電子レンジの寿命は何年?見極めるサインや長持ちさせる方法を徹底解説
更新日2024/05/31
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電子レンジは、生活に欠かせないキッチン家電です。
それだけに「うちの電子レンジ、長く使っているけどそろそろ寿命…?」と心配になっている方は意外に多いのではないでしょうか。
毎日のように使っている電子レンジが急に壊れてしまうと不便ですし、寿命を超えて使い続けていると思わぬ事故につながる恐れもあります。
そこで今回は、電子レンジの寿命や見極めるサイン、長持ちさせる方法を紹介します。
大切な家電を長く使い続けるために、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
電子レンジの寿命は10年程度
電子レンジの寿命は約10年と言われています。
これは、電子レンジを構成するマグネトロンという部品の寿命が大きく関係しています。
電子レンジは、マイクロ波という電波を照射することで食品を温めます。
このマイクロ波を発生させるのがマグネトロンなのですが、約2000時間使えるとされています。
使用頻度によって変わりますが、毎日30分程度使用した場合に10~12年使えるので、電子レンジの寿命は約10年と言われているそうです。
また、メーカーの部品保有期間は8年です。
8年を超えると、故障しても部品を交換できず修理してもらえないことが多いため、買い替えを検討した方が良いでしょう。
電子レンジの寿命が近い5つのサイン
電子レンジの寿命が近いときに見られるサインは以下の5つです。
- 頻繁に止まる
- 食品が温まりにくい
- 異臭・異音が発生する
- 電源が入らない
- 電子レンジから火花が出る
1つずつ解説します。
1. 頻繁に止まる
使用中、電子レンジが頻繁に止まる場合は、部品の接続が悪くなっているかもしれません。
電源プラグの抜き差しをすることで改善することもありますが、故障の場合使い続けるのは危険です。
モニター部分にエラーコードが表示される製品もあるので、説明書を読んで正しく対処しましょう。
2. 食品が温まりにくい
食品がなかなか温まらない場合は、マグネトロンの不具合や劣化の可能性が高いです。
マグネトロンの寿命が近づくと、マイクロ波が弱くなり温め性能が下がります。
マグネトロンが使えないと食材を温められなくなるので、買い替えを検討した方が良いでしょう。
3. 異臭・異音が発生する
正常に電子レンジが稼働しているときには「ブーン」といった音がします。
しかし、普段とは違う音や異臭が発生している場合は、電子レンジの部品の破損や劣化が起きている可能性が高いので要注意です。
説明書を読んでも原因が分からなければ、メーカーに問い合わせてみてください。
4. 電源が入らない
電源プラグやブレーカーに異常がないにも関わらず、電子レンジの電源が入らない場合は故障の可能性が高いです。
電源プラグを差し直したり、ブレーカーを操作しても改善されない場合は、電子回路基板に異常が発生しているかもしれません。
電子回路基板は修理してもらえば使えるようになりますが、故障の度合いによっては数万円の費用が発生します。
あまりにも費用が高額になる場合は、買い替えた方が良いでしょう。
5. 電子レンジから火花が出る
電子レンジからパチっと火花が出るスパークという現象が起きている場合は、直ちに使用をやめましょう。
電子レンジの前面ガラス部分に取り付けられている金属板が壊れている可能性が高いです。
自力で治そうとすると怪我をする恐れがあるので、メーカーに問い合わせましょう。
電子レンジの寿命を長持ちさせる5つの方法
電子レンジの寿命を長持ちさせる方法は以下の通りです。
- こまめに庫内を掃除する
- 空焚きしない
- 水分の少ないものを加熱しすぎない
- アルミホイルなどの金属を温めない
- 長時間の連続使用は避ける
1つずつ解説します。
1. こまめに庫内を掃除する
電子レンジの庫内には食品の油分や水分などが飛び散っていることが多く、放っておくとセンサーなどの反応が悪くなってしまいます。
また汚れをそのまま放置していると、庫内に食品がこびりついたりニオイが残ったりする原因にもなるので、衛生的にも良くありません。
使用後は濡らしたふきんなどでこまめに掃除しましょう。
2. 空焚きしない
電子レンジに食品を何も入れないで稼働する空焚きは、寿命を縮める原因になります。
マイクロ波は食品に含まれる水分に反応して加熱を行いますが、庫内に水分がない状態だとマイクロ波が反射してマグネトロンの劣化が進んでしまうのです。
長く使うためにも、空焚きは避けましょう。
3. 水分の少ないものを加熱しすぎない
水分の少ないものを加熱する場合も発火や煙の発生などのリスクがあるので要注意です。
水分の少ない食材やうすく切った野菜などは、水をかけるなどして温めましょう。
その際、加熱時間が自動設定されるセンサー機能は使わず、手動で温める時間を設定することで加熱しすぎを防げます。
4. アルミホイルなどの金属を温めない
マイクロ波は、金属と反応して大きな音や火花を発生させることがあります。
アルミホイルや金属製のカトラリーやお皿などを電子レンジで温めると故障のリスクが高まるので、金属の加熱は避けましょう。
5. 長時間の連続使用は避ける
電子レンジを長時間使い続けると本体が高温状態になり、発火する恐れがあります。
そのため、頻繁に電子レンジを使う際は、本体が熱くなりすぎていないか確かめながら使いましょう。
場合によっては、少し時間を空けてから使うのがおすすめです。
寿命が来た電子レンジの処分方法
寿命が来た電子レンジの処分方法は以下の通りです。
- 小型家電リサイクル法に基づいて処分する
- 購入した店舗で買い替える
- 下取りに出す
- リサイクルショップに買い取ってもらう
1つずつ解説します。
小型家電リサイクル法に基づいて処分する
電子レンジは、小型家電リサイクル法により、リサイクル料金を支払わずに粗大ごみに出せます。
小さいサイズの場合は、不燃ごみとして回収してもらえる場合もあります。
具体的な処分の流れは自治体によって異なりますが、チケットを購入して指定された場所に持っていくことで回収してもらえるケースがほとんどです。
処分する際は、住んでいる地域での処分方法を確認しましょう。
購入した店舗で買い替える
購入した店舗で買い替えることで、古いものをリサイクルしてもらえることがあります。
自分の好きなタイミングで引き取ってもらえるので、処分よりも手間がかかりません。
リサイクル料金は店舗ごとに異なるので、公式サイトを確認しましょう。
下取りに出す
通販ショップや家電量販店などで電子レンジを購入した場合、それまで使っていたものを下取りしてもらえることがあります。
自宅まで引き取りに来てもらう場合は手数料がかかることもありますが、お店によっては新しく購入した商品を割引してもらえることもあります。
店舗によって条件が異なるので、購入前にチェックしてみてください。
リサイクルショップに買い取ってもらう
安価なモデルを高く買い取ってもらいたいのなら、リサイクルショップがおすすめです。
リサイクルショップは、安く購入したいユーザーが来店することが多いので、オーブン機能などが付いていないモデルでも買い取ってもらえることが多いです。
買い取り専門店や家電量販店では買い取ってもらえなかったものも、リサイクルショップでは買い取ってもらえることが多いので、検討してみると良いでしょう。
電子レンジは寿命を確認しながら使おう
電子レンジの寿命は約10年です。
軽い不具合なら修理で使えるようになりますが、修理の内容や使用年数によっては買い替えた方が良いかもしれません。
毎日の食事の欠かせない電子レンジ。
寿命を迎えるサインに注意を払いながら、大切に使いましょう。
電子レンジはレンタルできる
買い替えや引越しなどのタイミングで一時的に電子レンジを使うなら、レンタルする方法もおすすめです。
家電レンタルサービスのレンティオでは、電子レンジをサブスク型の月額レンタルで使用可能。レンタルした商品は気に入ればそのまま買い取りもできるので、機種選びの際のお試しにも便利です。
まずは気軽に電子レンジをレンタルしてみてはいかがでしょうか?
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