山善(YAMAZEN) Qriom モバイルモニターQMM-156Rレビュー!入門機としてオススメの一台!
更新日2024/03/19
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皆さんは、モバイルモニターをご存じでしょうか。
デスクトップパソコンを使用する際にPCモニターを机に設置しますよね。最近のモニターはコンパクト化、軽量化しており持ち運びが可能なモバイルモニターが多数登場しています!
本記事では、そんなモバイルモニターの中でも入門機として最適な山善(YAMAZEN) Qriom キュリオム モバイルモニター 15.6インチをレビューします。
モバイルモニターについて詳しく知りたい方は、以下のまとめ記事も確認してみてください!
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もくじ
株式会社山善(YAMAZEN)とは?
株式会社山善は、様々な生産財や消費財を扱う専門商社です。
1947年に大阪で創業された「山善工具製販株式会社」が前身で、長い歴史を持っています。
生産財関連事業では、工作機械の生産・加工システムの提供やソリューション事業を展開していて、消費財関連事業では、住宅や建物などに使用する機器の提供や、オリジナル商品の企画開発を行っています。
「山善」という名前は、家電や家具などを通販サイトで検索するとよく登場するブランドですよね。
ラインナップは扇風機や冷房機器、調理家電から生活家電等、幅広く展開されています。
AV機器のジャンルの中にモバイルモニターの取り扱いがありますが、他にもテレビやポータブルDVDプレイヤー、ヘッドフォンまで、商品のラインナップが非常に充実しています。
Qriom(キュリオム)ブランドとは?
この商品に名前にも記載があるQriom(キュリオム)は、山善が提案するお求めやすいAV機器・デジタル家電のオリジナルブランドです。
常にお客様の声に耳を傾け、寄り添い、試行錯誤を繰り返して便利で快適な商品を提供することをモットーに、お客様レビューを起点とした商品開発や、時代に即した商品作り大切にしているとのことです。
QMM-156Rを実機レビュー
モバイルモニターQMM-156R(15.6インチ)は、解像度がフルHDでHDR対応、多機器に対応したモバイルモニターです。
QMM-156Rのスペック
製品名 | 山善(YAMAZEN) Qriom キュリオム モバイルモニター 15.6インチ |
---|---|
サイズ | 幅36.3×奥行1×高さ22.1cm |
重量 | 0.8kg |
画面サイズ | 15.6インチ |
画面解像度 | 1920×1080 FullHD |
液晶パネル | IPS |
リフレッシュレート | 60Hz |
アスペクト比 | 16:9 |
質量 | 約800g |
輝度 | 250 cd/m2 |
コントラスト | 1000:1 |
応答速度 | 3ms |
色域sRGB | 66% |
表示色 | 1670万色 |
視野角 | 170°(上下/左右) |
入力 | miniHDMI ×1 、USB Type-C×2 |
出力 | 3.5mmヘッドホンジャック |
スピーカー | 内蔵スピーカー2.0W×2 |
付属品 | 保護カバー兼スタンド×1、ACアダプタ(5V/2A)×1、USBケーブル(Type-Aオス-Type-Cオス)×1、USBケーブル(Type-Cオス-Type-Cオス)×1、HDMIケーブル(HDMIオス-mini HDMIオス)×1、取扱説明書兼保証書 |
本体外観
液晶画面
本体液晶は、15.6インチのサイズでB4サイズより少し大きいぐらいですが、ベゼルが狭いのでコンパクトな印象を受けました。
本体機能の中には、ブルーライトを軽減する機能が搭載されているので、目の疲れ度合いによって画面表示を調整できます。
また、本体も薄いため保管のための場所を取らなくて済むのも良いポイントです。
本体側面の縁取りはマット仕上げのシルバーカラーとなっており、高級感を感じます。
参考:iPad Pro 2020(11インチ)とのサイズ比較
裏側
本体の裏側には、小さな穴が開いている箇所が左右に2箇所あり、こちらにステレオスピーカーが内蔵されています。
また、中央付近にある4つの穴は壁面に取り付け可能なネジ穴となります。
M3(直径3mm規格ネジ)、ネジ込み長さ5mm以内に対応しています。ネジ穴どうしの間隔は、各ネジ穴中心から上下左右に75mmとなっています。
付属品
保護カバー兼スタンド
保護カバー兼スタンドはその名の通り、本体を保護するカバーとしての役割と立てかけスタンドとしての2つの役割があります。
質感がザラザラとしており、指紋などが目立たない素材です。表面はマット、裏面はクロステクスチャーとなっています。
厚みもあるので、本体の持ち運び時にも画面を傷つける心配がなく、安心感があります。
ACアダプタ(5V/2A)/USBケーブル(Type-Aオス-Type-Cオス)
使用する際は、接続先の端末からの電源供給か、ACアダプターの使用が必要となります。電源さえ確保できれば長時間使用できることもポイントの一つです。
本体にはバッテリーが内蔵されていないので、接続先端末からの電源供給の場合、出力が足りないと使用できない場合もあります。
その場合はこちらのACアダプターが必須となります。
同梱されているUSBケーブル(Type-Aオス-Type-Cオス)のコードの長さは約120cmでした。(筆者計測)
コンセントが近くにない場合等、使用する環境によっては届かないこともありそうです。その場合は、別途延長コードを使用するなど対策が必要そうです。
USBケーブル(Type-Cオス-Type-Cオス)
パソコンやスマートフォンなどの対応機器との接続に使用します。モニターへの電源の供給も可能な仕様となっています。
HDMIケーブル(HDMIオス-mini HDMIオス)
こちらのケーブルも機器との接続のために使用します。PlayStationやNintendo Switchなどのゲーム機やビデオカメラなどと接続する場合はこちらを使用します。
本体側の接続端子はminiHDMIとなっているので、HDMI to HDMIのケーブルはそのまま使用できないので注意が必要です。
取扱説明書兼保証書
日本語の取り扱い説明書が1部付属しています。各種接続方法もイラスト入りでわかりやすく記載されています。
実際の使用感レビュー
スタンドに立てかけた場合
スタンドには2つの溝があるので、角度を使い分けることができます。
本体裏面との設置面には磁石が入っており、密着しますが、固定力は強くないので、安定した場所に置かないと滑り落ちてしまう場合がありました。
広めのテーブル等、安定した場所での使用をお勧めします。
本体の右側面には、上からminiHDMIポート×1/USB Type-Cポート×2があります。
USB Type-Cポートは信号入力と電源に対応しています。
本体の左側面には上から順に3.5mmヘッドホンジャック/選択ダイヤルボタン/LEDランプ/電源戻るボタンが搭載されています。
LEDランプは、信号入力時に緑、スリープ時には赤く点灯する仕様となっています。
Android端末を接続してみました
モバイルディスプレイはノートパソコンやデスクトップパソコンと接続することももちろんできるのですが、今回はAndroid端末と接続してみました。
実際にスマートフォンと接続した際の使用感をレビューします。
機器は「Samsung Galaxy S22 Ultra」を使用し、付属のType Cケーブルで接続、ACアダプターには未接続の状態です。
ケーブル1本でミラーリングできる
ケーブルを接続するだけで簡単にミラーリングが出来ました。
スマホの画面と比べて大画面かつ、1920×1080 FullHDのディスプレイなので、画像を他の人に見せるときなども、重宝しそうです。
画像や動画の表示
Galaxyスマートフォンの機能である「Samsung DeX」モードを使用すると、大画面でパソコンライクに作業できるので、データの確認などが大画面で行えて便利でした。
スマホに保存している画像も綺麗に映し出せました。
YouTubeの動画についても問題なく再生できました。動画のカクツキなども感じられず、有線で接続しているので遅延も感じませんでした。
液晶パネルにはIPSパネルが採用されています。
IPSパネルは視野角が広いことが特徴なので、プレゼンテーションやサブのモニターとして活用する際も快適に使用できそうです。
※ご紹介の機能はモニターの機能ではございません。表示できる内容は接続する端末によって異なります。
QMM-156Rのメリットデメリットまとめ
実際に使ってみてわかった「QMM-156R」のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
本体が薄く、持ち運びしやすい
保護カバーを搭載しているので、バックなどに入れても画面のキズを心配する必要が無い点や、本体が薄い(保護カバーを含め1.5cm※筆者調べ)ので、約800g軽量ボディで持ち運びが簡単です。
また初めから各種ケーブルが同梱されているので、すぐに使用できるものもグッドポイントです。
高画質のディスプレイを採用している
視野角の広い、IPSパネルが採用されており、フルHDの高画質で映像を楽しめる点は大きなメリットと感じました。
画面の応答速度が速い
応答速度は3msと高速です。ゲーム用で使用する場合でも6ms以下であれば快適にプレイできるとされているので、遅延が無く、ストレスフリーに使用できそうです。
デメリット
タッチ操作ができない
タッチパネルではないので、スマホゲームやお絵かき、メモ入力は出来ません。あくまで画面表示用のモニターとして使用となります。
ACアダプターとの接続が難しい場所では電源の安定性に課題
電源コンセントと接続できる場所では、ACアダプターを使用することで安定して長時間使用できますが、コンセントが無い場所では、接続している端末からの電力供給のみとなるため、長時間の作業が難しいかもしれません。
総合的にみて入門機としてアリ!
タッチパネルやバッテリーは非搭載など機能は限られていますが、洗練されたデザインと画質、比較的手ごろな価格で販売されているので、モバイルモニターの入門機としてオススメできる1台でした!
高機能は要らない方や、まだモバイルモニターを試したことが無い方はぜひこの商品を活用してみてください。
山善(YAMAZEN) Qriom モバイルモニターQMM-156Rはレンタルで試せる
購入する前に使い心地を確かめたい時は、家電レンタルがおすすめです。
家電レンタルのレンティオでは、山善(YAMAZEN) Qriom モバイルモニターQMM-156Rをお試しでレンタル可能です。
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