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ヨーロッパ内で評判の移動手段「Flixbus」の乗り方!チケット予約から車内設備まで体験レポート

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2024/09/27

ヨーロッパ内で評判の移動手段「Flixbus」の乗り方!チケット予約から車内設備まで体験レポート

海外旅行においてせっかくなら様々な都市を周遊したいと思われる方も少なくないのではないでしょうか。

数ある旅行先の中でもヨーロッパは、様々な国を行き来しやすく、国によって異なった魅力を感じられる人気のエリアです。

しかし、複数の国や都市を訪れる場合には移動が生じてしまいますが、ヨーロッパでの問題は交通費の高さ…。

そんなコストの問題を解決してくれる存在になりうるのが今回ご紹介していく高速バスの「Flixbus」。

筆者が実際に利用したレポートとともに、Flixbusのおすすめポイントや利用方法について解説していきます。

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

「レンティオ」のフォトグラファー兼トラベルアドバイザー。各カメラ製品系レビューや持ち前の旅行テクニックを伝授する記事を展開

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ヨーロッパ内の移動の味方「Flixbus」

Flixbus 使い方

ヨーロッパ各国は、シェンゲン協定に加盟している国であれば国境がない様な形で自由に行き来することができます。

それだけ自由度が高いのですが、広い国土ゆえに移動が大きな課題となってきます。

長距離の移動となると飛行機鉄道が選択肢に上がってきますが、どちらも日本と比較すると非常に高額(特に飛行機は)で、頻繁な利用はあまりおすすめではありません。

そんなときヨーロッパ内での移動において救世主となるのが、高速バスの存在です。

中でも膨大な路線網を展開する「Flixbus」は、ヨーロッパ内における移動で活用するのにおすすめの交通手段で、何よりも圧倒的な低価格が魅力的です。

Flixbusの予約方法

Flixbus 購入方法

Flixbusのチケット予約、購入方法は至って簡単。

まずは公式サイトへとアクセスし、航空券や電車のチケットを探すように出発地到着地日付人数を指定して検索するだけで候補が色々と表示されます。

Bus travel through Europe | FlixBus

Flixbus 購入方法

候補の中には直行便(Direct)または経由便(〇transfer)などが表示され、時間や価格から好みに合わせたルートを選択することができます。

ルートを選択すると情報入力や座席指定追加の受託荷物などのオプションを追加することのできる画面へと移行します。

Flixbus 購入方法

座席指定を行う場合は追加料金が発生しますが、窓側や通路側など好みがある場合は指定しておくことがおすすめです。

また、空席状況によっては隣席の空席を確約するオプションが表示されることもあります。

受託荷物については、20kgまでの荷物が標準についているので、複数のスーツケースなどを持ち込む場合のみオプションを選択しましょう。

支払い方法

支払い方法は、クレジットカードの他、Google PayPaypalでの支払いに対応しています。

海外でクレジットカードを屋外で取り出す際は注意が必要となるため、Google PayやPaypalなど事前に決済方法を登録しているサービスを利用した支払いもおすすめです。

Omioで格安チケットを探すのもおすすめ

ヨーロッパ交通を予約するなら【Omio】

Omioは、EU全域の鉄道、バス、飛行機、フェリーのルート、チケット購入をカバーする公共交通検索アプリです。

日本語で予約可能なので、ヨーロッパ旅行では欠かせない便利なサービスの1つです。

ヨーロッパ圏で35カ国以上の目的地と及び10万以上の観光ルートを網羅しているので、慣れない土地の移動に活用してみてください。

Flixbusの乗り方レポート!インスブルックからミュンヘンまでの体験記

Flixbus 乗車記

今回、筆者は実際にFlixbusを利用してインスブルック駅からミュンヘン国際空港まで乗車してみました。

インスブルック駅を13時15分に出発し、ミュンヘン国際空港へは16時35分に到着する約3時間20分の所要時間となります。

この時の運賃は前日予約にも関わらず15.99ユーロ(2024年3月末時点のレートで日本円にして約2,613円)と低価格です。

ちなみに電車でインスブルックからミュンヘンへと移動した場合には、所要時間こそ1時間ほど短縮はできるものの、価格は50ユーロ以上(8,000円以上)と大きな違いがありました。

事前に送られてくるQRコードを見せて乗車

Flixbus 使い方

Flixbusに乗車する際の手続きは非常に簡単でした。

メールで送られてくるQRコードを運転手の方に見せるだけです。

Flixbusアプリを入れるとアプリ上でQRコードが表示される他、自分が乗車予定のバスがどこを走行しているのか分かるため、万が一交通事情などで遅延した場合においても状況を確認することができるため、便利なアプリです。

今回のルートはインスブルック駅が始発であったためバスを待つ必要はありませんでしたが、Flixbusの大半は長距離路線で途中バス停を経由しながら運行されているため、アプリでの状況の確認がおすすめです。

私自身、今回がFlixbusの利用が2回目でしたが、前回利用した際はマーストリヒト駅からフランクフルトまでの夜行バスでアプリでバスの走行位置を確認しながら駅舎内で待機していました。

荷物は自分で後方の荷物室に収納

Flixbus 荷物

スーツケースなど大型の荷物がある場合は、自分でバス後方に位置する貨物室へと収納します。

貨物室の位置は少し高い位置にあるため、重い荷物の場合は収納することが大変かもしれません。

降車する際も自身で荷物を引き取る必要があるため、自分で持ち上げられる程度の荷物に留めておいた方が良いでしょう。

指定された座席へ

Flixbus 座席

バスに乗車したら指定された座席に着席してあとは目的地を目指すだけです。

Flixbusは、2階建ての場合が多く、2階最前列はパノラマビューを楽しむことのできる席となっています。

天気が良かったり、景色が良いことが予想できるルートに乗車する場合はパノラマビューの座席を事前に指定してみるのも良いでしょう。

座席には電源、USBポート、Wi-Fi完備

Flixbus USBポート

Flixbusは、低価格でありながら座席設備が充実していることもおすすめポイントです。

各座席には、USBポートが設置されているため、ケーブルを持っていればスマートフォンへの充電も可能です。

また、窓側の座席のみになりますが、壁際に電源ポートも設置されており、Cタイプのコンセントから電源供給を行うこともできます。

そしてWi-Fiも完備されているため、現地での通信量節約にも繋がります。

しかし実際に乗車した際には、Wi-Fiの接続が不安定になることもあったため、あまりあてにし過ぎることはおすすめできません。

3~4時間程度の移動には非常におすすめ

Flixbus 乗車記

ミュンヘン国際空港に到着したのは、定刻よりも10分ほど遅い16時45分頃でしたが、交通事情にも左右されやすい高速バスとしては定時性も高いと感じました。

調べてみると大幅な遅延も稀に生じている様子ですが、これもアプリ上で確認を行うことで把握できるため、大きな心配はないでしょう。

Flixbusでは、長距離の夜行バスも運行しており、利用することで宿代の節約にも繋がりますが、日本の高速バスのように睡眠を考えられた座席配置や設計ではないため、体力に自信のない方には正直おすすめはできません。

しかし、今回利用したインスブルックからミュンヘンまでの3時間~4時間程度の移動であれば、電車よりも低価格で快適に移動できるため、非常におすすめの移動手段だと感じました。

是非ヨーロッパ内の移動手段の一つとしてFlixbusの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

海外旅行で使うスーツケースやカメラはレンタルできる

今回、Flixbusの利用方法についてご紹介してきましたが、おそらくこちらの記事に辿り着かれた方はヨーロッパ旅行を検討されている方が多いと思います。

まだスーツケースなどの手配が完了していない場合には、レンタルという手段もおすすめです。

Rentioでは、短期間から長期間までサイズを選ぶことのできるスーツケースレンタルを最短3泊4日から展開しています。

大型のスーツケースほど使用頻度は高くないのに高額で購入を躊躇することがあると思います。

しかし安値で購入してしまうと現地での破損など思わぬトラブルにも繋がりかねないため、そのような場合はレンタルで価格を抑えて利用することもおすすめです。

また、Rentioでは海外旅行で活用できるミラーレス一眼などのレンタルも行っているため、合わせてレンタルすることもおすすめです。

是非、せっかくの海外旅行、コストを抑えてお得にレンタルサービスを活用してみてはいかがでしょうか。

スーツケースのレンタル – Rentio[レンティオ]

旅行用品のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

ミラーレス一眼カメラのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

海外での通信手段はWi-Fiもおすすめ

海外でスマートフォンを使う場合、日本からそのままスマートフォンを持って行っただけではインターネットを使用できないこともあります。

キャリアの海外向け通信プランを使用するか、現地用のSIMカードを用意するなどの方法も考えられますが、日本からポケットWi-Fiを持っていくこともおすすめです。

海外向けのポケットWi-Fiで代表格となるのが「グローバルWiFi」で、空港での受け取りや使い方のサポートなども受けることができるため安心して利用できるメリットがあります。

\ポケトークWが無料なのは2025年1月7日まで/
レンティオ限定グローバルWiFi特典

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