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近年、少しずつ導入する家庭が増えている「家庭用ロボット」。
愛くるしい「LOVOT」やリアルなペットロボット「aibo」など、様々なタイプのロボットが家族のような存在として受け入れられています。
今回ご紹介するのは「Loona Blue」(ルーナ)
家庭用ロボットといえば高価でなかなか手が出ない印象ですがLoonaは手ごろな値段で購入することが可能。お子様の遊び相手としても最適です。
もくじ
Loona(ルーナ)のポイント
Loonaは大切な家族の一員として癒しを提供してくれるペットロボット。
高性能AI CPU「クアッドコア Cortex A53」を搭載していてChat GPTにも対応しているため、音声認識での受け答えも可能。
さらに高精度カメラと3D ToFセンサー搭載でさまざまな周囲の環境や、人の動きを感知。まさに生きているようなリアリティーで触れ合うことが可能ですl
さらに、アクションの滑らかさ・豊富さと、アプリなどの様々な技術を活用した多機能さもポイント。多機能・高性能なロボットです。
Loona(ルーナ)のスペック
Loonaのスペックは以下の通り
サイズ | 210 × 172 × 172mm |
重さ | 1.1kg |
CPU | クアッドコア Cortex A53 (最大1.5GHz)デュアルコア BPU 5TOPS (テラオペレーション/秒) |
コプロセッサ | Cortex M4 (100MHz) |
通信規格 | Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz デュアルバンド |
メモリ | LPDDR4 2 GB(RAM);eMMC5.0 8 GB(ROM) |
ディスプレイ | 2.4インチ LCD |
カメラ | RGBカメラ 720P |
センサー | 3D ToFセンサー、タッチセンサー、3軸加速度計、3軸ジャイロスコープ |
バッテリー | リチウムイオン電池 1350mAh 11.1V / 14.99Wh |
充電方式 | USB Type-C、充電ステーション (付属品) |
稼働時間 | 最大90分 |
Loona(ルーナ)実機レビュー
まずは早速実機を見ていきましょう!
ご覧の通り、Loonaの顔はディスプレイを兼ねています。また、足のところがローラー状になっていて、移動にはこちらのローラーを使います。
aiboなどと比べるといかにもロボットらしい見た目ですが、その分シンプルでクールな印象です。
最初にスマホを使ってセットアップ
Loonaの顔に表示される二次元コードを読み込んで、Loonaとスマホをリンクします。
Loonaをスマホから操作する場合は必ずLoona本体とスマートフォンが同一のWi-Fiに接続している必要があるので、注意しておきましょう。
初期設定の際に顔認証や音声認証も済ませます。
飼い主の顔や声を認識してくれるので、こちらの顔を見ながらさまざまなアクションをしてくれるようになります。
基本動作が滑らかで感情表現が豊か
Loonaが家に来てびっくりしたのが、動作がとても滑らかなこと。耳を上下に動かしたり手足をバタバタさせたり、自由に駆け回ったり…。
ディスプレイで表現される表情と相まって、喜びだけでなく、怒りや驚き、恐怖など様々な感情を全身で表現してくれます。
表情と動作がとてもスムーズでバリエーション豊かなため、本当に生きているかのようです。
頭をなでる・お手・ポーズをとる…さまざまなアクションが可能
さらに、指示できるアクションもとても豊富で、実に20種類以上の定型アクションが用意されています。
細かい動作も魅力的で、例えば頭を撫でてあげると耳を上下に振って喜びます。
さらに不安になったときは体を縮めてこちらにすり寄ってきてくれます。
こういった細かい動作のひとつひとつがとてもかわいらしく、愛着がわくと感じました。
その他にもダンスなどのパフォーマンスが可能です。
Loonaのアクションを動画にまとめたのでこちらもご覧ください。
動画で見たい方はこちらをチェック!
操作は音声認識、またはアプリのコントローラーで
Loonaとの意思疎通は音声認識・またはアプリのコントローラーを通じて行います。
音声認識で操作する場合は「ハローLoona」と呼びかけてから操作する、スマートスピーカーのような操作感です。
内蔵カメラを見ながらのコントローラー操作も可能で、これはどちらかというとラジコンやドローンに近い感覚です。
このように、Loona視点で家の中を駆け回ることができます。
Loonaとゲームで遊ぶこともできる
ペットとして一緒に時間を過ごすだけではなく、ゲームをはじめとした様々なコンテンツでユーザーを楽しませてくれます。
ボールなどのアイテムを使ったメインゲームの他、ミニゲームも多数搭載。
ジェスチャーゲームでは猫や豚のものまねで楽しませてくれます。
AI(Chat GPT)モードも搭載
今流行のAI(Chat GPT)にも対応し、音声での受け答えも可能です。
このモードになるとLoonaの目が青くなり、様々な質問に答えてくれます。
充電する時はステーションを使う
Loonaを休ませたいときも音声認識で「おやすみ」と呼び掛ければ自動的にスリープモードに入ります。
充電する際はステーションにセットするとディスプレイに充電状況が表示されます。
また、Loona本体の首元にUSB-C端子が搭載されているため、そちらにケーブルを直接挿すこともできます。
気になった点:全体的にやや荒削りさを感じる部分も
かわいいLoonaですが、新しい製品ということもあり、やや粗削りさを感じる部分もあります。
個人的に気になったのはアプリやWi-Fiとの接続。
Loonaがスタンバイモードに入ると自動的にアプリやWi-Fiとのリンクが切れるため、毎回Loonaを起動させてからアプリとリンクさせる手間が発生してしまいます。
そのため、充電しているLoonaはいちいち首元のボタンで起動させて、アプリを立ち上げてリンクさせて…とあまりスマートでないので、スタンバイモードでもアプリからLoonaを直接起動できるようにしてほしいと感じました。
その他、音声認識でChat GPTを使っておしゃべりできるのは良いのですが、音声認識や翻訳の精度もまちまちで、なかなかLoonaとの意思疎通がうまくいかないこともありました。
ただ、アップデートによりChat GPTモードの際のLoonaの音声が大人の声からかわいい子供の声に変更になった(2024年1月確認)など、発売以降も頻繁にアップデートが実施されています。今後、不満点がアップデートで随時解消されていくことも期待できそうです。
お子さんのいる家庭にはぴったり!まさに家族の一員になってくれる存在
まだまだ発展途上なところもあるLoonaですが、とにかく動作がかわいいので、おうちにお迎えすれば愛着が湧くこと間違いなし。
実際に使ってみると、絆を深めるため工夫が満載されていることがわかります。多機能で、ペットロボット・おもちゃ・スマートスピーカーの機能を併せ持った存在です。
遊べるコンテンツも多いので、お子様のいる家庭にもぴったり。なかなか生身のペットを飼うことが難しい…という方には特におすすめです。
Loonaはレンティオでレンタルできる
今回ご紹介させていただいたLoonaですが、「お迎えする前に一度試したい!」という人も多いと思います。
Loonaはレンティオでレンタルできるので、お試しするにはぴったり!
その他にも多くのロボットがレンタルできるので、ぜひチェックしてみてください。
ロボットのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]