ヘルシオ 買って後悔した理由まとめ。悪い口コミからデメリットを分析&実際に 使って対策を検証しました
更新日2024/09/27
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オーブンレンジの中でも人気の「SHARP ウォーターオーブン ヘルシオ」シリーズ。
レンジ買い替えの第一候補として考えている方も多いと思いますが、ヘルシオの口コミを見ると賛否両論あって迷ってしまいますよね。
とくに「大きすぎた」「使いこなせなかった」「お手入れが面倒」「レンジのあたためムラがある」など、ヘルシオを買って後悔した方のマイナス口コミは気になるものだと思います。
そういったマイナス面やデメリットを事前に知っておけば、買ってから後悔することが減りますし、内容によっては機種選びや準備を整えることで解決する場合もあります。
そこで今回、ヘルシオのマイナス口コミを集めてデメリットを徹底分析しました。ヘルシオをお試しレンタルして実際に使用した経験からわかった対策や解決法についても解説します。
もくじ
ヘルシオのマイナス口コミを徹底分析!6つのデメリットと対策
SHARPのオーブンレンジ「ウォーターオーブン ヘルシオ」は、売れ筋ランキングでも常に上位にランクインしている人気のシリーズです。
過熱水蒸気だけを使って「水で焼く」ことで、美味しくヘルシーな料理をかんたんに作ることができます。
料理が苦手な初心者さんからもっと美味しい料理を作りたい上級者さんまで、幅広いユーザー層から人気を集めているヘルシオですが、口コミを調べると賛否両論の声が出てきます。
「ヘルシオ最高!早く買えばよかった」「買って後悔…次は無い」という両極端な声があり、件数としてはプラス評価の方が多いのですがやはりマイナスの口コミは気になるところですよね。
そういった口コミのなかには、ヘルシオではない他のオーブンレンジでも起こり得るものや、使い方や機種選びである程度解決できるもの、ヘルシオの特性で受け入れるしかないものなど様々な種類がありました。
そんなヘルシオのマイナス口コミを分析して、6つのデメリットとその対策についてご紹介します。買ってから後悔しないためにも、購入前にチェックしておきましょう!
デメリット1「毎回のお手入れが面倒」
過熱水蒸気調理を得意とするヘルシオ。切っても切れないのが庫内のお手入れ問題です。
ヘルシオのオーブン調理では、基本的に過熱水蒸気を使用します。
オーブン使用後は庫内がびしょびしょの状態になるため、毎回ふきんを何度か絞りながら拭き取ることになります。
またつゆ受けとタンクの水を毎回捨てて入れ替えるのも、人によっては少し手間に感じるかもしれませんね。
実際に使ってわかった対策・解決法
ヘルシオを使っていて、正直私も毎回の拭き掃除は面倒だと思ってしまいました。
面倒なお手入れではありますが、サビや劣化を防いで長く使うためにも必要なこと。美味しい料理を作ってくれたヘルシオ様に敬意を表するつもりで、毎回丁寧に拭き掃除させていただいていました。(笑)
なお、これはヘルシオに限ったことではなく他のオーブンレンジもスチーム調理後は同様のお手入れが必要になります。
美味しい過熱水蒸気料理よりもお手入れの面倒くささが勝ってしまう方は、スチームを使わない通常のオーブンレンジを選んでも良いかもしれませんね。
デメリット2「意外と調理に時間がかかる」
ヘルシオは思ったより調理に時間がかかる!という声もチラホラ見かけました。
たしかに料理によってはコンロ火で作ったほうが早いメニューもあるので、劇的な時短を期待しているとガッカリしてしまうかもしれませんね。
実際に使ってわかった対策・解決法
ヘルシオを使うことで調理時間の短縮はできないにしても、その間ヘルシオ任せにできるので自分がキッチンに立つ時間は短縮できます。
メイン料理と副菜の同時調理もできるので、上手く使えばもう1品を作る時間分を短縮できそうです。
自由時間が増えるのはヘルシオのメリットです。
適当にオーブンに放り込んで、待ち時間中は他の好きなことをすればいいやという方にはヘルシオがぴったりだと思います。
デメリット3「電子レンジ加熱にムラがある」
「あたためスタート」ボタンを押すだけで使えるヘルシオのレンジ自動あたため。じつはあまり口コミの評判が良くないのです。
ヘルシオの上位モデルだと、赤外線センサー・湿度センサー・温度センサーの3つを搭載していてスぺックとしては高いのですが、実際に高機能モデルのAX-XA10を使って検証してみても、9割くらい成功でたまに失敗してあたためムラが出る印象でした。
ヘルシオのレンジ機能では冷蔵や常温の基本的なあたためは十分満足できるレベルでしたが、難易度の高いあたためは難しいようでした。
実際に使ってわかった対策・解決法
実際に使って自動あたためで失敗したパターンとしては、冷凍食品や分厚い食材、量の違う2品、深めのお皿で加熱した場合など。
冷凍食品や2品同時あたための場合、自動ではなく専用のあたためモードを使えば上手にあたためることができました。
たしかにヘルシオの自動あたためは毎回完璧とはいかないものの、日常使いにおいてはストレスを感じるほど下手ではありませんでした。
たとえ他のオーブンレンジを選んでも絶対に失敗しない自動あたためというのはあり得ないので、レンジのあたためムラに関してはある程度許容する心を持っておくほうが良さそうです。
デメリット4「おしゃべりがうるさい・音声認識が下手」
たしかにこれはわかります…。
おしゃべり機能があって後悔するほどではないのですが、やや主張が強めなのでうるさいと感じてしまうこともあるんですよね。
対話機能も使えるシーンが限定的なので、そこまで必要性を感じない方も多いと思います。
実際に使ってわかった対策・解決法
機種によってはおしゃべり機能が搭載されていないヘルシオもあるので、不要な方はそちらを選ぶのもいいかもしれませんね。
おしゃべり機能を搭載しているヘルシオでも、音量は大・中・小・切で設定可能、おしゃべりをOFFにしてメロディーのみにすることもできます。
ただ内容によっておしゃべり通知をOFFにするなど細かい設定はできません。慣れればヘルシオのおしゃべりを聞き流せるようになるので、温かい目で見守ってあげましょう。
デメリット5「色々な機能を使いこなせなかった」
「ヘルシオを買ったはいいけど使いこなせなくて結局レンジしか使っていない」という声も意外と多いのですが、これは本当にもったいない…!
ヘルシオの過熱水蒸気調理は細かい設定や特別なレシピも不要で美味しく仕上がるので、むしろ料理が苦手な方やズボラな方にこそおすすめなのです。
せっかくヘルシオを買うなら、レンジだけでは元が取れないのでぜひ過熱水蒸気調理を使い倒しましょう。
実際に使ってわかった対策・解決法
ヘルシオを買ってまず作るべき料理は、凝ったパーティー料理ではありません。
ただ野菜・肉・魚に下味をして「まかせて調理」(または「おくだけグリル」)で焼くだけのシンプル料理です!
食材本来の美味しさを活かしたただ焼くだけの超シンプルな料理こそが、ヘルシオの真骨頂。
野菜は甘く、お肉はジューシー、魚はふっくらに。時間も火加減もすべておまかせで、驚くほどかんたんに美味しい料理が出来上がります。
もちろん凝ったオーブン料理も美味しくできるので、面倒な日々の食事はシンプルに・時間がある日はレシピを調べてこだわり料理を、と使い分けるのも良いと思います。
ヘルシオのまかせて調理はものすごく便利なので、騙されたと思ってぜひ一度使ってみてください!
デメリット6「サイズが想像以上に大きい」
ヘルシオ購入前に実物を見たことがある方もない方も、おそらくヘルシオが自宅に到着するとその大きさに驚くと思います。また、重さもかなりあるので大人2人以上での設置がおすすめです。
なかには「なんとなくこのへんになら置けそうかな?」というイメージで買った結果、想定していた場所に置けず返品した人もいるようです。
そんな最悪の事態にならないように、必ずヘルシオ購入前にメジャーで設置場所のサイズを測ったうえで購入するようにしましょう。
実際に使ってわかった対策・解決法
ヘルシオの人気モデルは大容量30Lで場所を取ってしまうのですが、ヘルシオシリーズには小さめサイズの容量22Lモデルもあるので、そちらを選ぶのも手です。
30Lと22Lモデルで比較すると、幅2㎝、奥行き4㎝、高さ8㎝コンパクトに設置できるようになります。
わずか数cmの差ですが、置き場所の選択肢は増えると思いますのでぜひ検討してみてください。
AX-XA20(容量30L) | AX-UA20(容量22L) | |
---|---|---|
外形寸法 | 幅49×奥行43×高さ42cm | 幅47×奥行39×高さ34cm |
設置に必要なスペース | 幅49×奥行43×高さ52cm | 幅47×奥行39×高さ44cm |
ただし注意したいのは、ヘルシオの22Lモデルは単に庫内が狭くだけでなく搭載されていない機能もあるということです。
- 2段調理ができない
- 赤外線センサー非搭載
- 「まかせて調理」ができない
- 2品同時・好みの温度あたためができない
- オーブン最高温度が250℃
- 無線LAN機能がない
など、自分の欲しい機能が搭載されていない場合は、頑張ってスぺースを確保して30Lの高機能ヘルシオを選ぶほうがおすすめです。
もしどうしてもサイズ選びで迷ったら、ヘルシオのレンタルサービスで実際にキッチンに置いてみて試すのもおすすめです。
まとめ:デメリットを知ったうえでヘルシオを選べば後悔しない
ヘルシオを実際に使ったユーザーの口コミから、デメリットとその対策を検証してきました。
大きく高価なヘルシオは、しっかりとメリット・デメリットを知ったうえで選びたいものです。
後悔しないヘルシオ選びのために、購入前に知っておきたいヘルシオのデメリットと対策をまとめましたので、購入を迷っている方は参考にしてみてください。
- 毎回のお手入れが面倒 →サビや劣化を防ぐためにも必要。諦めるかスチーム機能のないオーブンレンジを検討する。
- 意外と調理に時間がかかる →調理時間は自由時間。同時調理も上手に活用しよう。
- 電子レンジ加熱にムラがある →難易度の高いあたためは自動ではなく専用のモードを使用する。
- おしゃべりがうるさい・音声認識が下手 →おしゃべり機能がないヘルシオを選ぶかメロディーのみにする。
- 色々な機能を使いこなせなかった →細かいことは考えずまかせて調理で「ただ焼くだけ」の超シンプル料理を作る。
- サイズが想像以上に大きい →購入前に必ずメジャーで設置場所のサイズを測る。迷ったらレンタルサービスでお試しも
ヘルシオのデメリットを試すならレンタルもおすすめ
「ヘルシオのサイズで迷う…」「ヘルシオ料理の味が気になる」という方には、ヘルシオのお試しレンタルがおすすめ。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、ヘルシオを購入前にお試しレンタル可能。
ある程度機種が決まっている方なら、新品をレンタルできて一定期間借り続けると自分のものになるお得な月額レンタルプランもおすすめですよ。
レンタルできるヘルシオの種類や価格については、こちらからチェックしてみてくださいね!
[レンタル] 電子レンジ・オーブンレンジ 一覧 – Rentio[レンティオ]
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