handa

更新日2024/04/01

初めてのミシンで必要な道具って?ミシンの選び方もご紹介!

「新しいことにチャレンジしよう」
「洋服を作りたい」
「子供の入園や入学に合わせて小物などを作りたい」

そんな初めてミシンを使いたいと思っている皆様に、ミシンを使う際に必要な物や確認事項をこの記事でお伝えさせていただこうと思います。

筆者は趣味で洋服を作っており、まだまだ技術も何もない状態で洋裁を始めて3年目に突入しました。
この記事を通して洋裁ってこんなにも難しいけど楽しいんだ!、という事を知っていただくきっかけになりましたら嬉しいです。

初めてのミシン。必要な物って何?


右も左も分からない状態で洋裁を始める方もいるかと思います。

筆者も最初は売っている洋服のサイズ直しから始めました。入り方としては筆者にとっては分かりやすく、それをきっかけに洋裁を本格的にやるようになったので、サイズ直しや模様をプラスする、という事から始めるのもいいと思います。

でも、簡単な洋裁でも何がどのくらい必要なのかって分かりませんよね。
必ず必要な物あると便利な物必要になったら用意する物、の3項目に分けてお伝えさせていただきます。

必需品 あるといい物 都度購入
ミシン針 手縫い用針 糸通し
ミシン糸 模造紙(型紙用) ゴムテープ通し
ボビン 目打ち ロータリーカッター
裁ちバサミ 定規 方眼定規
糸切りバサミ メジャー
紙切りバサミ 重し
チャコペン アイロン
リッパー
待ち針
ピンクッション

必需品

ミシン針・糸

ミシンの針や糸って実は種類があるんです。
縫う布の種類によって変える必要があるので、作るものに合わせて針も用意しましょう。

布の種類 針の番号 糸の番号
薄手用 ローン・ポーラ・チュール・オーガンジー、など 9~11 綿80~100、絹60~80、化繊糸80~100
普通地用 サテン・シーチング・ブロード、など 11~14 綿50~80、絹50、化繊糸50~60
厚地用 デニム・コーデュロイ・帆布、など 16 綿40~50、絹50、化繊糸50~60
伸びる生地 ジャージ・トリコット・ニット、など 11〜14番、ニット用針 化繊糸50~80、絹60、ニット用糸
ほつれやすい布地 9 ~ 14 綿50 ~ 90、絹50
ステッチ糸の場合 化繊糸16、絹14 ~ 16 化繊糸30、絹50 ~ 60

上記の表は目安になるので、多少違っても縫えることは縫えます。
これでなければダメ!っていう決まりがある訳でもないですが、なるべく合ったものの方が縫いやすさや出来上がりには影響するかもしれません。

ちなみに筆者は針の種類がほぼ11か14を使っていますが、やはり薄い生地は縫いにくいなという印象はありつつも縫えているのでOKとしております…(都度変えた方が綺麗かと思います)
大体の生地なら11で縫えますが、厚手のものは縫えずに針が折れてしまいますので、14か16を用意しましょう。

糸についても生地の厚さによって変えると縫い目が綺麗になりますのでなるべく合ったものを選びましょう。極端に違うものを選ぶと糸が絡まったりします。
また、伸びる生地についてはニット用などの伸びる糸がありますので、そちらを選ばないと着るときに生地は伸びて糸は伸びずに切れてしまう、という事が起きます。

針は5本入りで数百円といった価格の物もありますが、糸は生地の色によって変えなければいけないので、用途に合わせて選んでくださいね。

ボビン

下糸を巻く物です。
糸の数+α用意するといいです。
ボビンはないと困りますので余るくらいで丁度いいかと思います。

裁ちバサミ

布を切るハサミです。
色々と種類がありますが、力のある人は握りやすく大きい物の方がおすすめです。
手が小さく力がそんなにない方は大きさより軽さを重視した方がいいです。

切れなくなった時や、切る布に合わせて複数用意しても良いですが、最初はよく切れる・自分が握りやすい・重さが丁度いい物を選ぶと良いでしょう。

糸切りバサミ

糸を切る用で、切れやすく軽いものを選ぶといいです。
糸を切る回数って結構多いので、切れない~~とストレスになると作業効率も落ちてしまいます。
使いやすさ重視で行きましょう。

紙切りバサミ

布以外の物を切るハサミ。
布用のハサミは布以外を切ると切れ味が悪くなってしまうので、普通のハサミもあった方がいいです。
普段使っているハサミでも問題ないので一つ用意しておきましょう。

チャコペン

型紙の形を布に印を付けるためのペン。
鉛筆タイプやペンタイプ、チョークタイプなど、色々な種類があるので、布の種類に合わせて選ぶといいです。
最初はペンタイプだと簡単に書けるのでおすすめです。水で消えるものもあるので、消え方も選ぶポイントですね。

リッパー

縫い間違いなどで縫った糸を解く時に使う物。
最初は縫い間違いがあったりして、無いと結構不便なので、できる限り用意しましょう。

待ち針

型紙と布を一時的にくっつけたり、布同士をくっつけたりするときに使用するもの。
使用頻度は高いので、多めにあるといいかも。

ピンクッション

針を刺して置いておく物。
待ち針を使う際これに刺して使うので、待ち針と一緒に用意しましょう。

あると便利な物

手縫い用針・糸

ボタン付けなど手縫いが必要な際も出てくると思いますので、必要に応じて用意しましょう。

手縫い用の針にも長さや太さなど、種類がありますが、ミシンをメインにするなら長いのと短いのを最低1本ずつ用意しておけば問題はないかと思います。

糸も手縫い用がありますので、手縫いの際は手縫い用を使いましょう。ミシン用だと絡んだり強度に欠けたりするので、糸も用途に合わせて変える必要があります。

模造紙(型紙用)

型紙を起こす際に必要な紙。100円ショップなどの安価なもので十分です。
方眼紙の様にマス目がついているものもおすすめ。

目打ち

布を押さえたり、返したりする際に使用するもの。
指では届かない所を動かしたりする際に使用します。こちらはあった方が効率はいいです。

定規

型紙を起こす際に使用する物。
長いのと短いの中くらいのなど複数あると便利ですが、最初は1M程の長いのと20cm程の小さいのを用意するといいかと思います。

メジャー

採寸をする際に使用する物。
洋服を作るには着る人に合ったサイズで作るのが大事ですので、洋服を作るなら必須です。体にフィットする柔らかいタイプの物を選びましょう。
小物の場合でも定規では測りにくい物を測る際に便利です。

重し

型紙を布に写す時に型紙が動かない様にする物。
動かなければ問題ないので、自分が使いやすいのを選ぶのが良い。

アイロン

縫い代を割ったり、都度整えたりする際にアイロンはよく使います。
普段使っているアイロンでも勿論問題はないのですが、裁縫用の小さい物や定規タイプなども売っています。
普段のアイロンで使い勝手が悪くなってきたら、専用の物を用意するといいでしょう。


必要になったら都度購入

糸通し

ミシンには通しが付いているものが多いですが、付いてない物や手縫いの際は糸通しがあると効率がいいしストレスになりませんね。
絶対に必要って訳ではないので、必要になった際は購入しましょう。

ゴムテープ通し

ズボンなどゴムを通す時はこれがないとちょっと厳しいです。
輪っか部分にゴムを掛け、短い棒を穴に通していくだけで、簡単にゴムが通せちゃいます。
一つあると便利なアイテム。

ロータリーカッター

曲線を切る際に便利な布切りカッター。
ロール状になった刃をスッと引くようにして布が切れちゃいます。
直線の場合はハサミでも行けますが、曲線や模様の場合はあるとスムーズです。

方眼定規

型紙を起こす際の専用の定規。
0.5mm毎に目盛りが付いていて、上下どちらからでも測れるので、あって損はないアイテム。
1.2mmの目盛りもついているので、何かと重宝します。

何を作るか?

さて、必要な道具が分かったけれど、もう一つ重要な問題がありますね。
『作る物を何にするか』という事。

洋服でもいいし、バッグや小物でもいいし、なんでもいいんです。
最初は作りたいものを作ってみましょう。

最初は誰でも失敗も多い物。だからこそ、失敗を生かしてどんどんいい物が作れるようになるんです。経験値ってヤツですね。
作れた時の感動は経験してみないと味わえない感覚です。そんな感覚をぜひ味わってみてください。

作る物に悩んだら、洋服か小物かで分けて考えてみましょう。
初心者には小物が簡単で、尚且つ早く作れるので、時間を取らないという点でもおすすめです。

ミシンを用意しよう!選び方のポイントは?


さて、必要な道具も分かったし、作りたい物も決まった。そしたらあとはミシンを用意するだけです!

ミシンって一言で括ると種類が無いように思えるんですが、実は色々と種類があるんです。
主に分類されるのは以下のミシンになります。

  • 電動ミシン
  • 電子ミシン
  • コンピューターミシン
  • 職業用ミシン

他にも、ロックミシン・カバーステッチミシン・刺繍ミシン…等、色々ありますね。
初心者は上記に上げた上から3つの中から選ぶといいでしょう。

ミシン選びで重要な電動ミシン・電子ミシン・コンピューターミシンの違い

初心者におすすめの3つのミシンの詳細については、下記の通り。

  • 電動ミシン…内蔵モーターによって動くミシン。高速にしないと力が出ないので厚物縫いは苦手。
  • 電子ミシン…針の上下運動を電子回路で制御するミシン。ある程度の厚物も問題なく縫えます。
  • コンピューターミシン…針の上下運動、ふり幅・縫い目の長さをマイクロコンピューターで制御するミシン。縫い模様が豊富で、刺繍ができるのもこのタイプ。

これだけではどれを選んでいいのか分からない~と思う方は、

安価で縫えればいいなら電動ミシン
きちんと縫いたいなら電子ミシン
刺繍や縫い模様にこだわりたいならコンピューターミシン

といった感じで選ぶのがいいかと思います。

筆者は電子ミシンを愛用中

ちなみに筆者は現在、電子ミシンを愛用しています。

裁縫歴2年目までは実家のコンピューターミシンを使っていたのですが、購入後10年程経過していたために故障し、電子ミシンに買い替えて現在まで使用しています。

実際にコンピューターミシンと電子ミシン両方を使ってみた印象としては、コンピューターミシンはエラーなども液晶に表示されるので初心者でもわかりやすいかなという印象があります。
コンピューターミシンは押さえが下りてなかったら、電子音で知らせて縫えなかったのですが、電子ミシンは押さえが下がってなくても縫えてしまい、慌てて止める、という事を未だにやります。
(これはミシンの機種にもよるかと思うのですが…)

電子ミシンでもそれなりに厚い物も縫えているので、よほど分厚いという訳でなければ電子ミシンでも十分かと思います。

電動ミシンについては使用したことがないので、使用感はお伝え出来ないのですが、とにかく安い!に尽きます。ただその分威力もないので、ちょっとしたほつれ直し程度に使用するのがいいのかな、と思います。

ミシン選びでは予算も重要

ミシン選びで大事なのは、予算もあります。

ミシンって長年使えるとはいえ、大きな出費です。
だからこそ、予算も多く用意したいですが、人それぞれ用意できる金額って違いますよね。

上限の予算を決めて、ミシンの種類まで絞ったら、あとはその中で細かな機能を厳選していく…と言うのが一番シンプルで決めやすい方法かなと思います。

あとは、メーカーで絞る、と言った方法もありますね。メーカーごとにレビューなどを調べても参考になるかと思います。

おすすめミシンの紹介

コンピューターミシン

電子ミシン

電動ミシン

↓各ミシンについて詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
ミシンおすすめ7選!違いと選び方も解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ミシンのレンタルという選択肢もある!


ミシンって買うだけじゃないって知ってますか?
家電レンタルRentioではミシンのレンタルもしているんです。

購入前に使い心地がどうか知りたいという方や、たまにしか使わないからレンタルで済ますという方にもおすすめです。

ミシンって小さい物でもそこそこ大きさと重さがあるので、頻繁に使うのでなければ置き場所にも困ってしまいますよね。
勿論、購入した方が好きな時に使えるし…!っていう方は購入するべきだと思います。

ただ、Rentio最短翌日に宅配便でお届けし、3泊4日~好きなだけ使えるのも魅力です。

これからミシンを始める方は、レンタルという選択肢も考えてみてもいいかもしれないですね。

[レンタル] ミシン 一覧 – Rentio[レンティオ]

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