RentioPress

ロックミシンとは?一般的な家庭用ミシンとの違い

公開日 最終更新日
ロックミシンとは?一般的な家庭用ミシンとの違い

一般的な家庭用ミシンを使ったことがある方は、一度は使ってみたいと思うロックミシンですが、初心者にとっては一般的なミシンとどこが違うのか、実際にはよくわからないと思います。

そこで、一般的なミシンを使ったことのない人にもわかりやすく、ロックミシンと一般的なミシンを比較して解説していきたいと思います。

それぞれのミシンの得意分野を知ってモノづくりに活かしていけると、制作の幅もグッと広くなり、より楽しめるようになることでしょう。

 

ロックミシンとは

生地の端がほつれないようにかがり縫いしたり、ニット素材など伸縮性の強い生地の縫い合わせに特化したミシンです。

ロックミシンは基本的に、布端を縫い処理する道具と考えて良いと思います。

伸縮性を求める縫い方ですから、ポケットや装飾の縫い合わせとしては少し頼りないです。

Tシャツやトレーナーなど、お子さんがいるご家庭で必需品となる洋服は、シンプルなものだとロックミシンだけでも作ることができて、一般的なミシンと同じく大変重宝するでしょう。

ロックミシンで出来ること

主にロックミシンの使用用途は、3つに分けられます。

かがり縫い

スカートやパンツの裾処理によく利用される方法で、既製品の裏側をチェックしてもらうとわかるように、ギザギザと複雑に布の端をくるむように縫ってあります。

かがり縫いには4本縁かがりと3本縁かがりがありますが、どちらもロックミシンで処理ができます。

また、一般的なミシンでも直線とジグザグを組み合わせて縫っていくと同じような始末はできますが、強度に欠けるため、繰り返し洗うものには不向きでしょう。

生地の縫い合わせ

主に伸縮性の強い素材の、ニット生地の縫い合わせに使われます。

適度に緩みのある縫い方で、布の伸縮に伴う糸の引きつれや、糸切れを防ぐことができるよう考えられています。

巻ロック

薄いオーガンジーなどの生地の端を処理する方法で、折り返して一般的なミシンで縫うよりも軽やかで、柔らかなシルエットが作れるので洋服のフリルにも使われます。

布端を巻き込むようにひと折りしながら1.5mm程にかがる、細いかがり縫いのことを指します。

リボンやスカーフの端の処理に向いているのが巻ロックです。

ロックミシンと普通のミシンの違い

ロックミシンと普通ミシンについて基本的な違いを表にして簡単に表しました。

ロックミシンと普通ミシン比較普通ミシンロックミシン
下糸あり(ボビンにセット)なし(ルーパー)
素材素材を選ぶ必要あり薄地から厚地までOK
縫い方直線、ジグザグなど選べる基本かがり縫いだけ
縫う場所布の中央でも端でもOK布端のみ
方向転換自由自在方向転換NG

ロックミシンは工業用と呼ばれるほど、あらゆる生地に対応できるのが強みです。

そして、家庭用ミシンと呼ばれる普通ミシンは小物など、自由に縫い目や方向を変えて、簡単に縫い進められるのが魅力です。

はじめてミシンの購入を考えるなら、用途に合わせてどちらにするか優先順位をきめてほしいですが、本格的なソーイングにはどちらも捨てがたいです。

ニット素材メインの制作を予定している方はロックミシンから始めてみるのも良いと思います。

 

初心者でもロックミシンは使える?

ロックミシンは普通のミシンよりハードルが高く感じる方もいると思いますが、実は糸の扱いさえマスターすればあまり違いはないので、普通のミシンが使えるならロックミシンも大丈夫です。

また、ミシンさえ触ったことのない人でも、もちろんロックミシンから始めることもできます。

洋裁するならロックミシンがあると便利

ロックミシンと普通のミシンはやはり、両方あるとモノづくりの幅が広がって、新たな創作意欲も湧いてきます。

上の表を見るとわかるように、どちらのミシンも得意分野が違いますので、他のミシンで代用して作業しようとすると、不可能ではないかもしれませんが、必ず不都合や妥協が生じてきます。

ですから、用途に合ったものを使ったほうが便利で、仕上がりもきれいになります。

面倒な操作は自動でやってくれる製品も

今は糸通しや糸調子の調整を自動でやってくれる機能が付いた、ロックミシンがたくさんあります。

実は初心者が一番時間を取られるのが、この糸の扱いなのですが、それを機械が読み取って維持してくれることで、スムーズな作業が行えるので誰にでも気軽に使えるようになりました。

 

ロックミシンの選び方

ロックミシンはいろんなメーカーから販売されていますが、一見すると違いがわかりにくいのも事実です。

一番の違いといえば、針の本数と使う糸の本数がミシンによって変わることです。

そんな時は使用目的を前提に置き、「1本針2本糸」で十分か、「2本針4本糸」のものが必要か考えていくと良いでしょう。

用途で選ぶ

生地の端のかがり縫いしか使わないという場合は、「1本針2本糸」か「1本針3本糸」のロックミシンでよいと思いますが、もっと本格的にニットの縫い合わせや制作を考えている場合は、「2本針4本糸」のロックミシンが必要になってくるでしょう。

ニットは激しい伸縮を伴うので、洋服を作る際は強度が必要になってきますので、「1本針3本糸」でも可能ですが、「2本針4本糸」がおすすめです。

また、オーバーロックに加え、裾や袖口の処理に多用されるカバーステッチ機能も兼ね備えた、複合機と呼ばれるロックミシンもあります。

カバーステッチの使用用途がある方は、複合機を選ぶとカバーステッチ専用ミシンを買わずに済むので便利です。

操作が簡単な機種を選ぶ

まず、絶対条件は糸通しが簡単なことです。エアスルーのついているベビーロックが操作しやすく、大変人気があります。

空気レバーを押すと一気に通るので、糸のかけ間違えによるトラブルも防げます。

エアスルータイプは(BL5700EXS、BL57EXS)、ジェットエアスルータイプは(BL69WJ、BL77WJ)などがあります。

次に糸調子の調整が簡単なものに絞りましょう。

初心者のつまづきや挫折の原因のほとんどは、4本の糸の調子がうまく揃わず、きれいに縫い進められないところにあります。

その点の不安を取り除くことを考えて作られた、株式会社ジューキから販売されているベビーロック糸取物語シリーズです。

中でも機械が自動で糸調子を整えてくれるBL69WJ、BL65EXS がおすすめです。

低価格な機種を選ぶ

ジューキのミシンは故障も圧倒的に少なく、操作が簡単なこともあり人気ですが、ベビーロックのお値段は手が出しにくいという方も多いでしょう。

そこで、4万以下で買えるアーチザン630はベビーロックより縫い目のきれいさは劣るものの、安いロックミシンの中では断トツのおすすめです。

まだ、どれだけ使うかわからないし金額的にもハードルが高いという場合はロックカッター内臓ミシンでひとまず代用というのも良いでしょう。

2万以下で買えるものもあり、布をカットしながら縁かがりできるのでロックミシンの縁かがりと同じような用途で使えると思います。

 

初心者は操作が簡単で使いやすいロックミシンを選ぼう

いろいろ紹介しましたが、やはり使いやすいものを探すには使ってみるのが一番です。

みなさんもロックミシンと一般的なミシンを上手に使い分けて、楽しい制作を続けてください。

家庭用ミシンを使いたい方にレンタルの提案

ロックミシンよりも家庭用ミシンが十分だったり、お値段的にもすぐには手が出せないという方も多いと思います。
そんな方は、まずは自分で使い心地を実感するため、レンタルしてみるのも賢い方法です。

入園準備などで短期間でたくさん使う場合にもレンタルは活用できるでしょう。そのシーズンが終わったらミシンをしまってあるだけという方は、場所も取らず助かります。

この機会にレンタル利用の便利さを体感してみませんか?

[レンタル] ミシン – Rentio[レンティオ]

関連のオススメ記事

よく読まれている記事 ミシンカテゴリのランキング

ピックアップ記事