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デュアルモニター(デュアルディスプレイ)の設定方法・配置を解説!メリットデメリットとおすすめの機材も紹介

mizusawa
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更新日2024/05/20

デュアルモニター(デュアルディスプレイ)の設定方法・配置を解説!メリットデメリットとおすすめの機材も紹介

業務効率化・生産性向上におすすめしたいのが、便利なデュアルモニター(デュアルディスプレイ)

現在は多くのオフィスで導入されているため、使いこなしている方も多いと思いますが、「設定がよくわからずやめてしまった」「やってみたけどしっくりこなかった」という方もいるのではないでしょうか。

今回はデュアルモニターの基本的な設定方法おすすめの配置メリットデメリットまで詳しく解説します。
 

デュアルモニター(デュアルディスプレイ)とは?

デュアルモニター

そもそもデュアルモニター(デュアルディスプレイ)とはPCに2つのモニターを接続して、同時に使用することを言います。

なお、デュアルとは「二重の」という意味で、2つのモニターを使用することのみを指します。

複数モニターを使うことは「マルチモニター」ともいい、使用するモニターを増やせばそのままトリプル(三重)モニター、クアドラプル(四重)モニターとすることも可能です。

デスクトップPCの場合はPC本体とモニターが2台必要ですが、ノートPCの場合はモニターを1台接続すれば簡単にデュアルモニター化することができます。

デュアルモニターのメリット

デュアルモニター

何かと便利なデュアルモニターですが、具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

生産性が上がる

デュアルモニターを使う最大のメリットは業務効率化による生産性向上です。

海外の調査によると、デュアルモニターを使用することで、42%もの生産性向上が見られたとのことです。

IT系の業務やプログラミングの他、デザインや動画編集、スプレッドシートやスライドを用いた資料作成など、あらゆる業務で生産性が向上するとされています。

別の資料や画像・アプリを常に参照しながら作業ができるため、作業が格段にやりやすくなるのが最大のポイントです。

複数のアプリやゲームをマルチタスクで楽しめる

デュアルモニターを活用することでマルチタスクもやりやすくなります。

特に効果が大きいのはPCゲームをプレイする時です。

例えば、1つの画面でゲームをプレイしているときに、もう一方の画面でチャットのやり取りや、動画配信をすることもできます。

その他、複数の動画を同時に見ることなども可能です。

エンタメを最大限楽しむためにもデュアルモニターは最適といえます。

画面を切り替える手間がなくなる

1つの画面で作業をしているときは、マウスや「Altキー+Tabキー」のショートカットなどを使用してアプリを切り替えることになります。

通常はあまり気にならないかもしれませんが、デュアルモニターに慣れてしまうと、この数秒の手間が意外と大きく感じます。

デュアルモニターを導入することで、画面切り替えの手間を削減でき、快適に作業することが可能です。

デュアルモニターのデメリット

デュアルモニター

便利なデュアルモニターですが、わずかながらデメリットもあります。

配置によっては首が疲れる

デュアルモニターで作業をしていると、視線の移動が頻繁にあるため、配置によっては首の疲れを感じます。

特に1日の作業が終わった後に首の筋肉に張りを感じるようであれば要注意です。

これは配置によるところが大きいため、自分にとって無理のない、快適な配置を見つける必要があります。

デスクのスペースを占有してしまう

モニターを複数置くことで、デスクのスペースが占有されてしまい、自由に使えるスペースが狭くなってしまうという問題もあります。

場合によってはキーボードやマウスを置くスペースがなくなり、作業が窮屈になってしまうことも。

この場合もスタンド(机上台)やモニターアームを活用して、配置を工夫する必要があります。

デュアルモニターの配置はどうすればいい?

デメリットの項目で説明した通り、デュアルモニターを快適に使えるかどうかは、配置をどうするかにかかっています。

左右横並びに配置する

デュアルモニター

最も一般的なのが、左右横並びの配置。

作業領域が左右に広くなり、視線の移動も自然

左右の画面を見比べながら作業ができるので、自然かつ快適に作業ができます。

筆者も普段は左右横並びに配置して作業しています。

上下縦並びに配置する

デュアルモニター

スペースが限られているなら上下縦並びの配置もおすすめ。

自然と目線が上がるので、作業中の姿勢改善にもつながります。

左右横並びに配置する場合と比べて首の疲れも軽減されますが、とはいえ画面が高すぎるとやはり疲れを感じます。

画像ではスタンドを使って高さを出していますが、モニターアームを使用する方法もおすすめです。

デュアルモニター化するために必要な機材

デュアルモニター化するために必要な機材はそれほど多くありませんが、快適さを求めるのであれば、様々な選択肢があります。

通常のPCモニター

デュアルモニター

まず、モニターがないと始まりません。

ノートPCの場合は1台、デスクトップPCの場合は2台用意する必要があります。

基本的にはどんなものでも問題ありませんが、使用しているPCとの接続端子の相性は考えておいた方が良いでしょう。

デュアルモニター

最近のモニターやPCに一般的に採用されているのは、「HDMI端子」「USB Type-C端子」「DisplayPort端子」のいずれかで、基本的にはこのうちのどれかの端子を使って接続することになります。

また、高さ調整や角度が自由に変更できるスタンドが付属しているとより使いやすいです。

おすすめのモニターについては以下の記事で紹介しています。

[2024]モニターのおすすめ12選を比較!コスパ・ゲーム用・大画面などの目的に合わせた選び方も解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

モバイルモニター

デュアルモニター

省スペースかつ持ち運びやすさを重視するならモバイルモニターもおすすめです。

モバイルモニターはノートPCのモニターと同程度の大きさのため見やすく、どこにでも持ち運べるのでカフェなどでも効率よく作業することができます。

モバイルモニターについては以下の記事をチェックしてみてください。

[2024]モバイルモニターおすすめ15選!タッチパネル対応モデル・高コスパモデルの選び方も解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

ケーブル(HDMI・USB Type-C・DisplayPort)

デュアルモニター

PCとモニターを接続するケーブルは、PCとモニターそれぞれの対応端子を確認したうえで選ぶ必要があります。

最もスタンダードでわかりやすいのが、「HDMIケーブル」による接続です。

デュアルモニター

PCとモニター両方に端子がある可能性が最も高く、細かい規格を確認する必要がありません。

また、最近のモバイルノートPCでは「USB Type-Cケーブル」による映像出力も広く採用されています。

コンパクトなケーブル1本で接続できるため、ノートPCとモバイルモニターを接続する場合は特におすすめです。

ただし、USB Type-Cの接続端子がないモニターも多いため、事前にレンタルなどで相性を試してみることをおすすめします。

その他、ゲーム用途では性能の高い「DisplayPortケーブル」が使用されることもあります。

モニターアーム

デュアルモニター環境を構築する際にぜひ検討してほしいのがモニターアームの活用です。

デュアルモニター

モニターアームを活用することで、デスクの空間をフレキシブルに使えるようになります。

画面の配置も上下左右に自由に移動できるので、自分にあった最適な配置を見つけやすくなります。

デュアルモニター対応のノートPCも

デュアルモニター

最近ではデュアルモニターに対応した2画面ノートPCも登場しています。

ノートPC1台で完結するので最も持ち運びやすく、作業効率も抜群です、

詳細は以下の記事でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

ASUS Zenbook DUO UX8406MA 使用レビュー!ハイスペックで実用的、作業効率抜群の2画面ノートパソコン – Rentio PRESS[レンティオプレス]

デュアルモニター化するためのWindows PCの設定

デュアルモニターにする際のPC側の設定もしっかり確認しておきましょう。

ここではWindows PCを使用する場合の設定について紹介します。

ショートカット「Windowsキー+P」で表示モードを切り替える

デュアルモニター

使用しているPCやモニターにもよりますが、正しいケーブルや端子を選んでPCとモニターを適切に接続すれば自動的にデュアルモニターになることがほとんどです。

ただし、表示モードは適切なものを選ぶ必要があります。

その際、便利なのがショートカットキーで、キーボードのWindowsキーとPのキー同時押しで、「複製モード」と「拡張モード」のどちらかに切り替えることができます。

複製モードはメインモニターとサブモニターで同じ内容を複製して映すためのモードで、おもにプレゼンテーションの時などに使用します。

対して拡張モードは画面そのものを拡張できるので、作業スペースを広く使うことができます。

デュアルモニター化する際は基本は拡張モードを使いましょう。

詳細な設定は「ディスプレイ設定」を使う

その他、詳細な設定が必要な場合はWindowsのデスクトップ画面を右クリックして「ディスプレイ設定」を開きます。

デュアルモニター

「ディスプレイ設定」ではどのモニターをメインディスプレイにするか設定することができます。

また、モニターの配置を設定することもできるので、実際のモニター配置に合わせて設定するとカーソルの移動などがスムーズになります。

サブモニターを縦に設定するのも便利

デュアルモニター

「ディスプレイ設定」ではモニターごとの画面の縦横を切り替えることもできます。

デュアルモニター

例えば、画像左側のモニターのように縦に設定することで、一度に表示できる情報量が増え、プログラミングや文章執筆の効率があがります。

デュアルモニター化の際、一度試してみることをおすすめします。

モニターはレンティオでレンタルできる

「どのモニターが自分にあっているかわからない…」「購入前にデュアルモニターを実際に使って試してみたい…」
そんな方にはモニターのお試しレンタルがおすすめです。

家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、ノートパソコンやタブレットなどの製品も多数取り揃えています。

借りた製品が気に入った場合「そのまま購入」することもできるので、まずはレンタルでお試ししてみてはいかがでしょうか! モニター_バナー

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