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皆さんはノートパソコンを選ぶとき、何を基準に選ぶでしょうか?
人によって基準はさまざまだと思いますが、デザインと軽さを重視するという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、今回レビューする「HP Pavilion Aero 13-be 2000」。
HP(ヒューレットパッカード)製PCの中でもおしゃれなデザインと軽量性、そして優れたパフォーマンスで人気のモデルとなっています。
今回は2023年発売の「パフォーマンスモデルG3」の実機を用いて徹底レビューします!
もくじ
「HP Pavilion Aero 13-be」のポイント
「HP Pavilion Aero 13-be」は「Aero」(エアロ)の名前の通り、軽量化が最大のポイントです。
HPの他のモバイルノートの平均よりも約300g軽い957gという軽さを実現。
さらにバッテリー駆動時間は最大12時間とバッテリー持ちもよく、耐久性も高いためモビリティは抜群。
1日中どこでも使える1台となっています。
それでいて価格も12万円台(2023年6月現在)~とお手頃なのも魅力のひとつです。
- 957gの圧倒的軽さ
- 洗練されたデザイン
- 高性能なCPU
- 手ごろなお値段でコスパも○
その他のHPのノートパソコンについてはこちら!
[2023]HPのノートパソコンおすすめ9選!人気モデルの価格・評判を比較・レビュー! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
基本スペック
今回、レビューに使用した製品は以下のスペックです。
製品名 | HP Pavilion Aero 13-be2000 |
モデル | 13-be2011AU |
本体カラー | ピンクベージュ |
OS | Windows 11 Home 64bit |
CPU名 | AMD Ryzen™ 7 7735U |
メインメモリ | 16GB |
ディスプレイ | 13.3インチ IPS |
ディスプレイ表面仕様 | 非光沢 |
ディスプレイ解像度 | 1920 x 1200(WUXGA) |
記憶装置 | SSD:512GB |
Webカメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) |
無線LAN | Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 |
バッテリー駆動時間 | 最大12 時間 |
サイズ (幅×奥行×高さ) | 298x209x18.9mm |
重量 | 約957g |
販売価格(2023年6月現在) | 129,800円 |
「HP Pavilion Aero 13-be」実機レビュー
それでは、早速実機を見ていきましょう。
重量は1kg切り!まさに「羽のような軽さ」
本製品の一番の特色はなんといってもその軽さ。
本体重量が1kgを切るのは、13インチのノートパソコンとしてはトップクラスの軽さと言えます。
実際、手に持った際もズシリとくる感触が全くなく、「羽のように軽い」というキャッチコピーは大げさではありません。
かといって、耐久性を犠牲にしているわけでもなく、300kgの荷重まで耐えられる堅牢性があるとのこと。
持ち歩きも安心です。
同梱物はこのようになっています。
最近は各社SDGsに力をいれているため、パッケージも必要最低限のサスティナブルなものになっている印象です。
本体とACアダプター。ACアダプターは65W対応となっています。
ACアダプターのサイズはやや大きめですね。
レビューに使用したデモ機を実際に図ってみたところ、実測値は約981g。
構成によって重量が変化するということもあり、メーカー公称値よりはやや高い数値が出ましたが、それでも1kg未満。
圧倒的に軽いことに変わりはありません。
付属のACアダプターは約343gでした。
華やかでおしゃれなデザインは男女問わずおすすめ!
今回レビューに使用したのはピンクベージュ。
華やかな色合いがとってもおしゃれです!
ピンクといってもゴールドに近いカラーで、そこまで派手な色ではないので、男女問わずどんな方でも違和感なく使用できると思います。
個人的に、ノートパソコンのラインナップを見ていて思うのは、スマートフォンに比べてカラーバリエーションが少ないということ。
ほとんどが黒やグレー、白といったカラーで、あまり代り映えがしません。
その中で、ピンクベージュというカラーバリエーションがあることは非常にキャッチーでよいと思いました。
ノートパソコンのカラーバリエーションはもっと増えてほしいので、個人的にも応援したいと思います!
スマートで洗練された本体
本体の厚みは約1.9cmと、とてもスマート。
全体的なフォルムもとてもスタイリッシュ。
特にエッジはΣ型で処理されているため、手をかけやすくなっています。
細部までこだわったデザインはとても洗練されていると感じました。
背面にはPAVILIONのロゴが印字されています。
インターフェイスは必要最小限
本機のインターフェイスは以下の通り。
インターフェイス
- HDMI×1
- SuperSpeed USB Type-C 10Gbps×1
- SuperSpeed USB Type-A 5Gbps×2
USB Type-Cポートは1つだけとなっています。
こちらのUSB Type-CポートはPD充電に対応しているため、付属のACアダプター以外でも充電が可能です。
60W出力に対応のPD充電器を使用したところ、USB Type-Cポートから問題なく充電できました。
ただ、USB Type-Cポートを充電に使用している途中は、USB Type-Cを用いたモニターや他の機器への接続ができないため、個人的にはUSB Type-Cポートがもう1つあるともっと便利なのに…と感じました。
薄型の本体にあわせ、USB Type Aポートは開閉式のものを採用しています。
横幅の広いキーボード
キーボードは本体の横幅ぎりぎりまで使われているため、やや横に長くなっています。
その分キーピッチもやや広めです。
細部まできめ細やかなディスプレイ
ディスプレイは視野角の広いIPSパネル。
解像度は1920×1200のWUXGAです。
ディスプレイ比率は16:10で、縦方向に長く、上下に余裕があるため操作がしやすいサイズになっています。
ディスプレイは全体的に明るく、とても美しい仕上がりです。
手持ちの他のモニターと見比べてみても、細部まできめ細やかに描画されている印象でした。
色味はやや白の発色が強いように感じました。
パワフルなCPUとメモリ
軽量でおしゃれなデザインが魅力の本機ですが、中身もとてもパワフル。
メモリは16GB、CPUはプレミアムノート向けの「AMD Ryzen 7 7735U」が搭載されていて、非常に高い処理性能を誇ります。
ベンチーマーク結果も良好
PCの性能を計測するため、今回はベンチマークテスト用のソフト 「PC MARK 10」を使用してみました。
結果はこのように、全体の上位30%に入るほどの性能というスコアが出ました。
ゲーミングPCほどではないものの、オフィス・事務作業用PCとしては十二分な性能と言えます。
中でもApp Start-up Score(アプリの立ち上げ速度)やSpreadsheets Score(Excelなどの表計算の処理)が高いため、事務処理が特に得意だということがわかります。
反面、動画編集はそこまで得意ではないという結果になりました。
重めの作業でもサクサク
実践として、Googleスプレッドシートで複数のシートを読み込んでみました。
今回は1MB程度のスプレッドシートのタブを20個開いて、同時に再読み込みをかけてみます。
全体の読み込みには30秒ほどかかりましたが、かなり重い処理にもかかわらず動作はスムーズで、遅延もほぼ発生しませんでした。
その際のCPU使用率、メモリ使用率はともに最大でも60%程度。
性能的にはかなり余裕があることがわかります。
通常のビジネスユースで困ることはまずないと感じました。
HP Pavilion Aero 13-beの気になったところ
完成度が高く、とても魅力的な本機ですが、やや気になったところもあります。
顔認証でのログインはできない
本製品には赤外線カメラが搭載されていないため、PCのログイン時に顔認証は使用できません。
代わりに生体認証は指紋認証がメインとなります。
最近は赤外線カメラが搭載されているモデルが多く、Windows Helloの顔認証をメインで使っているという方も多いと思います。
私自身も通常はWindows Helloの顔認証でPCにログインしているため、顔認証が使えないのはやや不便だと感じました。
また、内蔵カメラにはプライバシーシャッターもありません。
このあたりの仕様は、最新モデルでは網羅されていることが多いため、比較してしまうとやや物足りないと感じるかもしれません。
キーボードの配列
また、少し気になったのがキーボードです。
一般的なキーボードと比較すると右端に1列追加されている形になるため、back spaceキーを押そうとして、homeキーを押してしまう…というタイプミスが使用している際に何回も発生しました。
好みにもよると思いますが、このキーボード配列は個人的にはかなり違和感がありました。
キーボードは光の反射で印字が見づらい
また、光の反射により、角度によってはキーボードの文字の印字が見づらい時があります。
タッチタイピングをする分には関係ありませんが、キーボードの仕様と相まって、少しタイプミスが増えやすいかもしれない…と感じました。
HP Pavilion Aero 13-beは相棒にピッタリの1台!
先述した通り、カメラ・キーボード周りでは少し気になるところもあるものの、全体的にはかなり使いやすいモデルに仕上がっていると思います。
値段と性能のバランスも良く、何よりデザインが良いのがおすすめポイント。
使うたびに気分が上がりそうな1台です。
どこにでも連れていける相棒のような存在になってくれそうだと感じました。
ノートパソコンはレンティオでレンタルできる
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