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麻雀の「ま」の字も知らない初心者が、ベテラン雀士の方々に麻雀の魅力を聞きました

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更新日2024/07/05

麻雀の「ま」の字も知らない初心者が、ベテラン雀士の方々に麻雀の魅力を聞きました

こんにちは。初めまして、レンティオの河村と申します。

みなさん。麻雀は、お好きですか?私は……全く麻雀のことを知りません。超初心者です。そんな私はある日、レンティオで全自動麻雀卓のレンタルが始まることを知りました。

せっかく全自動麻雀卓を取り扱うのであれば、私も、麻雀のことを学びたい。そしてレンティオで全自動麻雀卓がレンタルできることを、もっともっと多くの方に知っていただきたい!…と、思い立ちます。

麻雀をゼロから学ぶには、まず、何をすべきだろうか……?いろいろと考えた末に私は、レンティオ社内に、よく麻雀を打っている方々がいらっしゃることを思い出しました。せっかく身近に麻雀が好きな方々がいるのであれば、まずはベテランの方々に麻雀のことを聞いてみよう。

そう考えて、今回のインタビュー企画を立ち上げたのでした。

インタビューで使用した「全自動麻雀卓 点数表示付き AMOS JP-EX」です

登場人物①:三輪さん

レンティオ代表取締役社長。麻雀と競馬とサッカーが好き。麻雀歴20年以上。

登場人物②:山崎さん

レンティオ ロジスティクス リーダー。文明道のカステラ(竹皮包みのやつ)が好き。麻雀歴20年以上。

登場人物③:高橋さん

レンティオ マーケ・広報部マネージャー。麻雀と競馬とF1とリアル脱出ゲームが好き。麻雀歴20年以上。

登場人物④:大河原さん

レンティオ カスタマーサポート サブリーダー。プロレス観戦と麻雀観戦とハロプロとMARVEL作品鑑賞が好き。麻雀初心者。

━本日はよろしくお願いします!私、麻雀のことを全然知らないんです。全然知らないので、これを期に社内でよく麻雀を打っているとウワサのみなさんに直接お話を聞いてしまえ!と思い、今回の企画を立ち上げました。早速ですが最初の質問です。みなさんが麻雀を始めたきっかけを教えてください!

三輪さん:僕が麻雀をはじめたきっかけは、父の影響です。父が大の麻雀好きだったので、小さい頃から自宅でよく、父と兄と麻雀をやっていたんですよね、小~中学生くらいの頃が人生で最も麻雀を打っていた時期でした。

当時の僕は全く勉強ができなかったんですが、算数だけは得意だったんです。麻雀の点数計算で暗算に慣れたおかげで自然と暗算が得意になり、算数も苦手意識がなく、得意でした。社会人になった今でもこの暗算の考え方は活きていまして、打ち合わせ中に頻繁に登場する数値計算の速さには、自信があります。

社内会議での三輪さんの数値計算がとてつもなく早い理由が分かりました

山崎さん:僕はどんじゃらから入りました。小さい頃は家族みんながどんじゃらでよく遊んでいて、中学生ごろからどんじゃらが麻雀に変わりました。それから高校生くらいまで家族で麻雀を打っていて、その後、大学進学を期に上京したんです。家族で麻雀を打つ機会が無くなったのでしばらく遠ざかっていたんですが、上京後に同じ地元から出てきた友人と連絡を取ると、地元の友人たちが東京で集まって麻雀をしていることを知りまして。そこからまた麻雀を打つようになったんですよね。

レンティオに入社してからでいうと、ある日、社内の方がMリーグを観ていると耳にしまして。自分もMリーグを観ていたので、その話題をきっかけに麻雀がお好きな方々と会話をするようになり、実際に麻雀を打つ機会にも呼んでもらうようになりました。

全自動麻雀卓の組み立てをサポートいただいた山崎さん。組み立て時間は30分ほどでした

三輪さん:山崎くんは「麻雀のメンツが足りないから」と言って、彼女さんに麻雀を覚えてもらったりしたんだよね。

山崎さん:決して無理矢理ではないですよ!彼女自身も以前から興味があったらしく。以前から彼女の周りの友人数人が麻雀を楽しんでいる姿を目にしていたようで、麻雀の楽しさはどんなところなんだろう?と思っていたそうでした。せっかくならルールを覚えて自分も打ってみては?と提案して、麻雀を覚えてもらった経緯です。

━みなさん、本当に様々なきっかけで麻雀を覚えてこられたんですね…!高橋さんと、麻雀を初めて間もない大河原さんはいかがでしょう?

高橋さん:記憶を振り返ってみると、僕もきっかけは父親でした。ただし父親から麻雀を直接教わったわけではなく、当時に父が自宅に買ってきたパソコンで初めて麻雀に触れたんです。そのパソコンにオフラインで動く麻雀ゲームが入っていて、何気なくそのゲームをやってみたことが人生初の麻雀との出会いでした。

しばらくゲームだけで麻雀をしていたんですが、高校に入ると周りに麻雀を打つ友人がちらほら出てきて。そこで初めてゲーム以外の麻雀を経験しました。僕が高校生の頃はインターネットが世の中的にようやく一般的になってきた頃だったので、大学受験の息抜きでネット麻雀をしていた記憶もあります。懐かしの東風荘です。受験勉強の際のマイルールを作っていて、「あと何時間勉強をしたら麻雀をやってよし」などと決めて頑張っていました。懐かしいです。

それから社会人になり、しばらく麻雀から遠ざかっていたんですが、実は僕もMリーグをきっかけにまた麻雀に戻ってきたタイプです。自分でMリーグを観ている中で、社内メンバーで三輪さんをはじめ、何人かが同じくMリーグを観ていることを知りまして。そんな話をするうちに、じゃあ自分たちでも麻雀をやろうか、となり、定期的に集まるようになったんですよね。

取材当日、伝わる人には伝わる素敵なTシャツを着用してきてくださった高橋さん

大河原さん:私が麻雀に興味を持ったのは、ほんの2~3年前です。きっかけは、ABEMAで無料放送されていたMリーグの試合を目にしたこと。

当時、たまたまABEMAで放送されていたMリーグの番組を、本当になんとなく観ただけなんですが、その放送の実況解説がすごく分かりやすくて。麻雀のルールが全く分からなかった超初心者の私にも、麻雀の楽しさが伝わってきた感覚があったんです。Mリーグ視聴をきっかけに麻雀に興味を持ったことで、社内の麻雀好きな方と共通の話題ができて、そこから少しずつルールを覚えて、今に至る感じです。

実は、実際に麻雀牌に触れるのは今日で人生2回目です。普段はスマホゲームで麻雀をしています。

━Mリーグの影響力、すごいですね!ちなみにみなさんのMリーグの推しチームはどこでしょうか?

大河原さん:私の推しチームは、KADOKAWAサクラナイツです。Mリーグの各チームは「そのチームらしい打ち方」がある印象で。例えば、全員で効率を求める、高い打点を狙うなど。そんな中でKADOKAWAサクラナイツさんは選手それぞれが自由に自分のスタイルを持って麻雀に挑む、多様性のあるチームだと感じています。

KADOKAWAさんがオーナー企業をされているチームなのでよく監督が「選手と物語をつくっていきたい」と仰っているのですが、その言葉通りに各選手が個性を発揮しながら、チームの雰囲気や空気感をまとっていることが印象的で、すごく好きです。

全く初心者とは思えない分析力の大河原さん(左)

盲牌について力説する三輪さん(左から2番目)

淡々と冷静に牌を進める高橋さん(右から2番目)

三輪さんから「左利きが麻雀を打つとかっこいい」と絶賛される左利きの山崎さん(右)

 

高橋さん:選手個人を挙げると魅力的な人が多すぎて絞りきれないのですが、チームでいうとU-NEXT Piratesが推しチームです。試合の後の振り返りコメント動画配信や、メンバー全員での牌譜検討会の配信など、チームとして様々なコンテンツをサポーター向けに公開してくれている点が嬉しいですね。

あと、U-NEXT Piratesさんのチームカラーがレンティオと同じブルーカラーという点も、推しチームである理由です!

三輪さん:お二人がチームを推す中で僕はあえて個人選手を推したいのですが、TEAM RAIDEN所属の黒沢咲選手が僕の推し選手です。麻雀を打っている姿が、ただただかっこいいんです。

麻雀は忍耐のゲームです。鳴かずに面前で手を進めた方が打点は高くなりますが、多くの人は途中で我慢できずに、鳴いてしまう。そんな、麻雀を打つ人であれば恐らく90%以上の人が鳴くであろう場面で黒沢咲選手は鳴かず、さらに高い点数となるよう手を進めて上がるんです。

とあるプロ雀士さんが黒沢さんのことを「鳴かなかったその後の未来を見せてくれる選手」と表現をされていて、本当にその通りだなと共感しました。

━みなさんの熱量に触れると、麻雀のルールを理解する前にまずMリーグを観たくなりました。このインタビューはMリーグさんとは全く関係ありませんが、もしこの記事がMリーグさんに届いた際にはコラボご相談は大歓迎です。

さて、話題が戻りますが、みなさんは以前、ご自宅やご友人と麻雀をされていたと伺いました。その際も全自動麻雀卓を使っていたのでしょうか?

三輪さん:今でもそうですが、全自動麻雀卓って高価なんですよね。レンティオでお取り扱いのある全自動麻雀卓も新品で買うと20万円以上です。本当に麻雀が好きな人は自宅に全自動麻雀卓を所有されているのかもしれませんが、ウチはみんなで手積みで打っていました。

高橋さん:手積みで牌を積むといっても、かかる時間は1回に数分くらい。そこまで大変という訳ではないんです。ただ、1回積むために数分とはいえ、麻雀一試合が終わるまでには少なくとも8回、試合が長引けばもっと多くの回数だけ牌を積むことになります。全自動麻雀卓を使えば、その回数の分だけ時間を短縮することができる。そう考えると、全自動麻雀卓も立派な時短・時産家電と言えるのかもしれませんね。

「全自動麻雀卓は、時短・時産家電です by レンティオ」

━全自動麻雀卓は時短・時産家電!それは初心者の私でもイメージしやすい、全自動麻雀卓を使うメリットですね。ちなみにですが、レンティオはどんなきっかけで全自動麻雀卓の取り扱いをスタートしたのでしょうか?

三輪さん:僕にはよく雀荘に行く習慣を持つ兄がいるんですが、コロナ禍で雀荘に行けなくなった時期があったそうなんですよね。そのタイミングで兄から「全自動麻雀卓のレンタルってできないの?」と言われて、確かにレンタルがあると助かる人は少なくないのでは?と思い。

全自動麻雀卓といえば大洋技研さんの「AMOS(アモス)」が有名だったので、レンティオから大洋技研さんに相談をさせていただきました。

高橋さん:実はレンティオでの全自動麻雀卓の取り扱いスタートは2021年なんですが、取り扱いをスタートして間もなく、いったん停止せざるを得ない状況になりまして。理由は、大洋技研さんの全自動麻雀卓がレンタルではなく買い切り販売のほうであまりに人気になり、レンタル用の在庫の追加仕入れが難しくなってしまったためでした。

これは推測ですが、三輪さんのお兄さんと同じようにコロナ禍で雀荘に通うことができなくなった方々が、ご自宅などで使うために全自動麻雀卓をこぞって購入したタイミングが重なったのではないかと。

最近になってようやく在庫追加の目途が立ち、レンティオでの取り扱いも再開した経緯です。

━紆余曲折があって今に至るのですね…!無事にレンタル再開ができてよかったです。話題は変わって、初心者の私からみなさんに質問です。麻雀はどうやって覚えるのがオススメでしょうか?

山崎さん:麻雀の楽しみ方は本当に人それぞれです。無理に周りに合わせずともなので、まずは「楽しい!」と思えるポイントを自分の中で見つけることが一番大事かなと思います。

三輪さん:その通りですね!その上で、最初はルールと麻雀のセオリーを一通り覚えてもらうのが良いのではないかなと思っています。一度セオリーを覚えると、そこで初めて見えてくることが沢山あるんです。

例えば、相手がこの牌を捨てている時は、この辺りの牌で役を作っている可能性が高い。このタイミングでこの重要な牌を捨てるということは、なんだか怪しい。アガリに近いタイミングなのではないか?など。

麻雀の打ち方って、本当に性格が出るんです。レンティオのとあるエンジニアは、誰かがリーチをかけてアガリそうになると、絶対にその勝負から降りるんです。でも僕はすぐには降りたくない性格で、自分でもあがれる道を探りながら粘りたくなる。おもしろい違いですよね。

━打ち方で性格まで分かる麻雀。すごく気になってきました…!

三輪さん:個人的に思う麻雀の一番おもしろい点は、初心者でもベテランに勝てる可能性が大いにあるところだと思っていて。

例えば極端な例を出すと、僕と大河原さんが相撲をしたとすると、ほぼ100%、僕が大河原さんに勝ってしまうと思うんです。一方で麻雀は、例えばこの場に日本で一番強いプロがいたとしても、僕や大河原さんがプロに勝てる可能性も十分にあるんです。もちろんプロが勝つ確率は高いと思いますが、決して初心者が勝てる確率がゼロではないです。そういうスポーツってなかなか無いと思うんですよね。

河村さん(※今回の記事のインタビュアーです)が今日これから麻雀を覚えて僕と勝負したとすると、僕が負ける可能性も十分にあります。ただ100回、1000回試合をしたら、確率的にプロや僕のほうが多く勝つ可能性が高い。麻雀はそういったスポーツなんですよね。

大河原さん:私はまだまだ初心者ですが、麻雀は初心者であっても、打つ度に自分の変化や成長を実感できる点が楽しさの1つと感じています。

麻雀が強い人は、相手の捨て牌から「この牌は危険そうだ…」など推測しますが、初心者はその推測が難しく、自分の手を進めることに精いっぱいになりがちです。でも、繰り返し場数を踏むことで、まだまだ当たる機会は少ないながらも、少しずつ推測が当たる場面も増えてきて。そういった瞬間に、前回からの成長を感じるんですよね。

麻雀初心者だけれども麻雀ベテランの方々を唸らせる回答を連発する大河原さん。全自動麻雀卓は畳むとこれくらいの高さです。

━初心者でもベテランに勝てることもある麻雀、過去の自分からの変化と成長を感じやすい麻雀。お話しを伺っているとすごく可能性を感じますね。

初心者の大河原さんはいつもはゲームで麻雀をすると伺いました。全自動麻雀卓で打った感覚はいかがでしょうか?

大河原さん:当然ですが、緊張感が全く違います!

ゲームは「今テンパイしたよ」「この牌で上がれるよ」というアシストが出るのでミスが無いですが、実践ではもちろんそういったアシストがありません。より頭を使って考える必要がありますし、1打1打、緊張します(笑)。

ただ、その分達成感と上がれた時の嬉しさは桁違いです。あと、実際に目の前に座っている人と会話をしたり相手の表情を見ながら打てる点も、アプリではなかなか味わうことができない、全自動麻雀卓ならではの楽しさですね。

━ゲーム画面の向こうではなく、実際に目の前にいる人と打つことの緊張感…!伺っているだけですごく刺激的なのだろうなと想像できます。大河原さんが思う、初心者が麻雀を始める時にオススメの方法はありますか?

大河原さん:まずは無料でできるアプリなど、ゲームから始めることがおすすめです!「この牌で上がれるよ」などのアシストも表示されますし、上がり役も点数も自動で計算してくれます。私は誰かに麻雀を教わったことがありませんが、ゲームだけである程度の麻雀のルールを覚えることができました。

また、Mリーグをはじめとする放送でプロの対局を見ることもオススメしたいです。自分で放送を見て打ち方を学ぶことももちろんですが、放送の楽しみ方として1つオススメしたいのは、実況の人が「これはすごい打牌だ!」などと表現をする場面を見つけること。その打牌を見ながら、自分の頭で「何がどうすごいのだろうか?」を考えて、「すごい打牌」と表現された理由を腹落ちするまで読み解くんです。これを繰り返すとめちゃくちゃ勉強になります。

今はMリーグの多くの選手が自分のYoutubeチャンネルを持っていて、自身の対局について振り返りや打ち手の思考を語る配信をされているので、推し選手がいれば、そういった配信を見るだけでも楽しく学べると思いますね。

━「大河原さん。本当に、麻雀初心者なの…?」と感じているのは、きっとインタビュアーの私だけではないと思っています。それでは最後に代表の三輪さんに質問です!全自動麻雀卓のレンタルを展開するにあたり、目標を教えてください。

三輪さん:全自動麻雀卓のレンタルで生まれた粗利で、Mリーグのスポンサーをしたいですね!

僕自身がMリーグのファンであることも理由の一つですが、Mリーグをきっかけに麻雀に興味を持った大河原さん、Mリーグをきっかけに一度離れていた麻雀にまた触れるようになった高橋さん、山崎さんのお話を伺うと、Mリーグの可能性のすごさを感じるからです。

実際に雀荘に行くことはちょっとハードルが高いと感じている、でも身近な仲間と一緒に気軽に麻雀を楽しみたい。そんな方々にこそ、まずは全自動麻雀卓をレンタルいただいて、麻雀が楽しいことを体験してもらえると嬉しく思っています。

インタビュー当日はレンタルお取り扱いのあるJVCケンウッドさんのポータブル電源で雀卓を動かしました。バッチリ動きました。

━こちらの記事を読んでくださった皆さま一人ひとりのお力が、Mリーグを、ひいてはこれから麻雀に初めて触れるであろう、多くの初心者の方々の未来に繋がる可能性を感じました。本日は改めてありがとうございました!

[レンタル] 全自動麻雀卓 点数表示付き AMOS JP-EX(アモス・ジェイピーイーエックス) 折りたたみタイプ 家庭用 28mm牌のお試し・サブスク – Rentio[レンティオ]

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